立浪和義
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スポーツ 2022年02月24日 19時30分
中日・根尾、まさかの二刀流デビューある? 今季復活のルールも追い風か、最速144キロのブルペン投球に期待高まる
23日時点で実戦打率「.154」と打撃不振に苦しんでいる中日のプロ4年目・21歳の根尾昂。この日の練習で見せた“投球内容”がネット上で話題となっている。 報道によると、練習試合・日本ハム戦が雨天中止となったこの日、立浪和義監督の発案で根尾、石川昂弥、岡林勇希、鵜飼航丞の4野手がブルペンで投球。送球練習と気分転換を兼ねての投球だったが、根尾は25球を投げ最速144キロをマーク。練習終了後に取材に応じた立浪監督は、4名の中で誰が一番投手に向いているかという質問に根尾の名を挙げるなど評価したという。 根尾は大阪桐蔭高校時代に投手兼遊撃手としてプレーし、2018年の甲子園春夏連覇の立役者となっている。ただ、同年ドラフトで中日から1位指名を受けると、仮契約交渉の場でプロでは遊撃一本で行きたいと直訴し球団側も承諾。翌2019年から昨季まで公式戦では1試合も登板していない。 >>中日・根尾に「これではレギュラーは無理」厳しい声 失点招いた悪送球が物議、直前にも致命的なミスを犯した?<< 根尾のブルペン投球を受け、ネット上には「もう何年も投げてないのにまだこんな球速出るのか」、「直球だけじゃなくてツーシームやカットボールも投げたみたいだし器用すぎる」と驚きの声が寄せられた。一方、「一軍生き残りのために、今後も投球練習継続的にやるべきでは」、「今年は延長12回制だし、『いざという時は投げられます』って感じで投球能力をアピールしておけば色々可能性も広がるんじゃないか」と、投球練習の本格化を期待するコメントも多数みられた。 「今季のプロ野球は3年ぶりに延長12回制が復活することで、各球団はいつ来るか分からない延長戦に備え、リリーフ陣をなるべく温存しながらブルペンを運用する必要に迫られています。そのため、序盤で大差がついた試合などではリリーフの消耗を減らすため、野手をマウンドに送りイニングを稼いでもらうという戦略も十分選択肢に入ります。そのため、根尾は今のうちにある程度投げられることを首脳陣にアピールしておけば“守備固め兼敗戦処理要員”、あるいは“二刀流”をこなせる選手として一軍に生き残れる可能性も上がるのではとする意見は散見されます。ただ、球界では投手がプロ入り後に野手に転向したケースは少なからずありますが、野手から投手、もしくは二刀流に転向した例はほとんどないため、敗戦処理限定で投手運用するとしても極めて異例のやり方です」(野球ライター) 23日の報道によると、練習後は「傾斜を使うことでスローイングのいい練習になるので、ラッキーでした」と充実ぶりを口にしたという根尾。高校時代は甲子園で「7登板・5勝0敗・防御率1.93」と素晴らしい数字を残しているが、その投球がプロの舞台で復活することは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年02月22日 15時30分
中日ドラ1・ブライト、左手首故障は完治していない?「バットが遅れてる」立浪監督も指摘、ノーヒットでの二軍降格に心配の声
