巨人
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スポーツ 2021年03月10日 11時00分
今季の巨人にまさかのBクラス転落危機? 天敵への“負けっ放し”に懸念、アレルギー克服のカギは桑田コーチ補佐か
桑田真澄投手チーフコーチ補佐がチームに再合流した。その狙いは――。 福岡PayPayドームで行われたオープン戦で(3月9日)、福岡ソフトバンクが対巨人の連勝を「12」まで伸ばした。 巨人サイドから見れば、“負けっ放し”ということになる。2019、20年の日本シリーズで4連敗を喫しており、19年交流戦3戦目からオープン戦含め、一度も勝っていない。左アキレス腱の断絶から復帰してきた野上亮磨投手の好投、売り出し中の秋広優人内野手が適時打を放つなど明るい材料もあったが、スタンドのファンはこう思ったはずだ。「このままでは、勝てそうにない」と…。 「これ以上、負けると、今季のペナントレースにも影響してきますよ。オープン戦とは言え、尾を引きそう」(プロ野球解説者) 過去にも、同じようなことが起きていた。83、87、90年、巨人は日本シリーズで西武ライオンズに負け続けた。 「90年シリーズで4連敗を喫し、翌91年はそのショックからか、12年ぶりのBクラスに低迷しました」(ベテラン記者) 当時のことは、筆者も知らない。だが、「西武に勝てない悪夢」を振り払うことができた94年日本シリーズは目の当たりにした。「今日は3対1で勝つ」と言って、本当にそのスコアで日本一になった長嶋茂雄監督(当時)の神懸かり的な采配にも驚かされたが、常勝西武を破ったキーマンは投手・桑田だった。 >>巨人・桑田コーチ補佐、若手選手の印象は「Mattを見ているようなもの」? 独特の指導法を明かし反響「時代には合ってる」<< 桑田のクレバーなピッチングとその分析力に、今日のソフトバンクに対応するヒントがあるのではないだろうか。 「94年シリーズ第1戦、先発マウンドを任されたのは桑田でした。巨人は5投手をつぎ込み、11失点と大敗しました」(前出・同) シリーズでの1試合11失点は巨人史上ワースト。26年後の昨季シリーズで13失点に更新された。 「桑田は6回4失点で敗戦投手になっています。でも、後日談として、桑田は西武打線のデータを取るため、勝負どころで意図的に甘いボールを投げていたとの話もあるんです」(球界関係者) 第2戦の先発マウンドは槙原寛己。完封勝利を収めたが、槙原-村田真一のバッテリーに桑田が助言を送っていた。スコアラーがシリーズ前に集めたデータに補足を加えていったそうだ。 「90年と94年では、選手もほとんど入れ代わっています。チーム再建には時間が掛かりますが、昨季シリーズでは、巨人の各投手は球種を狙い打ちされている印象も受けました。ソフトバンク打線を洗い直す必要があります」(前出・同) 桑田コーチは札幌遠征には参加せず、このソフトバンク戦から一軍に再合流した。帰京後の合流ではなく、わざわざ福岡まで呼び寄せたのは何か目的があったはずだ。桑田コーチの眼にソフトバンク打線はどう映っていたのだろうか。(一部敬称略/スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年03月09日 11時20分
巨人・原監督、「12球団合同プラン」の裏にある狙いとは “地下ルート”を提供し悲願達成の布石に?
