原辰徳
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スポーツ 2021年12月30日 11時00分
巨人・阿部二軍監督が炎上投手に「全てぶっ壊した」怒りの酷評にファン驚愕! 2021年に頻発、物議を醸した指揮官の試合後コメント
今年3月26日に開幕し、11月27日の日本シリーズ終了をもって全日程を終えた今季のプロ野球。セ・リーグはヤクルト、パ・リーグはオリックスとどちらも昨季最下位の球団がリーグ優勝を果たし、両球団の対決となった日本シリーズではヤクルトが20年ぶりの日本一を飾る結果となった。 連日行われた試合でファンの注目を集めた事柄の一つが、試合後の監督コメント。各球団の監督は試合結果やチーム状況を受け様々な内容のコメントを残したが、中には発言内容がファンの間で物議を醸した監督もいる。 阪神・矢野燿大監督は「0-1」で敗れた7月11日巨人戦後、報道陣の囲み取材の中で相手先発・高橋優貴について「今日も向こうがすごく良かったというふうには見えない」とコメント。同戦の高橋は「7回無失点・被安打1」とハイ・クオリティ・スタート(HQS/7回以上を投げ自責点2以下)をクリアする好投を見せていたが、矢野監督はそれほど調子の良さは感じなかったという見解を示した。 ただ、阪神は同戦終了時点で高橋に「4登板・4勝0敗・防御率1.08」と完全にカモにされていたこともあり、ネット上には「負け犬の遠吠えでしかない」、「ずっと好き放題されてるのに何を言ってるんだ」と批判が噴出した。 >>巨人・高橋を阪神・矢野監督が酷評?「負け犬の遠吠えでしかない」無得点敗戦後のコメントにファン呆れ<<https://npn.co.jp/article/detail/200014685 自軍投手をバッサリ切り捨て話題を集めたのが巨人・阿部慎之助二軍監督(現巨人作戦兼ディフェンスチーフコーチ)。阿部二軍監督は8月29日のDeNA戦後にグラウンド上で行われた監督インタビューの中で、「2回4失点・被安打5」と炎上した自軍先発・井納翔一の投球を「先発が全て試合をぶっ壊したので(残念)」と酷評。さらに、「本当は二軍で投げるような投手じゃないですし、もうちょっと考え方、攻め方を考えてほしいですね」と苦言を続けた。 井納は2020年オフに2年総額2億円(推定)の条件でDeNAから巨人にFA移籍するも、同戦終了時点で一軍では「5登板・0勝1敗・防御率14.40」、二軍でも「16登板・4勝7敗・防御率4.12」と結果を残せていなかった選手。このこともあってか、ファンの間では阿部二軍監督の辛らつな口調への驚きと共に、「ほとんど役立ってないしキレたくなるのは当然」と理解を示す声も数多く挙がった。 >>巨人・阿部二軍監督が井納に激怒「全てぶっ壊した」 試合後インタビューでの酷評が物議、炎上KOにファンも嘆き「このままだと2億円がドブ」<<https://npn.co.jp/article/detail/200015733 その阿部二軍監督の“上司”にあたる巨人・原辰徳監督は、不振選手を擁護するような発言で物議を醸している。原監督は「0-2」で敗れた9月21日・広島戦後に報道陣の囲み取材に応じる中で、この日「3打数無安打・2三振」だった中田翔を「結果は出なかったけど、まあまあ、いい感じだと思いますね」と評価。また、6回裏1死に広島・小園海斗が放った長打性のゴロをグラブに当てたプレー(結果は単打)を引き合いに、「あれを1ヒットで止めるところもすごいですね」と守備面もたたえた。 中田が結果を残していなかったこともあり苦言や批判が多数寄せられたこの原監督のコメントだが、中田は同戦前に一軍に再昇格したばかりで、昇格前は二軍で「6試合・.500・4本・13打点」と絶好調。そのため、原監督は中田が二軍でつけた自信を失わないよう、あえて甘いコメントを口にしたのではという見方もされていた。 >>巨人・原監督の中田へのコメントに怒りの声「神経を疑う」 一軍復帰戦でノーヒットも“お咎め無し”だったワケは<<https://npn.co.jp/article/detail/200016272 来シーズンは日本ハム・新庄剛志新監督をはじめ、中日・立浪和義新監督、ソフトバンク・藤本博史新監督と新たな面々が加わる各球団監督陣。特に新庄新監督のコメントには毎試合大きな注目が集まりそうだが、来年はどの監督のコメントがファンをざわつかせるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年12月08日 15時30分
