プロ野球
-
スポーツ 2023年04月21日 20時55分
巨人・戸郷に「ぶっ壊れる」球団OBが指摘 右ひじ故障の菅野と共通点? 順調キャリアの裏で燻る問題は
野球解説者・高橋尚成氏(元巨人他)が20日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、元プロ野球選手・岡崎郁氏(元巨人)が登場。巨人のプロ5年目・23歳の戸郷翔征にまつわる発言が話題となっている。 今回の動画で岡崎氏は巨人スカウト部長時代(2017-2019)のドラフト指名で印象に残っている選手や、選手視察の際に重視していたポイントなどを話した。その中で、2018年ドラフトで指名した戸郷の故障リスクを不安視した。 2018年ドラフトで6位指名され巨人に入団した戸郷は、翌2019年9月に一軍デビューすると、クライマックスシリーズ・日本シリーズでも起用されるなどスピード出世。2020年からは先発ローテに定着しており、今季は20日終了時点で「3登板・2勝1敗・防御率0.89」と安定感のある数字を残している。 >>巨人・原監督、広島戦中の表情に驚きの声「ブチギレてないか」 逆転直後の一場面が物議、敵打者のファールも影響?<< 高卒下位指名からまたたく間に頭角を現した戸郷だが、岡崎氏も「(球は)速かったです。やっぱり飛び抜けてましたね。スライダーもすごかった」と指名前から光るものを感じていたという。ただ、「馬力はあるんだけど、今の菅野(智之)みたいな上体投げに見えたの。だから肩とか肘とかぶっ飛ぶんじゃないかと思って」と、右腕を大きく回して投げるフォームに不安を抱き6位指名に至ったという。 入団後の戸郷はここまでは特に大きな故障はなく通算33勝、セ・リーグ新人特別賞(2020)、最多奪三振(2022/154個)と実績を積み重ねている。岡崎氏も「正直、彼はここまで早い段階で一軍で投げて、ここまで(活躍する)とは思わなかった」といい意味で予想を裏切られていると称賛した一方、「だから逆に今心配してます。戸郷はぶっ壊れるんじゃないかと思って」と、指名前から変わらないフォームで投げ続けているツケが回ってくるのではと懸念も口にした。 岡崎氏の発言を受けては、ネット上にも「言われてみたら急に勤続疲労が怖くなってきた」、「抜擢早すぎて体作りの時間もそれほど無かっただろうしなあ」、「菅野みたいに故障離脱したら終戦だからそれだけは起きないで」といった心配の声が寄せられた。 動画内で岡崎氏が引き合いに出したプロ11年目・33歳の菅野は通算117勝を誇るチームのエースだが、今季は3月中旬のオープン戦で右肘の張りを訴えると、4月20日終了時点でも二軍調整が続いている。菅野の分まで奮闘している戸郷まで故障離脱となると、現在セ・リーグ5位(6勝11敗)のチームにとっては致命傷になりかねないが、戸郷は今後も問題なくローテを守ることができるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について高橋尚成氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@hisanori_takahashi
-
スポーツ 2023年04月21日 19時30分
中日・木下、ヤクルト戦の走塁死に「何年プロやってんだ」呆れ声 得点機・リクエスト権が台無し、球界OB苦言の痛恨ミス再び
20日に行われ、中日が「2-3」で敗れたヤクルト戦。「7番・捕手」で先発した中日のプロ8年目・31歳の木下拓哉の走塁ミスが物議を醸している。 問題となったのは、「2-2」と両チーム同点の4回表2死三塁でのこと。打席の大島洋平は、ヤクルト先発・石川雅規がカウント「0-1」から投じたカットボールを見送りボールに。この直後、ヤクルト捕手・古賀優大は三走・木下のリードが大きいと判断し三塁へ素早く牽制球を投げた。 これを見た木下は慌てて足から三塁へ戻るも、三塁手・村上宗隆のタッチをかいくぐれずアウトとなり、リクエスト検証でも判定は覆らず。