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マイケル・ジャクソン、死去から1年

 マイケル・ジャクソンはわざと『子供っぽく』声を高くしていたそうだ。
 マイケルは普段は低く男らしい声で喋っていたが、もっと人々から好かれるように外ではその声の高さを変えていたのだと、彼の伝記の著者イアン・ハルペリンは話をした。
 「彼は子供のように振舞いたかったんだ。そうすればファンは自分の事をもっと好きになってくれると思っていたんだよ」
 マイケルのスピリチュアル・アドバイザーであったリヴァーエンド・ジューン・ガトリンは「彼の声は決して高くはありませんでした。本当は男性の声でした」と事実を裏付けるような発言をしている。自称『預言者』のジューンは、マイケルが彼女の自宅を『心の掃除』をする為に訪れ、その際には自分自身に戻り、普通の声で話す事が出来たのだという。
 イアンが制作したドキュメンタリー『ゴーン・トゥー・スーン』がマイケルの1回忌に当たる今週金曜日に放送されることで「ジューンはマイケルのことをマイケル本来の姿にしようとしていたんだ」と付け加えた。

 その一方、マイケルの兄ランディ・ジャクソンは、マイケルを過失致死の罪に捉えているコンラッド・マーレイ医師が、先週ロサンゼルスの裁判官から医師免許が取り消されなかった事に対して、失望感をあらわにした。
 「先日の裁判所の処分は、家族の一員である我々に厳しい結果となった」「だけどマイケルの為に正義の戦いを続けることに十分準備はしているから必要な過程だよ」
 カリフォルニア・メディカル・ボードと司法長官のジェリー・ブラウンがマーレイ医師の免許をはく奪するように言っていたにも関わらず、ロサンゼルス上級裁判所裁判官マイケル・E・パスター氏は、結果それが出来すに裁判官としての権力に欠けていると非難された。このような判決は出たものの、ランディとジャクソン一家は裁判の手順に対して「これからも尊敬と信用をし続ける」と語っている。

 マーレイ医師の予備審問は8月23日に予定している。もし医師がマイケルに対する過失致死で有罪となれば、懲役4年の刑になる。

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