プロ野球
-
スポーツ 2023年08月08日 11時00分
巨人、中継ぎ崩壊危機?「みんないっぺんに疲労来る」球界OBが指摘も、首脳陣は既に対策済か
野球解説者・高木豊氏(元大洋・横浜他)が7日、自身の公式YouTubeチャンネルに動画を投稿。動画内での発言が話題となっている。 今回の動画で高木氏は8月4~6日にかけ各地で行われた3連戦について、セ・リーグの阪神対DeNA戦(阪神が3連勝)から順に複数選手の名を挙げながら振り返った。 注目が集まったのは、巨人対広島戦(巨人が1勝2敗で負け越し)を振り返っている中での発言。高木氏は「巨人は昨日の横川(凱)に続いて、山崎伊織も早めに代えるんだよね。だから、この暑い時に中継ぎ陣をどんどん使ってたらこれ持つのかなと思ってね、8月。みんないっぺんに疲労が来るんじゃないかなっていうような、そんな感じがする」と巨人ブルペン陣の疲労を不安視した。 >>巨人・坂本「20代のように野球できない」衰え感じフォーム変更? 動画で事情明かし驚きの声<< 原辰徳監督はカード初戦・4日は横川を先発起用したが、4回2失点とまずまずの投球を見せていた中、5回表2死満塁の場面で代打を送り降板とする。5回裏以降は船迫大雅、今村信貴、鈴木康平、高梨雄平、中川皓太と5名の中継ぎを順にイニング頭から投げさせたが最終的に9回サヨナラ負けを喫した。 また、翌5日の試合も先発・山崎伊織を2.2回4失点で早々に降板させると、今村(2イニング)、船迫(0.1イニング)、ロペス(1イニング)、堀田賢慎(2イニング)と4名をつぎ込んだが勝利には結びつかなかった。 高木氏の発言を受け、ネット上には「確かにちょっとリリーフ使いすぎな感じはする」、「次カード以降もこんな使い方してたら絶対へばるぞ」、「不調だけならまだしも怪我とかしたらキツい」、「回またぎ、途中登板とかイレギュラー起用多いのも不安」などと心配の声が上がっている。 一方、中には「登板数かさんでないし大丈夫でしょ」といった指摘も。巨人は6日終了時点で高梨が42登板(リーグ1位)を記録しているが、その他のブルペン陣はおおむね10~30登板前後。原監督ら首脳陣はリリーフ陣の消耗を防ぐため、複数投手を柔軟に起用し登板数を分散させているようだが、これもありまだ体力的な余裕は残っているのではという見方もあるようだ。 6日にDeNAを抜いて3位に浮上している巨人。CS圏内の死守、8ゲーム差の首位阪神猛追にはブルペン陣の働きは必要不可欠だが、勝負の8月を乗り切ることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@takagiyutaka4045
-
スポーツ 2023年08月07日 19時30分
阪神・浜地、突然の抹消に「懲罰降格では」疑惑浮上 岡田監督はDeNA戦の背信投球に愛想尽かした?