巨人・小林、4年契約公表に驚きの声「だからトレードされなかったんだな」 成績微妙でも球団に厚遇されたワケは
2014年から巨人でプレーし、今季までに「685試合・.211・15本・137打点」といった通算成績を残しているプロ8年目・32歳の小林誠司。7日、2019年オフに4年契約を結んでいたことを公表したと複数メディアが報じた。 >>巨人・小林、試合終了直後の一場面に批判「喜んでる場合か」 連敗ストップ失敗もマウンド上で投手と抱き合ったワケは<< 報道によると、小林は同日に球団との契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸1億円(推定)でサイン。その交渉後の会見で、「最初の契約から4年結んでいただいていたので、あと2年です」と4年契約を結んでいたことを初めて明かしたという。 小林は4000万円アップの年俸1億円(同)でサインした2019年オフの契約更改会見では「僕も1年、1年が勝負」と単年契約であるというような旨を口にしていたが、現状維持で判を押した翌2020年オフの更改後会見で2019年から複数年契約を結んでいたことを公表。ただ、複数年の具体的な年数は明かしていなかった。 小林の4年契約公表を受け、ネット上には「4年契約ってマジかよ、複数年の内容がそんな長期間だったのは驚きしかない」、「2019年の小林は成績微妙だったのによく球団は4年契約結んだな」、「2019年からずっと年俸1億ってことは4年総額4億か、かなりの大型契約だな」と驚きの声が寄せられている。 一方、「だからトレード放出されなかったんだな」、「億単位の契約を引き継いでまでトレード獲得したい球団はさすがにいなかったか」、「これを機にもうトレード説が囁かれることも無くなるかな」といったトレードを絡めたコメントも数多く挙がった。 小林は「10試合・.056・0本・0打点」とほとんど結果を残せなかった2020年ごろから、ファンやメディアの間でトレード放出説が取りざたされるようになった選手。ただ、今回の4年契約公表を受け、トレード実現の可能性は極めて低いと考えを改めたファンも少なくないようだ。 「球団が小林と4年契約を結んだ理由ですが、一部報道では原辰徳監督の強い意向が背景にあったと伝えられています。2019年の小林は『92試合・.244・2本・19打点』と打撃成績は今ひとつだったものの、チームの捕手陣では最多の92試合に出場しリーグトップの盗塁阻止率(.419)を記録。また、同僚・山口俊と共に最優秀バッテリー賞を受賞してもいましたので、球団や原監督は守備だけでも長期契約を結ぶ価値があると判断したのかもしれません。ただ、契約締結後の小林は2020年、左手首、右手人差し指の骨折などもありほとんど試合に出られず、この間に台頭してきた大城卓三に2021年もポジションを明け渡すなど苦戦。こうした状況もあってトレード放出説がささやかれるようになったわけですが、球界ではトレードの際は獲得先球団が選手の契約を引き継ぐことが一般的ですので、4年契約が影響して実現には至らなかったという可能性もゼロではないのではないでしょうか」(野球ライター) 会見では「この2年は難しいシーズンでしたし、二度と送りたくないシーズン」と、過去2シーズン苦戦が続いたことへの悔しさもにじませたという小林。4年契約3年目を迎える来季、年俸に見合うだけの数字を残すことは果たしてできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年12月06日 19時30分
プロ野球選手会のSNS投稿に「なぜ同じことをするのか」呆れ声 昨年の炎上劇再び? 抗議文送付のロッテ批判が物議