巨人・原辰徳監督が遠征先の福岡に到着した後、「12球団合同の隔離プラン」を提案した(3月8日)。来日が遅れている外国人選手を東京ドームと同ホテルに集め、そこで調整させるというのだ。 「同日、DeNAの三原一晃球団代表が、外国人選手が誰もいない状況でペナントレースに突入するとこぼしています。新型コロナウイルスによる緊急事態宣言の影響でビザの申請が凍結されており、今後、入国手続きができるようになったとしても、2週間の隔離生活は絶対なので彼らがチームに合流できるのは、もっと先になります」(プロ野球解説者) 隔離期間中も練習ができるのなら、それに越したことはない。 原監督は東京ドームでの主催ゲームが重なった場合も「協力する」と明言していた。と言うことは、関係者とも打ち合わせ済みで、承諾も取れているのだろう。 原監督の「球界全体」を思う気持ちに反対する者はいない。だが、3月8日はDeNAの三原代表の発言以外にも、「今シーズンの行方」を予想させるようなことがほかにも起きていた。そして、原監督が本拠地・東京ドームを提供するとした理由も興味深い。 >>巨人・桑田コーチ補佐、若手選手の印象は「Mattを見ているようなもの」? 独特の指導法を明かし反響「時代には合ってる」<< ドーム球場と同ホテルだが、実はヒミツの地下通路でつながっている。その存在自体はメディアにも知らされているが、使用は基本的にNG。選手、球団スタッフ以外は利用できないことになっている。 「この通路を使えば、ホテルとドーム球場を行き来する際も『隔離状態』を保てます」(球界関係 者) “地下ルート”でつながっている話はほかにもあった。 同日、セ・リーグ理事会が開催され、ここで巨人代表者は4度目となる「指名打者制の導入案」(以下=DH制)を提議した。それについては「1対5」で却下されたそうだが、他球団の関係者がこう証言する。 「単にセ・リーグでもDH制を導入しようというものではなく、さらに内容が細分化され、詳細なものになっていました。これからビザを取得する外国人選手の来日時期を分けていて、3月中に入国規制が緩和された場合と、4月以降になった場合、さらに遅れた場合は交流戦を対象にするなど、かなり具体的な提案がされました」 前回3度目の提案同様、4度目も「期間限定」だったという。 「巨人がDH制導入に向けて、本腰を入れていることは分かりました。期間限定でもDH制が導入されたら、いずれ、シーズン全体でもそうなるでしょう」(前出・関係者) 球団の背広組は理事会でDH制を、チームを預かる原監督は遠征先で「合同の隔離調整プラン」を提案。両者の話は、外国人選手の来日遅延の問題で結びついている。 この日、原監督の口からDH制の話は出ていないが、「合同プラン」には他のセ球団も興味を示しているそうだ。 原監督の提案が採用されたら、「もう一度、DH制導入の話を聞いてみようか?」と風向きも変わっていくのではないだろうか。3月22日、臨時理事会の開催が決まった。開幕直前の同日、セ・リーグは“ルール変更”となるかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年03月08日 22時05分
巨人・桑田コーチ補佐、若手選手の印象は「Mattを見ているようなもの」? 独特の指導法を明かし反響「時代には合ってる」
巨人・桑田真澄一軍投手チーフコーチ補佐が、7日未明放送の『S☆1』(TBS系)にVTR出演。番組で語った内容が、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 今回番組では元ソフトバンクで現在はBC・栃木でプレーする川崎宗則氏が巨人キャンプを訪問し、桑田コーチ補佐と対談するVTRを放送。桑田コーチ補佐は「1人でも多くの選手に、『やり切った』って言ってセカンドキャリアに向かっていけるようにしてあげたい」という思いの元、若手指導に日々精を出していることを語った。 話題となっているのは、対談の中で川崎氏から「桑田さんは息子さんもおられるじゃないですか。選手とやっぱり年は近いわけじゃないですか」と話を受けた後の桑田コーチ補佐の発言。長男・桑田真樹氏(28歳/元BC・滋賀他)、次男・Matt(26歳/タレント)と2人の息子がいるが、「(息子たちと)ちょうど同い年の選手もいるので、(内心では)もうMattを見ているようなもの」と、若手選手たちを息子たちと同じような目線で見守っているという。 