今春キャンプでは1日のキャンプインから沖縄・北谷での一軍キャンプに帯同していた中日のドラ1・22歳のブライト健太。22日のキャンプ第5クールから沖縄・読谷での二軍キャンプに降格したと複数メディアが報じた。 報道によると、ブライトは同僚・三好大倫と共に22日からの二軍行きが決定。取材に応じた立浪和義監督は「ブライトと三好は、これから試合に出る機会がちょっと減るので、ファームでやらせます」と理由を説明した上で、ブライトに対して「どうしてもバットが遅れてくる。良さを残しつつ、もう少しポイントを前で打てるように」と改善点を伝えたことも明かしたという。 ブライトはここまで対外試合3試合に起用されるも、「4打数ノーヒット・2三振」と沈黙が続いている。19日の練習試合・阪神戦ではヒット性の当たりを快足を飛ばして2度好捕するなど守備でいいプレーを見せていたが、立浪監督は打撃を鍛え直す必要があると判断し二軍降格の決断を下したようだ。 >>中日・ブライトの自虐発言に「メンタルも鍛えるべき」厳しい声も 立浪監督のレギュラー獲り期待は過剰か、本人は“二軍レベル”と自覚?<< ブライトの二軍降格を受け、ネット上には「4タコ2三振って結果もそうだし、そろそろ主力を実戦調整させないといけない時期だから降格は仕方ない」、「一軍でベンチ温めさせるくらいなら、二軍でがっつり打席与えて経験積ませる方がいい」と納得の声が寄せられた。一方、「バットの振りが遅れてるというのは気になるな、実は左手首の故障が治り切ってないのでは」、「離脱を嫌がって、違和感拭えてないのに治ったって装ってる可能性もありそう」と不振の背景を推測するコメントも多数みられた。 「ブライトは11日に左手首の違和感を訴え、出場予定だった同日の紅白戦を欠場。その後14日まで別メニュー調整が続きましたが、通常メニューに復帰した15日の報道では『手首の状態は問題なかった。痛みを感じることもなくスイングできました』と回復の旨を口にしたと伝えられています。ただその後、実戦で音なしの状況が続いていることから故障は完治していない、あるいは痛みは取れたもののスイングの感覚は戻っていないのではと心配を募らせているファンも少なくないようです」(野球ライター) 22日の報道では、立浪監督から「こんなところでくよくよしている場合ではない。下(二軍)からの推薦があれば、また上げるので」とハッパをかけられたことも伝えられているブライト。約1カ月後の開幕戦までに一軍に戻るためには、焦らずにじっくり状態を高めていく必要がありそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年02月17日 11時00分
中日・立浪監督、新庄監督の“お願い”快諾は根尾のため? 特別レッスンを施した清宮と共通する課題とは
新任監督同士の対決。2月16日の試合前、表情が硬かったのは、中日・立浪和義監督の方だった。初の対外試合であり、中日経営陣は話題性で日本ハム・新庄剛志監督の後塵を拝してきた実情にガッカリしていた。 しかし、立浪監督が「清宮を教えた」ということで、新たな一面も見えていた。 「試合前、新庄監督の方から立浪監督を訪ねました。頃合いを見計らったように、新庄監督が『ちょっと見てもらえませんか』と清宮の打撃指導をお願いしたんです」(現地記者) 立浪監督は無言でそれを了承。打撃ケージから出てきた清宮幸太郎に、特別レッスンを行った。 >>日本ハム、新庄監督内定で清宮と心中覚悟か 稲葉GMも苦悩は必至? 二軍で目立った致命的課題とは<< 「(バットの)トップの位置の作り方を教えていました」(関係者) 時間にして、10分ほどだった。清宮は第3打席にヒットを放っている。「立浪効果がさっそく現れたのか?」とは言い切れないが、試合後の清宮は「体が(前に)突っ込まないようにした」と語っており、立浪監督のアドバイスを意識していたことは間違いないようだ。 10分程度の指導で、変わるか? 中日関係者がこう続ける。 「立浪監督が中日選手にアドバイスをする時は、だいたいこんな感じですよ。付きっ切りになって教えることもありますが、ピンポイントで修正すべき箇所、体のどこを意識すべきなのかを伝えています」 そう言われて、思い出したことがある。立浪監督が侍ジャパンの打撃コーチを務めた2013年WBC大会でのことだ。同大会に招集された選手たちは、「立浪サンの指導は分かりやすい」と話していた。 