立浪和義
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スポーツ 2021年11月13日 11時00分
日本ハム・新庄新監督、大成のきっかけは立浪新監督? “ポジションシャッフル”の背景にある若手時代の経験とは
8日からチームの秋季キャンプを視察している日本ハム・新庄剛志新監督。10日、野手陣のポジションをシャッフルして練習を行わせたことを複数メディアが報じた。 >>日本ハム・新庄新監督のダイエット指令、ファンから不満? 清宮に苦言も「あんまり意味無いぞ」の指摘<< 報道によると、新庄新監督は視察最終日となったこの日、午前のシートノックで野手陣のポジションをシャッフル。球界のキャンプでは野手陣が一斉に本職以外の守備位置でノックを受けることは珍しいが、新庄新監督は「俺も内野をやって、ずっと外野をやっていたら一軍に上がれなかった」と自身の経験を踏まえた取り組みであることを明かしたという。 新庄新監督は現役時代に阪神(1990-2000)、ニューヨーク・メッツ(2001,2003)、サンフランシスコ・ジャイアンツ(2002)、日本ハム(2004-2006)でプレーし「1714試合・.252・225本・816打点・1524安打」といった通算成績をマークした外野手だが、頭角を現したのは当時プロ3年目・20歳だった1992年シーズン。1990年シーズン中に外野手から内野手に転向していた新庄新監督は故障離脱した正三塁手・オマリーの代役として、1992年5月26日・横浜大洋(現DeNA)戦に「7番・三塁」でスタメン出場。第1打席でいきなり本塁打を放ったことを機に一軍に定着している。 新庄新監督のポジションシャッフルを受け、ネット上には「確かに新庄も本職じゃない遊撃から成り上がっていったな」、「自分が複数ポジション守ってチャンスを掴んでるから説得力がある」、「20年以上前の経験が今に繋がってると思うと感慨深いな」と現役当時を思い返す声が寄せられている。 同時に、「新庄がポジション動いたのは確か立浪がきっかけなんだよね」、「新庄のブレークの裏に立浪新監督の存在があることを知ってるファンももう少ないんだろうな」、「立浪の守備を見て転向決めたのは今考えると大正解だった」と中日・立浪和義新監督を絡めたコメントも数多く挙がっている。 「新庄新監督は二軍で『.074・0本・0打点』と鳴かず飛ばずだった当時プロ1年目・18歳の1990年終盤に外野から遊撃に転向していますが、当時の報道では同3年目・20歳だった立浪新監督の遊撃守備を目の当たりにしたことをきっかけに遊撃転向をコーチに直訴したと伝えられています。このコンバートで起用の幅が広がった影響もあったのか、新庄新監督は翌1991年終盤に正遊撃手・平田勝男(現阪神二軍監督)の離脱に伴い初めて一軍昇格・出場を果たすと、翌1992年からは本格的に一軍に定着しています」(野球ライター) 立浪新監督のプレーをきっかけに飛躍を果たした若き日の新庄新監督。くしくも同じタイミングで監督に就任したこの秋、自身とは形は違うが現チームの選手たちにもブレークにつながるきっかけを与えようとしているようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年11月09日 18時30分
中日・立浪新監督の方針に「順序が違う」反発の声 主砲・ビシエドの打撃改造が物議醸すワケ
10月29日に中日監督就任が発表され、11月4日からチームの秋季キャンプに合流している立浪和義新監督。9日、チームの絶対的4番・ビシエドの打撃改造に着手する意向と複数メディアが報じた。 >>中日、又吉・祖父江のFA残留が決定的に? キャンプ報道で映った姿が話題、立浪政権始動よりも注目された変化とは<< 報道によると、来季のチーム本塁打数の目標を100本(今季は12球団ワーストの69本)と設定している立浪新監督は、目標達成に向け「ビシエドもちょっと形を変えれば、40本打てるような力はある」とビシエドの打撃改造を計画。打撃改造には自身だけでなく中村紀洋一軍打撃コーチ、リナレス巡回コーチも関わるといい、「そのへんは話し合いながらやっていきたい」と“三位一体”で指導を行う旨を語ったという。 