6日終了時点でセ・リーグ首位(56勝38敗4分)に立つ阪神。翌7日にNPBが公示した抹消情報が物議を醸している。 NPB公式サイトは7日、セで6球団・6名、パは1球団・3名が登録を抹消されたことを公示。阪神ではプロ7年目・25歳の浜地真澄が今季3度目の二軍降格となった。 今季の浜地は6日終了時点で「28登板・3勝1敗6ホールド・防御率5.84」とシーズン成績は今一つ。ただ、今季2度目の昇格を果たした7月5日~8月6日にかけては「10登板・1勝0敗3ホールド・防御率1.04」と安定した数字を残していた。 >>阪神・湯浅、佐々木朗希と同レベルの深刻事態に? 岡田監督が明かした故障が招く最悪のシナリオは<< 浜地の登録抹消を受け、ネット上には「え?最近はそれなりに投げてなかった?」などと疑問の声が上がった。一方、中には「昨日の守備ミスのせいだろこれ」、「DeNA戦のプレーが岡田監督の逆鱗に触れて懲罰降格になったのでは」、「試合後の監督、ミスだけじゃなくて球自体にも不満そうだったが…」といった、懲罰降格の可能性を指摘するコメントも見られた。 浜地は6日・DeNA戦、「3-2」と阪神1点リードの7回裏に2番手として登板。しかし、先頭・大和にいきなりヒットを浴びると、続く伊藤光の打席では犠打を処理後に一塁悪送球を犯し無死二、三塁のピンチに。これを見た岡田監督は、1死二、三塁となったところで浜地を降板させていた。 「7回裏は島本(浩也)が後続を抑え無失点で火消しを成功させましたが、『3-2』で勝利した後に取材に応じた岡田監督は『島本さまさまよ。島本がおらんかったら負けとる』と称賛。一方、大ピンチを招いた浜地については『あんな展開あったらアカンっていうことやんか。えー。しかし、ひどいよな』、『内角にあんなに甘い球がいくこと自体が、そら、もう力がないってことやからな。はっきり言って』などと酷評したことが伝えられています。こうした経緯もあり7日の浜地抹消は、6日の投球を問題視した岡田監督による懲罰の意味合いがあるのではという見方もされているようです」(野球ライター) 優勝争いの勝負どころを迎えつつある中一軍から外された浜地。残りのシーズンで再昇格を掴むことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2023年08月07日 17時30分
中日立浪監督に「意図分からない」球団OB苦笑 ヤクルト戦中盤の代打策、敵投手との相性も悪かった?
6日に行われ、中日が「1-3」で敗れたヤクルト戦。中日・立浪和義監督が見せた采配が物議を醸している。 問題となっているのは、「0-3」と中日3点ビハインドの5回裏でのこと。この回攻撃の中日は2死一塁で投手・岡野祐一郎に打席が回ってきたが、立浪監督は岡野を下げ後藤駿太を代打起用。後藤は試合前時点で代打打率が「.286」と3割近い数字を残していたが、この打席はヤクルト先発・小澤怜史の前に見逃し三振に倒れた。 この立浪監督の代打策について、ネット上には「え?ここで代打後藤?」、「守備固めでも使える選手なんだから終盤まで取っとけよ」、「一発長打ないのに使うのはもったいないのでは」、「一体何がしたいんだ、データ的にも間違ってるし」といった疑問の声が寄せられた。 >>清原和博氏、解説中にビシエドを嘲笑?「馬鹿にしてるのか」と批判、中日戦終盤の言動が物議<< また、この日ラジオ解説を務めていた山崎武司氏(元中日他)も「ここ勝負どころじゃないので、後ろにヤマが来るとなると、後藤の代打の出方っていうのがどうなのかなって思う」、「後半もつれた時に大事なところで代打行ってね。後藤の守備というのも重要ですし」と後藤起用はタイミングが早すぎるのではと指摘。 続けて、「これが走者二塁とか三塁ならまあ分からんでもないですけど、意図が分からないね。ここで代打後藤がね、僕は。代打の1番手に置いてるんだったらね」と苦笑交じりに首を傾げた。 立浪監督の代打策については、ネット上にも「え?ここで代打後藤?」、「守備固めでも使える選手なんだから終盤までとっとけよ」、「一発長打ないのに使うのはもったいないのでは」、「一体何がしたいんだ、データ的にも間違ってるし」といった疑問の声が寄せられた。 「立浪監督が代打策を仕掛けた5回裏2死一塁の場面ですが、打席が回ってきた岡野の打順は9番で、出塁すれば岡林勇希(6日終了時点で.309)、大島洋平(同.281)といった打力のある打者に得点圏で回すことができる状況。