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コロナ禍で仕事ナシの芸人、磨いた一芸が仕事になるもギャラ半減? 事務所に「持っていきすぎ」と不満

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ニューヨーク・嶋佐和也、屋敷裕政

 新型コロナウイルスの影響で、吉本の劇場は軒並み公演が中止に。舞台を中心に活動していた芸人たちの主戦場は、いまやYouTubeやSNSになっている。中には、コロナが明け、劇場やテレビに出た時に備えるため、一芸を磨いている芸人も多いという。

 『M-1グランプリ2019』(ABCテレビ/テレビ朝日系)の決勝に進出し、知名度を上げたニューヨーク・屋敷裕政もその一人。彼は、現在これまでやって来なかった版画に目を付け、道具も自腹で購入。毎日、自身のTwitterアカウントにて作品を発表している。主に芸人仲間の写真を版画にしているのだが、タイムラプス機能を使って、イチから完成するまですべてを撮影。ほぼ休憩なしに数時間没頭しているそう。現在、Twitter上で10点以上を公開。人気芸人を作品にしていることも相まって、「いいね」が1,000件を超えることも多くなって来た。

 そんな中、ニューヨークのYouTubeチャンネルにて、ある愚痴をこぼしていたという。

 「Zoomを使っての生配信で、屋敷は、相方の嶋佐和也と作家とトークを展開。自分の元に、ある企業から『版画を彫ってほしい』という依頼があったと報告していました。初めて仕事になったため、所属事務所の吉本興業を通したそうなのですが、『(ギャラの)5割持って行かれたからね!』と暴露。企業とのやり取りや作業はすべて屋敷が行っているものの、吉本の言い分としては『ニューヨークの屋敷』は吉本のブランドであるとのこと。嶋佐はこれに『5(割)は持って行きすぎ!』とツッコミを入れました」(芸能ライター)

 屋敷の訴えに対して、ネットでは「ものづくりはとても気持ちがこもっているのに。5割も取ろうとするなんて吉本の社員はなんて心がないんだ」「吉本が5割持ってくの凄まじいな......」「版画のギャラ5割吉本に持って行かれた話おもろすぎやん」といった声が。道具代にすでに3万円以上を費やしているという屋敷。吉本が介入するのであれば、せめて、道具代くらいは立て替えてあげてほしいものだ。

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