今季のビシエドは出場した130試合で全てスタメン4番を務め、「.275(チーム2位)・17本(同1位)・70打点(1位)」と打撃3部門でチームトップクラスの数字をマーク。ただ、本塁打数については3年連続で10本台にとどまっている。 立浪新監督の打撃改造の意向を受け、ネット上には「助っ人4番にしてはホームランが寂しいと感じてたから打撃改造は歓迎したい」、「キャリアハイが26本(2018年)だから、しっかり指導すれば40本はともかく30本は楽にクリアできるのでは」、「首位打者獲得経験(2018/.348)もあるビシエドの長打力が増せば来季は相当期待できる」と賛同の声が寄せられている。 一方、それ以上に「順序が違う、体たらくな他野手へのテコ入れが先だろ」、「ある程度打ってるビシエドよりも、2ケタ本塁打すらほとんど打ててない同僚を徹底指導した方が効果的では」、「マークがキツいビシエドを改造してもあんまり意味が無い気もする」と否定的なコメントが複数挙がった。 「今季の中日はビシエド以外に2ケタ本塁打をクリアした打者が、11本を放った木下拓哉1名のみと長距離砲が不足。このこともあり、ビシエドは故意四球数がリーグ2位(9個)と相手バッテリーに勝負を避けられる場面も目立ちました。そのため、ファンの間ではビシエドの長打力向上に努めても、その分相手からまともに勝負してもらえない機会も増えるためあまり効果はないのではという意見も少なからず挙がっています」(野球ライター) ビシエドの本塁打数が伸び悩んでいる原因については他に一発が期待できる同僚がいないため、相手のマークが集中することが一因という見方もされている。立浪新監督にはビシエドへのマークを分散するような他野手の育成を優先してほしいと考えているファンも少なくないようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年11月04日 20時30分
中日、又吉・祖父江のFA残留が決定的に? キャンプ報道で映った姿が話題、立浪政権始動よりも注目された変化とは
10月29日に中日の新指揮官に就任することが発表された立浪和義新監督。11月4日、同日に二軍本拠地・ナゴヤ球場でスタートした秋季キャンプに合流したと複数メディアが報じた。 >>中日、立浪氏への監督要請報道に「ドラフトは布石だったのか」の声 ファンを驚かせた異例の指名戦略、新体制移行の前兆だった?<< 報道によると、この日監督就任後初めて選手と顔を合わせた立浪新監督は、練習開始前に選手を集め「来年への戦いは今日から始まっている。今まで外から見てきてたくさん気づいたことはあるが、しっかりと勝つために、一軍に上がるためレギュラーを取るため目的意識を持ってスタートしたい」と訓示。また、「ドラゴンズの選手はしっかりあいさつができるな、と思われるように。そこもしっかり徹底してください」と、グラウンド内外で礼節を欠かさないよう求めたという。 立浪新監督の訓示の後、片岡篤史二軍監督、西山秀二一軍バッテリーコーチ、中村紀洋一軍打撃コーチ、山井大介二軍投手コーチ、森野将彦一軍打撃コーチ、中村豊二軍コーチ、大西崇之一軍外野守備走塁コーチの順番でそれぞれ就任のあいさつをしたという中日首脳陣。今季5位からの巻き返しを図る来季に向け、まずは26日までの秋季キャンプで選手たちを指導していく予定となっている。 立浪新監督の合流報道を受け、ネット上には「いよいよ立浪政権が本格始動してワクワクしてきた」、「今季はとにかく打てなかった(チーム打率・得点数共にリーグ最下位)から、首脳陣はまず打力を徹底的に鍛えてくれ」、「まずは挨拶からしっかりっていうのはいいな、基本的なところから1つずつチームを変えていってほしい」と今後に期待する声が寄せられている。 一方、それを上回る勢いで「又吉も祖父江もひげ剃ってるな…ということは?」、「又吉と祖父江のひげが消滅してるけどもしかしてどっちも残留か?」、「どちらもきっちり身だしなみ整えてるってことは流出なしって考えて大丈夫かな」と、チームに所属する又吉克樹、祖父江大輔の名を絡めたコメントが挙がった。 