中日は木下の走塁死で得点機はもちろん、初回に1つ使い残り1回だったリクエスト権も失われる形となった。 >>中日・龍空、背中死球を“神回避”も批判?「下手したら死んでた」 ヤクルト戦中盤の一場面、敵投手以上に物議醸したワケ<< 木下の走塁ミスを受け、ネット上には「何年プロやってんだって言いたくなるようなお粗末ミス」、「2死三塁で飛び出しアウトは論外、大ボーンヘッドだ」、「状況判断悪すぎるわ、リード大きくとるような場面じゃないだろ」、「本当に勘弁してくれよ、先週もやらかしてただろ」といった呆れ声が寄せられた。 「三塁走者は無死、もしくは1死の場合は、スクイズやゴロゴーのサインに応じてリードを大きくとる、塁を飛び出すといったプレーが求められることはあります。また、アウトカウントにかかわらず、暴投・パスボールの可能性を常に頭に入れておかなければなりません。ただ、今回の場面は2死でスクイズなどが使えなかった上、マウンド上の石川もそこまで球が荒れていたわけではなかったため、打席の大島(打率.368)を信用して無理にリードは取らない方が無難だったのでは」(野球ライター) 状況判断が悪いとファンに問題視された木下だが、9日・DeNA戦でも球界OBが苦言を呈すプレーが出ている。同戦の木下は福谷浩司とバッテリーを組むも初回6失点、打撃でも2回表無死二塁で遊ゴロと打てずその裏で交代に。 同日放送の『プロ野球ニュース』(フジテレビONE)では、野球解説者・高木豊氏(元横浜他)から「(2ラン浴びた1回裏2死二塁は)やっぱり分からなきゃいけないですよね。次(の打者)が投手だったら」、「(2回表の打席は)初球だったら右方向に強い打球でヒットを打ちに行き、それが失敗することによって進塁ができるということを、捕手の脳を持ってるんだったらなぜそうしなかったのか」と、状況に合っていない打者勝負や打撃が目についたと指摘されている。 昨季以前も立浪和義監督が苦言を呈すなど判断ミスが少なくない木下。今季は20日終了時点で「15試合・.326・0本・7打点」と打撃は好調なだけに、もったいないミスで評価を落とすのは今後減らしていきたいところだ。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2023年04月21日 15時30分
ソフトB・藤本監督の起用法に「飼い殺しだ」と批判 好調・増田はスタメン外? ロッテ戦前に明かした戦略が物議
21日試合前時点でパ・リーグ首位(9勝5敗)に立つソフトバンク。同日に伝えられた藤本博史監督のコメントが物議を醸している。 報道によると、藤本監督は前日20日に応じた取材の中で、佐々木朗希とぶつかる21日・ロッテ戦の見通しなどを語った。その中で、19日に一軍昇格させたプロ6年目・23歳の増田珠について「状態がいいのでね、左の代打で、増田は粘っこく打ってくれるんじゃないか」と対左用の代打として使う方針を明かしたという。 増田は二軍で「15試合・.340・1本・5打点」と好成績をマークしていた19日に今季一軍初昇格。同日の西武戦で即スタメン出場を果たすと「3打数2安打・1本塁打・2打点」と二軍の勢いそのままに結果を残した。藤本監督はこの働きを評価し、勝負どころで左投手が出てきた際の切り札として使おうと考えたようだ。 >>ソフトB・杉山「先発やりたくない」に驚きの声 藤本監督が弱気発言明かし呆れ、昨季の不振で自信喪失?<< ただ、ネット上には納得の声以上に「好調なのにスタメンで使わない意味が分からない」、「経験込みで佐々木にぶつけた方が長期的にはプラスでは」、「マルチ安打、ホームランまで打ったのに代打止まりなんて選手腐らせる気か」、「右の代打は他に2、3人いるのに…これは飼い殺しもいいとこだ」といった不満のコメントが寄せられた。 「右打者の増田を代打起用する方針の藤本監督ですが、現在一軍にはアストゥディーヨ、佐藤直樹、ガルビス(両打ち)と右の代打は他にも複数います。