ロッテに対して契約交渉に関する抗議文を送付したことを5日に複数メディアが報じたプロ野球選手会。同日に選手会公式ツイッターが投稿した内容がネット上で物議を醸している。 >>ファン感謝祭でロッテ選手に大アクシデント発生! キャリア終了のきっかけに、日本ハム・近藤以前にもあった衝撃の負傷劇<< 選手会はロッテの複数選手から査定担当者に「今オフの査定は一律25%ダウンからスタートする」と説明されたと報告を受けたことから、11月26日にロッテに抗議文を送付。その後12月3日にロッテから直接説明を受ける機会を設けたところ、ロッテ側から「一律25%ダウンからスタート」と説明したことについて否定されたことを5日に発表した、と複数メディアが報じている。 選手会ツイッターは同日、抗議文送付の件を伝えたメディアの1つである『デイリースポーツ』(株式会社デイリースポーツ/電子版)の記事リンクを引用。その上で、「10人以上の選手から同様の報告を受けているにもかかわらず、球団は事実関係を否定しています。記憶違いでは説明がつかず、選手が嘘をつく理由もありません」と、ロッテ側の姿勢を非難する文章を投稿した。 投稿を受け、ネット上にはロッテ側の説明に対する驚きの声が寄せられている。一方、「SNSで公に球団を煽るようなこと言ってたらまた炎上するぞ」、「去年下手な投稿してやらかしてるのになぜまた同じようなことをするのか」と過去の投稿を絡めた呆れ声も多数挙がった。 選手会ツイッターは今回の投稿以前にも、ファンの間で物議を醸す内容を投稿した過去がある。選手会は、ツイッターで2020年2月20日、12球団の意見を取りまとめて作成された現役ドラフト草案に巨人・原辰徳監督が反対の意向を示したと報じた『zakzak』(産経デジタル/電子版/2020年2月19日付)の記事リンクを引用した上で、「読売は内部で調整してないのかな」と投稿。これを受けたファンからは「公式が特定の球団を名指しで貶めるのはどうなのか」、「反対意見をわざわざ取り上げて煽るのはおかしいだろ」といった批判が噴出した。 「選手会ツイッターは普段は会や各選手の社会貢献活動などを報告するツイートを主に投稿しており、特定球団をやゆ・非難するような内容の投稿は2020年2月、今回の投稿の2つ以外はほぼありません。どちらの投稿も選手会としてはそれだけ看過できない問題と捉えて投稿に至ったものと思われますが、昨年の投稿がかなりの批判を浴びたにもかかわらず、なぜまた今回同じような投稿をしたのかと不快感を抱いているファンも少なくないようです」(野球ライター) 一部ファンの間では「ファンを誘導して騒ぎを大きくしようとしてないか?」という指摘も散見される今回の投稿。選手会側が今後削除などの対応をすることはあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について日本プロ野球選手会公式ツイッターよりhttps://twitter.com/JPBPA_Press
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スポーツ 2021年12月06日 15時35分
巨人、ファン感で江川氏の電撃入閣を発表? 球団ツイッターの予告が憶測を呼ぶ、突然のレギュラー降板も話題に
8日に東京・両国国技館で「読売巨人軍2021シーズン感謝祭in国技館」を開催予定の巨人。同感謝祭について、5日に球団公式ツイッターが投稿した内容がネット上で話題となっている。 >>巨人、補強ポイント外の日本ハム・西川獲得に動くワケ 首脳陣が期待する成績以外の部分とは<< 球団公式ツイッターはこの日、「原辰徳監督より『球団発表』がございます!! 当日をお楽しみに」と投稿。8日の感謝祭の中で、原監督が何らかの発表をすると予告した。 巨人は例年シーズンオフに本拠地・東京ドームでファン感謝祭を開催していたが、昨年は新型コロナの影響などにより会場を国技館に変更。今年も2年連続となる国技館での開催となったが、昨年の感謝祭では球団は何らかの発表を特に予告せず、迎えた当日もドラフト入団選手発表、2021シーズンユニフォーム発表以外に目立った発表はなかった。 