薄幸は、楽屋に挨拶に行っただけで、「実はいい子じゃん、(テレビに出ている時の姿は)キャラじゃん」と言われ、お弁当のブロッコリーを食べているだけで、スタッフから「野菜を食べてるからいい子じゃん」と言われることを気にしており、“いい子”だと言われることに「腹が立つ」と吐露。太田は「楽屋挨拶とか行かなくていいんじゃないの?」と提案したが、薄幸は「怒られるのは嫌だ」と反論し、笑いを呼んでいた。
そんな薄幸に対し、爆笑問題の田中裕二が「キャラトークはいじりとしてアリ。一時期、オリエンタルラジオの藤森(慎吾)が、本当は根が真面目でパリピみたいな生活してないのに、無理してやってるといじられておいしい感じだった。いじりがうまくいく場合もある」と話すと、薄幸も納得。薄幸は「確かにEXITさんも、真面目みたいなこと言われてどんどん好感度が上がってる。今は、逆にいい人アピールがすごい」と話し、実はいい子というギャップが芸人として使えるのではないかと結論付けていた。
これを受け、ネット上では「幸ちゃんのお悩みは解決策がなかなか難しそう」「薄幸は私と似てる。第一印象悪いと加点方式で印象がアップしがちだけど、挨拶返事しただけでもちゃんとしてると言われるとどんだけ低く見てたんだとも思う」と、薄幸の悩みに同情する人もいた。一方で、「やさぐれてる人、毒舌な人やチャラい人が実はいい奴なんでしょって言われる世界に何だかモヤモヤ。そしたら最初から真面目に清純、丁寧にやっている人は損だよね」と否定的な声も見受けられた。
太田が途中で変な相づちを入れ、薄幸が「一番最初に太田さんとご一緒させてもらった時、モラルのかけらもないことを平気で言う人だなと思った」とツッコミを入れる一幕も。太田も「昔、品川庄司の品川(祐)に聞いたんだけど、吉本の養成所で昔、爆笑問題が事務所をやめてどれだけ干されたかっていうのを1時間授業で散々やったらしい」と自身の破天荒さを認める部分もあった。
とはいえ、薄幸は、太田らに悩みを打ち明け、スッキリした様子だった。