高木豊
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スポーツ 2023年06月24日 11時00分
中日の最下位低迷、立浪監督の威圧感も原因? 球界OBは退団者続出を心配、課題の貧打払しょくのカギは
3月末の開幕から3か月がたとうとしている今季のプロ野球。ペナントの行方はまだまだこれからという中、早くも“終戦”気味なのがセ・リーグ6位の中日だ。 今季の中日は3・4月に「8勝15敗」といきなりつまずき最下位に沈むと、5月も交流戦前までに「9勝14敗」と今ひとつ。さらに、交流戦も21日の楽天戦を前にして「6勝10敗1分」と全体11位。4位・広島とは9ゲーム差で、5位・ヤクルト(広島とは8.5ゲーム差)と共に蚊帳の外状態となっている。 チームは6月19日に捕手・郡司裕也、投手・山本拓実の2名を日本ハムに放出し、代わりに捕手・宇佐見真吾、投手・齋藤綱記の2名を獲得するトレードを成立させるなど、何とか現状を打破したいという姿勢を見せてはいる。ただ、これだけでは今抱えている課題は払拭できないとみているファンがほとんどだ。 >>日本ハム、中日で燻る郡司をトレード獲得したワケ 「使い方雑過ぎ」成立直前の不可解起用にも影響?<< 今季の中日はチーム防御率(2.86)、先発防御率(2.91)、救援防御率(2.77)がいずれもリーグ2位。チーム(2.81)、先発(2.85)、救援(2.71)全ての防御率がリーグ1位の首位・阪神とそん色ない数字をマークしているが、その投手陣を打線が援護できていないことが大きな課題となっている。 中日打線の援護率は現在リーグワースト(2.79)だが、これは阪神(3.94/リーグ2位)と比較して1点以上も少ない数字。この差が貯金14で首位を走る阪神と、借金16で最下位に沈む中日の明暗を分けているとも言えるだろう。 中日には細川成也(.321・8本・37打点)、岡林勇希(.286・2本・13打点)、福永裕基(.286・2本・13打点)など、チームが苦境の中気を吐いている打者が何名かいる。こうした打者にチャンスが多く回るような打順を組む、あるいは打力に優れた選手を外部補強し根本的に打線の火力を上げるといった策をとることが課題払しょくへの道といえそうだ。 「野手陣がうまく機能していない理由ですが、立浪和義監督の言動に選手が萎縮しているからではという見方もあります。同監督は昨季、京田陽太(現DeNA)を『戦う顔をしていない』という理由で、今季は3割近い打率を残していたビシエドを打撃改造目的でそれぞれ二軍送りにするなど不可解な昇降格が頻発。また、6月16日・日本ハム戦では相手のフォースボーク(一走がわざと飛び出し牽制をもらう間に三走が本塁に突入する戦術)に引っかかり失点を喫したことが不満だったのか、ベンチ裏へ続く通路に置いてあったゴミ箱を蹴り上げ物議を醸しました。貧打解消に向け采配・外部補強はもちろん、立浪監督が選手とどのように接していくのかもカギになるのでは」(野球ライター) ただ、策が不発に終わり投手が見殺しにされる状況が続いた場合は、リーグトップクラスのクオリティを維持している投手陣のモチベーションに響き、野手陣と共に共倒れしてしまうリスクはある。また、球界ではご法度とされる味方批判を行う選手が出てくる可能性もあるだろう。 さらに、チーム・個人がより白星を得やすい環境を求めるために、FA権を獲得した投手がこぞって権利行使・移籍を選択するという最悪のシナリオも現実味を帯びる。実際、野球解説者・高木豊氏も6月21日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画の中で、中日について「(打線が)もう少し点取ることがうまくならないと投手が崩壊しちゃう。かわいそうだよ」、「FAとったらみんな出ていくよ。勝てないもん」と心配を寄せている。 投手陣と野手陣が今ひとつかみ合っていない中日。立浪和義監督ら首脳陣が今後どのような策をとるのかは、今季はもちろんその先のチームも左右しそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@takagiyutaka4045
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スポーツ 2023年06月13日 19時50分
日本ハム・清水に「働くとこ無くなる」球界OBが本人に指摘 上沢流出ならキャリアの危機?「既に立場失ってる」厳しい声も