球団ツイッターの投稿を受け、ネット上には「調査報道が出てる西川(遥輝/日本ハム)の獲得を発表するんじゃないか」、「今作ってる二軍新球場の最新情報でも明かすのか?」といった、「球団発表」の内容を予想する声が寄せられている。 一方、「大穴予想だけど、江川のコーチ就任発表とかだったら相当びっくりだな」、「今年初めの桑田みたいに江川も電撃入閣か?」と、野球解説者の江川卓氏(元巨人)を絡めたコメントも数多く挙がっている。 現役時代に阪神(1979)、巨人(1979-1987)でプレーした66歳の江川氏は、引退後からこれまでは一貫して野球解説者として活動している。また、2010年4月からは「Going! Sports&News」(日本テレビ系)にレギュラー出演していたが、2021年11月27日の放送で同番組を年内で卒業することを発表。これを受け、一部ファンの間からは「どこかから指導者オファーが来たのか?」という推測も挙がっていた。 「近年の巨人は宮本和知(1997年引退、2019年一軍投手総合コーチ就任)、元木大介(2005年引退、2019年同内野守備兼打撃コーチ就任)、桑田真澄(2007年引退、2021年同投手チーフコーチ補佐就任)と、引退以降長らくプロ球団での指導経験がなかったOBの入閣が相次いでいます。彼ら3名の存在も、江川氏のコーチ就任が予想される背景となっているようです」(野球ライター) 現役時代は通算135勝を挙げ、最多勝2回(1980-1981)、最優秀防御率1回(1981)、最多奪三振3回(1980-1982/当時は表彰なし)、最高勝率2回(1981,1984)とタイトルも複数獲得した江川氏。過去にコーチ・監督候補として何度も名が挙がった大物OBの入閣はあるのか、感謝祭当日は大きな注目が集まりそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について読売ジャイアンツの公式ツイッターよりhttps://twitter.com/TokyoGiants
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スポーツ 2021年12月02日 15時35分
巨人・坂本の主将続投報道に心配の声 不安抱く原監督に「やります」、異例の8年目突入を志願したワケは
2007年から巨人でプレーし、今季までに「1902試合・.291・261本・911打点」といった通算成績を残しているプロ15年目・32歳の坂本勇人。2日、来季も主将を続投すると複数メディアが報じた。 坂本は2015年に阿部慎之助(現巨人一軍作戦兼ディフェンスチーフコーチ)の後任として主将に就任し、今季まで7年連続で主将を務め続けている選手。報道によると、原辰徳監督は「少し楽な状態で野球をやらせるのもいいかな」という思いから、今季終了後に坂本に続投可否の意思を確認。すると、坂本が「もう1年、僕やります」と続投を希望したことから、来季も引き続き主将を任せることを決めたという。 今季の坂本は5月に右手親指を骨折した影響もあり「117試合・.271・19本・46打点」と、打撃3部門全てが前年(.289・19本・65打点)以下の数字に。また、クライマックスシリーズ(CS)ではファースト・ファイナル合わせて「.118・0本・1打点」とほとんど結果を残せなかった。 >>巨人・坂本、原監督の敬遠策に失笑? マウンド集合後に見せた表情が物議、「状況考えたら仕方ない」と同情も<< 坂本の主将続投報道を受け、ネット上には「返答次第では辞めれただろうによく自分から志願したな」、「故障もあったとはいえ、成績落としてるのに主将続投して大丈夫なのか」、「7年間も重責担ってるんだし、そろそろ肩の荷を降ろすのもアリだと思うんだけど」と驚きの声が寄せられている。 一方、「主将期間に日本一獲れてないことに負い目感じてるのか?」、「チームを頂点に導いてから後を託したいって思ってるのかも」、「日本一ゼロのまま辞めるわけにはいかないって責任感もあるんだろうな」と、続投を希望した背景を推測するコメントも数多く挙がった。 坂本が主将を務めた今季までの7年間、チームはAクラス6回、リーグ優勝2回を記録した一方で日本一はゼロ。