立浪新監督は来季以降に向けた意識改革の一環として、秋季キャンプ開始前に選手らに茶髪、長髪、ひげの禁止を通達したことが伝えられている。又吉、祖父江はこれに従ってひげを剃ったものとみられるが、これを受けた一部ファンの間では今オフの残留を予想する声が高まっているようだ。 「又吉、祖父江はどちらも今季中に国内FA権を取得しましたが、又吉は『66登板・3勝2敗33ホールド8セーブ・防御率1.28』、祖父江も『55登板・1勝2敗19ホールド5セーブ・防御率2.59』と結果を残したことから、今オフ権利行使ならどちらも争奪戦になると目されている投手。ただ、4日の報道で各メディアが伝えた映像・写真を見ると、どちらもひげをきっちりそり落とした状態でキャンプに参加していました。そのため、立浪新監督の意向に従ったということは来季以降も中日で戦う考えなのではないかと権利不行使を期待している声は少なからず挙がっています」(野球ライター) どちらもチームのブルペンには必要不可欠な人材で、立浪新監督も直接交渉して慰留に努める方針だという又吉、祖父江。“ひげ消滅”は残留意向の表れなのか、今後の展開も注目を集めそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年11月02日 11時10分
中日・立浪新監督、他球団から度々オファーも? 待望の就任、悩みの種は“取捨選択”か
中日の新監督・立浪和義氏が地元愛知県のTV番組で“モテモテ”だ。ドラゴンズ一筋、スター監督の誕生を地元ファンも歓迎しているのだろう。「妥協しない」「センターラインの強化」「野球の8割はピッチャー」と就任会見でチームビジョンも語ったが、そのキーマンとなる選手は絞り切れていない。 >>中日・柳の試合後コメントに「根に持ってるのか」の声 同僚のミスをベンチ裏でも揶揄? 別の思惑もあったか<< 立浪竜は良くも悪くも“試行錯誤”の連続となりそうだ。 「ダヤン・ビシエドとライデル・マルティネスの残留が決定的となりました。4番と守護神の残留は朗報ですが、オフの懸案事項はそれだけではありません」(地元メディア) リリーフで活躍した又吉克樹、祖父江大輔、田島慎二の3投手の残留が確定していないのだ。3投手はフリーエージェントの権利を行使するという(11月2日時点)。立浪監督は地元TV局の番組に出演した際、自ら慰留に乗り出すことも伝えていた。しかし、「又吉の説得? フロントに任せた方が良いと思うけど…」と“遠回し”に、他球団流出を示唆する声も聞かれた。 慰留に失敗したとなれば、新体制に傷をつけることにもなりかねない。 今季66試合に登板し、1点台の防御率を収めたセットアッパーの喪失は痛い。立浪監督は「競り勝つ野球をめざす」とも語っていたので、救援投手陣が勝敗のカギとなる。 立浪監督は現役を引退してから12年が経つ。複数のプロ野球解説者が話していたので間違いないと思われるが、他球団からのコーチ入閣の打診を何度も受けていたそうだ。 「解説者時代の立浪監督は、母校・PL学園出身のプロ野球関係者、現役時代にともに戦った中日OBにも相談していました」(球界関係者) 「中日の監督になりたい」の気持ちを捨てられず、待ち続けたわけだ。「解説者の期間が長く、でも、人脈は広がったと思います。立浪体制を応援しているプロ野球OBも多く、すでに色々な進言も受けています」(前出・同) そのいくつかの進言の中で、立浪監督が興味を示したのは、将来の大砲候補・石川昂弥を「セカンドでテストしてみたら?」のコンバート案。ガッチリとした大柄な体型から二塁手のイメージは湧かないが、就任会見ではセンターラインの強化策も掲げていた。打線強化を兼ねて、長打力のある石川をテストしてくるかもしれない。 「ドラフト1位のアドゥ・ブライト・健太をセンターでいきなり使ってくるかも。立浪監督はドラフト前、中日外野陣の高齢化も指摘していました。『石川を外野で』の助言もあれば、『根尾は我慢して使え』のお願いもあったそうです」(前出・地元メディア) ベテランとなった堂上直倫にも再起のチャンスを与えたいという。立浪監督、落合(英二)ヘッドは堂上の父で、球団寮の寮長だった照氏と交流がある。 こうした情報を聞いていると、立浪監督の頭の中には選手起用のアイディアが色々とありそうだが、全部を採用するわけにはいかない。「捨てること」も必要となってくる。性格が温厚なだけに、その見切りをつける時に苦労しそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年10月14日 17時00分
