巨人
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スポーツ 2021年06月07日 20時30分
巨人エース・菅野のクローザー転向を提案? 高木氏の主張に「もったいなさすぎる」賛否、過去の前例から期待の声も
野球解説者の高木豊氏(元横浜他)が6日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。動画内での発言が、ネット上の巨人ファンの間で物議を醸している。 今回の動画で高木氏は、2日から正守護神・デラロサが故障離脱している巨人をテーマにトーク。ビエイラ、畠世周、中川皓太といった代役候補たちも立場を確立するには至っていないが、高木氏はエース・菅野智之がクローザー不在を解消する一番の適任者だと主張した。 高木氏は抑え投手に求められる要素として「気持ちが強い」、「球が速い」、「特殊(な)ボール(変化球)がある」、「三振が取れる」、「連投が利く」と5つの要素を挙げる。その上で、「(クローザーに適しているのは)菅野なんだよ。精神的に強いし三振も取るし、故障(右ひじ違和感)があるから連投は利かないだろうけど球も速い」と、巨人投手陣で最も抑えに必要な要素を兼ね備えているのは菅野だと主張した。 高木氏は続けて、デラロサ、ビエイラ、中川の3名には足りない要素があると主張。デラロサには「気持ちの不安が表情や態度に出る」、ビエイラには「球は速いけどちょっと違う。(三振が取れるかが)不安定」、中川には「特殊ボールがない」とそれぞれ指摘した。 一方、畠については足りない要素には触れずに、「(首脳陣が)『失敗してもいいからやってこい』って言うんだったら、クローザーに育つぐらいの素質はあると思う」とコメント。ただ、「巨人は待ってられないでしょ。そこで失敗してたらアウトだもん。阪神が走っちゃう」と、阪神を追わないといけない現状では畠を育成する余裕はないのではと推測していた。 高木氏は動画で菅野に次いで抑え適性を備えているという投手や、抑え候補を新助っ人獲得でまかなう可能性についても話している。 >>巨人・小林、交流戦後にトレード移籍? 有力候補はロッテ・楽天か、高木氏が二軍暮らしの不自然さ指摘も賛否<< 今回の動画を受け、ネット上には「2ケタ勝利は固い菅野を抑えに回すのはさすがにもったいなさすぎる」、「菅野にも足りない要素があるのに適役というのはなんか矛盾してないか?」、「右ひじ故障から復活したばかりなのに、抑えで使ってたらまた壊れる気しかしない」といった苦言や批判が多数寄せられている。 一方、「上原(浩治氏/元巨人他)みたいに適性広がるメリットもあるだろうし案外悪くない話では」、「クローザーもできればMLB側の評価も上がるだろうから、菅野は意外と快諾しそうな気もする」、「山口(俊/3日にNPB復帰の意向を表明)の獲得が実現したら検討する価値はあると思う」といった賛同の声も複数見受けられた。 「チームを率いる原辰徳監督は2007年、それまでエースを務めていた上原氏をクローザー不在の状況を解消するため抑えに配置転換したことがあります。その結果、上原氏は同年『55登板・4勝3敗4ホールド32セーブ・防御率1.74』と抑えとしての才能を開花させ、その後のMLB時代(2009-2017)も『436登板・22勝26敗81ホールド95セーブ・防御率2.66』と確かな実績を残しました。そのため、現エースの菅野も抑えに回せば上原氏のような活躍を見せてくれるのではと考えているファンは少なくないようです。加えて、菅野が昨オフポスティング不成立でMLB移籍を実現できなかったことを引き合いに、今オフ噂される再挑戦へ向け商品価値を高めるメリットもあるのではとの見方もありますね。また、巨人は現在山口の復帰に向けて動いていると伝えられているため、山口の復帰が実現すれば菅野のクローザー転向を試す余地も出てくるのではという意見も散見されます」(野球ライター) 今季は先発として「7登板・2勝3敗・防御率2.11」と、失点は少ないものの黒星が先行している菅野。クローザー転向となれば大きな話題を呼ぶことはまず間違いないが、果たして原監督が14年前と同じ決断を下すことはあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ
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スポーツ 2021年06月07日 19時00分