また、桑田コーチ補佐は「(指導中は)選手を見ながらも『あっ、Mattと同い年だからちょっと言い方を変えようかな』とか(考えることもある)ね」ともコメント。指導中にMattの存在が頭に浮かび、言葉の伝え方を改めたりすることもしばしばあることを明かしていた。 >>一茂、Mattだけじゃない! プロ野球選手を親に持つ意外な二世芸能人、“恐妻家”として知られたアノ人も<< 今回ネット上には「指導する若手とMattら息子を照らし合わせてるのは知らなかった」、「指導中に『この選手はMattと同い年だな…』って考えてる桑田さんは想像したらちょっと面白い」、「頭ごなしに叱らず、息子を諭すように助言するという方法は時代には合ってるかもしれないな」といった反応が多数寄せられている。 「桑田コーチ補佐が引き合いに出したMattはタレントの他にミュージシャンやモデル活動も行うなど、一見するとプロ野球選手の息子とは思えない道を歩んでいる人物。ただ、Matt本人は桑田コーチ補佐から自身の意向を否定されたことはなく、逆に失敗を恐れずやりたいことに打ち込むよう教えられていたとメディアのインタビューなどで過去に明かしています。また、Mattは見た目はマネキンと見紛うようなインパクトがあるものの、素直で礼儀正しい性格のため業界の評判も良いようです。自身の考えを押し付けずに本人に寄り添ってアドバイスを送るという指導法は、何事も自分で納得しないと言うことを聞かないとされる今どきの選手にとっても受け入れやすいかもしれませんね」(野球ライター) 今年1月12日のコーチ補佐就任直後から、指導手腕に多くの注目が集まっている桑田コーチ補佐。芸能界で活躍するMattのようなたくましい選手を育てることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年03月06日 11時00分
巨人・田口のトレードで残り1人、なぜ2013年ドラフト組の放出が相次ぐ? 原監督の方針転換のきっかけは
2013年ドラフトで3位指名を受け巨人に入団し、昨季までに「162登板・36勝37敗16ホールド2セーブ・防御率3.49」といった成績を残しているプロ8年目・25歳の田口麗斗。1日に発表されたヤクルトへのトレード移籍は多くのプロ野球ファンを驚かせた。 今回のトレードで巨人は田口をヤクルトに放出し、代わりにプロ6年目・23歳の廣岡大志を獲得。2019年に2ケタ10本を放つなどパンチ力のある廣岡の獲得理由について、原辰徳監督が「右の大型選手というのは、(坂本)勇人の次がなかなか出てきていない(から)」と語ったことが伝えられている。 >>ヤクルト・高津監督、廣岡トレードは事後報告だった? フロント主導で実現もブルペン陣は渡りに船か<< 2016~2017年にかけ2年連続2ケタ勝利(10勝、13勝)をマークした田口の放出を受け、ネット上には「2ケタ2回クリアしたことある田口を出すとはびっくり」、「田口放出、廣岡獲得は釣り合ってるんだろうか」と驚きの声も。このトレードにより、田口が指名を受けた2013年ドラフト組の選手はチームに残り1名となった。 巨人は2013年ドラフトにおいて田口を含め5名を支配下指名している。しかし、4位・奥村展征(→ヤクルト/2015年1月に人的補償で移籍)、5位・平良拳太郎(→DeNA/2017年1月に人的補償で移籍)、2位・和田恋(→楽天/2019年7月にトレード移籍)と1人ずつ巨人を去り、今回の田口のトレードで残りは1位・小林誠司のみとなっている。 指名から約8年が経過した選手がトレードなどでチームを去ること自体は珍しいものではないが、巨人の2013年ドラフト指名選手は5名中4名がトレード・人的補償で退団と他に例がない事態となっている。放出が相次ぐ理由は様々考えられるが、“ポスト原監督”を見据えたものという見方もある。 原監督は2019年から第3次政権をスタートさせているが、ファンやメディアの間では3年契約が満了する今季で退任し、GMなどフロント職に転向するのではと予想されている。本人は実際の去就についてまだ明言してはいないが、2019年から現在までに元木大介(一軍ヘッドコーチ)、阿部慎之助(二軍監督)、桑田真澄(一軍投手チーフコーチ補佐)と有力OBを相次いで入閣させるなど後継者を確保するような動きも見せている。 自身の後任が結果を出せるかは本人の采配はもちろん、計算できる選手がどれだけいるかにも左右される。