そのため、立浪監督は代打打率の高い後藤を起用し後続に繋がせにいったものと思われます。ただ、マウンド上の右腕・小澤はここまで対右被打率が『.198』、対左被打率が『.179』と左打者の方を得意としていた上、左打者の後藤は対右打率が『.125』、対左打率が『.429』と右投手を苦手としていましたので、データの観点からも疑問を抱いたファンも少なくないようです」(野球ライター) 今季の中日は6日終了時点で、代打打率がリーグ5位(.180)に沈んでいる。立浪監督は代打陣の起用法を今一度整理する必要もありそうだ。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2023年08月07日 12時33分
DeNA・佐野にラミレス氏がエールも「1回二軍行くべき」の声も 不振長引きメンタルも限界か
元プロ野球選手・監督のラミレス氏(前DeNA監督)が6日、自身の公式X(旧Twitter)アカウントに投稿した内容が話題となっている。 ラミレス氏は6日午後10時30分ごろに自身のアカウントに投稿。ニュース記事からの引用と思われる、同日・阪神戦中に涙を浮かべるDeNAのプロ7年目・28歳の佐野恵太の顔がアップで映った画像と共に、「どのようにスタートしたかではなく、どのようにフィニッシュするかが大事! 家族と共にいい休日を楽しんで、野球から離れてリフレッシュしよう!」などと英語で投稿した。 佐野は6日の試合に「1番・左翼」で先発したが、「2-3」とDeNA1点ビハインドの7回裏1死二、三塁の場面で三浦大輔監督に代打を送られ途中交代に。交代後はベンチ内で涙を浮かべ、試合後も「チームが勝つ可能性が高いものを選択して采配する監督の決断だったので、打者として悔しいという思いが一番です」と悔しさをにじませたことが伝えられている。 >>DeNA・三浦監督、山崎降格させるべき?「我慢して起用するよりマシ」球界OBの持論に同調の声、配置転換後も調子上がらず<< ラミレス氏の投稿を受け、ネット上には「確かに今の佐野にとって気分転換は大事だと思う」、「いい形で終われるよう何とか持ち直してほしい」、「無理に使うより1回二軍行くべきでは」、「1か月以上不振でメンタルも辛そうだしなあ」といった同調の声が寄せられている。 「佐野は過去に首位打者(2020)、最多安打(2022)を獲得した実績を持つ球界屈指の好打者ですが、今季の成績は6日終了時点で『97試合・.257・8本・39打点』と今一つ。7月の月間打率が『.224』、8月はここまで『.150』と打撃不振が長引いている状況です。三浦監督も佐野の現状を判断した上で6日の試合では代打を送ったのでしょうが、心身両面の回復を図るために一度登録を抹消するのも一手ではあります」(野球ライター) 6日の試合に敗れたDeNAは、貯金が0になった上に自力優勝も消滅。佐野は試合後の取材の中で、「自分の成績がなかなか振るわずに、こういう状況になってしまってると思う」と自責の念を口にしつつ、「来週も自分ができることと最大の準備は怠らずにこれまで通り、試合に入っていきたい」と前を向いたと言うが、三浦監督は今後の試合でどう起用していくのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用についてラミレス氏の公式Xアカウントよりhttps://twitter.com/Ramichan3
-
スポーツ 2023年08月07日 11時00分
巨人・坂本「20代のように野球できない」衰え感じフォーム変更? 動画で事情明かし驚きの声
日本テレビ系のCS放送『日テレジータス』の公式YouTubeチャンネル「徳光和夫の人生ジャイアンツ」が3日に投稿した動画に、巨人のプロ17年目・34歳の坂本勇人が出演。自身の打撃にまつわる発言が話題となっている。 動画では徳光が7月30日に東京ドームで行われた巨人対中日戦の試合前練習中、坂本、小林誠司、岸田行倫、船迫大雅の巨人4選手にそれぞれここまでの戦いぶりなどを聞いた。その中で、坂本は今季打撃フォームを固定していない理由を明かした。 坂本はこれまで相手の投球動作に合わせて、左足を大きく上げてタイミングを取っていた。しかし、今季は左足の上げ幅を小さくしたり、足を上げずにノーステップでスイングしたりと打撃フォームが頻繁に変化している。 >>巨人・坂本が岡本の写真投稿、「オチ扱いやめろ」ファン爆笑 インスタ開設1日でフォロワー20万人突破!