その時も、清宮を指導したのと同じで、“10分程度の助言”と、自らバットを持って簡単にお手本を示す程度だった。 「今、立浪監督は各コーチに任せ、自身は一歩引いたところからチームを見ている感じ。根尾昂などの若手を気に掛けていますが」(前出・関係者) こんな見方もできる。立浪監督のアドバイスが的確なのは、それだけ高度なものであり、選手側もある程度の知識、経験を持っていなければ理解できないはずだ。 「立浪監督は根尾、石川昂弥らの若手をレギュラーに育てたいと思っています。根尾に関しては、今年は外野手で使っていく意向も明かしていましたが」(前出・同) 新庄監督はこの中日との一戦で、清宮を「1番・左翼」で起用している。「1番」にしたのは、「一打席でも多く」の思いからで、本来は一塁手なのに外野を守らせた狙いについて、「いつものポジション(一塁)だったら考え過ぎてしまう」 と、語っていた。覚醒できないのは、メンタル的に問題があるからか…。 根尾が覚醒するのは、いつなのか。本来とは異なるポジションで“大器”を育てているのは、立浪監督も同じだ。 立浪監督に守備位置のことを喋らせているうちは、根尾はその高度な打撃指導を理解できていないということになる。立浪監督は「新庄監督と清宮の2人」に、根尾とのことを重ねて見ていたのかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年02月01日 21時30分
中日・根尾に「もうダメ」「話にならない」球界OBの辛らつな批判が物議、打率1割台の打撃をバッサリ
野球解説者・高木豊氏(元横浜他)が1月31日、自身の公式YouTubeチャンネルに動画を投稿。中日のプロ4年目・21歳の根尾昂にまつわる発言がネット上で物議を醸している。 今回の動画で高木氏は「今年活躍しないとヤバい選手 セ・リーグ編」と題し根尾、巨人のプロ4年目・21歳の直江大輔の2名を挙げ、現状や課題などを語った。直江については「スタミナが無い」と指摘しつつも、「投手らしい体型(身長184センチ・体重82キロ)もしてるし、ボールの角度、力(もある)。そういうことも含めて『いい投手に育つだろうな』という、そういう期待感は物凄く見ていて膨らむ投手なんだよね」と確かな素質があると評価した。 一方、根尾については「それなりのものは示していかないともうダメだよね」と燻る現状に不満げ。「外野のあの肩はいいな、見事だわ」と守備では見どころがあるとしつつも、打撃については「ちょっと話になんないよね、打率からすると。野手としては屈辱的な、話にならない数字だよね」と酷評した。 根尾は2018年ドラフトで1位指名を受け中日入りしたが、プロ1年目の2019年は「2試合・.000・0本・0打点」と一軍出場はほとんど無し。また、2020年は「9試合・.087・0本・0打点」、2021年も「72試合・.178・1本・16打点」と打撃では苦戦が続いている。高木氏はそろそろ目立った結果を残さないと未来は無いのではと考えているようだ。 >>中日、又吉に続き高橋もFA流出か 昨オフから前兆アリ? 無視できない問題は財政難以外にも<< この高木氏の発言を受け、ネット上には「確かに今年もダメなら、大学経由で入ってきた同い年の選手たちに立場奪われるだろうな」、「同学年の広島・小園(海斗/2018年ドラ1)は昨季ほぼ3割(.298)だった、だから根尾もこれくらいの数字は残してくれないと」と同調の声が挙がった。一方、「本人は危機感もって体重も増やしてるのにそんな冷たいこと言うなよ」、「そろそろ結果が必要って、そんなことは本人が一番分かっとるわ」と反論のコメントも多数みられた。 「高卒ドラ1としてプロ入りした根尾は技術面だけでなく、身長177センチ・体重80キロと体格が小柄なことも活躍できない一因とされている選手。