野球解説者・高木豊氏(元横浜他)が13日、自身の公式YouTubeチャンネルに動画を投稿。日本ハムのプロ9年目・27歳の清水優心にまつわる発言が話題となっている。 今回の動画で高木氏は同日・DeNA戦から一軍復帰予定の清宮幸太郎にかける期待や、グラウンド上で取材をする中で印象に残っている日本ハム選手とのやりとりなどを話した。 注目が集まったのは、日本ハム選手とのやりとりを話す中で明かした清水との会話。高木氏にとって清水は、出身地が同じ(山口県)という共通点がある球界の後輩。それもあり、時期は不明だが今季日本ハム戦を取材した際も「豊さん!頑張ります!」としっかり挨拶を受けたという。 その後談笑する中で、高木氏は清水に「上沢(直之/日本ハム)がメジャーに行くって(話があるけど)、上沢は行かすな。お前の働くところがなくなるから、絶対足引っ張っとけ」と発言。上沢は昨オフの契約更改後会見で今オフ、ポスティングでメジャー移籍したいという旨を公言しているが、これが実現すると清水の出場機会にも大きく関わるとして強く慰留することを勧めたと明かした。 >>日本ハム戦の塁審、新庄監督も頭抱える大誤審?「ライン上で弾んでる」上川畑ファール判定、リプレーでも覆らず大ブーイング<< 高木氏の発言を受け、ネット上にも「確かに清水にとっては死活問題になりそう」、「今季は上沢の存在があるから起用されてる節もあるしな」、「仮にいなくなったらスタメンマスクが半数以下に」といった同調の声が相次いだ。 今季の清水は伏見寅威(34試合)、A.マルティネス(11試合)ら新加入捕手に押され先発マスクが10試合にとどまっているが、このうち8試合は上沢が先発を務めた試合となっている。清水は2018年ごろから上沢とバッテリーを組んでおり、その経験が買われているという現状だが、上沢が移籍した場合は先発マスクの減少は避けられないといえる。 一方、一部からは「既に立場失ってるだろ」という厳しい指摘も。清水は上沢とバッテリーを組んだ6月8日・広島戦で、インプレー中にミットを外したことで失点を許すという大ポカを犯し、翌9日に二軍降格に。ファン・メディアの間では懲罰降格という見方が大半だが、首脳陣の信頼を取り戻すのはかなりハードルが高そうだ。 上沢は13日試合前時点で「10登板・5勝4敗・防御率3.13」とチーム2位の勝利数をマークしているチームの主戦投手。その上沢の慰留に清水が動くことは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@takagiyutaka4045
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スポーツ 2023年05月07日 11時00分
藤浪晋太郎、球界OBも推す“サイドスロー転向”あり得る? 大不振脱却期待も、コーチからの助言は絶望的か
3月末にレギュラーシーズンが開幕した今年のメジャーリーグ。開幕からはまだ1か月ほどしかたっていないが、現地ファンから見放されつつあるのがオークランド・アスレチックスのプロ11年目・29歳の藤浪晋太郎だ。 藤浪はメジャー初登板となった4月2日のロサンゼルス・エンゼルス戦から「4登板・0勝4敗・防御率14.40」と4連敗。同月25日にはチームを率いるコッツェー監督からリリーフへの配置転換を指示された。 ただ、藤浪はリリーフ転向後初登板の4月27日・エンゼルス戦こそ「2回1失点(自責0)・被安打2・四球1」とまずまずの投球を見せたものの、同月29日のシンシナティ・レッズ戦では「1.0回2失点・被安打2・四球3」と再び制球難が露呈。各報道によると、現地メディア・ファンは先発4連敗の時点で“球史で最悪の投手”と藤浪を酷評しており、リリーフへの配置転換についても早くも失敗の烙印が押されつつあるという。 >>前阪神・藤浪、マウンド上で監督批判?「誰が責任とんねん」物議醸した“さらし投げ”の裏話、先輩が暴露<< ここまでの6登板では「被安打23・四死球19個・暴投3個」と制球が荒れに荒れている藤浪。阪神時代(2013-2022)と内容がほとんど変わっていないこともあり、日本のファンからももう上がり目はないのではと悲観的な見方が上がっている。 そんな中、野球解説者・高木豊氏(元横浜他)は5月1日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画の中で、投球フォームをスリークォーター(オーバースローとサイドスローの中間)からサイドスローにしてみてはと藤浪に提案している。