日本ハム・伊藤、一歩間違えれば巨人戦勝利は無かった? 上原氏が指摘した試合の分かれ目に「その視点は興味深い」ファン感心
野球解説者の上原浩治氏(元巨人他)が、6日放送の『サンデースポーツ』(NHK総合)に生出演。日本ハムのドラ1・23歳の伊藤大海の守備を称賛した。 今回の番組で上原氏は同じくゲストとして生出演した野球解説者の藤川球児氏(元阪神他)と共に、同日に行われ日本ハムが「4-2」で勝利した巨人対日本ハムの一戦を解説。同戦では伊藤が「7回1失点・被安打2」と好投し3勝目を挙げたが、上原氏は7回裏の守備が白星を引き寄せたと指摘した。 上原氏はまず、7回表に次のイニングに備えキャッチボールをしていた伊藤が一度ベンチに下がり、荒木大輔一軍投手コーチと会話を交わしたシーンに着目。「(荒木コーチは)『打順回ってくれば代打(で降板)、回ってこなかったら次(の回も)投げるからな』と(言ったと思う)。(だから)『どっちやねん』というのが(投手にとっては)凄く難しいんですよね」と、続投が降板か分からず、伊藤にとっては気持ちの維持が難しい状況だったのではと推測した。 日本ハムはこの回伊藤の前の打順で攻撃が終了したため、打順が回ってこなかった伊藤は7回裏も続投したが、先頭・若林晃弘から痛烈なピッチャー返しを打たれてしまう。しかし、伊藤は瞬時に左手でこの打球に反応し、ノーバウンドでキャッチしアウトに。その後は立岡宗一郎を三ゴロ、大城卓三を捕邪飛に打ち取り無失点でこの回の投球を終えた。 この回の投球について、上原氏は「(伊藤は)気持ちをもう一段階上げないといけないので凄く難しかったと思うんですけど、先頭打者(若林)のいい当たりをナイス(キャッチ)、これはもう本当にファインプレーです」、「これが抜けていたら、僕はこの回失点してたんじゃないかと思う。それぐらい大事な先頭打者だったので、このプレーは素晴らしいプレーでした」とコメント。回の立ち上がりに打たれたヒット性の当たりを好プレーでアウトにできたことが無失点投球、白星につながったと称賛していた。 >>日本ハムドラ1・伊藤の号泣で「中島が悪い」ファン激怒 6連敗を招いた致命的ミス、二軍降格を望む声も<< 上原氏の発言を受け、ネット上には「それまでの投球じゃなくて、7回のあの好捕が試合の分かれ目になったってことなのか」、「続投が確定していないとメンタル的に厳しくなるのか、素人だからその視点は興味深い」、「代打で交代するかどうかはDH制あるパ・リーグではまずない状況だから、その辺りの難しさもあったんじゃないか」、「伊藤は7回に弱いから、確かに先頭出してたらズルズル失点してたかもしれない」といった反応が多数寄せられている。 「伊藤は6日試合前時点で7イニング目を投げた試合が3試合ありましたが、1試合目の4月7日・ソフトバンク戦は2失点、2試合目の4月21日・ロッテ戦は3失点、3試合目の5月28日・中日戦は1失点と全試合で7回に失点を喫していました。ここまでは7回にもろさを見せていたこともあり、先頭の若林を好守備でアウトにしたプレーが試合の明暗を分けたという上原氏の主張に納得しているファンは多いようです」(野球ライター) 話を聞いていた藤川氏も「僕は客観的な目線(で語ることが多いが)、上原さんは(選手)当人の気持ちが分かるということで(着眼点が)凄いなと思いました」と感心していた。上原氏は現役時代に日米通算で2064回1/3イニングを投げているが、この間に今回の伊藤と同じような状況は何度も経験していたのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月04日 19時30分
巨人・長嶋監督が優勝目前なのにクビを覚悟? 村田氏も「初めて聞いた」と驚愕、槙原氏が“10.8決戦”の秘話を明かし反響