しかし、今オフは同僚の同13年目・36歳の大島洋平の自主トレに帯同し、ビルドアップを目指したハードなウェイトトレーニングを敢行。その結果、体重が80キロから84キロへ増加したことが伝えられています。本人が今季の台頭へ向け全力を注いでいることもあり、今回の高木氏の指摘に『余計なお世話だ』と不満を抱いたファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 今オフの報道では、立浪監督が二塁、左翼、右翼のレギュラーは白紙と公言していることも伝えられている。外野手の根尾は左翼、右翼の2ポジションがターゲットとなるが、春季キャンプ・OP戦でアピールしレギュラーを奪うことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ
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スポーツ 2022年01月22日 17時30分
中日、立浪監督でも低迷脱出は厳しい? ファン待望の“切り札”が直面する深刻な課題とは
今季より、再び中日ドラゴンズのユニフォームを纏うこととなった、立浪和義新監督。2009年の現役引退以降、これが初めてのNPB球団での現場復帰となる。特に、ドラゴンズファンにとっては、長らく待望論が囁かれ続けていた指揮官の就任だ。 1988年に高卒ルーキーながらレギュラーとして活躍しリーグ優勝に貢献、日本シリーズ出場も果たした。新人王にも輝き、俊足好打のショートストップとして、若くして中日の、さらには球界のスターの座に登り詰めた。以降も中心打者としてチームを牽引、リーグ優勝4度、2007年には日本一も経験している。実働22年間で二塁打487本は歴代1位だ。 現役時を振り返るまでもなく、球団史上屈指のプレーヤーであることは言わずもがな。まさに『切り札』とも呼べる立浪新監督への期待は測り知れない。 だが、眩い新指揮官の功績とは裏腹に、現在の中日ドラゴンズの先行きへの見通しは不透明と言わざるを得ない。ここ10年間で優勝は1度も無く、8度のBクラスと、『暗黒期』を迎えている状況だ。 特に改善急務と言えるのが打撃力。昨季のチーム打率.237はリーグワースト、さらにチーム本塁打69は12球団最少の数字。特に本塁打数は4年連続で3ケタに届いておらず、かつて他球団を震え上がらせた「恐竜打線」の面影はとうの昔に消え失せてしまっている。 新指揮官は昨年の就任会見において、「投手力の再整備」を強調しており、打線に関しては言葉少なだった。裏を返せば「言及するまでもない」とも捉えられるものの、あくまでも守備意識を高める点に重きを置くつもりでいるようだ。 一方で、キャンプイン目前となった現在、チームの補強としての新加入選手は、福岡ソフトバンクホークスから岩嵜翔(FA移籍した又吉克樹の人的補償)の他、育成契約で大嶺祐太(前千葉ロッテマリーンズ)、フランク・アルバレス、ギジェルモ・ガルシア(ともにキューバ出身)の4名。積極的な戦力強化とは言い難く、ファンからの不満の声はさらに膨らんでいることも確かだ。 ともあれ、賽は投げられた。会見時に語った指揮官の言葉に則れば、12球団トップクラスの投手力の維持を生命線とし、新たなシーズンを迎えようとしている中日ドラゴンズ。長きにわたりドラゴンズの金看板でもあった立浪新監督の元で迎える、伝統球団の再スタート。竜の進む道は今季も暗雲に包まれているが、チーム、そしてドラゴンズファンも、もう後戻りはできない。(佐藤文孝)
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スポーツ 2022年01月21日 19時30分
中日・ブライトの自虐発言に「メンタルも鍛えるべき」厳しい声も 立浪監督のレギュラー獲り期待は過剰か、本人は“二軍レベル”と自覚?