中日監督報道の立浪氏、1月前から雰囲気が変わった?「もしかしてやるんじゃ…」片岡氏が感じた異変を明かし「凄い勘だ」の声
野球解説者の片岡篤史氏(元阪神他)が13日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。中日から監督就任要請を受けたと12日に報じられ、シーズン終了後の監督就任が確実視されている野球解説者・立浪和義氏(元中日)にまつわる発言がネット上で話題となっている。 >>中日、立浪氏への監督要請報道に「ドラフトは布石だったのか」の声 ファンを驚かせた異例の指名戦略、新体制移行の前兆だった?<< 今回の動画で片岡氏は、PL学園高校時代の同級生で30年以上の親交がある立浪氏が監督要請を受けたと報じられたことをテーマにトーク。報道を受けての率直な感想や、自身が思う中日が立浪氏に白羽の矢を立てた理由などについて語った。 その中で、片岡氏はここ最近の立浪氏に異変を感じていたという話を明かす。片岡氏は立浪氏とは頻繁に連絡を取り合っているというが、これまでの立浪氏は「優しい感じ、物腰柔らかい感じの話し方」だったとのこと。ただ、「この1カ月くらいは話してても、『声のトーンが変わってきたな』というのは感じた」と、1カ月前ごろから声の調子が変わったと感じていたという。 片岡氏は続けて「現役(時代)もそうやしPL3年の時のような、勝負してるような声のトーンに変わっていったことは確か」と、立浪氏の声の調子がどう変わったのか説明。その上で、「だから『これはもしかして(監督)やるんじゃないかな』というのは、薄々は俺も感じてた」と、もしかしたら監督をやる流れになっているのではと感じていたと語った。 片岡氏の発言を受け、ネット上には「声の調子で監督要請を察知するって凄い勘だな」、「急に言葉が熱を帯びてきたってことか、それなら確かに何かあったのかって思うかもな」、「後だしで言ってる感じも無いわけじゃないけど、30年以上付き合いあるからわずかな変化に気づけた部分もあるのかな」といった反応が寄せられている。 一方、「正式要請は12日だったらしいけど、その前に水面下である程度話はあったってことか?」、「何の話もない中で『与田が辞めて俺に話が来る』って予想してたとも考えづらいし、1か月前時点で多少の話はもらってたのかもしれない」、「表には出てないだけで、球団側から事前に接触があったとしか思えんな」と、球団側が正式要請前に立浪氏に接触していたのではと推測するコメントも複数挙がった。 「報道では中日が立浪氏に監督就任を要請したのは12日午前中とされていますが、1カ月前時点では就任要請の可能性はもちろん、現在指揮を執る与田剛監督が今季限りで退任するという話も特に伝えられてはいませんでした。報道通りだとすると、要請前に立浪氏の声の調子が変わったのはなぜかという話にもなりますが、一部ファンの間では表に出ていないだけで、球団は正式要請の前に立浪氏に接触していたのではないかという見方も浮上しています」(野球ライター) 事前の接触があったかどうかは不明だが、1カ月前時点で立浪氏の監督就任を予感していたと明かしファンを驚かせた片岡氏。なお、監督要請から一夜明けた13日以降は、立浪政権誕生と同時に片岡氏も入閣するのではという報道も複数出てきているが、本人は入閣報道については今回の動画の中では特に言及していない。文 / 柴田雅人記事内の引用について片岡篤史の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCSFE1o0ihc5mfODf2FybeuA
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スポーツ 2021年10月12日 20時30分
中日、立浪氏への監督要請報道に「ドラフトは布石だったのか」の声 ファンを驚かせた異例の指名戦略、新体制移行の前兆だった?