高木氏は各報道で使用されている藤浪の写真を見ると、右肘が肩より下に下がっている状態がよく目につくと指摘。 その上で、「このままだとサイドで投げたらまとまるんじゃないかなっていう。開き直って」、「フォームがこうなった(肘が下がった)ら、上げてる時間に体が(前に)いっちゃってるから(球が)抜けちゃうんだよ。それだったら横で、大勢(巨人/サイドスロー投手)みたいな投げ方を習得するか」と藤浪に勧めている。 「球界ではくすぶっている投手が投球フォームをサイドスローに変更したことでブレーク・復活を果たしたケースが少なからずあります。現役ではソフトバンク・嘉弥真新也が5登板に終わった2016年オフにスリークォーターからサイドスローに転向。すると、翌2017年はキャリアハイの58登板(防御率2.76)を記録すると、同年から2022年まで6年連続で50登板クリアとブルペンに欠かせない戦力に変貌を遂げています」(野球ライター) 高木氏が復調の一手に挙げたサイドスロー転向だが、習得できれば制球の安定はもちろん、投球に角度をつけられるといったメリットが考えられる。ただ、藤浪はこれまでサイドスローは未経験のため、習得には相応の時間がかかることは確実。また、サイドスローは一般的に球が横回転になりやすいとされているため、現在武器にしているスプリットの威力が低下するリスクもあるだろう。 また、現在所属するアスレチックスのコーチ陣から、どれだけ技術的な指導を受けられるかも不透明といえる。この点は高木氏も懸念しており、前述の動画内で「(メジャーのコーチは)『彼の人生を背負うことはできない』っていうタイプなんだよみんな。だから精神的なアドバイスとかはするけど、劇的に直すなんていうのはあり得ないことなんだよ」と指摘している。 それでも、ここまで結果が出ていない以上、何かを大きく変えなければいけない状況であることは間違いなさそうな藤浪。今後フォーム変更に踏み切ることは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@takagiyutaka4045
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スポーツ 2023年04月17日 19時30分
日本ハム・上沢に「見てて不快」「新庄監督も怒るよ」球界OBが酷評! 西武戦の大炎上をバッサリ、メジャーにも行けないと断言
野球解説者・高木豊氏(元横浜他)が16日、自身の公式YouTubeチャンネルに動画を投稿。日本ハムのプロ12年目・29歳の上沢直之にまつわる発言が話題となっている。 今回の動画で高木氏は14~16日に各地で行われた3連戦について、セ・リーグから順に1カードずつ振り返った。その中で、15日・西武戦に先発登板した上沢の投球を問題視した。 同戦の上沢は1~3回を三者凡退と順調な滑り出しを見せたが、両チーム無得点の4回表にタイムリーを2本浴び3失点。さらに「0-3」で迎えた6回表にもタイムリー1本、押し出し四球2個で再び3失点し、なおも1死満塁と大ピンチが続く状況で降板に。後を受けたメネズが走者を全員かえしてしまったため、上沢は「5.1回9失点(自責8・被安打7・四死球4」と2ケタに迫る失点を喫する散々な内容となった。 >>日本ハム・新庄監督、松本をタイトルに導いた奇策明かし話題 「そんなせこいことするか!」シーズン後にはひと悶着も?<< 試合中盤に一気に崩れた上沢について、高木氏は「点を取られてから、投げる気がないのか知らないけども、どこか痛めたのかなって思うくらいふわっとしか投げなくなったんだよね」と、最初の失点を機に球威・制球が急激に低下したように見えたと指摘。 続けて「9点取られてもさ、一生懸命投げる姿は見たいよね。これ新庄監督も憤慨してると思うよ。怒ると思うよ」と、新庄剛志監督も大量失点で気持ちが切れたような上沢の姿に憤ったのでは推測した。 さらに、高木氏は「メジャーに行きたいとか言ってるわけでしょ? こんなんじゃ絶対行けるはずがないよね。誰でも行けると思って…今日俺はね、すごく見てて不快だった」ともコメント。上沢は昨オフの契約更改後会見の中で今オフ、ポスティングを利用しメジャー移籍したいと公言しているが、西武戦のような投球をしているようでは絶対に通用しないと断言した。 高木氏の発言を受け、ネット上には「酷評も致し方無いくらい覇気は無かった」などと同調する声が上がった。一方、中には「投球を狂わせたのは外崎への死球では」、「大量失点で投げやりになったというよりは、頭部死球で動揺したせいって印象」、「たらればだけど、頭への投げミスが無かったら9失点する展開にはならなかったと思う」といった指摘も見られた。 