そのため、原監督は指揮を執る中で選手の価値を見定め、見切りをつけた選手をトレード・人的補償のプロテクト外とする形で戦力整理を進めているのではないだろうか。 実際、原監督は第3次政権時代に今回を含め6件のトレードを成立させているが、放出選手の中で新天地で地位を築いたといえるのは澤村拓一(現レッドソックス)のみ。一方、獲得選手では高梨雄平、ウィーラーといった選手が一軍戦力として定着しているため、ここまでの“収支”は間違いなくプラスといえる状況だ。 こうした点を踏まえて2013年度ドラフトを振り返ると、小林以外の4名は高卒の選手で、小林も石川歩(ロッテ)を抽選で外したことを受けての外れ1位となっている。目当ての石川が獲れず将来性を重視した指名に切り替えたものと思われるが、原監督は5名がいずれも思うような成長を見せていないと判断し、彼らができるだけ若いうちに整理してしまおうと考えたのかもしれない。 となると、原監督は契約最終年となる今季終了までに、2013年組最後の1人である小林を絡めたトレードを敢行する可能性もある。小林は大城卓三、炭谷銀仁朗、岸田行倫と捕手3名体制が確立している現状では優先度が低い選手のため、絶対的な正捕手がいない楽天、日本ハムといった球団とはいい交渉ができるかもしれない。 原監督は今回トレード放出した田口に対し、「田口は打倒ジャイアンツ、われわれは戦う時には打倒田口というところ」と巨人を脅かす投手になってほしいと語ったことが伝えられている。この言葉が本心かどうかは本人しか分からないが、いずれにせよ今後の動きにも注目が集まりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年03月04日 20時30分
阪神SA・藤川氏、巨人と阪神の決定的な差をズバリ指摘 キャンプで目の当たりにした光景にため息?「勝負をさせないと」
元阪神で同球団スペシャル・アシスタント(SA)の藤川球児氏が、3日に自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。今春キャンプを視察して感じた巨人と阪神の差を指摘した。 今春キャンプでは籍を置く阪神だけでなく、他球団のキャンプも複数訪れた藤川氏。今回の動画では巨人キャンプを視察した際に感じたという阪神との差について語った。 >>阪神・岡田元監督が藤川氏に「お前もう先発失格!」 リリーフ転向の真相を明かし反響、とどめを刺したのは大豊?<< 藤川氏は2月13日に巨人キャンプを訪問し、原辰徳監督と共にブルペン投球を行う投手たちを見守ったことなどが伝えられている。ただ、最も印象に残ったのはブルペン投球ではなく野手の守備練習だったという。 巨人の守備練習では各ポジションに3、4名が固定で入っていたというが、藤川氏は「これが(本来の)競争なんですよ」、「(しかも)そこにS班(東京ドームでキャンプインした中心)の選手は入っていない。(だから)レギュラーになる前の段階でものすごい競争がある」とコメント。安易なコンバートはせず、本職同士の選手でレギュラーを争わせる体制を敷いていると評価した。 藤川氏は続けて、「阪神だったら(守備練習で選手の)ポジションがウロウロ動いてる(コンバートされている)。これは競争ではなくて、動いてる選手がベンチ入りできる(ことの表れ)」、「(本職で)勝負をさせないと。(コンバートされている選手たちは)どっちにしろ(結果に関係なく)ベンチに入れるから安心してしまう」と口に。阪神は巨人とは違い一軍起用を前提としたコンバートが頻発しているため、選手の危機感や競争意識が薄れてしまうリスクがあると指摘した。 一方、藤川氏は「阪神の場合は宜野座(一軍)と安芸(二軍)でやってるんでどうしても(連携を取るのが)難しい」と一、二軍キャンプがそれぞれ離れた場所で行われているため、首脳陣が選手の入れ替え、見極めがしづらい事情もあると主張。その上で、「どうすることがベストかはこれから先(関係各所に)問いかけていきたい」と、よりよい環境作りのために今後多方面に働きかけていくと語っていた。 藤川氏は動画でソフトバンクのキャンプ視察で目についた点や、自身が今季注目している投手についても話している。 