日本シリーズには2019~2020年にかけ2年連続で出場したが、どちらの年もソフトバンクに4連敗を喫し敗退している。これらの結果を踏まえ、主将在任中にチームを日本一に導けていないことも続投志願の一因になったのではとみているファンは少なくないようだ。 「坂本は今季CSファイナルでヤクルトに敗れ日本一への道が閉ざされた後、『選手個々がもう1ランク、2ランク、ランクアップしないと同じ結果になる』と、自身を含め選手がより一層、奮起しなければ来季も日本一には届かないという旨を語ったことが伝えられています。そのため、主将の立場なら練習・試合中に他選手にげきを飛ばしやすいと考え、来季の続投を希望した可能性も考えられるのではないでしょうか。なお、主将は他選手への鼓舞に加え成績面でもチームを引っ張る数字が求められる過酷な役割ですが、坂本は2007~2014年は平均で『.281・14.4本・54.4打点』、2015年~2021年は同『.303・20.9本・68打点』と主将就任後の方が数字が良くなっています」(野球ライター) 来季は前任者の阿部と並び、球団史上最長となる主将8年目を迎える坂本。2012年の日本一を経験している唯一の現役野手として、チームを10年ぶりの頂点に導くことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年11月28日 11時00分
日本シリーズを戦う選手に「卑怯者」のレッテル? 解説陣も苦言連発、ヤクルト青木のフェアプレーとは正反対の疑惑行動
24日に行われた日本シリーズ第4戦・ヤクルト対オリックス戦。「2-1」でヤクルトが勝利したこの試合で、ヤクルトのプロ18年目・39歳の青木宣親が見せた姿勢がネット上で話題となった。 >>ヤクルト・青木に先輩が激怒「誰に口きいとんやオラァ!」 宮本氏がベンチ裏の大騒動を暴露、4年後の謝罪エピソードも明かす<< 注目が集まったのは、「2-1」とヤクルト1点リードの7回裏の青木の行動。この回2死から打席に入った青木は、オリックス4番手・富山凌雅が投じた5球目を右手付近に受け地面に倒れ込む。これを見た球審は死球を宣告し、ヤクルトベンチからもトレーナーが飛び出した。 しかし、青木はすぐに立ち上がりトレーナーをベンチに戻らせると、球審に手ではなくバットのグリップにボールが当たったと指をさしながらアピール。これを受けた球審は判定を死球からファールに変更。場内からは大きな拍手が起こった。 審判にファールを自己申告した青木の姿勢を受け、ネット上には「正々堂々とした姿勢で素晴らしいな」、「黙ってたら得する状況で正直に『今の判定は違う』と申告できるのは凄い」と称賛の声が寄せられた。一方、「いつかの加藤とは大違いだな」、「加藤もこうやって正直に言うべきだったんだよ」と、過去のシリーズで起こった騒動を絡めたコメントも数多く挙がった。 日本シリーズでは巨人と日本ハムが対戦した2012年の第5戦で、巨人・加藤健(現巨人二軍バッテリーコーチ)が審判の誤審を誘発する振る舞いを見せ物議を醸している。4回表無死一塁、バントの構えを見せる打席の加藤に対し、日本ハム投手・多田野数人が投じた初球が頭部付近へ。加藤はのけぞりながら倒れ、頭を両手で押さえながら地面にうずくまった。 同戦のTV中継で直後に流されたリプレー映像では加藤の顔・頭部にボールは当たっておらず、球審も当初はファールを宣告していた。ところが、巨人・原辰徳監督から抗議を受けた球審は判定を変更し、加藤に死球を宣告すると同時に多田野を危険球退場に。日本ハム・栗山英樹監督は猛抗議するも判定は覆らなかった。 この球審の判定変更に場内からは大ブーイングが上がり、中継で解説を務めていた古田敦也氏(元ヤクルト監督)、工藤公康氏(前ソフトバンク監督)もそれぞれ「これは間違いですね」、「危険球じゃないです。当たってないですもんね」と誤審を指摘。さらに、ネット上には「卑怯者」、「詐欺師」と加藤へのバッシングが噴出した。 試合後に伝えられた報道では、多田野は「だます方もだます方。だまされる方もだまされる方」と加藤が死球を演じたのではとコメント。一方、加藤は「必死にプレーした。何が起こったのかなという感じ」と詳しい言及を避けたため、これについてもネット上には批判の声が多数上がった。 