同監督は彼らの調子が今ひとつ(アストゥディーヨ、佐藤は.000、ガルビスは.200)なことや、今季『2登板・2勝0敗・防御率0.00』の佐々木に調子を乱されるリスクを加味して増田の代打起用を考えたのでしょうが、二軍から好アピールが続く今出場機会を与えなくてどうすると首をかしげているファンも多いようです」(野球ライター) 今季の藤本監督は開幕スタメンに抜擢したプロ2年目・23歳の正木智也を、18打席無安打で19日に二軍降格とするまで起用し続けている。これもあり、一部からは「不振の正木は優遇、好調の増田を冷遇は矛盾してないか」といった指摘も上がっている。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2023年04月21日 12時35分
“ハンカチ王子”斎藤佑樹、プロ野球生活失敗談明かす「気を配っておけば…」引退後も体型維持のためトレーニング
元プロ野球選手の斎藤佑樹氏が20日、都内で行われたウィザースホーム新商品「スポーツと暮らす家」発表会に出席した。 >>全ての画像を見る<< 斎藤氏はウィザースホーム社のスポーツの楽しさや素晴らしさを感じながら、心地よく暮らせることを追求した「スポーツと暮らす家」プロジェクトに参加し、第一弾のモデルハウスを4月28日に初ローンチ。感想を問われると、「僕なりの思いを込めて一生懸命、家に対する思いを考えさせてもらいました」と話す。 発表したモデルハウスは、自身の日常生活でのこだわりやアイデアが詰め込まれた内容になっていると言い、斎藤氏は壇上で自身の1日のスケジュールを紹介しながら、アスリートやスポーツが好きな人たちに適した住宅とはどんなものかを熱弁。「(発表した家は)玄関を上がってからお風呂に行くまでの時間を重要視しています。子どもが例えば野球の練習の後、(汚れた服のまま)リビングを通らずにお風呂に行けるように、動線も大事にしています。いろんな方がスポーツをできやすい環境を考えています」とこだわりを述べる。 斎藤氏は「トレーニングルームを設けて、ガレージの中を素振りができるスペースにしたり。今、僕もジムに行っていますが、行かずに家でできるのが理想かなと思うので、屋内にはトレーニング機具を置いて、トレーニングができるように、また、外には7メートルくらいのスペースを作って、ちょっとしたキャッチボールやゴルフのスイングができるようにしました。ガレージは上からロープを垂らしてあって、登ったりもできます。スポーツをする方にとってはいい環境だと思います」と話す。 自身の休日の過ごし方や、家庭内での食事のこだわりを聞かれると、「休みというのは僕の中で設けているわけではないので、1日のスケジュールは(休日も仕事の日も)だいたい同じ。食事はタンパク質を摂ることを心がけています。引退してからは量はあまり食べ過ぎないように心がけているのと、血糖値を上げないように心がけています」とこだわりを紹介。「今まで野球をやってきた中での失敗談でもあるんですけど、もっと食事に現役時代から気を配っておけば良かったなって思います」とも話して笑顔を見せた。 現在の仕事については「いろんな方と話をして、『野球未来づくり』をビジョンとして掲げて活動しています」と紹介。「この家の提案も、球界に対しての新しい第一歩になるんじゃないかなって。現役時代に周りにいたアスリートたちの意見も聞いて、いろんなことをやっていければ」と意気込む。現役時代同様、現在もトレーニングを続けていることも明かし、「今は野球選手としてのトレーニングというより、体型維持を中心に。野球選手の頃は投手なので、あまり胸を大きくしたくなかったんです。でも今は鍛えています。ベンチプレスをしたり。現役時代はトレーニングルームでコミュニケーションを取っていたんです。それが家族でもできるといいなって、今回の家にもそのアイデアを盛り込んでいます」と話していた。(取材・文:名鹿祥史)
-
スポーツ 2023年04月21日 11時45分
日本ハム、新庄監督の補強要請は届かない? トレードは非現実的、助っ人獲りも内部調整難航か