今回の動画を受け、ネット上には「巨人ではレギュラー候補をまずふるいにかけて、残った選手をレギュラーと競わせるという流れができてるってことか」、「確かに阪神は試合で使うこと前提でポジション動かしてる印象はある」、「阪神首脳陣としては選手が複数ポジション守れると使い勝手はいいんだろうが、器用貧乏みたいになってる選手も何人かいるな」、「キャンプ地が離れてるから、『入れ替える時間がもったいないし他ポジションで試そう』という考えになってるのかもしれない」、「阪神は2012年に一軍キャンプ宜野座に移してたけど、そもそも離さない方が良かったのかなあ」といった反応が多数寄せられている。 2019、2020年とセ・リーグを連覇し、今季も優勝候補筆頭と目されている巨人。その巨人と自軍のスタイルの違いに、藤川氏は危機感を抱いているのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について藤川球児氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCz7tOXB0x7yfESq6WPkA11g
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スポーツ 2021年03月04日 15時30分
ヤクルト・村上、高橋由伸氏からの称賛を否定?「もっといい打者はいます」 世代トップの成績でも弱気なワケは
3日放送の『news zero』(日本テレビ系)に、ヤクルトのプロ4年目・21歳の村上宗隆がVTR出演。ある発言がネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 今回の番組は元巨人監督で野球解説者の高橋由伸氏がヤクルトキャンプを訪れ、村上と対談する様子を収めたVTRを放送。昨季までのプロ3年間で「269試合・.263・65本・184打点・249安打」と活躍した村上は、日本ハム・清宮幸太郎、広島・中村奨成ら同世代選手(1999年度生まれ)へのライバル心が自身の原動力と語った。 話題となっているのは、同世代への思いについて高橋氏から質問を受けた際に出た発言。村上の前述の成績を踏まえたのか、高橋氏は「今のところは(同世代のライバルを)だいぶリードしてる感じじゃ?」と質問。しかし、村上は「自分の中では(リードしているとは)まだそんなに感じていない。もっとたくさんいい打者はいますし」と、自分がそのような立ち位置の選手とはまだ思っていないと明かした。 >>高橋由伸氏、監督就任理由を明かし驚きの声 強引にやらされたわけでは無い? 物議を醸した電撃人事の真相とは<< 村上の発言を受け、ネット上には「同学年で自分以上に打ってる選手はいないのに謙遜し過ぎじゃない?」、「高校時代の村上は全国的には無名だったから、その時のコンプレックスは根強いのかもしれない」、「確かに高校の時は清宮とか凄く注目されてたけど、プロ入り後の同世代では村上がずば抜けてると思うけどな」といった反応が多数寄せられている。 「村上はプロ入りから昨季までに通算65本塁打をマークしていますが、これは清宮(同21本)、中村(同0本)、安田尚憲(ロッテ/同7本)ら同学年の打者に比べて断トツの数字。そのため、現在ファンやメディアの多くは村上を1999年度世代のトップ打者と位置付けています。ただ、高校時代の村上はこの3名が甲子園で活躍する中、全国的には無名の存在で、2017年ドラフトでの指名も球団が清宮の当たりクジを外したことによる外れ1位での指名。そのため、プロ入り前に感じていたであろう悔しさや劣等感は未だに払しょくしきれていないのかもしれません」(野球ライター) 2019年に30本塁打(36本)、2020年は打率3割(.307)をそれぞれクリアした。村上は今季、3割30本の達成も期待されているが、数字を残し自他共に認める世代最強打者への歩みを進めることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年03月03日 21時30分
元巨人・井端氏、北村のせいで見知らぬ人に怒鳴られた?「お前何時だと思ってるんだ!」祝福が仇となった思わぬトラブルに驚きの声