野球解説者の槙原寛己氏が3日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。動画内での発言が、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 今回の動画で槙原氏は野球解説者の村田真一氏(元巨人)をゲストに招き、勝った方が優勝の大一番『10.8決戦』(1994年10月8日・巨人対中日戦)をテーマにトーク。巨人が「6-3」で勝利し優勝を果たした同戦でバッテリーを組んだ両氏は、試合中にバッテリー間で交わした会話などを明かした。 その中で、槙原氏は「長嶋さんあの時(負けたら)辞表を出すって言ってたらしい」、「負けたら辞める、(球団に)進退伺をするつもりで(いたらしい)」と発言。当時の長嶋茂雄監督(現巨人終身名誉監督)が、辞表を用意して同戦に臨んでいたことを告白した。 これを聞いた村田氏は「初めて聞いた。負けたら(辞めてたの)?」と驚きつつも、「腹くくってたからあんなに笑顔だったのかな?」と口にする。村田氏によると、試合前の長嶋監督はなぜか終始笑顔で、自身にも「村田! 来たな! 楽しみ!」と気さくに声をかけてきたとのこと。これを受けた村田氏は心の中で「どこが楽しみ(なのか)?」、「この人なんでこんなに余裕があるんだろう」と疑問を抱いていたという。 村田氏が話を終えた後、槙原氏は長嶋監督の次女であるフリーキャスター・長島三奈さんから過去に聞いたという裏話も披露。それによると、三奈さんは同戦が行われた日に巨人チームと同じホテルに泊まっていたため、試合後に長嶋監督と会話を交わしたとのこと。その際、長嶋監督は「俺たちすごいことやったな」とかなり喜びをあらわにしていたという。 >>巨人・長嶋監督が元木に「うるせえんだ馬鹿野郎!」 試合前に暴言を吐かれた? 槙原氏が現役時代の珍事件を暴露<< 今回の動画を受け、ネット上には「長嶋監督が退路を断って試合に臨んでたのは知らなかった」、「クビをかけてたから普段はしないような采配をしてたのか」、「それだけ決死の覚悟で挑んだんだから、勝った時は想像できないほど嬉しかったんだろうな」といった反応が多数寄せられている。 「長嶋監督は『10.8決戦』に臨むにあたり、同年12勝を挙げた槙原氏を中1日で先発に起用。また、試合では槙原氏が2回に追いつかれた直後に、同14勝の斎藤雅樹氏(現野球解説者)をこちらも中1日で投入。さらに、3点リードの7回裏からは同14勝の桑田真澄氏(現巨人一軍投手チーフコーチ補佐)を中2日で起用と、同年チームを牽引し“先発3本柱”と称された3名をフル投入する継投策を仕掛けました。また、攻撃面でも3回表に、それまで一度も犠打を記録したことのなかった松井秀喜氏(現ヤンキースGM特別アドバイザー)に犠打を決めさせ勝ち越し点に結びつけるなど異例の作戦をとっています。負けたら全てを失うと覚悟を決めたことが、このような執念の采配を振るうことを可能にしたのかもしれません」(野球ライター) 後年、長嶋監督は“10.8決戦”について「敗者になれば地獄へ落とされる怖さがあった」と振り返ったことが伝えられている。グラウンドでは選手だけでなく、監督も想像できないほどの重圧と戦っていたようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について槙原寛己氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCU77bY7q28jGPYlDn089gfg
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スポーツ 2021年06月04日 18時30分
巨人・小林、突然の一軍帰還はトレードへの伏線? 原監督の不自然な起用法に憶測飛び交う「他球団にチェックさせたかったのか」
3日に行われた巨人対西武の一戦。「4-4」で両チーム引き分けに終わったこの試合で、巨人・原辰徳監督が見せた采配がネット上の巨人ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、「4-2」と巨人2点リードの9回表の捕手交代。巨人はこの日スタメンマスクの炭谷銀仁朗が2回に1号2ランを放つと、8回表まで5投手をリードし2失点に抑えるなど攻守で結果を残す。しかし、原監督は8回裏の炭谷の打席でスモークを代打に送り、9回には前日に一軍に昇格していた小林誠司を炭谷に代わる捕手として起用した。 すると、チームはこの回2死満塁のピンチに陥ると、ここで打席の栗山巧にセンターに抜ける2点タイムリーを打たれてしまう。土壇場で同点に追いつかれた巨人は、その裏に勝ち越し点は奪えず引き分けに終わる結果となった。 原監督の小林起用を受け、ネット上には「原監督の謎の交代のせいで白星が逃げたという他ない」、「攻守で好調だった炭谷をなんで交代させたのか、そのままフル出場ではダメだったのか」、「畠(世周)が打たれたのは、試合勘の無い小林が出したサインのせいだ」、「炭谷を代えるにしても、小林よりは主戦捕手の大城(卓三)を使うべきだったと思う」といった苦言や批判が多数寄せられている。 