「西武戦の上沢は4回表1死一、二塁からマキノンに先制タイムリーを打たれましたが、この直前の1死二塁の場面で、外崎修汰の後頭部にすっぽ抜けの変化球をぶつけています。球威がさほどなかったこともあり危険球退場とはならず、外崎も大事には至らずプレーを続行。ただ、上沢がこの後に大崩れしたことから、メンタル面には深刻な影響が及んでいたのではという見方もあるようです。実際、試合後の報道では上沢とバッテリーを組んだ清水優心も『あんなに制球が良くないのはあまりないので、うーんって感じです』とコメントを残したことが伝えられています」(野球ライター) 上沢が1試合で9失点を喫したのは、2018年9月8日・楽天戦(3回9失点・被安打8・四球2)以来。本人は試合後に「ただただ申し訳ない気持ちしかありません」と肩を落としたというが、大炎上の原因は果たしてどこにあったのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@takagiyutaka4045
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スポーツ 2023年04月10日 15時30分
中日バッテリーの早期交代に「当然」球界OBが苦言 DeNA戦の重大ミス指摘、ベンチにも落ち度アリ?
9日放送の『プロ野球ニュース』(フジテレビONE)に、野球解説者・高木豊氏が生出演。中日のプロ11年目・32歳の福谷浩司、プロ8年目・31歳の木下拓哉にまつわる発言が話題となっている。 番組で高木氏はこの日行われたセ・パ6試合について複数選手の名を挙げながら解説。その中で、同日のDeNA戦でバッテリーを組んだ福谷、木下に苦言を呈した。 同戦の中日は先発・福谷が1回裏1死二塁から宮崎敏郎にタイムリー二塁打を浴び先制を許すと、そこから桑原将志(タイムリー安打)、ソト(2点タイムリー二塁打)、戸柱恭孝(2ラン本塁打)にも痛打を食らい一挙6失点。これが立浪和義監督の怒りを買ったのか、2回裏に福谷、捕手・木下ともに交代となった。 >>中日・田島の制球難にクレーム?「イラっとしてました」元中日・谷繁氏が暴露、ヤクルト戦終盤の解説が話題<< 高木氏はまず、6点を追う2回表無死二塁で、木下が初球を引っ張り遊ゴロに倒れた場面に着目。「6点(差)あって自分が返しにいこうと思ったのかも分かりませんけども、まだ2回ですよ?」、「初球だったら右方向に強い打球でヒットを打ちに行き、それが失敗することによって進塁ができるということを、捕手の脳を持ってるんだったらなぜそうしなかったのか」と、最低でも走者を進めるために逆方向に打つべきだったのではと指摘した。 同氏は続けて、戸柱に2ラン本塁打を浴びた1回裏2死二塁の場面を問題視し、「4点取られてて、臭いところ(際どいコース)にはいけないですよ。(福谷に)それだけの調子があったら0点に抑えてますよ」、「それを選択させたベンチもどうだったのかなという感じはしますけども、やっぱり分からなきゃいけないですよね。次(の打者)が投手だったら」とコメント。次打者が投手、一塁も空いている状況で戸柱と勝負する必要はあったのかとバッテリー、ベンチに苦言を呈した。 初回に大量失点を喫した中日は結局「0-8」で今季4度目の完封負け。開幕8戦で完封負け4回は球団史上初だというが、高木氏は「バッテリーごと代えられるのは当然。こういうことをやってるとやっぱり勝てないですよね」と、バッテリーが序盤から精彩を欠くようでは勝つのは難しいと話を締めた。 高木氏の発言を受け、ネット上には「いきなり試合壊したらそりゃ下げられるよね」、「ただでさえ打てないのに初っ端から6点も取られたらゲームセット」、「確かに戸柱とわざわざ勝負したのは理解に苦しむ」、「木下は一気にじゃなくコツコツ点を返す意識を持つべきだった」といった同調の声が寄せられた。 今季の中日は9日試合前時点でチーム得点数がリーグ最下位(12得点)、本塁打数も最下位タイ(1本)と深刻な貧打に苦しんでいる。それだけに、初回からいきなり大量失点というのは絶対に避けなければならなかったが、それを犯してしまった福谷、木下のバッテリーに高木氏も物申さずにはいられなかったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年04月04日 19時30分
ロッテ野手陣に「話にならない」球界OBが酷評 “歴史的貧打”で開幕3連敗、致命的な問題点は昨季から?