元巨人で侍ジャパン内野守備・走塁コーチの井端弘和氏が、3日に自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。巨人のプロ4年目・25歳の北村拓己にまつわるアクシデントを明かした。 北村とは出身大学(亜細亜大学)が同じで、2018年は巨人で選手・コーチの間柄だった井端氏。今回の動画では北村がプロ初ホームランを放ち、ヒーローインタビューで結婚・第一子誕生を発表した2020年8月4日・阪神戦(甲子園)の後、北村を巡り思わぬアクシデントに見舞われたという話を披露した。 2017年ドラフト直後に北村から挨拶の連絡を受け、その時に北村の携帯の電話番号を登録していたという井端氏。それ以降自身から北村に連絡することはなかったというが、この試合で結婚を発表したことを受け祝福の連絡をしようとしたという。 ところが、既に試合が終了した時間帯である午後11時前後に電話しても北村が出なかったため、井端氏は連絡先を知っている巨人選手の重信慎之介に電話。電話に出た重信は「(北村は)いますよ。(選手バスも)もうすぐホテル着きますよ」と言っていたため、なぜ電話に出ないのか不思議に思ったという。 すると、直後に北村の連絡先から折り返しの電話がかかってきたため、電話に出て「あっ北村?」と問いかけたという。しかし、電話の主は北村ではなく全く面識のないお年寄りの男性だったといい、その男性から井端氏は「お前何時だと思ってるんだ!」と激怒されてしまったという。 「それでもう1回重信に電話して北村に言ったら、『あっ、あれ(電話番号)変わりました』って(言われた)」と、北村が電話番号を変更していたことが分かったという。「番号変えるってことは怪しいことでしょ。(普通は)変える必要ないんだから、逆になんで変えるんだって話」と冗談交じりに疑問を述べていた。 井端氏は動画で今春キャンプ視察での苦労や期待を寄せる選手についても話している。 >>巨人・秋広に元木ヘッドが「おかしいでしょ」 新人なのにコーチを酷評? 超生意気発言にファンも驚き<< 今回の動画を受け、ネット上には「良かれと思って連絡した結果、知らない人から激怒されたのはちょっとかわいそう」、「北村はドラフト後に自分から挨拶してるんだし、電話番号変えたこともちゃんと報告しとかないとな」、「重信に電話して北村いますよって言われたなら、その場で電話代わってもらえばよかっただけの話では?」といった反応が多数寄せられている。 当初は純粋に北村を祝福するため連絡を取ろうとした井端氏。意図せず間違い電話をかけ激怒されたという話に驚いたファンは多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について井端弘和氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCVhXntGHOpB4vnfkBdN5HlA
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スポーツ 2021年03月03日 17時00分
レンジャーズ・有原の炎上は上原氏よりマシ? 建山コーチの主張に本人が応戦、「嘘だと思って調べた」驚きの声も
元日本ハムで侍ジャパン投手コーチの建山義紀氏が、3日に自身の公式ツイッターに投稿。その内容がネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 建山氏は、今季からレンジャーズに加入した有原航平(前日本ハム)が同日にアリゾナでのオープン戦に登板したことを伝える記事のリンクを引用し投稿。有原は2イニング相当(1、2回ともに途中打ち切り)、打者11人に投げ「3失点・被安打5・四死球2」と打ち込まれたが、建山氏は「全く問題無いでしょう。乾燥したアリゾナでメジャー球を操作するには経験が必要です」と、乾燥した気候での投球に慣れていないだけで今後は適応するだろうと分析した。 話題となっているのは、同投稿内にある「歴代日本人投手も初年度は皆苦しんできました。上原浩治に至ってはアリゾナでの防御率が8〜9点台だったと記憶があります」という文言。建山氏は現役時代にレンジャーズでプレー(2011年途中~2012年)した上原氏を引き合いに出し、その上原氏も乾燥への適応にかなり苦しんでいたと述べた。 >>日本ハム残留の西川、契約更改後の発言が物議 「狂っちゃいそう」嘆き節連発にファン反発<< 投稿内で唐突に上原氏の名が挙げられたからか、ネット上には「有原の話の流れで突然上原がいじられててちょっと驚いた」、「嘘だと思って調べたら、2012年の上原のOP戦防御率は10点台だったから本当だった」、「2人の関係性を知らない人が見たら、上原が不当に晒されてると勘違いされるんじゃないか?」