一方、「わざわざ小林を起用したってことは、何か使いたい理由があったのか」、「もしかしてトレードを進めるための伏線だったりして…」、「トレード狙ってる他球団に現状をチェックさせたかったのか?」、「菅野(智之)がもうじき復帰するらしいから、復帰登板で組ませるために小林の試合勘を養わせようとしたのでは」などと理由を推測するコメントも複数見受けられた。 >>巨人・小林、交流戦後にトレード移籍? 有力候補はロッテ・楽天か、高木氏が二軍暮らしの不自然さ指摘も賛否<< 「今季開幕一軍でスタートした小林は4月7日に二軍降格となりましたが、この際に元木大介一軍ヘッドコーチは『打撃とかをもう少し上げてこないとスタメンで使えない』と、打撃で結果を残さなければ一軍復帰は厳しいという旨を語っていました。ところが、小林はその後二軍で打率『.115』とサッパリだったにもかかわらず、2日に一軍に昇格し3日の試合出場に至っています。明確な結果が出ていないまま突然一軍に呼び戻された経緯もあってか、巨人には水面下で小林トレードの打診が来ており、原監督は相手球団に現在の状態を確認させるために小林を一軍復帰させ、起用したのではと考えているファンは少なからずいるようです。一方、チームは右ひじ違和感で5月8日から一軍離脱中のエース・菅野智之が、6日・日本ハム戦で一軍復帰予定とも伝えられています。そのため、2017年に菅野と共に最優秀バッテリー賞を受賞した経験も持つ小林に同戦で先発マスクを被らせるため、あらかじめ一軍での試合に慣らしておく狙いがあったのではという見方も少なくありません」(野球ライター) 試合後、原監督が小林起用の理由について何か語ったとは特に伝えられていない。ファンの間で物議を醸している交代策は果たして何が狙いだったのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月03日 15時45分
元巨人・笠原氏「どうしても内海さんが投げる試合が見たい」 全球場出禁中のツイートに反響「身から出た錆だな」
現役時代に巨人(2009-2015)でプレーするも、2015年オフに野球賭博問題を起こし解雇・無期失格処分となった元巨人・笠原将生氏。その笠原氏が3日に自身の公式ツイッターに投稿した内容が、ネット上のプロ野球ファンの間で話題となっている。 笠原氏はこの日、自身のツイッターに「全球場出禁なんだけど、どうしても明日内海さんが東京ドームで投げる試合が見たいな… 自主トレや食事など本当にお世話になったし、最高の先輩やから。まぁ無理だよね。。涙」と投稿。現役・巨人時代の同僚である内海哲也(現西武)が先発予定の3日・巨人対西武戦を現地で観戦できないことを嘆いた。 現在30歳の笠原氏は2019年3月からユーチューバーとして活動しているが、同年4月に自身の公式ユーチューブチャンネルに、広島・マツダスタジアムでNPB職員からプロ野球の全試合・全球場への出入り禁止を言い渡される様子を収めた動画を投稿している。笠原氏は動画内で「自分がやったことなので仕方ないといえば仕方ない」と口にしつつも、「選手とかファンの皆さんに迷惑かけるつもりとかないし…」と落胆していた。 >>巨人・増田に「なんで一軍にいるのか謎」OB笠原氏が酷評 今の自分でも楽に打ち取れる?「さすがに舐めすぎ」と反発も<< 今回のツイートを受け、ネット上には「2年前に言われた全球場出禁ってまだ続いてるのか」、「それだけのことをしでかしたんだから仕方ない、でも生観戦すらできないのはちょっと可哀想な気もする」、「このご時世だし、マスクして変装したら意外とバレないのでは?」といった反応が多数寄せられている。 同時に、「今でも内海のこと慕ってるって結構義理堅いんだな」、「何回か自主トレ連れてってもらってたし、色々と面倒見てもらってたんだろうな」、「笠原って相当内海のこと尊敬してるよな、人的で西武に行った時も怒ってたし」といったコメントも複数見受けられた。 「内海はこれまで巨人(2004-2018)、西武(2019-)でプレーしている39歳の左腕ですが、毎年オフの自主トレに多数の後輩を連れて行くなど面倒見のいい選手として知られています。笠原氏も2014、2015年と2年連続でグアムでの自主トレに連れて行ってもらっているため、目をかけてくれた内海への感謝の思いは未だに強いのかもしれません。