野球解説者・高木豊氏が3日、自身の公式YouTubeチャンネルに動画を投稿。今季のロッテについての発言が物議を醸している。 今回の動画で高木氏は2日までに行われたセ・パ開幕3連戦の内容や注目点について、セ・リーグから順に1カードずつ振り返った。その中で、パ・リーグで唯一開幕3連敗を喫したロッテの野手陣を問題視した。 ロッテは3月31日~4月2日にかけ開幕カードでソフトバンクと戦ったが、1戦目は「0-4」、2戦目は「0-7」と2試合連続で完封負け。迎えた3戦目は4点ビハインドの6回表に今季初得点となる3得点を奪ったが、反撃及ばず「3-5」で敗れている。 >>ロッテ・山口、球審の判定に右手上げ呆然?「退場食らわないか」驚きの声も、見逃し三振に納得いかず抗議か<< 開幕2試合連続で完封負けを喫したのは、1967年(当時の球団名は東京オリオンズ)以来実に球団56年ぶりだったというロッテ。高木氏も「やっぱり連続完封では話にならない」と、1点も投手陣を援護できなかった野手陣をバッサリ切り捨てた。 高木氏は続けて、「長打も打てないからねえ。だからなかなかこう点になるというか、大量点というのは望めないような感じに見えた」とコメント。この3連戦中、大量点はおろか、その口火となり得る長打もほとんど見られなかったと口にした(長打は3戦合計で2本)。 痛恨の3連敗を喫したロッテは、4月4~6日の本拠地開幕カード・日本ハム戦を勝ち越し以上で借金を減らしたいところ。ただ、高木氏は「そういうところを変えていかないと、どのチームとやるにしてもちょっと苦しいかな」と、今のままならどこが相手でも苦戦は必至と厳しい見解を示した。 高木氏の発言を受け、ネット上には「まだたかが3試合終わっただけだろ」などと憤る声が上がったが、中には「開幕前から貧打だから言われても仕方ない」、「OP戦から調子上向いてないから割と深刻な問題だと思う」、「いずれ復調するって高を括ってると取り返しつかなくなるだろうな」といった指摘も少なからず見られた。 ロッテはリーグ5位に沈んだ昨季はチーム得点数が3位(501得点)だった一方、打率は5位(.231)と振るわず。迎えた今季は開幕前のオープン戦で「7勝7敗2分」と全体7位。チーム打撃成績は打率が10位タイ(.212)、得点数が11位タイ(42得点)とサッパリだった。開幕後も状況はほとんど変わっていないが、吉井理人監督ら首脳陣はどのようにテコ入れを図るのだろうか。 文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@takagiyutaka4045
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スポーツ 2023年03月16日 19時30分
村上宗隆、大谷翔平に「怒ってる」? ダルビッシュがWBC直前の練習裏話明かす「そこまで意識してたとは」驚きの声も
野球解説者・高木豊氏(元大洋・横浜他)が15日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、侍ジャパンのプロ19年目・36歳のダルビッシュ有(シカゴ・カブス)が登場。同僚のプロ6年目・23歳の村上宗隆(ヤクルト)にまつわる発言が話題となっている。 今回の動画でダルビッシュは侍ジャパンメンバーの練習を見て感じていることや、自身が実践しているコンディショニングの方法などを語った。その中で、村上が3月4日の強化試合・中日戦前、プロ11年目・28歳の大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)にいら立っていたという話を明かした。 >>大谷翔平、開幕前に同僚を一喝?「優勝できるわけない」 球界OBも驚愕、栗山監督が明かした日本ハム時代の裏話が話題<< 3月3日に侍ジャパンに合流した大谷は、ナゴヤドームで行われた翌日の中日戦前に打撃練習を敢行。打撃ケージ後方に集まった侍ジャパンメンバー、三塁側の自軍ベンチに陣取った中日選手らが見つめる中9本の柵越え(27スイング中)を披露した。 ほとんどの選手が「すげえ! すげえ!」