<< 徳光から「打撃フォームを固定されないのは、これからもずっと続けていかれるんですか?」と聞かれた坂本は、「20代の時のようにいいコンディションで常に野球できないので、打撃の方もコンディションに合わせながら無駄をできるだけなくしてやりたい」と返答。打撃フォームの変化はコンディション面が理由で、今後もその日の状態に応じて流動的にプレーしていくという。 また、坂本は「投手によっても、タイミング取りづらいなと思ったらノーステップをやってみたりとか(している)」と対戦投手次第で変えることもあるとした上で、「臨機応変にやらないと、この時代なかなか本当に打てないなと思う」と危機感をにじませてもいた。 坂本の発言を受け、ネット上には「コンディション考えながら打撃いじってるのは初耳」、「昔みたいな打ち方じゃもう球に反応しきれなくなってるのか」、「一般人でも30代に入ったら体力低下を感じるもんな」「試行錯誤しながら衰えと戦ってる苦労がにじみ出てるな」といった驚きの声が寄せられた。 坂本は一軍に台頭した2008年から、野手の中で最も守備負担が大きいとされる遊撃のレギュラーを張り続けているチームの絶対的主力。打撃では首位打者(2016)、最高出塁率(2016)、最多安打(2012)を各1回、守備ではゴールデングラブ賞(2016-2017,2019-2021)を5回獲得と攻守で素晴らしい実績を残している。 ただ、長年の負担に加え、既に30代半ばに突入している年齢による衰えもあるのか、近年は右手母指末節骨の骨折(2021)、左内腹斜筋筋損傷(2022)、右膝内側側副靭帯損傷(2022)、腰痛(2022)、右大腿二頭筋長頭肉離れ2度(2023)と相次いで故障に見舞われている。それでも、状態が悪くても悪いなりの打撃は可能などと、向上心を持って日々練習・試合に臨んでいるようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について『日テレジータス』公式YouTubeチャンネル「徳光和夫の人生ジャイアンツ」よりhttps://www.youtube.com/@user-uh9cs2yq8n
-
-
スポーツ 2023年08月06日 17時00分
ヤクルト、村上復調もリーグ3連覇は絶望的か CS進出も間に合わない? 難敵は3位DeNA以外にも
7月22日から後半戦がスタートしている今季のプロ野球。いよいよ勝負の夏場が迫ってくる中、復調気配を見せているのがセ・リーグ5位(38勝51敗2分/7月31日時点)のヤクルトだ。 今季のヤクルトは3・4月を「11勝13敗1分」と黒星先行で終えると、5月は16~31日にかけ12連敗(1分挟む)を喫したこともあり「6勝17敗1分」と大きく負け越し。6月も「9勝12敗」と振るわなかったが、7月は「12勝9敗」と今季初めて月間勝ち越しを記録した。 7月を勝ち越した原動力となったのは、今季91試合中90試合で4番を務めているプロ6年目・23歳の村上宗隆。村上は3・4月に月間打率1割台、5~6月も2割6分前後と今一つだったが、7月は「.312・7本・17打点」と打撃3部門で好成績をマークした。 本人は7月23日未明放送の『S-PARK』(フジテレビ系)にVTR出演した際、WBCで共闘した大谷翔平、ダルビッシュ有、吉田正尚らを参考に変えた調整法が合わず、5月半ばから徐々に元に戻したことを明かしている。その効果が7月になって出てきているようだ。 >>ヤクルト・村上の不振、原因はWBC?「少し太った気が…」指摘相次いでいた異変の真相は<< また、12連敗を記録した5月はチーム防御率「4.97」とボロボロだった投手陣も、7月は「3.30」と1点以上も数字が減少。守護神・田口麗斗が今季初めて月間10セーブをマークするなど、勝ちパターンが機能する試合も増えつつある。 開幕から約4か月、ようやく投打がかみ合ってきたヤクルト。それでも、残りシーズンは昨季まで2年連続で達成しているリーグ優勝はおろか、クライマックスシリーズ(CS)進出も厳しそうな情勢となっている。 7月の戦いを終えた段階で、セ・リーグ3位にはDeNA(46勝43敗2分)が位置している。同球団は今季残り52試合を残しているが、仮に26勝26敗の勝率.500で終えた場合、シーズン成績は「72勝69敗2分・勝率.511」になる。 一方、同じく残り52試合のヤクルトがDeNAを上回るには、残り試合を「35勝17敗・勝率.673」で乗り切る必要がある。