13日からチームの新人合同自主トレに参加している中日のドラフト1位・22歳のブライト健太。20日に伝えられたコメントがネット上で物議を醸している。 >>中日・高橋に京田がクレーム?「周平さんが行かないので…」声かけ巡る暴露に驚きの声、性格面の影響指摘も<< ブライトは同日、自主トレでは初となるフリー打撃を敢行。しかし、全30スイングの大半が詰まったゴロやポップフライに終わり、終了後に応じた取材では「全然ですね。今までで一番悪いぐらい振れていない」と自身の打撃を酷評した。また、2月1日からスタートする春季キャンプに向けても「実力的にはまだ2軍だと思う」、「今の自分は一番下」と弱気な姿勢を見せたという。 中日は19日、立浪和義監督がドラ2・鵜飼航丞、ドラ3・石森大誠と共に、ブライトをキャンプ一軍メンバーに選んだことを明言。ただ、本人は現状では一軍メンバーに値する実力が伴っていないと考えているようだ。 このブライトの発言を受け、ネット上には「せっかく一軍に選んでもらったのに自信無さ過ぎ、打力だけじゃなくてメンタルも鍛えるべきだな」、「内心で厳しいと感じても、表向きはベストを尽くすとか前向きなコメントをしてほしかった」といった指摘が相次いだ。一方、「自分の実力をしっかり自己分析できてていいと思うが、外野の枠ほぼがら空きなんだしあんまり考えすぎるなよ」、「レギュラー固まってる訳じゃないし、アピール次第では開幕一軍・スタメンもあり得るんだから頑張れ」と、チーム事情を引き合いに出した激励のコメントも多数みられた。 「昨季の中日は100試合以上に出場した外野手が大島洋平(141試合)のみで、8月中旬~9月中旬にかけては、44歳の福留孝介がスタメンを張るなど外野の人材難が深刻。また、チーム打率(.237)、本塁打数(69本)がリーグ最下位と打力不足も課題です。それでもブライトが不安を口にした背景には、2021年しか大学での実績(リーグ戦・大学選手権で計5本塁打)がないことなどがあるものと思われますが、キャンプ・オープン戦の頑張り次第ではレギュラー奪取は十分可能と後押ししているファンも少なくないようです」(野球ライター) 19日の報道では、立浪監督が「1年目だが外野2つを争わせてみたい」と台頭に期待を寄せたことも伝えられているブライト。一部からは「立浪監督が使う気なくすリスクもあるし、今後はネガティブコメントは心に留めておいた方がいい」といった指摘も挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年01月14日 11時45分
中日、又吉に続き高橋もFA流出か 昨オフから前兆アリ? 無視できない問題は財政難以外にも
「タッさん(立浪監督)、勝てなかったら、本当にヤバイよ」 中日ドラゴンズのお膝元、愛知県でそんなことが囁かれていた。 >>ヤクルト・村上が柳に「ちょこまかするのやめて」 タイトル表彰式での堂々クレームに驚きの声、来季への撒き餌説も浮上<< 立浪和義監督が中日指揮官となり、ファン、そして、地元は大きな期待を寄せていた。「ファン待望の監督」「就任を待ち望んで、ようやく誕生した指揮官」であることは説明するまでもないだろう。 当然、その期待の大きさは親会社・中日グループも分かっている。しかし、補強と言えるような大きなテコ入れはされていない。 「まさか、FAの人的補償で加入した岩嵜翔でお終いでは?」(地元メディア) そんな心配の声も聞かれた。 中日に限った話ではないが、どの球団も経営が厳しい。コロナ禍により、チケット収入が大幅に激減した。一般論として、新監督が就任する際は“ご祝儀”的な感覚で、どの球団も大掛かり戦力補強を行う。それができなかった、いや、それでも少なすぎるというのが、地元ファン、関係者たちの感想だ。 こんな情報も聞かれた。 「立浪監督の誕生と同時に、コーチ人事も刷新されました。立浪監督が希望し、新たに就任が決まったコーチもいますが、そうではない人事も、実はあったんです。理由はカネです」(球界関係者) そのコーチ名は教えてくれなかったが、立浪監督に“妥協”してもらったという。 「今オフの契約更改を見て、『球団も厳しい』と再認識させられた関係者もいました」(前出・同) 関係者が懸念していたのが、高橋周平内野手と複数年契約を交わさなかったこと。 高橋は、予定通り行けば、22年オフに国内FA権を取得する。 