10日終了時点で「52勝67敗16分・勝率.437」とセ・リーグ5位に沈む中日。12日、来季監督として、野球解説者の立浪和義氏(元中日)に就任要請を出したと複数メディアが報じた。 >>中日・与田監督が審判に激怒「ファンも納得しない」 ずさんな仕事に加え嘘も? 3日間に及んだミスジャッジ騒動<< 報道によると、2019年から中日を指揮している与田剛監督が、9月末頃に成績不振を理由として球団側に今季限りでの退任を申し出たとのこと。これを受け入れた球団は新監督の人選を進め、12日に立浪氏に監督就任を要請。立浪氏も受諾へ前向きな意向を示している。 現在52歳の立浪氏は現役時代に中日一筋(1988-2009/2008-2009は打撃コーチ兼任)でプレーし、「2586試合・.285・171本・1037打点・2480安打」といった通算成績をマーク。長らくチームの主軸を張り、ファンの間では“ミスタードラゴンズ”と呼ばれるほどの人気を誇った。引退後は野球解説者としてテレビやラジオなどで活動する傍ら、2013年WBCでは打撃コーチとして侍ジャパンに帯同。また、今春の中日キャンプでは臨時コーチとして選手たちを指導している。 立浪氏への就任要請報道を受け、ネット上には「来年は立浪を次期監督に据えるのか、親会社メディアの中スポ(中日スポーツ)も報じてるからこのまま決定っぽいな」、「与田監督は去年結果出した(8年ぶりのAクラス)とはいえ、一昨年と今年はBクラスだから責任感じてたのかな」、「春季キャンプで臨時コーチしてたから近々帰ってきそうな感じはあったけど、いざそうなるとワクワクするな」といった反応が寄せられている。 一方、「昨日のドラフトは立浪監督就任への布石だったのか? 随分野手を獲ってて驚いたけど」、「表向きはドラフト後に就任要請したって話だけど、立浪さんを監督にすることをある程度想定して野手を多めに確保した可能性もありそう」、「立浪さんが数日前にテレビで推してたブライトも1位指名してるしなあ」と、前日11日に行われたドラフト会議を絡めたコメントも複数挙がった。 「中日は今年のドラフトで投手1名、野手5名の計6名を本指名していますが、野手を5人も指名したケースは過去5年間で一度もなし。また、1位指名には立浪氏が9日に出演した『ドラHOT+』(東海テレビ)で、『鍛えればすごくいい選手になる』と素質を評価した上武大・ブライト健太を選んでもいます。一部ファンの間ではこれらの点を踏まえ、球団が今ドラフトで野手を重点的に指名したのは、現役時代は野手で今春も臨時コーチとして野手陣を指導した立浪氏を次期監督とすることを織り込んだ上での戦略だったのではないかという見方が浮上しています」(野球ライター) レギュラーシーズンの終了を待って、新監督就任が正式発表される見込みと伝えられている立浪氏。2011年を最後にリーグ優勝から遠ざかるチームをどのように率いていくのかは大きな注目を集めそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年05月28日 20時30分
中日・京田の二軍降格で立浪臨時コーチに批判 他の教え子も軒並み苦戦、今春キャンプでの指導に疑問の声「逆に悪化してる」
2017年のプロ入りから中日でプレーし、昨季までに「.249・16本・149打点」といった数字を残しているプロ5年目・27歳の京田陽太。28日、その京田が一軍登録を抹消され、ネット上の中日ファンの間で物議を醸している。 京田は今季「.245・1本・10打点」と今一つの数字にとどまっており、25~27日のソフトバンク3連戦は全てスタメン外に。また、途中出場した26、27日はどちらも空振り三振に倒れていたが、翌28日にプロ生活で初めて一軍登録を抹消されたことがNPBから公示された。 京田はプロ1年目の2017年に「.264・4本・36打点」をマークしセ・リーグ新人王に輝き、翌2018年以降も正遊撃手としてプレーしていた選手。しかし、今季は前述のように数字が上がってきていないことに加え、5月5日・DeNA戦では死球を受けた後に一塁へ出塁する際、着用していた手袋やレガースをボールボーイの足元に投げつけるなど精神的に不安定な姿も見せていた。 >>中日・京田に「常軌を逸してる」ファンドン引き ボールボーイに防具を投げつけ、死球の怒りは2週間前に伏線アリ?<< 京田の抹消を受け、ネット上には「明らかに精彩を欠いてるように見えたし抹消は仕方ない」、「今日から二軍の試合に出てるし、上手いこと調整してまた帰ってきてくれ」といった賛同の声が寄せられたが、「5月はちょっと復調気味(月間打率.294)だったのになぜ落としたのか」、「月間打率3割近いんだから、もう少し我慢してもよかったのではないか」と否定的な意見も挙がっている。 一方、「ここから一軍に戻って来れなかったら、立浪は春季キャンプで何を教えていたのかということになるな」、「こんなことになるなら立浪はキャンプに呼ばない方がよかったのでは」、「立浪さんの指導で上がるどころか逆に悪化してるようにも感じる」、「京田だけ不振なら本人の問題と言えなくも無いが、それ以外の教え子も不振だからなあ…」と、球団OBの立浪和義氏を絡めたコメントも複数見受けられた。 「立浪氏は今年2月の中日春季キャンプに臨時コーチとして参加し、キャンプ初日の同月1日から20日まで野手陣へ打撃を指導。特に京田、根尾昂、岡林勇希の3名に対し重点的に指導を行ったと伝えられました。しかし、開幕後は京田のみならず根尾が『.196・1本・12打点』、岡林も『.000・0本・0打点』と不振に陥っているため、立浪氏の指導能力に疑問を抱いているファンも少なくないようです」(野球ライター) 28日の二軍・オリックス戦に8回表の守備から途中出場したが、打席は回ってこなかった京田。春季キャンプでは「たくさん教えていただいたので何とか自分のものにできるようにしていきたい」と立浪氏の指導を打撃力アップにつなげる意欲を見せていたが、今後結果を残して一軍に返り咲くことはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年04月13日 21時30分
元阪神・井川、敵打者への苦手意識を死球で克服? まさかの体験談に反響、「藤浪とは真逆」の声も
野球解説者の上原浩治氏が12日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、現在未所属ながら現役を続行している井川慶(元阪神他)がゲスト出演。野球解説者の立浪和義氏(元中日)にまつわるまさかのエピソードを明かした。 今回の動画で井川はNPB・MLBでのプレー中に、自身が苦手としていた打者を7名挙げそれぞれの選手についてトーク。その中で名を挙げた立浪氏への苦手意識を、死球で払拭したという話を語った。 >>中日・星野監督が落合氏に激怒! 食事をなぎ払い公衆電話を破壊「いつになったら打つんだ!」小松氏が衝撃の光景を暴露<< これまで阪神(1998-2006)、ヤンキース(2007-2011)、オリックス(2012-2015)、関西独立・兵庫(2017)でプレーしている41歳の井川と、中日一筋(1988-2009)で現役生活を送った51歳の立浪氏。両者は1998年から2006年にかけセ・リーグでしのぎを削っている。 その立浪氏には当初「6の6(6打数6安打)とか7の6(7打数6安打)とかそのぐらい打たれてた」とかなり打ち込まれていたという井川。しかし、ある対戦時に意図せず死球をぶつけてしまったことを境に苦手意識がかなり払拭されたという。 井川によると、立浪氏は死球後の対戦では再びぶつけられることを恐れたのか、腰が引けるような打撃フォームになったとのこと。死球以降の対戦成績については触れなかったが、当時の井川は「全然狙ってないけど、(死球を)与えてこんだけ(打撃フォームが)変わるなら『使えるな』と思った」という。 井川がここまで話した後、上原氏は「(それから)苦手なバッターには『当てたれ』って思ってた?」と質問。井川は他の打者に意図的に死球を当てたかどうかは明言しなかったが、「『困ったな』と思って(投げてた)」と体近くの厳しいコースには投げていたと語っていた。 井川は動画で全ての持ち球をホームランにされたNPB打者やストライクを取るのに苦労したMLB打者についても話している。 