「新庄(剛志)監督がフロント幹部に何か直訴したらしい」 本拠地・エスコンフィールドでの6連戦最終日の4月20日、北海道日本ハムファイターズが千葉ロッテマリーンズに勝利した。連敗は「4」でストップした。しかし、事前に流れていた「直訴」の情報は、あながち間違いではなかったのだ。 「フロント幹部との会談中、新庄監督がチーム編成に関する話を持ち出したと聞いています」(関係者) そのチーム編成とは、「緊急補強の必要性」だという。 「ピッチャーとバッター、両方とも補強する必要があると訴えました。新庄監督は具体的にピッチャーのタイプ、そして、どういうバッターが必要なのかまで説明したそうです。ただ、相談された側のフロント幹部がどんな回答をしたのかまでは分かりませんが」(前出・同) >>日本ハム・上沢に「見てて不快」「新庄監督も怒るよ」球界OBが酷評! 西武戦の大炎上をバッサリ、メジャーにも行けないと断言<< 同日の試合中、こんなシーンが見られた。味方打線が走者を溜めた時、そして、先発・鈴木健矢投手が得点圏に走者を背負った2イニング目、新庄監督はベンチ内の椅子の後ろに隠れてしまった。 椅子の後ろから顔を覗かせ、試合の行方を見ている。その仕草は「心配で見ていられないよ~」といった感じだった。 ピンチをしのぐと、天を仰ぎ、手を叩いて鈴木を迎え入れる。「気持ち」が入っているのだろう。いや、入り過ぎているのかもしれないが、こうした試合中の様子を見せられて、補強を訴えた気持ちも分かるような気がした。 また、鈴木の6回被安打1失点ゼロの好投も合わせて、こんな意見も聞かれた。 「先発ローテーションを再編したばかりです。ポンセ、金村尚真の両投手が故障し、リリーフでスタートさせた鈴木を先発にコンバートさせたんです。その鈴木が好投してくれたものの、スクランブル態勢であることに変わりはありません」(プロ野球解説者) このロッテ3連戦の2戦目の先発を託された伊藤大海投手も、いまだ勝ち星がない状態。チームから唯一、侍ジャパン入りした看板投手の調子が上がって来ないとなれば、雰囲気を変えるようなカンフル剤も必要だろう。 「日本ハムは外部補強に熱心なチームではありません。おそらく、新庄監督が求めたのは先発投手とクリーンアップを任せられる強打者でしょう。トレード? 相手球団が応じるとは思えませんが」(前出・同) 外国人選手を追加補強するのだろうか。しかし、外国人選手には「アタリ、ハズレ」があり、調査時間が少ないシーズン途中での補強はその後者となるケースも大きい。 「どこのチームもそうですが、選手の総年俸に関しては予算が決まっていて、『予算オーバー』となる場合は、重役クラスの承認がないと動けません」(ベテラン記者) 新庄監督が直訴したのは球団社長だとの情報も聞かれた。もっとも、前出の関係者は「そこまでするかな~」とクビを傾げたが…。 同日の入場者数は1万5816人(主催発表)。15、16日の土・日曜日は2万人を超えたそうだが、新球場の初年度としてはパッとしない。やはり、勝敗が観客数に影響するのだ。新庄監督の直訴は聞き入れられたのだろうか。(スポーツライター・飯山満)
-
-
スポーツ 2023年04月20日 21時30分
日本ハム・新庄監督の球団首脳への要請「カネで済む話じゃない」と批判 打者補強望むもひんしゅく買ったワケは
20日試合前時点でパ・リーグ最下位(4勝12敗)に沈む日本ハム。同日に伝えられた新庄剛志監督のコメントが物議を醸している。 報道によると、新庄監督は20日・ロッテ戦の試合前練習中に小村勝球団社長兼オーナー代行と談笑。その後に応じた取材の中で「『お金を出して』ってお願いした。6番打者と先発投手が1人でもいてくれたら」と戦力補強を直談判したことを明かしたという。 日本ハムは現在チーム防御率(3.66)・失点数(65失点)がリーグ最下位、打率(.203)・得点数(44得点)がリーグ5位と投打で振るわず、首位ソフトバンクと早くも6ゲーム差離れている。