当時は詳しい経緯や背景が分からずじまいだったこの騒動だが、加藤は2016年シーズン限りで現役引退したが、その後、真相を明らかにしている。各報道によると、加藤はそれまで2回頭部死球を受けた経験が影響してか、多田野のボールを見た瞬間に「何が起きたか分かりませんでした」とパニック状態となり、その後地面に倒れ込んで体を打った衝撃で死球を受けたと錯覚。その後ベンチで映像を確認し当たっていないことを把握したが、チームが日本一をかけ戦っている中で自分から真相を明かす決断は下せなかったという。 ただ、加藤は「あの試合以降、多田野投手だって指先の感覚が狂ったかもしれない。審判の方も僕のせいでジャッジに迷いが出るようになったかもしれない。リズムを狂わせてしまい、迷惑をかけてしまった」と、長らく後悔を引きずっていたことも明かしている。 今回の青木は判定変更後、遊ゴロに倒れ、自己申告により損をする形となった。ただ、加藤のように長期間自責の念に駆られる可能性を考えると、正直に判定変更をアピールしたのは大正解だったのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年11月12日 17時00分
巨人・坂本、原監督の敬遠策に失笑? マウンド集合後に見せた表情が物議、「状況考えたら仕方ない」と同情も
11日に行われたクライマックスシリーズ(CS)・ファイナルステージの巨人対ヤクルト戦。「0-5」で巨人が敗れたこの試合で、巨人のプロ15年目・32歳の坂本勇人が見せた表情がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「0-1」と巨人1点ビハインドで迎えた6回裏2死二、三塁で坂本が見せた表情。先発・菅野智之がヤクルトの8番・西浦直亨を打席に迎えたこの場面で、原辰徳監督はベンチを出てマウンドへ。バッテリーや内野陣を集め何か言葉をかけた後、ベンチに戻り西浦を申告敬遠で歩かせた。 原監督がマウンドから離れた直後、同戦の中継カメラは遊撃の守備位置に戻る坂本の様子を映し出す。坂本はバックスクリーンの方向を見ながら苦笑いで首をかしげた後、マウンド上の菅野の方を振り向き「やばっ」というような声をかけた。 >>巨人・原監督の試合後コメントにファン怒り「野手陣も叱れよ」 炎上の山口に苦言も沈黙打線にはお咎め無し?<< 坂本の様子を受け、ネット上には「こんな明らかに困惑してる坂本は初めて見た」、「坂本的には申告敬遠は完全に予想外だったのかな」、「苦笑いというより失笑に近い笑みだったな、内心でも『マジで?』って思ってそう」と驚きの声が寄せられている。 同時に、「状況考えたらこんな表情になるのも仕方ない」、「苦手でも何でもない西浦との勝負を避けたんだからそりゃ笑うしかないよな」、「メリットが薄すぎる采配に付き合わされる坂本らは可哀想としか言えない」といった同情のコメントも多数挙がった。 「今回の場面で打席に入っていた西浦は今季打率が『.223』と今ひとつ。巨人相手には『.268』とシーズン成績以上の数字を残したものの、マウンド上の菅野に対しては『.000』と1本もヒットを打てていませんでした。原監督は西浦の次打者がここまで『6回無失点・被安打2』と好投していた先発・高橋奎二であることを踏まえて、代打起用による降板を狙って西浦を申告敬遠で歩かせたものと思われます。ただ、ヤクルトベンチには今季代打打率『.366』、得点圏打率『.421』の切り札・川端慎吾が控えていたので、坂本は満塁で川端勝負はリスクが高すぎないかと強い疑問を抱いていたのかもしれません」(野球ライター) 西浦への申告敬遠で2死満塁となった後、菅野は代打で登場した川端に押し出し四球、後続の塩見泰隆に3点三塁打を打たれ計4失点と炎上。坂本が首をかしげた原監督の采配は完全な裏目となり、巨人はCS敗退にリーチがかかる痛い敗戦を喫する結果となっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年11月11日 17時00分
巨人・原監督の試合後コメントにファン怒り「野手陣も叱れよ」 炎上の山口に苦言も沈黙打線にはお咎め無し?