今回の動画を受け、ネット上には「死球をきっかけに苦手意識が無くなるなんて聞いたことない」、「普通は投手側の方が『またぶつけたらどうしよう…』って弱気になりそうなものなのに」、「一度の死球で腰が引けるってことは相当痛かったんだろうな」といった反応が多数寄せられている。 一方、「黒田へのビーンボールをきっかけに制球難になった藤浪とは真逆だな」、「藤浪も井川のようなメンタルを持っていればまた違ったのかもしれない」、「際どい球は逆に利用しろってあの当時の藤浪に教えてほしかった」と、阪神・藤浪晋太郎を絡めたコメントも複数見受けられた。 「一部ファンが藤浪を引き合いに出しているのは、2015年4月25日・阪神対広島戦が関係していると思われます。同戦に先発した藤浪は2回裏、広島先発・黒田博樹氏に2球連続で死球すれすれの抜け球を投じてしまい、これに黒田が激昂したことから乱闘寸前の事態に発展。同戦以降の藤浪は暴投を恐れ過ぎたのか四死球を連発し、2015~2016年の2年連続でリーグワーストの与四死球数を記録してしまいました。藤浪は2017年以降も制球難に苦しみ、今季も11日終了時点でリーグワーストタイの与四死球数(12個)となっています」(野球ライター) 黒田氏への暴投をきっかけに、一時はイップスに陥ったのではという見方もされていた藤浪。井川氏のように死球や暴投を「使える」と思えていれば、制球難に陥ることもなかったのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGynN2H7DcNjpN7Qng4dZmg
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スポーツ 2021年02月11日 11時00分
阪神・川相臨時コーチと現コーチ陣がギスギス? 指導中の意味深光景、古田氏招へいのヤクルトとは明暗か
春季キャンプに招致された「臨時コーチ」の仕事とは…。 川相昌弘氏が阪神、古田敦也氏と立浪和義氏が古巣に、松中信彦氏は元同僚が指揮する千葉ロッテへ。2021年のプロ野球・春季キャンプは例年以上に「臨時コーチ」が話題となっている。 「近年では、山本昌氏が阪神の藤浪晋太郎を指導し、不振脱出のきっかけを作りました。松井秀喜氏が岡本和真ら巨人の後輩たちを教え、中畑清氏が監督を務めていた時代のDeNAでも筒香嘉智選手(現レイズ)の指導に携わりました」(ベテラン記者) 臨時コーチの本当の役目とは、一体、何なのか? 阪神・藤浪、巨人・岡本、前DeNA・筒香など、臨時コーチの指導が飛躍のきっかけになった例は少なくない。だったら、そのOBを「臨時」ではなく、通常コーチとして迎え入れた方が良策ではないだろうか。極端な言い方だが、臨時コーチの指導で選手がブレイクしたのなら、「通常コーチは何を教えていたのか?」と非難の対象にもなりかねない。 コーチ経験を持つプロ野球解説者がこう言う。 「通常のコーチと教える内容は変わりません。選手への助言にしても、同じことでも臨時コーチという違う人が話すと、何か新しいことに感じたりするものです」 臨時コーチを依頼する目的は、この辺にあるようだ。しかし、臨時コーチはキャンプ中、それも2週間程度の指導である。僅か2週間の指導を覚醒や覚醒のきっかけにするためには、監督、通常のコーチとの協力も必要だ。 「今回の東京ヤクルトの古田氏の指導が良い例ですよ。高津臣吾監督、古田氏はともに故・野村克也氏の薫陶を受けています。根底のある理論が同じだから、古田氏が選手に教えることと、高津監督、コーチたちが考えていることにブレがないんです」(球界関係者) 高津監督らが普段、教え切れないことをサポートしてもらう。それが、古田氏を臨時コーチとして招聘した真の狙いだ。 首脳陣と臨時コーチの考え、根底にある理論が合致していなければ、「効果は得られない」とするならば、ちょっと気になる光景も見られた。川相氏が指導する阪神キャンプだ。 川相氏は阪神の内野陣に「グラブの出し方」など基本的な捕球動作まで教えている。しかし、川相氏はライバル・巨人の出身であり、矢野燿大監督とはともにプレーした経験はない。