新庄監督はこの苦境を打破するために新戦力でテコ入れを行いたいようだ。 >>日本ハム・新庄監督、松本をタイトルに導いた奇策明かし話題 「そんなせこいことするか!」シーズン後にはひと悶着も?<< 新庄監督のコメントを受け、ネット上には先発補強については「元々頭数足りないし金村(尚真/19日に右肩違和感で離脱)までいなくなったからなあ」などと納得の声が寄せられた。一方、6番打者の補強については「甘えたこと言うなよ、先発に比べたらまだ頭数いる方だろ」、「それは戦力の問題じゃない、采配の問題だろ」、「2割以下の打者しか6番で使ってないくせにフロントに丸投げするな」、「補強うんぬんの前に人選見直すべき、カネで済む話じゃないぞ」といった指摘が相次いだ。 「新庄監督は20日試合前時点で消化している16試合で、マルティネス(9試合)、上川畑大悟(7試合)の2名を6番で起用。ただ、マルティネスは『14試合・.206・0本・2打点』、上川畑も『15試合・.146・0本・3打点』とほとんど機能していません。こうした現状を憂いて補強を検討する前に、今川優馬(10試合・.294・0本・1打点)や谷内亮太(8試合・.385・0本・2打点)といった好調な選手を6番で試すべきではないかと考えるファンも少なくないようです」(野球ライター) 20日の試合では今季初めてマルティネス、上川畑以外の打者(谷内)を6番起用した新庄監督。6番打者問題を補強ではなく采配で解決することは果たしてできるだろうか。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2023年04月20日 19時30分
巨人・中田の一発は「余分な1点」球界OBがズバリ指摘 DeNA戦終盤、ダメ押し弾の裏にあったリスクは
19日に行われ、巨人が「5-1」で勝利したDeNA戦。ラジオ中継で解説を務めた野球解説者・谷繁元信氏(元中日監督)のコメントが話題となっている。 注目が集まったのは、「4-1」と巨人3点リードの8回裏1死でのこと。DeNA2番手・ウェンデルケンがカウント「1-0」から投じた直球を打席の中田翔が強振。打球は左翼席最後方、もう少しで場外かというところまで飛ぶ特大の5号ソロとなった。 >>巨人・中田が先輩相手に激怒「殺してみいオラァ!」 新たないざこざも時間の問題? 物議を醸した日本ハム時代の大騒動<< 中田がベースを一周し巨人4点リードとなった直後、谷繁氏は「いやあ、もう完璧でしたよ」と中田を称賛。だが、「これで5対1になったじゃないですか。捕手的にいうと…言っていいですか正直に? 余分な1点なんですよ」と、手放しでは喜べないとも口にした。 谷繁氏は続けて「なぜかっていうと、(守護神)大勢が出て行って締めるっていうのが今日の流れだったんですよ。僕が(現役)ベイスターズ時代だったら佐々木さん(佐々木主浩氏)が4対1で出てきてきっちり締めて終わる。ドラゴンズ時代だったら岩瀬(仁紀氏)が出てきてきっちり終わってっていう(流れだった)」、「なんかこの1点ってね、なんか妙にちょっと集中力を欠いてくるんですよ、捕手的に言うと」とコメント。3点リードを超えるとセーブがつく状況ではなくなるため、守護神が登板する想定が崩れる面があると説明した。 また、谷繁氏は「ブルペンもわさわさしだすんですよ。誰が行くんだっていう」と、ブルペンも守護神をそのまま起用すべきか、それとも別の投手をマウンドに送り込むべきかといった迷いが生じるとも語っていた。 谷繁氏の発言を受け、ネット上には「今の一発でそんな影響が出るとは」、「リード広がったのに試合運びは難しくなるっていうのは意外だな」、「守護神とそれ以外の投手で配球変わったりするだろうしなあ」、「今日はたまたま大勢使えたけど、疲労が溜まってる状況だったらまた違ったのか?」といった驚きの声が寄せられた。 19日の巨人は4点差でも9回は大勢を登板させ逃げ切ったが、大勢は19日試合前時点で今季3登板(全17試合中)にとどまっており、起用のハードルはそこまで高くはなかったとみられる。ただ、仮に連投や登板過多といった状況だった場合は、首脳陣は難しい継投策を迫られていた可能性もありそうだ。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2023年04月20日 18時50分