と驚く声が多数寄せられている。 一方、引き合いに出された上原氏は建山氏の投稿に返信する形で「シーズンで結果を出せばいいんです!」と自身の公式ツイッターに投稿。大事なのはOP戦ではなくシーズンの結果だと主張している。 「建山氏と上原氏は東海大仰星高時代の同級生で、プロ入り後もレンジャーズで共にプレー(2011年途中~2012年)した旧知の仲。その関係性は今でも良好なようで、今年1月下旬には森本稀哲氏(元日本ハム他)も交えてリモート飲み会を行ったことをお互いに自身のツイッターで明かしています。グラウンド内外で上原氏のことをよく知っているからこそ、今回の投稿であえて挙げたのかもしれません」(野球ライター) 上原氏は2012年のOP戦防御率が「10.61」だったが、その後のシーズンでは同「1.75」ときっちり結果を出している。有原も上原氏と同じように、同戦を含めたOP戦登板をシーズンにつなげることはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について建山義紀氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/tatetatetateyan上原浩治氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/TeamUehara
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スポーツ 2021年03月02日 20時35分
元巨人・槙原氏「なんでこんなの獲ってんだ」古田氏への第一印象を明かす 練習で非力さ露呈も、一転して苦手意識を抱いたワケは
元楽天監督で野球解説者の大久保博元氏が1日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元巨人で野球解説者の槙原寛己氏がゲスト出演。元ヤクルト監督で野球解説者の古田敦也氏への苦手意識を明かした。 今回の動画で槙原氏は、現役時代苦手とした打者をテーマにトーク。その中で古田氏の名を挙げ、グラウンドで見た第一印象や対戦時の苦労などを語った。 >>巨人・秋広に元木ヘッドが「おかしいでしょ」 新人なのにコーチを酷評? 超生意気発言にファンも驚き<< 現役時代に巨人一筋(1982-2001)で活躍し「463登板・159勝128敗56セーブ・防御率3.19」といった数字を残した57歳の槙原氏と、ヤクルト一筋(1990-2007/2006-2007は選手兼任監督)でプレーし「2008試合・.294・217本・1009打点・2097安打」をマークした55歳の古田氏。両名は1990~2001年にかけセ・リーグでしのぎを削っている。 1990年のある試合前練習で当時プロ1年目・25歳の古田氏が打撃練習をしているのを見たという同9年目・27歳の槙原氏。古田氏が打ち損じのファールばかり打っていたため、「(ヤクルトフロントは)なんでこんなの獲ってんだ」と首をかしげたという。 また、槙原氏は「眼鏡かけてる時点でキャッチャー(として)は無理でしょ」と、古田氏がレギュラー格の捕手に育つことはないだろうとみていたことも告白。当時の球界には“眼鏡をかけた捕手は大成しない”という固定観念があったが、槙原氏も同様のことを思っていたという。 ただ、槙原氏いわくその後の古田氏は「2年か3年後には首位打者獲る(1991年に.340で首位打者)」ほどの予想外の成長を見せたとのこと。また、自身が対戦しても「投げてる時に球種読まれてる感がめちゃくちゃあった」という。 「球種読まれてる感」を抱き始めたきっかけとして、槙原氏はある試合で古田氏と対戦した際に「(追い込んで投げた)フォークの時、明らかに後ろに体重が残った状態で見逃された」というエピソードを披露。古田氏に配球やクセを完全に見抜かれていると強く感じ、これを機に「古田、俺ちょっと苦手だ」と苦手意識を持つようになったと語っていた。 槙原氏は動画で、性格面で苦手だった選手や自身の公式ユーチューブチャンネル開設についても話している。 今回の動画を受け、ネット上には「当時は眼鏡の捕手はダメだってイメージもあって、ヤクルトファンの間でも古田の評価は低かったな」、「眼鏡かけてるひ弱な青年って見た目だったから、槙原さん含めて誰も大成するとは思ってなかったな」、「落ちるフォークは普通なら体のどこかがピクって動くものだけど、それが無いってことは見抜かれてたのかな」、「古田は1年目にノムさんがつきっきりで配球教えたからその影響だろう」といった反応が多数寄せられている。 