10日の行われたクライマックスシリーズ(CS)・ファイナルステージの巨人対ヤクルト戦。「0-4」で巨人が敗れた試合後に伝えられた、巨人・原辰徳監督のコメントがネット上で物議を醸している。 >>巨人・中田が原因説浮上? 石井コーチの三軍送りに憶測の声、異例の配置転換が「原監督と揉めたのか」と勘繰られるワケは<< CSファイナル初戦となったこの日、巨人は先発・山口俊が「4回3失点・被安打3・与四球4」と試合を作れないまま早々に降板。後を受けたリリーフ陣は5回以降の4イニングを計1失点と踏ん張りを見せたが、打線が1点も奪えないまま完封負けを喫した。 試合後、原監督は敗戦投手となった山口に対し「なかなかちょっとフォローはできないよね」、「結果的に最初の3点というのがね、やっぱり大きい3点になりましたね」とコメント。山口は登板直後の初回に村上宗隆の遊飛、サンタナの2ランでいきなり3点を失っているが、この失点がその後の試合に大きく響いてしまったと苦言を呈した。 原監督のコメントを受け、ネット上には「自分も原監督と同じ気持ち、大事なCS初戦でいきなり炎上は擁護できない」、「首位ヤクルト相手にいきなり出鼻をくじかれてるようじゃそりゃ勝てんよ」、「山口はシーズン中から立ち上がりに弱い(今季34失点中12失点が初回)から怒るのは当然」と同調の声が寄せられている。 一方、「文句を言うなら山口よりも体たらくな打線では」、「20歳の投手に手玉に取られた野手陣に釘を刺すのを忘れてないか?」、「山口だけじゃなく、1点も取れなかった野手陣も叱れよ」と否定的なコメントも数多く挙がった。 「同戦の巨人打線はヤクルト先発の奥川恭伸相手に『無得点・安打6・四球0』と沈黙。得点圏に走者を進めたのも5回、9回の2イニングしかないまま、CS史上最年少(20歳6カ月)となる完封勝利を許しました。その打線について、原監督は試合後コメントでは『なかなかやっぱりつながらなかった』としか言及していないのですが、このおとがめなしの姿勢に不満を抱いているファンも少なくないようです」(野球ライター) 10日の試合に敗れたことで、CSファイナルの勝敗はヤクルト側のアドバンテージを含めて「0勝2敗」となった巨人。負ければCS敗退にリーチがかかる11日の第2戦は今季ヤクルト相手に防御率「0.39」と好相性の菅野智之が登板予定だが、打線は菅野を援護する働きを見せることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年11月05日 19時45分
阪神、高橋のCS開幕起用は「裏目に出る」? 巨人相手の“天敵”投入も物議、早期敗退の可能性も
6日からリーグ3位・巨人とのクライマックスシリーズ(CS)・ファーストステージを戦う同2位の阪神。5日、初戦の先発マウンドにプロ4年目・25歳の高橋遥人を投入することをNPBが発表した。 NPB公式サイトはこの日、6日の試合で阪神が高橋、巨人が菅野智之を先発起用することを発表。また、報道では巨人・原辰徳監督が「高橋遥人投手、今年は1点も取っていません。まず先発から点を取るということが一番大事」と警戒を口にしたことも伝えられている。 今季の高橋は春季キャンプ中に負った右脇腹筋挫傷の影響で開幕から離脱が長引き、シーズンは「7登板・4勝2敗・防御率1.65」とあまり登板機会がないまま終了。ただ、巨人に対しては「2登板・1勝0敗・防御率0.00」で16イニング連続無失点とほとんど付け入る隙を与えていない。 >>阪神首脳陣の決断に「外すのはそっちじゃない」の声 日シリ進出に早くも暗雲? サンズのCS構想外に反発相次ぐワケは<< 高橋のCS初戦起用を受け、ネット上には「巨人キラー高橋が先陣を切るのは期待できるな」、「今季対巨人無失点というのは巨人側からしたらかなりのプレッシャーになるのでは」、「相性通りに投げれば大方勝てるだろうからあまり気負い過ぎずに頑張ってほしい」といった期待の声が寄せられている。 一方、それを上回る勢いで「コンディションが怪しい高橋を初戦に持ってくるのは裏目に出る気しかしない」、「万全の状態なら何も心配は無いけど故障引きずってるっぽいからなあ…」、「数日前はノースローだったのに投げさせて大丈夫なのか?」と、高橋を先発に送り込んだ首脳陣の決断を疑問視するコメントも複数挙がった。 「高橋は右脇腹筋挫傷から復帰した9月上旬以降はコンスタントに先発登板をこなしていましたが、10月21日・中日戦で完封目前の9回表に左ひじの違和感を訴え降板。