「21年途中に交換トレードでやってきた加藤翔平、ピッチャーでは岡田俊哉、松葉貴大の両左腕も取得予定なんですが」(前出・同) 高橋は21年シーズンこそ成績を落としているが、4番も務めたことのある中核スラッガーだ。しかし、高橋を知る地元メディアは20年オフの契約更改を指して、 「同年の高橋は昇給対象でした。なのに、1時間以上のロング交渉となって…。更改後の会見で、開口一番に出たセリフは『チームがBクラスだからと言って昇給幅を抑えられてきた。Aクラスになっても…』でした」 と、球団との信頼関係を懸念する声も聞かれた。 「前政権もそうでしたが、高橋は期待されています。立浪監督も頼りに思っています。でも、高橋はリーダータイプではありません」(チーム関係者) どういうことかというと、前政権から高橋は「若手を面倒見てくれ」と言われてきた。しかし、リーダー的な性格ではないのだという。それが負担となっており、成績を落とした一因とも指摘されている。 「立浪監督も高橋をリーダーにしようとしています。高橋への期待、愛情の表れですが、それに反対する声もあります。高橋はマイペースなオトコなんですが」(前出・地元メディア) 年俸面への不満、新チームとなっても変わらない自身の立ち位置…。高橋が野球に集中できないとしたら、立浪竜は大打撃だ。立浪監督は一度、高橋と話し合うべきだろう。ソフトバンクにFA移籍した又吉同様、「他球団の評価を聞いてみたい」なんてことにならなければいいのだが…。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年12月22日 15時30分
ソフトB・松田、中日へ移籍の危機? 球団ワースト級の大減俸で人的流出説浮上、立浪新監督の意向にも合致か
2006年のプロ入りからソフトバンクでプレーし、今季までに「1867試合・.266・301本・984打点・1811安打」といった通算成績を残しているプロ16年目・38歳の松田宣浩。21日の契約更改で、球団史上最大タイとなる3億円のダウン査定を受けたと複数メディアが報じた。 >>ソフトB・和田の更改後コメントに驚きの声「相当なビッグマウス」 史上5人目の快挙達成を宣言、不甲斐ない先発陣への怒りも?<< 2019年オフに年俸4億5000万円(推定)プラス出来高の2年契約でサインし今季で同契約が終了した松田。報道によると、球団はこの2年間の成績が振るわなかったことを理由に、松田に対し3億円ダウンの年俸1億5000万円(推定)を提示。松田は大減俸をのみサインはしたが、更改後会見で「合意に至るまでは相当な時間がかかった」、「(自ら自由契約になる可能性も)ゼロではなかった」と苦渋の決断だったことを明かしたという。 松田は2019年に「143試合・.260・30本・76打点・139安打」と好成績を残しオフに2年契約を結んだ三塁手だが、翌2020年は「116試合・.228・13本・46打点・90安打」と数字が急落。今季も「115試合・.234・14本・47打点・83安打」と数字は持ち直せず、後半はスタメン落ちする試合も目立った。 松田の3億円ダウン更改を受け、ネット上には「この2年は明らかにコスパ悪すぎたから当然」、「本人はかなり不満そうだが数字が数字だし仕方ない」と納得する声がある一方で、「ここまで金額下げたら又吉の人的で獲られる可能性もあるのでは」、「現実的な年俸になったことが人的の人選に響かなきゃいいけど…」と今後の影響を懸念するコメントも数多く挙がった。 ソフトバンクは20日に中日・又吉克樹をFA獲得したことがNPBから公示されたが、又吉は人的補償が発生するBクラス選手のため、公示日から2週間以内に28名のプロテクトリストを中日側に提出する必要がある。松田は年齢面や近年の成績面からプロテクト外が濃厚とされる一方、旧年俸が4億円超と高く中日は手を出せないとみられていたが、今回の大減俸を受けプロテクト外なら流出の展開もあり得ると危惧しているファンも少なからずいるようだ。 「現在中日の正三塁手はプロ10年目・27歳の高橋周平ですが、今季は『137試合・.259・5本・39打点・123安打』と本塁打、打点の数字は松田以下。加えて、チーム全体で見ても松田以上の本塁打・打点を記録したのはビシエド1人(17本・70打点)と長打力不足は明白なため、高橋をはじめとした野手陣へのテコ入れとして松田を獲得するのも一手と言えます。