と圧倒されたような様子を見せる中、「僕村上くんの表情だけずっと見てた」というダルビッシュ。「1人だけ『はぁ~』じゃないですよ。怒ってるんですよ、イライラしてるんですよ」と、村上は他の選手とは異なりいら立っていたという。 ダルビッシュは続けて「その前に野手会行ってたんですよ。その時にみんなに『村上、お前大谷には勝てねえよ』、『レベルが違えよ』みたいなこと言われたけど、『でも分かんねえっすよ』、『負けたくねえ』とかずっと言ってたんですよ」とコメント。ダルビッシュは3月2日に開かれた野手陣の集まりに参加しているが、そこで村上が大谷に対抗意識を燃やしていたことも明かした。 「(練習を見て)自分では今では勝てないと思ったんでしょうね」といら立つ理由を推測しつつも、「村上くんは(昨季)56本で三冠王獲って、まだその気持ちがあるっていうのは僕はすごくいいなと思って」と向上心、闘争心が感じられ好印象だったというダルビッシュ。村上は大谷の練習を見た後から、ダルビッシュにトレーニングやサプリメントの内容などを積極的に聞き続けているというが、「あの若い三冠王が新しいことに挑戦していくってなると、皆見てるから、これはまた村上くんが皆を引っ張っていくんじゃないか」と今後の成長に期待を寄せた。 ダルビッシュの発言を受け、ネット上には「村上がそこまで大谷のこと意識してたとは」、かなり貴重な話だな、村上がそんなに悔しがってるのなんて初耳だし」、「雲の上の存在と思わずに競おうとしてるのは凄いな」、「今村上相当苦しんでるけど、ダルの話聞いてますます応援したくなったわ」といった驚きの声が寄せられた。 村上は大谷への対抗心もあり力みが生じているのか、迎えたWBCでは1次ラウンド4試合で「.143・0本・2打点」と打撃不振に陥っている。「.500・1本・8打点」の大谷とは明暗がくっきり分かれているが、ここから逆襲を見せることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ
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スポーツ 2023年03月06日 19時30分
巨人・原監督がチームを酷評「88年の歴史で最低」 昨季の低迷を真顔でバッサリ、「3位と紙一重だったのに」と驚きの声も
野球解説者・高木豊氏(元大洋・横浜他)が5日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、巨人・原辰徳監督が登場。動画内での発言が話題となっている。 今回の動画で原監督は「68勝72敗3分」でセ・リーグ4位に沈んだ昨季の振り返りや、昨季3年ぶりに20本塁打をクリア(24本)したプロ16年目・33歳の中田翔にかける期待などを話した。 >>巨人・堀岡、大先輩への態度に「あり得ない」と批判 死球直後の1シーンが物議、相手は交代後に骨折判明<< 注目が集まったのは、昨季4位に沈んだチームへの評価。昨季の巨人は5月上旬まで首位だったもののそこから徐々に失速し、7月初めには最大11あった貯金がゼロに。その後も調子は今ひとつ上向かなかったが、それでも阪神、広島と最後までCS争いを展開。結果的には4位だったが、3位阪神とは0.5ゲーム差と僅差だった。 だが、原監督は昨季のチームについて「88年の歴史の中で最低のチームでした」と断言。これを聞いた高木氏は「その中でも4位というのは踏ん張った方(では)?」とフォローを入れるも、原監督は「いやあ~踏ん張ってないですよ」と首をかしげながら返答した。 原監督は続けて「5月から6、7、8月って、もう貯金をあれよあれよと(減らした)。それで劣勢を立て直すということをやったけれども、最後の9月は最低Aクラスだというようなレベルまで落としながらそれも耐えきれなかった」、「もちろん私の力のないところも大いに反省しました。でも、史上最低のチームでした」とコメント。自身の指導・采配にもふがいないところはあったとしつつも、5月から最後まで低迷し続けたチームをバッサリ切り捨てた。 また、原監督は「(春季キャンプでは)まず、そこの部分を選手たちに(伝えた)。