DeNA・濱口、力投見せるも敗戦にガックリ「本当に悔しい」 宮崎と共に故郷・佐賀に凱旋も悔しい黒星
19日のジャイアンツ戦、ともに夏の甲子園予選以来となる佐賀でのゲームで、濱口遥大と宮崎敏郎がスターティングラインアップに名を連ね、地元ファンの喝采を浴びた。 濱口は初回、三者凡退と素晴らしいスタートを切ると、味方打線も2回に先制点を奪取とペースを握る。しかしその裏にノーアウトから3連打で先制点を許し、さらに犠牲フライでいきなり逆転と暗雲が垂れ込めた。しかし、その後はピンチは迎えるものの要所を締める粘りのピッチングで味方の反撃を待つ。7回にもマウンドに上がったが、先頭をフォアボールで出塁させると、次打者吉川尚輝にジャイアンツベンチは送りバントを指示。しかし1球失敗した後にサインをヒッティングに変更すると、振り抜かれた打球はライトスタンドに吸い込まれてしまった。 登板後、濱口は「やられ方が悪く反省することが多いです」と自責の念を表し「点を取ってもらった直後の失点、先頭を出して次の打者にホームランで失点」と具体的に振り返った。 マウンド上でうなだれた濱口だったが、なんとかこの回まで投げきり、多数の26番のユニフォームを着た地元ファンの前で意地は見せた。だが敗戦投手となり「本当に悔しい」とくちびるをかんだ。しかしゲームを作り、7回まで回を進めたことは及第点といっていいだろう。 一方の宮崎は初回はピッチャーゴロ、4回は大きな当たりながらもライトフライに倒れるも、6回の打席ではしっかりとレフト前に弾き返し、最終回もよく選んでフォアボールで出塁。結果3打数1安打と、開幕から続く連続試合安打を14とし、2019年に自らマークした自己最長記録を更新することに成功した。打率.442はリーグ2位、34歳のベテランは地元でも躍動した。 14年ぶりとなった佐賀でのプロ野球公式戦。チームは敗戦と悔しい結果となってしまったが、両者の登場の際には、ひときわ大きな歓声がみどりの森球場に響いていた。写真・文・取材 / 萩原孝弘
-
スポーツ 2023年04月20日 15時30分
巨人・丸、DeNA戦の負傷交代に「このまま二軍でいい」の声 原監督は軽症示唆も再調整指示すべき?
19日に行われ、巨人が「5-1」で勝利したDeNA戦。「5番・右翼」で先発したプロ16年目・34歳の丸佳浩の途中交代が話題となっている。 交代のきっかけとなったのは、「2-1」と巨人1点リードの4回裏2死一、二塁でのこと。打席の吉川尚輝が三遊間を破るヒットを放つと、二走・丸は三塁を蹴り一気に本塁へ突入。DeNA左翼・佐野恵太の好返球もありアウトにされてしまったが、立ち上がる際に右太もも付近を何度かさするようなそぶりを見せた。 すると、丸はこの後6回表の守備から重信慎之介に代わり途中交代。試合後に取材に応じた原監督は「ちょっとアクシデントがあった。明日ちょっと様子を見る」と説明しつつも、「(重傷ではない)と思いますが。次のイニングも守りにいきましたから」と軽傷を示唆したという。 >>巨人・原監督、広島戦中の表情に驚きの声「ブチギレてないか」 逆転直後の一場面が物議、敵打者のファールも影響?<< 丸の途中交代を受け、ネット上には状態を心配する声が寄せられた。一方、中には「仮に軽症でもこのまま二軍行きでいいわ」、「元から打撃不振だし、再調整込みで二軍に落ちるいい機会だ」、「シーズン序盤で無理させる時期でもないから、一旦一軍からは外した方がいいのでは」といった指摘もみられた。 「今季の丸は19日の試合こそ2安打を放ちましたが、これを含めても『17試合・.175・1本・3打点』と打率は1割台。ただでさえ不振の中、故障まで抱えたとなると復調は極めて厳しいと言わざるを得ません。