なお、今オフの中日はコロナ禍を理由に新助っ人の獲得調査を一時凍結していますが、来季の来日・活躍が不透明な助っ人よりは、近年は不振ながら実績は確かな松田に補強資金を充てる方が手堅いともいえるでしょう」(野球ライター) 中日・立浪和義新監督が14日に出席した岐阜県でのイベントの中で「欲しいのは投手か内野手」と口にしたことも伝えられている又吉の人的補償。一部ファンからは「ソフトバンク側はプロテクトしきれない若手を守るために松田を撒き餌に使おうとしているのでは」という見方も挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年12月20日 15時30分
中日・立浪新監督の発言に疑問の声「やる前から決めつけるのは違う」 オリ・山本に新球習得は不要? “無双ぶり”から賛成も
中日・立浪和義新監督が19日放送の『S-PARK』(フジテレビ系)に生出演。オリックスのプロ5年目・23歳の山本由伸に対しての発言がネット上で物議を醸している。 >>中日球団代表、京田ダウン査定への発言に「過小評価し過ぎ」の声も 規定クリア継続は評価対象外? 今季の低調から納得も<< 今放送ではプロ野球選手100人がすごいと思う他選手の打撃・投球に投票し、各部門のスペシャリストを選出するオフの恒例企画「プロ野球選手が選ぶ2021年100人分の1位」の変化球部門の結果を発表。今年はフォーク(18票/1位)、カーブ(9票/2位)、スライダー(6票/5位タイ)、カットボール(5票/7位タイ)、シュート(3票/10位タイ)と、持ち球全てがトップ10にランクインした山本がNO.1投手に選ばれた。 問題となっているのは、投票結果後に紹介された山本の今後に対する立浪新監督の発言。番組では山本がライブ配信アプリ『17LIVE』が11日に生配信した『山本由伸の17LIVE』に出演した際、今オフ新たにチェンジアップを習得する意向を語ったことが紹介される。ただ、これについて話を振られた立浪新監督は「一つの球種を覚えることによって、例えばスライダーが曲がりにくくなるとかそういったこともあるので。今(のまま)で十分だと思いますけどね」とコメント。新球種の習得には他球種の質を落とすリスクがあるとして否定的な見解を示した。 立浪新監督の発言を受け、ネット上には「やる前からリスクあるぞ、変える必要ないぞって決めつけるのは違うと思う」、「現時点で持ち球全てをハイレベルに兼ね備えてる山本が、新球種習得で投球崩すのはちょっと考えにくい」、「全5球種がトップ10入りしたのはそれだけ指先が起用な証でもあるだろうから、新球挑戦にそこまで悪影響は無いのでは」と疑問の声が寄せられている。 一方、「無理に球種増やす必要ないっていう主張は分かる、現時点でも球界最高峰の投手なわけだし」、「投票結果にも反映されてるが、今年の山本は現変化球ほぼ打たれてないしな」、「今年不振だったらまだ分かるけど、これ以上無いくらいの結果残してるから自分もそのままで良くないかとは思う」と同調する声も多数挙がった。 今季の山本は「26登板・18勝5敗・防御率1.39・206奪三振」といった成績を残し沢村賞、リーグMVP、最多勝、最優秀防御率、最多奪三振、最高勝率(.783)といったタイトルを獲得した投手で、変化球被打率も「.158」と1割台の数字をマーク。打者に的を絞らせない投球で数々のタイトルを総なめにしていることもあってか、ここからもう一つ球種を増やす必要性はないと考えているファンも少なからずいるようだ。 「山本は圧巻の数字を残した今季の活躍ぶりなどから、将来的な獲得に向け熱視線を注いでいるメジャー球団も少なくないと言われている投手。ただ、本人は11月下旬の沢村賞発表後会見で『今のレベルでは(メジャーで)通用するとはまったく思わない』と、自身の実力には満足していないという旨を語ったことが伝えられています。今オフの新球習得への挑戦もよりよい投球をしたいという向上心の表れと思われますが、現状でも既に球界トップクラスの実力を有していることから、『これ以上進化する必要はあるのか』といった意見も多くなっているようです」(野球ライター) 来季から新たに立浪新監督が率いる中日は、今年6月の山本との対戦で「7回1失点・被安打4・9奪三振」と好投され敗れている。このこともあり、一部からは「立浪新監督はこれ以上レベルアップされたらお手上げって思いもあって異議を唱えたのでは」という声も挙がっている。文 / 柴田雅人