なお、笠原氏は2018年12月に内海が炭谷銀仁朗のFAに伴う人的補償で西武へ移籍した際、自身のツイッターに『ふざけすぎ 他球団の血を入れたら絶対ダメな人を持ってかれた。もう巨人の監督できないやん』と内海をプロテクトから外した巨人へ怒りをあらわにしています」(野球ライター) 2日の巨人対西武戦の最中に3日の先発予定がアナウンスされた際には、場内の巨人ファンからも拍手が挙がっていた内海。多くの人が期待を寄せる凱旋登板は果たしてどのような展開になるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について笠原将生氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/shoki_____笠原将生氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGOKBW_5opgTMC1mJR_fERQ
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スポーツ 2021年06月03日 11時30分
巨人に山口帰還説が急浮上 球団は春先から復帰画策、ブルペンテコ入れへさらにトレードを仕掛ける可能性も
「帰還」、僅差のゲーム展開の裏側で“2人の元所属投手”のことが話題になっていた。 6月2日、埼玉西武戦。原辰徳監督は6人の投手をつぎ込み、勝利をもぎ取った。「総力戦」と評するプロ野球解説者もいた。3回裏、失点を許したとは言え、先発の横川凱投手に代打を送られた時、「救援投手陣は大丈夫か?」と“登板過多”を懸念する声も出た。 「首位阪神とのゲーム差がなかなか縮まりません。救援投手たちに踏ん張ってもらう試合がしばらく続きそうです」(プロ野球解説者) そんなスクランブル態勢の継投策が繰り広げられていた裏で、2人の元巨人投手の名前が囁かれていた。 >>巨人・原監督の判断にファン二分「責任取れるのか」批判の声も “畠リリーフ起用”が采配的中も物議、懸念される重大リスクとは<< 「1人は、明日(3日)の先発が決まった内海哲也投手ですよ。内海にかわいがってもらった後輩投手はたくさんいますからね」(スポーツ紙記者) 7回裏、明日の先発投手が発表された際、「内海」の名前がコールされるのと同時に拍手が送られた。メディアが期待していたような“興奮”はなかった。移籍して3年、故障などで活躍できていないせいだろうか。 そして、試合開始前から「正式発表まで10日も掛からないのではないか?」と名前が挙げられていたのが、山口俊投手だ。 米大リーグ、SFジャイアンツ傘下のマイナーチーム・3Aサクラメントで奮闘しており、「メジャー昇格の可能性が消えた時点でフリーエージェントとなる契約条項があり、それが行使された」との一報が飛び込んできたのだ。 関係者は「知らない」「分からない」と言うだけだったが、日本帰還となれば、巨人との交渉が最優先とされるはず。救援陣の登板過多も「山口が帰ってくるまで」とすれば合点がつく。こんな情報も聞かれた。 「山口はリリーフもできます。ブルペンの中心選手として、後半戦でフル回転してくるのではないか。今年のキャンプイン直前、ブルージェイズを解雇された時点で、巨人と山口サイドは連絡を取っており、山口の『ラストチャンスに懸けたい』とする気持ちを優先させたようです。山口は深く感謝していて、両者の関係はさらに深まった、と」(球界関係者) とは言え、一連の新型コロナウイルス禍により、「帰国=即チーム合流」とは行かない。一定期間の隔離生活もあり、その後に調整を行うので、「山口が凱旋登板を果たすのは8月になるのではないか」との声も聞かれた。 「8月」と言うのは、東京五輪の開催期間中の中断も含めてだが、 「楽天の田中将大投手は、本来のピッチングスタイルを取り戻していません。NPB公式球に戸惑っているのか、それとも、米国よりも柔らかいマウンドの影響なのか分かりませんが」 と“環境の違い”から、山口に過剰な期待を寄せる状況に否定的な意見も聞かれた。 「交流戦が終わったら、トレードを仕掛けるのではないかとも囁かれています」(前出・スポーツ紙記者) シーズン中のトレードとなるが、同一リーグは交渉相手にできない。サインを変更する必要があるからだ。トレードとなれば、巨人側もそれ相当の交換要員を出さなければならない。山口帰還が囁かれているのはトレード交渉がうまく行っていないことの裏返しかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年06月02日 20時30分
