「充電させてもらえませんか?」と旅先の心優しき人にお願いしながら電動バイクで旅をする出川のゴールデン帯初冠番組のSP版。4月25日に10.3%を記録して以来の2桁復帰となり、6月1日から7日までの同局の番組で唯一の2桁視聴率となった。
「テレ東は新型コロナの感染拡大対策のため、各局に先駆けていち早くテレワークを導入。5月末まで社員の出社を2割ほどに抑え制作していたので視聴率は二の次だった。にもかかわらず出川の番組は健闘。今後も出川の番組の存続は安泰だろう」(テレビ局関係者)
出川のような売れっ子は別だが、コロナの影響で劇場が閉鎖し商業施設などでのイベントも軒並み中止。収入が途絶え、引退を考える芸人も少なくないのが現状。
そのため、発売中の「女性セブン」(小学館)によると、出川の所属事務所「マセキ芸能社」は多くの所属芸人に支援金を複数回にわたって支給し、扶養家族のいる芸人は増額したという。
その支給をめぐって、同社の若手芸人などの間では、出川が社長に掛け合ってくれたという噂が出回ったという。
その根拠だが、30年ほど前、ギャラがどんぶり勘定で明細すらなかったが、出川が島田紳助さんに相談。紳助さんの後押しを受け社長にギャラ制度の改善を直談判。その結果、給料システムが整理されたことがあるというのだ。
同誌が事務所に聞いたところ、「出川ではなく、社長の主導で進められたものです」と回答した。
「自分で実績を残し、後輩にも慕われている様子の出川さん。将来的に、ウッチャンナンチャンと並び、事務所の役員のイスに座ることになるのではと言われている」(芸能プロ関係者)
どうやら、将来も安泰のようだ。