内野手担当の久慈照嘉、藤本敦士両コーチとも接点はない。 その川相氏が選手に教えている時、両コーチは他選手を指導しているか、遠巻きに見ているだけだ。 「山本氏が臨時コーチを務めた時は、練習後、首脳陣全体と山本氏が集まって、同日の指導内容を確認していました。川相氏とも、宿泊ホテルの部屋で確認をしていると思いますが」(在阪記者) 下世話な話だが、臨時コーチにもギャランティは発生する。今は違うが、ひと昔前はアルバイト感覚で売り込みをしているOBもいたそうだ。 しかし、現在では要請があっても慎重になるOBの方が多いという。生半可な理論だと、選手に見透かされてしまうからだ。 OBの積み上げてきた理論や、勉強の成果は「教えた選手の成績」となって表れる。そういう意味では、通常のコーチよりも臨時コーチの方がペナントレースの勝敗に一喜一憂しそうである。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年01月15日 11時25分
中日・与田監督、立浪臨時コーチを警戒している? 一軍スタートルーキーをドラ6だけにした狙いは
「立浪教室」の入門者は、根尾昂内野手と“未完の大器”ということになりそうだ。将来の4番とエースには別のお目付役がつけられた。今春の中日キャンプでは心理戦も繰り広げられそうだ。 ナゴヤ球場内のオフィスに与田剛監督やコーチスタッフが集まり、キャンプの一、二軍メンバーの振り分けが話し合われた。 すでに、OB・立浪和義氏のキャンプ中の臨時コーチ就任が発表されている。一軍に振り分けられた若手がその指導を仰ぐことになるわけだが、その対象となった有名どころは根尾のみ。将来の4番候補・石川昂弥内野手、ドライチのエース候補・高橋宏斗投手は二軍スタートとなった。 「14年ぶりに中日復帰した福留孝介外野手は、二軍スタートとなりました」(名古屋在住記者) ベテランが二軍キャンプに振り分けられ、スロー調整するのは、よくある話。しかし、与田監督はその福留について、こうも語っていた。 「あれだけ経験豊富な選手ですから」 マイペース調整に何も心配していないという意味だけではない。福留が石川を打撃指導することもありそうだ。 「阪神時代の福留は、若手を指導していました。野手だけではなく、投手や捕手にもアドバイスが送れます」(ベテラン記者) そのアドバイスの的確さ、若手に自ら声を掛けて回るまわる姿勢は歴代の阪神監督も認めていた。「石川を立浪氏ではなく、福留に預ける選択をした」との見方が強い。 「ドラフト1位の高橋、同2位で一軍構想に入っている2位の森博人投手も二軍スタートとなります。2人とも、福留に学んでほしいということでしょう」(前出・同) >>中日・福留、古巣復帰は次期監督への布石?阪神時代から見せていた指導者適性とは<< 立浪氏は前オーナーとの折り合いが悪かったとされる。「監督候補」と目されながら中日から遠ざかっていたのはそのためだが、昨年3月、オーナーが交代した。今回の臨時コーチも新オーナーのトップダウンで伝えられたという。与田監督が立浪氏に“警戒している”としても、おかしくはないのだ。 しかし、こんな情報も聞かれた。 「一軍スタートとなった新人は、6位の三好大倫外野手(JFE西日本)だけ」(球界関係者) 走攻守の全てにおいて高いレベルにあるという。なぜ、そんな好選手が6位指名まで残っていたかというと、彼は19年途中までピッチャーだったのだ。香川県・三本松高校時代から「エースと主砲」の二刀流、「左投手でかつストレート勝負できる豪腕」なる“希少価値”から、社会人に進んだ後もマウンドを任されてきた。 「本格的に打者になって2年。新型コロナ禍で20年はほとんど試合をしていません。『もう1年様子を見て』というのが他球団の評価であり、21年ドラフトの上位指名候補でした」(前出・同) “先行投資”で指名したこの三好が、立浪氏に託されたとの見方もある。 根尾が覚醒し、三好が頭角を現せば、やはり、与田監督は面白くないだろう。中日の春季キャンプは“意味シン”だ。(スポーツライター・飯山満)
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