巨人・原監督の判断にファン二分「責任取れるのか」批判の声も “畠リリーフ起用”が采配的中も物議、懸念される重大リスクとは
1日に行われた巨人対西武の一戦。「4-4」で両チーム引き分けに終わったこの試合で、巨人・原辰徳監督が見せた采配がネット上の巨人ファンの間で物議を醸している。 問題となっているのは、両チーム無得点の4回表に飛び出た継投策。巨人先発・高橋優貴は前の回に足を気にして一時しゃがみこむ一幕がありながらも投球を続けていたが、1死から連続四球を与えたところで原監督は途中降板を決断。その後、2番手として畠世周をマウンドに送り込んだ。 畠は先発ローテの一角として試合前時点で「8登板・2勝3敗・防御率4.07」といった数字を残していたが、前回登板の5月28日・ソフトバンク戦では「3回5失点・被安打5」でKOされていたプロ5年目・27歳の右腕。そこから中3日と短いスパンでの登板となったが、「1回2/3無失点・被安打0」と完璧な投球を見せたため原監督の采配は的中する形となった。 >>巨人・戸郷のお立ち台コメントに阪神ファン激怒「喧嘩売ってるのか」 ペナント争いよりも日シリが大事?<< 原監督による畠のリリーフ起用を受け、ネット上には「出てきた時は何で畠なんだと思ったけど、先発の時より全然安定しているような印象を受けた」、「このまま中継ぎへ本格転向させた方がいいんじゃないか」、「今ブルペン陣はかなり火の車だし、畠を回せるなら相当心強い存在になりそう」といった反応が多数寄せられている。 一方、「故障がちな畠のブルペン起用は絶対壊れる気しかしないからやめてほしい」、「復調のための一手ならまだ納得できるけど、ここからリリーフ起用に切り替えるなら高確率で裏目に出ると思う」、「これで畠が故障離脱したら責任取れるのか?」といった否定的なコメントも複数見受けられた。 「畠は2017年のプロ入りから1日の試合までに先発として35試合、中継ぎとして13試合に登板していますが、先発防御率は『3.46』、救援防御率は『3.18』と中継ぎの方が失点が少なくなっています。巨人は現在救援防御率がセ・リーグ4位(3.78)とリリーフ陣が不安定なだけに、原監督は畠がブルペンのテコ入れに使えないか試したのかもしれません。ただ、畠はプロ入り前に右ひじを手術しており、プロに入ってからも腰痛(2018)、右ひじ痛(2019)、右肩肉離れ(2020)と故障が頻発しています。そのため、先発とは違い連投が当たり前の中継ぎで使うと新たな故障のリスクにつながるのではと不安視している声も多く見られます」(野球ライター) 試合後、原監督は「よかった、よかった。(投げっぷりが)よかったですね」と畠の投球を称賛したことが伝えられている。このまま畠をリリーフ起用していくのかどうかは大きな注目点となりそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年06月01日 20時45分
巨人・増田に「なんで一軍にいるのか謎」OB笠原氏が酷評 今の自分でも楽に打ち取れる?「さすがに舐めすぎ」と反発も
元巨人・笠原将生氏が5月31日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。動画内での発言が、ネット上の巨人ファンの間で物議を醸している。 今回の動画で笠原氏は、野球賭博問題の影響で球界を離れて約6年がたった今でも自身が打ち取れると考える3名の巨人選手や、逆に打ち込まれると思う巨人3選手をそれぞれ挙げてトーク。打ち込まれそうな3選手には坂本勇人、岡本和真、ウィーラーを挙げ、「(この3人の並びは)嫌っすね、嫌だなあ」と拒絶反応を示した。 問題となっているのは、打ち取れそうな選手の1人に挙げたプロ6年目(2年目途中までは育成選手)・27歳の増田大輝についての発言。笠原氏は「(増田は)パワーないし、とりあえず上からストレートを3つドンドンドンッて投げとけばまあ打たれない」と、増田は打力に乏しいため力押しの投球で容易に打ち取れると口にした。 笠原氏は続けて、「走塁のスペシャリストでもないし、肩が強いわけでもないし、なんで一軍にいるのか謎なんですけど」とコメント。