同戦を最後に未登板のままシーズンを終えたため、ファンの間ではもしかするとCS登板は厳しいのではないかという見方もされていました。実際、シーズン終了後も左ひじは順調に回復しているわけではないようで、11月1日の投手練習ではキャッチボールすら行わないまま練習を引き揚げたということも伝えられています。そのため2戦先勝、つまり1回しか負けが許されないCSファーストの初戦先発に高橋を立てた首脳陣の決断を疑問視しているファンも少なくないようです」(野球ライター) 阪神が迎え撃つ菅野は今季成績こそ「19登板・6勝7敗・防御率3.19」と今ひとつだが、阪神に対しては今季対戦した7球団の中で2番目に低い防御率「2.53」をマークしている。そのため、仮に高橋が故障の影響で炎上、途中降板ということになると一気に敗色濃厚になることも考えられる。 巨人は7日の第2戦で今季の対阪神防御率が「0.93」の山口俊を先発起用すると見込まれているため、もし第1戦を落とすとそのままCS敗退という展開も現実味を帯びそうな阪神。コンディション不安の高橋を初戦に立てた首脳陣の判断は吉凶どちらに転ぶのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用についてNPBの公式サイトよりhttps://npb.jp/
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スポーツ 2021年10月25日 19時55分
巨人・原監督の「生きた練習を」発言にファン怒り 自らの責任を棚上げ? 戸郷には根本的問題アリと同調の声も
24日に行われた巨人対ヤクルトの一戦。「4-6」で巨人が敗れた試合後に伝えられた、巨人・原辰徳監督のコメントがネット上で物議を醸している。 この日の巨人は先発・戸郷翔征が3回まで1人の走者も許さない完ぺきな立ち上がりを見せるも、4回に「6失点・被安打4・四死球3」と炎上しこの回限りで降板。後を受けたリリーフ陣は無失点を続け、打線も6回に4点を返したものの反撃は及ばなかった。 巨人にとっては今季レギュラーシーズン最終戦だった同戦後、原監督は“戦犯”になってしまった戸郷に対し「それまでは完璧なのに、セットポジションになったというところでね。対応、練習というのをしているのか、生きた練習をしているのか」とコメント。今季の戸郷は走者なしの状況での被打率が「.204」の一方、走者を背負っている時の被打率は『.277』と苦手にしているが、今回の試合でもその課題に改善が見られなかったと苦言を呈した。 >>巨人・原監督の試合後コメントに怒りの声「選手だけが悪いみたいで不快」 天敵に屈した野手陣へ苦言もファンから批判を浴びたワケ<< 原監督のコメントを受け、ネット上には「一向に課題が克服できてないってことだから怒られて当然だな」、「今日の試合も崩れたのは先頭の塩見(泰隆)にヒット打たれてからだもんなあ、走者がいるとそんなにプレッシャーなのか単なるスタミナ不足なのかは分からんが…」、「戸郷は4回の炎上でプロ初の2ケタ勝利も逃したわけだから、原監督にはもったいない投球だって思いもあるんだろうな」と同調の声が寄せられている。 一方、「戸郷だけじゃなく、使ってるそっち側にも責任があるのでは」、「何が『生きた練習をしているのか』だよ、こっちとしては逆に『生きた起用をしているのか』って聞きたいんだが」、「登板間隔をコロコロ変えるから、満足な練習や調整ができてないって考えは無いのか?」と否定的なコメントも複数挙がった。 「10月の戸郷は3、9、15、24日と計4試合に登板していますが、15日までの3試合はそれぞれ中4、中5、中5で先発、24日の試合は中8日で先発と、通常の中6日とは違う間隔での登板が連続。この4登板ではいずれも3失点以上を喫して『0勝2敗』と1つも白星がなく、投球イニング数も全て5回以下にとどまりました。このこともあってか、今回の炎上劇は登板間隔を変えながら戸郷を投げさせたことが大きな原因ではないかと原監督を非難するファンも少なくないようです。ただ、戸郷は9月までの22登板を見ても平均投球回はおおむね6イニング程度なので、そもそものスタミナが不足しているという見方もできなくはないでしょう」(野球ライター) 変則起用の影響がどこまであったのかは不明だが、2ケタ10勝を挙げられないままレギュラーシーズンを終えた戸郷。11月6日から予定されるクライマックスシリーズでは果たしてどのような起用法となるのだろうか。文 / 柴田雅人
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