また、丸にとって右太ももは2018年に『右ハムストリング筋挫傷』で約1か月の離脱をしいられた箇所ですので、今は軽傷でも今後状態が悪化するリスクも少なくないといえます。そのため、原辰徳監督ら首脳陣は患部の状態にかかわらず丸を二軍落ちとし、しっかりと再調整させた方がいいのではと考えているファンは多いようです」(野球ライター) 今季はここまで全17試合(先発16試合、代打1試合)で起用されている丸。次戦の21日・ヤクルト戦でもこれまで通り起用されるのか、それとも欠場や二軍落ちがあるのかは要注目だ。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2023年04月20日 11時30分
巨人の最下位低迷、原監督の日替わり打線が原因? 今季初弾の吉川も固定起用には至らずか
7回の攻防で「巨人らしさ」が見られた。野球は集団競技だが、「個」が主張される場面もある。その「個人の能力」「個性」が多く見られるのも“巨人スタイル”ではないだろうか。 4月19日、佐賀県・さがみどりの森球場で行われたDeNA戦に勝利し、連敗を脱出した。まだシーズンは始まったばかりだが、セ・リーグで勝率5割を切るのは、5位・中日と最下位・巨人だけだ。 「この1勝で反撃態勢とまでは行きませんが、山崎伊織投手の好投は収穫です。戸郷翔征投手以外にも計算の立つ先発投手がようやく出てきました」(プロ野球解説者) >>巨人・原監督の代打策に「勝ちたくないのか」批判相次ぐ 好調選手より不振のベテランを優先、DeNA戦終盤の不可解起用が物議<< 2人の野手も強いインパクトを残した。 1点リードで迎えた7回表、DeNA・桑原将志選手の打球が三遊間を襲った。これをショートでスタメン出場していた中山礼都選手が逆シングルでキャッチ。深いところからファーストに送球。一塁塁審がアウトを告げる。中山はマウンドの山崎に“ドヤ顔”。強肩という“個性”にスタンドが沸いた。 「7回裏に出た吉川尚輝選手の2ランで勝敗が決まりました」(前出・同) その通りなのだが、そのホームランが飛び出す前、吉川は送りバントを失敗している。巨人ベンチが「犠打を決められそうにないなぁ~」と判断し、「だったら、しっかり振ってみろ」のサインに変更した結果がホームランになったのだ。 「今季の吉川は打撃不振でベンチスタートとなる日もありました」(スポーツ紙記者) 不振でも、失投は見逃さない吉川の“能力の高さ”である。 もっとも、ここ数日、吉川は試合前練習でかなりの量のバットスイングを重ねてきた。結果が出たことで、精神的にも救われたはず。打撃成績も上向いていくと思われるが、こんな指摘も聞かれた。 「しばらくの間、固定して使ってあげられたらいいんですが。この日は『二塁・吉川、遊撃・中山』の布陣でしたが、前日の同カードでは『二塁・中山、遊撃・門脇誠選手』。坂本勇人選手もいます。原辰徳監督の日替わり打線の采配ばかりがクローズアップされていますが、二遊間の守備が固定されないのはマイナス要素でしかありません」 前出のプロ野球解説者がそう言う。 “守備の日替わり”も、続きそうだ。坂本は前日に「通算2000試合出場」のメモリアルを迎えたが、9回に代打出場しただけ。チーム功労者の記録達成としては寂しい限りだが、坂本も試合前練習で相当量のバットを振っている一人だ。 「監督、コーチも『試合に出してやりたい』と親心で考えてしまいます。守備位置が固定されないマイナスも分かっていますが」 関係者がそんな内情も打ち明けてくれた。 中山、吉川、門脇、坂本。誰かがこの横一線の状況から抜け出した時、巨人の反撃攻勢も始まるのではないだろうか。 「巨人のチーム打率は2割3分1厘でリーグ3位ですが、ホームラン数はリーグトップ(15本)。吉川のホームランが出る前のバント失敗ですが、本当はノーアウトで出た走者を二塁に進めて、じっくり、堅実に追加点を狙う作戦でした」(前出・同) その是非はともかく、「個」が力を発揮すれば、勝てるチームでもあるのだ。「個」を一瞬ではなく、継続して発揮できる選手がいない。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ
オリックス入団の森友哉「中嶋監督のもとでプレーすることが、自分のステップアップになると感じた」
2022年11月29日 17時50分
-
スポーツ
阪神・岡田新監督、守護神は日替わり? 来季序盤の戦略は岩崎・新助っ人がキーマンか
2022年11月29日 11時00分
-
スポーツ
ロッテ・田村の“活躍ナシ年棒増”のワケに不満の声も?「優遇しすぎだろ」不可解な査定はFA引き止め目的か
2022年11月28日 21時30分
-
スポーツ
DeNA・平田、右ひじ手術敢行で万全! 10年目のリリーフ右腕がフル回転へ意欲
2022年11月28日 17時30分
-
スポーツ
森FA流出の西武、人的補償に変更? バッテリー間の作戦も再構築か
2022年11月28日 11時00分
-
スポーツ
ロッテ・佐々木朗希、来季は25登板がノルマ?「勝たないと意味が無い」吉井新監督が描く青写真は
2022年11月27日 17時30分
-
スポーツ
中日・根尾、来季の先発ローテ入りは絶望的? 二軍調整すべきと指摘も、本人は意欲も課題山積
2022年11月26日 11時00分
-
スポーツ
ベストナイン、ロッテ・福田に1票で「馬鹿にしてるのか」ファン激怒 打率1割台も、故障覚悟のプレーが好印象か
2022年11月25日 21時30分
-
スポーツ
阪神・佐藤、三塁レギュラー剥奪の危機? 岡田新監督が与えたオフの“宿題”は
2022年11月25日 11時00分
-
スポーツ
DeNA・坂本「お互い頑張ろうと話はしました」 中日移籍・砂田との絆で目指す捲土重来
2022年11月24日 18時30分
-
スポーツ
日本ハム・新庄監督、現役ドラフトに選手を大量投入? 優勝宣言の裏で勝負に出るか
2022年11月24日 11時00分
-
スポーツ
広島・菊池受賞に大ブーイングのGG賞、不可解な結果に恨み節の選手も?「打てばいいんでしょ」物議醸した3年前のケース
2022年11月23日 11時00分
-
スポーツ
巨人・元木コーチ、まさかのタイミングで原監督からオファーされていた? 入閣の舞台裏明かしファン驚き
2022年11月22日 20時50分
-
スポーツ
森FA流出の西武、金銭補償を選択? 近藤獲得迫る裏で燻る不安要素は
2022年11月22日 11時00分
-
スポーツ
ソフトB若手陣のだらしない態度、藤本監督にも原因? 小久保二軍監督が明かした現状に憶測の声も
2022年11月21日 18時30分
-
スポーツ
DeNA・三浦監督「フルにやってもらいました」 秋季トレーニングで追い込んだ楠本が6年目の覚醒へ
2022年11月21日 17時45分
-
スポーツ
巨人、今オフの助っ人補強は投手メイン? 得点力ダウン回避は大久保新コーチ次第か
2022年11月21日 11時00分
-
スポーツ
日本一オリックスからFA宣言の伏見寅威が日本ハム移籍を決断! ファンから惜しむ声が続出
2022年11月21日 10時50分
-
スポーツ
中日・京田のトレード放出、時間の問題だった?「戦う顔をしていない」立浪監督は今季冷遇、球団首脳も上がり目ナシと判断か
2022年11月19日 11時00分
特集
-
少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
-
ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
-
-
Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
-
一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
-
株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分