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芸能ネタ 2021年12月11日 22時30分
梅宮アンナ、ズレた金銭感覚があだとなり立浪和義新監督との“結婚”を逃す?【芸能界“ドロ沼”不倫ファイル】
タレントの梅宮アンナが2日、自身のインスタグラムを更新。車を走行中に“被害”にあったとして、「前の車に、走りながらウォッシャー液を出されてワイパーやられて、それも、2回も。私の車は、そのしぶきを浴びた」と報告。続けて、「絶対にやっては、イケナイ行為」と非難し、「相手を思いやれない人。本当に嫌です」と切り捨てた。だが、アンナの投稿にネット上では異論が噴出。収拾がつかなくなったアンナは6日までに、当該エントリーを削除している。 >>「体重やら何やら管理されてストレスが溜まった」渡辺徹、数々の女性問題を棚に上げ榊原郁恵に逆ギレ?【芸能界“ドロ沼”不倫ファイル】<< アンナは故・梅宮辰夫さんの長女で、父から“溺愛”されてきた。梅宮さんがかつて元タレント・羽賀研二氏との交際に猛反対したことは有名だが、子どもの頃からお金には不自由させなかったようだ。2019年5月放送の『ダウンタウンDX』(日本テレビ系)に出演したアンナは、小学校時代から梅宮さんに1日1万円の小遣いをもらっていたことを告白。豪快な梅宮さんらしいエピソードだが、人並み外れた金銭感覚も養ってしまったともいえる。これがあだとなり、アンナは中日ドラゴンズの新監督・立浪和義氏との“結婚”を逃してしまったようだ。 2005年10月、2人の“アツアツ不倫ツーショット”写真が『FRIDAY』(講談社)に掲載された。 「2人はもともと10年近く家族ぐるみの付き合いをしていたといいます。アンナは2001年6月に一般男性とデキ婚。翌2002年1月に長女・百々果ちゃんを出産しましたが、2003年2月に離婚しています。立浪監督とは2004年秋ごろから交際に発展したといわれていますが、立浪監督には妻子がいました」(芸能ライター) ところが2007年3月、2人の破局が報じられた。一部のニュースサイトによると、立浪監督の妻に離婚の意思が全くなく、アンナは別れを決意したという。また当時、中日の将来の監督候補といわれていた立浪監督自身もさらなるスキャンダルを危惧し、アンナと話し合いの末、別れたと報じている。 2019年1月、アンナと梅宮さんが『中居正広の金曜日のスマイルたちへ』(TBS系)で親子共演を果たし、梅宮さんがアンナの不倫の内情を漏らす一幕があった。司会の中居正広からアンナの過去の恋人について話題を振られた梅宮さんは、「まぁね…、『女房、子どもと別れてきますので、アンナさんを嫁にください』って言ってたんだけど、俺と約束したんだけど…」と土下座したと口走ったのだ。このとき、梅宮さんは相手の名前こそ出さなかったものの、複数の媒体が立浪監督だと報じている。 2008年、アンナは「3年間の不倫愛が裏切られて私は死を考えた」と題する文章を一部女性誌に執筆、テレビ番組では再現ドラマが製作された。また、同年には『女性自身』(光文社)で「不倫関係にあった中日ドラゴンズの立浪和義選手との破局」を告白。ところが、今度は立浪監督の義理の母が「本妻である娘を傷つけたアンナと梅宮辰夫を許さない」と、『女性セブン』(小学館)で激白し、“泥試合”と化したのだ。 アンナの不倫告白の意図は不明だが、同年9月に配信された一部ニュースサイトでは、立浪監督も当初はアンナとの結婚を真剣に考えていたと報じている。しかし、アンナの金銭感覚や浪費ぶりに苦悩した立浪監督が別れを決意したとも伝えている。 アンナの“放蕩ぶり”について、高級ブランド好きで1児の母であるアンナの生活費は、最低でも月々、300万~400万円が必要だという。このことから、2人の破局の裏には、金銭感覚のズレがあったようだ。 スキャンダルを回避したという立浪監督は、破局から14年の時を経て悲願の監督の座に就いた。一方のアンナは今もなお、ズレた感覚が“逆境”となっているようだ。
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