古田氏はプロ1年目当時のヤクルト監督・野村克也さんが、試合中常に自身の近くに座らせて配球のイロハをたたき込んだ選手として知られている。ここで培われた読み打ちには、巨人の主戦投手だった槙原氏も大いに手を焼いたようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について大久保博元氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCKa1VlSq1WwdSQWv4JFdgxg
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スポーツ 2021年03月02日 11時05分
ヤクルト・高津監督、廣岡トレードは事後報告だった? フロント主導で実現もブルペン陣は渡りに船か
「田口獲得」を高津臣吾監督は知らなかった!? キャンプ打ち上げの翌日(3月1日)、巨人、東京ヤクルト両球団が、田口麗斗投手と廣岡大志内野手の交換トレードが成立したことを発表した。 もう少しだけ詳しく言うと、ヤクルトが午前11時前にメディア・リリースを流し、各社の問い合わせに応じながら巨人側も正式なリリースを出した。こうした動きを見ると、今回のトレードは「ヤクルト側が仕掛けた」と思われたが、実際は違った。両球団が話し合いを行っていた過程で、この2人の名前が出たそうだ。 「前日のうちに田口はキャンプ地から帰京していました。発表当日の午前中、都内の球団事務所でスタッフにも挨拶をしています。田口は笑顔で挨拶をし、『原監督にも電話を入れた』と話していました」(球界関係者) 活躍のチャンスが広がるという意味で、田口も前向きになれたのだろう。 このトレードの交渉役だが、巨人側は大塚淳弘副代表。昨年末の人事異動で「編成・スカウト担当」から「編成本部長・スカウト担当」に“昇進”しており、トレード推進論者である原辰徳監督の腹心的存在だ。 「ヤクルトは小川淳司GMです。ヤクルトは先発投手の頭数が足らない状況で、前ソフトバンクのバンデンハークを緊急獲得しました。それでもまだ足らないとし、巨人側にトレードを申し込んできました」(前出・同) 双方の話し合いの中で、田口の名前が出てきた。ヤクルト側は「まさか、このレベルの投手を出すのか!?」というのが第一印象で、それに釣り合う交換要員を出せるのかどうかを恐れ、身構えたそうだ。 しかし、巨人サイドから廣岡の名前を挙げられると、交渉が一気に加速した。高津監督には事後報告となったそうだ。 ヤクルトに詳しいプロ野球関係者がこう説明する。 「新人の元山飛優(東北福祉大)はショートのレギュラーを獲るんじゃないかな。これがまず、将来の大砲候補だった廣岡を出すと決断できた一番の理由でしょう。他にもショートを練習させていた野手が3、4人います。オフに内川聖一を獲得しており、右の代打という面でも廣岡は活躍の場を失いつつありました」 巨人は岡本に次ぐ右の大砲として廣岡を育てていくつもり。先の関係者によれば、「外野の練習もさせる」という。巨人の外野手は左バッターが多い。右の大砲タイプとして育てていくのなら、廣岡にとっても今回の移籍で出場機会も増えそうだ。 >>巨人田口・ヤクルト廣岡のトレードに藤川氏ら球界OBが期待 ファンは驚きも両球団には勝算アリ?<< 「いや、原監督は以前から廣岡を欲しがっていたとも聞いています。巨人選手に例えて説明すると、岡本はホームランを狙ってスイングしますが、坂本はヒットの延長がホームランというタイプ。廣岡は岡本のようなタイプです」(前出・球界関係者) 余談だが、岡本と廣岡は智辯学園の一学年違いの先輩後輩。同校は冬のトレーニング期間で1メートルの竹バットを使い、徹底的に振り込んで打撃スタイルを作り上げていく。原監督が廣岡の長打力にもほれ込んだのなら、いっそ、同校の練習を取り入れてみるのも一案だ。「シーズン中も仕掛けていく」なる情報も飛び交っている。廣岡に次ぐトレードの第2弾が開幕直前に飛び込んできそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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