新しく入った人たちは分からないとしても、そういうチームだったんだよということを自覚させることは大事だと思いましたね」と、自身の評価は選手たちにも伝えていると語った。 原監督の発言を受け、ネット上には「球団史上最悪とは相当評価厳しいな」、「最終4位とはいえ3位とは紙一重の差だったのに」、「ギリギリBクラスでここまで低評価になるのは巨人ぐらいだろ」、「去年のお前たちはダメダメって選手にハッキリ言ったのも凄いな」といった驚きの声が寄せられている。 「2022年の巨人は2年ぶりのリーグ優勝、10年ぶり(球団史上最長ブランク)の日本一を目標としていましたが、結果は2017年以来のBクラス。また、シーズン負け越しでのBクラスは2006年以来16年ぶり、2年連続負け越しは巨人監督では史上初(球団史上では2度目)と記録的な低迷でした。恐らく、原監督もこの事実を認識した上で『88年の歴史で最低』という辛らつな表現を用いたのでは」(野球ライター) “球団史上ワースト”と突き付けられた選手たちの尻に火がついたのか、巨人は現在オープン戦首位(3戦全勝)と好調。原監督も春季キャンプを打ち上げた5日に「95点くらいいったんじゃないでしょうかね。一人一人が後れを取ることなくやり抜いた」と満足げにキャンプを総括したことが伝えられているが、今月末に開幕が迫るシーズンでも逆襲を見せることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式YouTubeチャンネルhttps://www.youtube.com/@takagiyutaka4045
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スポーツ 2023年03月03日 19時30分
元広島・達川氏、中日の最下位断言?“他球団のレギュラーなれる奴いない”レベルの低さ指摘、選手をナメすぎと批判も
野球解説者・高木豊氏(元大洋・横浜他)が2日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、野球解説者・達川光男氏(元広島監督)が登場。動画内での発言が物議を醸している。 今回の動画で達川氏は今季のセ・リーグの展望・順位予想について、各球団の複数の選手名を挙げつつ話した。 >>『サンデーモーニング』関口宏の発言が物議「よくわかりません」達川光男氏の解説に不満?<< 問題となっているのは、昨季「66勝75敗2分」で最下位に沈んだ中日の評価。達川氏は「申し訳ないけど今年は厳しい」と上位進出は考えにくいと断言。続けて「セ・リーグのどこかへいって、どこでもレギュラーなれるやつは(少ない)」、「木下(拓哉/主戦捕手)だってどうかのう、球団によってはレギュラーなれない」などと、力のある野手があまり見当たらないと指摘した。 これを聞いた高木氏は「でも投手いいじゃないですか」と主張したが、達川氏は「投手ええってお前…じゃあ誰か言うてみい」と逆質問。高木氏は大野雄大(昨季8勝/2020年沢村賞)、柳裕也(昨季9勝/2021年最優秀防御率・最多奪三振)と左右のエース格を挙げたが、達川氏は「大野も柳も(他球団ならローテ)3、4番手よ」とそっけなく返した。 この後、達川氏は今季のセは阪神・ヤクルト・広島がAクラス、巨人・DeNA・中日がBクラスになると予想。ただ、「6位以外は本当にどうなるか分からんよ」と、中日以外の5球団はどう転んでもおかしくないとも口にした。 達川氏の発言を受け、ネット上には「中日をあからさまに下に見ててムカつく」、「セ球団どこでもレギュラー張れる奴なんて中日以外も一部しかいないだろ」、「大野、柳がローテ3番手以下はさすがに舐めすぎでは」、「中日だけ最下位確定って決め打ちしてるのも腹立つ」といった批判が寄せられた。 ただ、ファンの反応は批判ばかりではなく、中には「実戦不調だし言われても仕方ない」といった指摘も上がっている。中日は2日までに対外試合8試合を戦っているが、「2勝5敗1分」と負け越し中。まだ開幕までの調整段階ではあるが、レギュラーシーズンでも黒星がかさんでいくのではと不安を募らせているファンも少なからずいるようだ。 昨季までの直近10シーズンではAクラス1回(2020/3位)、Bクラス9回とほとんどの年で低迷している中日だが、今季は達川氏の予想を覆すような戦いを見せることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@takagiyutaka4045
