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NGT48、活動再開のライブに“出禁”のはずのファングループが? 運営側の不備に不安の声

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NGT48・荻野由佳

 昨年12月に発生した、元メンバー山口真帆が自宅を訪れたファンから暴行を受けた事件の余波で、事実上の活動休止状態にあったNGT48が3日、東京・お台場で行われたアイドルイベント「TOKYO IDOL FESTIVAL(TIF) 2019」に全メンバー34人で出演。グループとして3か月ぶりのパフォーマンスで、事実上の活動再開となったことを、各メディアが報じた。

 報道をまとめると、TIFには4年連続の出場となったが、今回はイベント開始時間の前の“前座”扱い。イベントのタイムスケジュールが埋まった後にオファーが届き、それでもメンバーは「どうしても出たい」と出演を受諾。

 約4000人の観客を前に、デビュー曲「青春時計」や人気曲「Maxとき315号」など、全5曲を熱唱。代表してあいさつに立った荻野由佳は、「これからも全力でパフォーマンスをして、精いっぱい頑張らせていただきたいと思います」と、時折言葉を詰まらせながら、あいさつしたという。

 「今月中に“開店休業状態”だった新潟・NGT48劇場での公演も、再開する見込みだというが、事件に対する運営会社・AKSの後手に回った対応のおかげで、すっかりスポンサーが離れ、地元の信頼を失ってしまった。それを回復するにはかなりの時間がかかりそうだ」(芸能記者)

 メンバーたちにとって忘れられない1日になったはずだが、またもや運営側に不備が露呈してしまったというのだ。

 「大規模なイベントだっただけに、締め出すのは難しかったかもしれないが、劇場を出禁にしていた、悪質なファングループのメンバーたちの複数の目撃談がネット上に書き込まれていた。もし、メンバーたちに接近でもしようものなら、不安を煽ることになるだろう」(同)

 まだまだ運営側の課題は山積みのようだ。

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