増田は動画撮影日の5月8日時点では一軍メンバーだった(同月17日に二軍落ち)が、何を買われて一軍に呼ばれているのか分からないと主張した。 ヤクルト・山田哲人やソフトバンク・柳田悠岐など、スイングスピードの速い打者に対しては怖さを感じるという笠原氏。しかし、増田のスイングスピードはそれほど速くないとした上で、「本当に今でも打ち取れる自信しかない」、「対戦できるものなら対戦したい」となおも酷評していた。 >>元巨人・笠原氏がファンに「ガタガタ言うな」 阪神・藤川本人も呆れ、引退登板の“三振回避”を巡る議論に苦言<< 笠原氏の発言を受け、ネット上には「ここまでの数字を考えると、増田はボロカスに言われても仕方ない」、「増田は足はそこそこ速い(通算43盗塁)けど、それ以上に打てないからスタメンでは使いづらいな」、「増田に失礼過ぎないかと思ったが、今の打率1割台だから割と抑えられそうな気もする」といった反応が多数寄せられている。 一方、「笠原は増田がストレートにそこそこ強いことを知らないのか?」、「直球3つで抑えられるってさすがに増田のこと舐めすぎだろ」、「ストレートだけで抑えるのはさすがにキツいのでは、変化球込みならチャンスもあるだろうが」といった否定的なコメントも複数見受けられた。 「増田は2017年シーズン途中の7月末に支配下登録されましたが、そこから昨季まで『149試合・.241・0本・8打点・21安打』と目立った数字は残していない選手。今季もここまで『24試合・.167・1本・2打点・3安打』と打率1割台ですので、笠原氏は今の自分でも十分抑えられるほどの打力しか持ち合わせていないと考えているようです。ただ、増田は通算ストレート打率が『.292(48打数14安打)』ですので、ストレートだけで抑えられるという主張については疑問を抱いているファンも少なくないようです」(野球ライター) 5月17日の登録抹消以降、右膝の故障の影響もあり6月1日までに1試合も二軍戦に出場していない増田。今後故障を完治させ、一軍に戻れるだけの結果を残すことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について笠原将生氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGOKBW_5opgTMC1mJR_fERQ
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スポーツ 2021年05月31日 15時30分
巨人・戸郷のお立ち台コメントに阪神ファン激怒「喧嘩売ってるのか」 ペナント争いよりも日シリが大事?
30日に行われた巨人対ソフトバンクの一戦。「4-3」で巨人が勝利したが、試合後の巨人・戸郷翔征のコメントがネット上の阪神ファンの間で物議を醸している。 同戦に先発した戸郷は自身初となる中4日での登板だったが、「5回2失点・被安打7」と粘りの投球を披露。2019年から続いていた対ソフトバンクの連敗(11連敗/オープン戦含め14連敗)をストップする立役者となった。 問題となっているのは、試合後のヒーローインタビューで飛び出たコメント。インタビュアーからこの日の投球の感想について聞かれた戸郷は、「圧倒的な打者がとても多いですし、その中で2失点に抑えられたことは、今年の日本シリーズに向けて僕自身いい戦いになったのかなと思います」と回答。日シリでは昨季まで2年連続4連敗を喫している“天敵”からの勝利に手応えをにじませた。 >>巨人・若林の走塁ミスは後藤コーチの責任? 原監督も激怒した暴走に苦言相次ぐ「明らかに判断ミス」<< この発言を受け、ネット上には「『今年の日本シリーズに向けて』ってなんだよ、阪神のことは眼中に無いってことか」、「2位なのにもう日シリ気分、首位阪神に喧嘩売ってるのか」、「セの首位ですら無いのにこのコメントはちょっと調子に乗り過ぎでは?」といった阪神ファンからの批判が多数寄せられている。 一方、「この発言のどこに怒る要素があるのか理解不能」、「戸郷は過去2年の悔しさ踏まえて言ってるだけだろう、それなのに阪神ファンは過剰反応し過ぎ」、「今首位なのになんで阪神ファンはそんなに余裕無いの? もしかして2008年の再来を恐れてるの?」と、批判に対する指摘や苦言も複数見受けられた。 「戸郷は2019年、2020年のシリーズはどちらも中継ぎとして登板していますが、2019年は『1登板・0勝1敗・防御率0.00(4失点/自責点は0)』、2020年は『3登板・0勝0敗・防御率3.18(2失点)』とどちらも今一つの数字に終わっています。