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スポーツ 2023年02月08日 19時30分
巨人・岡田、球団OBを食堂スタッフと間違える? 高木氏もドン引き、大久保コーチが暴露した“天然”エピソードが物議
野球解説者・高木豊氏(元大洋・横浜他)が7日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、巨人の大久保博元・一軍打撃チーフコーチが登場。巨人のプロ2年目・23歳の岡田悠希にまつわる発言が話題となっている。 今回の動画で2人は、これまでの現役・指導者生活の中で見聞きした球界関係者の珍エピソードを明かした。その中で、大久保コーチは岡田が球界ルールやチーム関係者の顔をよく認識していなかったという話を明かした。 >>巨人、菅野・坂本にレギュラー落ちの危機?「主力は預けることできない」原監督が示唆、既に一軍外された選手も<< 岡田は2021年ドラフトで5位指名を受け巨人入りした外野手。昨季はプロ1年目ながら、主に守備固め要員として一軍33試合に出場するなど爪痕を残している。 その岡田について、大久保コーチは「去年一軍に上がったらしいんですけど、東京ドームの試合前に『今日は先攻ですか? 後攻ですか?』って聞いたんですって」と発言。具体的な時期は不明だが、岡田は本拠地・東京ドームの試合前に自軍が先攻・後攻どちらなのか周囲に聞いていたという。 野球規則では試合の先攻・後攻について「ホームチームの各プレーヤーが、それぞれの守備位置につき、ビジティングチームの第1打者が、バッタースボックス内に位置したとき、球審はプレイを宣告し、試合が開始される」と定められている。岡田はこの規則をあまり知らなかったようだが、大久保コーチは「そんな奴います!?」と驚いたような口ぶりだった。 また、大久保コーチは岡田が球団の朝井秀樹打撃投手兼広報を食堂スタッフと勘違いしたという話も暴露。こちらも詳しい日時は不明だがある日、朝井広報が東京ドーム内の食堂にいたところ、そこへやってきた岡田が朝井広報に「すいません、うどん2玉お願いします」と注文を告げてきたという。 朝井広報は近鉄(2002-2004)、楽天(2005-2010)、巨人(2010-2012)で現役生活を送った後、2016年から巨人で打撃投手(2016-2018,2022-)、広報(2019-)を歴任している。昨季は主に一軍に同行していたこともあり、岡田は朝井広報の顔と名前が一致しなかったようだが、話を聞いた高木氏は「そりゃあちょっとマズいな…」と苦笑いを浮かべた。 大久保コーチの発言を受け、ネット上には「先攻、後攻のルール知らなかったのはちょっとビックリ」、「二軍でも基本的にはホームチームが後攻だろ」、「あんまり面識なかったんだろうけど、球団スタッフを食堂のおっちゃんと勘違いするのは失礼では」、「朝井は仮にも球団OBなのに…一軍上がった時にスタッフに挨拶回りとかしてないのか?」、「なんか色々抜けてるがそんな調子でこの先大丈夫なのか?」といった反応が寄せられた。 岡田は龍谷大平安高校時代の2016年、練習・生活態度を問題視した監督から一時ベンチを外された過去があることが知られている。今回大久保コーチが明かしたエピソードはまだ笑い話で済んでいるようだが、今後シャレにならない事態を招く恐れもあるのではと心配しているファンも少なからずいるようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@takagiyutaka4045
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