だが、TVが6シーズンで惜しまれながら終わり、映画版「セックス・アンド・ザ・シティ」が完成するまでの4年間、主役の彼女たちがどうしていたのかは、あまり知られていない。その空白の4年間を調べてみると、TVドラマ顔負けの波乱に満ちた人生だったようだ。
サラ・ジェシカ・パーカーは、夫、マシュー・ブロデリックが浮気したことが発覚。あわや離婚かとなったが、話し合いでどうやら離婚は避けられた。仕事ではコカ・コーラのCM出演のほか、映画「恋するレシピ〜理想のオトコの作り方」「幸せのポートレイト」にも出た。また、自身の香水ブランドも立ち上げている。
キム・キャトラルはロンドンで舞台出演していたが、ストーカーに悩まされたり、見知らぬ男が部屋に侵入してベッドに寝ていたという怖いこともあったとか。仕事では日産車のCMを作ったはいいが、あまりにもエロチックだという理由でボツになった。そのうえ、サラ・ジェシカ・パーカーとの意見の食い違いで、映画製作があわや中止になりかけたのだという。サラの誕生パーティーで仲直りしたのだが、関係者はみんなヒヤリとしたとか。
クリスティン・デイヴィスは05年にプライベートでスペイン滞在中にじん帯損傷するという事故を起こしている。ケガはよくなったが、いまだ独身の彼女には恋のうわさが絶えない。仕事では映画「シャーク・ボーイ&マグマガール3D」や「シャギー・ドッグ」に出演するなど順調で、テレビドラマでも主婦探偵の役を演じている。
シンシア・ニクソンはテレビの「ER緊急救命室」や「Dr. HOUSE」、映画では「たとえば願いが叶うなら」「小さな恋の物語」に出演している。私生活では長い間同棲して、2人の子供をもうけたダニー・モーゼスと別れたとか。その後、新しい相手ができたが、それはなんと女性。シンシアはレズになったのか?