そのため、本人としては過去2年の悔しさを今年シリーズに出て晴らしたいという気持ちから今回の発言に至ったのでしょう。一方、現在首位の阪神ファンが戸郷の発言をやり玉に挙げたのには、2008年の歴史的V逸が関係していると思われます。同年の阪神は7月のオールスター前に優勝マジックが点灯するなど序盤は好調でしたが後半で急失速。その結果、巨人にセ・リーグ新記録となる最大13ゲーム差からの逆転優勝を許しました。そのため、戸郷を批判する阪神ファンが、2008年の悪夢再来を恐れるあまりピリピリしているのではないかという意見も多く見られます」(野球ライター) 30日は阪神も西武に勝利したため、巨人とのゲーム差は4.5のまま変わらず。それでも、今後の優勝争いへ不安を抱える阪神ファンは少なくないのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年05月31日 11時15分
巨人・原監督がソフトバンク相手に総力戦を仕掛けたワケ 吉と出るかは菅野次第? ファームでも次の一手を準備中か
2019年6月22日以来708日ぶりの白星。交流戦、日本シリーズでの連敗を11、オープン戦を含めて14となる対ソフトバンク戦の連敗をようやく止めることができた(5月30日)。試合後の巨人・原辰徳監督は「落ち着いていた」(担当記者)そうだが、同日の采配から“6月の展望”も見えてきた。 「打撃不振の丸佳浩をスタメンから外しました。ベンチ入りメンバーを確認したら、28日に先発した畠世周も登録されていました。畠は実際にブルペンにも行っていたので、状況次第では本当に投げさせるつもりでいたんだと思います」(現地メディア) 先発・戸郷翔征も中4日での登板だった。 総力戦か? こんなスクランブル態勢の状況を聞かされると、対ソフトバンク戦の連敗脱出に懸ける思いがいかに強かったのかが窺える。しかし、この総力戦には悲壮感はなかったようである。 「菅野智之に復帰メドが立ったようです。早ければ、次々節の日本ハム戦で先発してくると思われます」(球界関係者) 菅野は5月7日のヤクルト戦で「右肘の違和感」を訴え、以後、ファームで調整を続けていた。戸郷を「中4日」で使わざるを得なかった理由も「菅野不在」によるものだが、 「メルセデスも帰って来るので、戸郷は次の先発登板を休ませるようです。だから、中4日で30日に投げさせました」(前出・同) との声も聞かれた。 その通りだとすれば、菅野、メルセデスの復帰により、「戸郷の次のローテーションを飛ばして休ませてやることもできる」と判断したのかもしれない。 「戸郷が降板した後、6人もリリーフ投手を投入しました。大竹寛が三軍戦で投げています。このクラスのベテランを三軍で投げさせたということは、一軍復帰が近いから、急いで実戦テストをさせたかったのでしょう」(前出・同) 戦線を離れていた主力投手たちに帰還のメドも立ちつつあるようだ。 「首位阪神とのゲーム差がなかなか縮まりません。菅野たちが帰還するまでの間、これ以上引き離されないようにするため、ソフトバンク戦で総力戦を仕掛けたみたい」(ベテラン記者) 阪神追撃の態勢は整いつつあるようだが、「万全」というわけではない。チームリーダー・坂本勇人についてはファームでもまだ実戦調整ができていない。 >>巨人・若林の走塁ミスは後藤コーチの責任? 原監督も激怒した暴走に苦言相次ぐ「明らかに判断ミス」<< また、昨季のシーズン途中でのトレードが功を奏し、「今年も仕掛けてくるのではないか?」との噂も絶えない。しかし、こんな声も聞かれた。 「シーズン中のトレードともなれば、交渉先の相手チームにサインを教えることになりかねません。だから、同じセ・リーグ同士ではトレードはできません。交渉先はパ・リーグ球団に限られてしまうわけですが、交流戦中なので無理」(前出・同) まずは次々節の日本ハム戦で復帰する菅野には、絶対に勝ってもらわなければならない。それでチームを鼓舞することができなければ、ライバル阪神は本当に独走態勢を固めてしまうだろう。巨人の総力戦はもうしばらく続きそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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