7月にようやく今季初の月間勝ち越しを記録したヤクルトが、ここから10月1日のレギュラーシーズン最終戦・巨人戦まで毎カード勝ち越す勢いで戦い抜くのは至難の業といえるだろう。 また、DeNAと0.5ゲーム差の4位・巨人の存在もCS進出に向けて大きな障壁になる。今季の巨人は3・4月に「11勝14敗」と負け越したものの、5月からは3か月連続で月間勝率5割以上を記録している。7月末には坂本勇人(右太もも肉離れ)ら主力も一軍復帰しているが、今後の勢い次第ではDeNAを抜いて3位に浮上し、CS進出ラインを大幅に引き上げるほど勝ちを重ねる可能性もゼロではない。 ヤクルトとしてはDeNA、巨人の大型連敗を祈りつつ、自分たちは勝ち越しを目標に毎カード戦っていくことが現実的といえそうな8月以降の戦い。リーグ2連覇中の王者が沈んだままシーズンを終えるのか、それとも意地を見せ上位戦線に加わっていくのか要注目だ。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2023年08月06日 11時00分
広島、阪神猛追も優勝は無理? 昨季苦しんだ深刻問題再び、苦境打破のキーマンは西川・栗林か
3月末の開幕から約4か月が経過している今季のプロ野球。セ・パ共に優勝争いが本格化しようとする中、セ・リーグ2位の広島が勢いづいている。 今季の広島は3・4月が五分(12勝12敗)、5月は勝ち越し(13勝11敗)と立ち上がりはまずまず。ただ、5月に球団最多タイの月間19勝をマークするなど絶好調の首位・阪神には一時9ゲーム差をつけられていた。 しかし、広島は翌6月(14勝9敗)、7月(13勝8敗1分)と2か月連続で月間勝率6割以上を記録するなど阪神を猛追すると、2019年以来の10連勝を飾った7月27日に阪神を抜き首位に浮上。翌28~31日に行われた直接対決は「2敗1分」と負け越したが、それでも首位と1ゲーム差の2位と好位置につけている。 >>広島・新井監督、巨人投手の死球にブチギレ?「ベンチぶっ叩いてる」直後にも負傷者発生で大ピンチか<< 6,7月で一気に阪神との距離を詰めた広島だが、6月はチーム打率「.259」と打線が好調。坂倉将吾(月間打率.390)西川龍馬(.371)、田中広輔(.360)といった選手らが好調の原動力となった。6月14日・楽天戦では野間峻祥の一ゴロがベースに当たって大きく跳ね、右翼前に落ちるサヨナラ打になるなどラッキーな勝利もあった。 一方、7月はチーム打率「.242」と打線の勢いは衰えたが、チーム防御率「2.34」と投手陣が機能。特に、栗林良吏の代役として守護神を務めている矢崎拓也は「10登板・0勝0敗2ホールド7セーブ・防御率0.00」と1点も失わない圧巻の投球を見せた。また、7月26日・ヤクルト戦では7回表に栗林が危険球退場となった後、緊急登板した元守護神・中崎翔太が見事火消しを務めている。 セ・リーグは7月31日終了時点で首位・阪神、2位・広島(首位と1ゲーム差)は僅差だが、3位・DeNA(5.5ゲーム差)以下は差が開いている。優勝争いは阪神、広島の一騎打ちになりつつあるといえるが、迎える8月は広島の前に重大な問題が立ちはだかっている。 広島は8月1日~31日にかけて27試合が予定されているが、この内屋内球場での試合は5試合のみで、残り22試合は全て屋外球場での試合。一方、25試合を予定する阪神は屋内14試合、屋外11試合となっている。 球界では気温が高い屋外での試合はただでさえ選手の体力を消耗させる上に、ナイターの場合は日中の試合前練習も縮小を余儀なくされることが多い。コンディション調整が格段に難しくなることは想像に難くなく、これまでお互いを上手くカバーしてきた広島の投打が共倒れになってしまう可能性もゼロではない。 実際、広島は昨年8月も屋外22試合、屋内3試合を戦っているが、暑さによる疲労からか屋外は「9勝13敗」、屋内も「1勝2敗」と負け越している。2年連続で同じ轍を踏むようなら、優勝争いからの後退を余儀なくされることは確実だろう。 ただ、広島の選手が全員暑さに弱いわけではなく、中には8月に強い“夏男”のような選手もいる。野手では西川(2019年8月に月間MVP受賞)、投手では栗林(プロ2年間で8月失点ゼロ/今季8月1日・DeNA戦で初失点)が苦境を乗り切るためのキーマンになりそうだ。 屋外22試合中15試合は本拠地・マツダスタジアムで行われるため、ここでどう疲労を抑えるかが8月を左右しそうな広島。2018年以来5年ぶりのリーグ優勝へ向け最大の踏ん張りどころといえそうだ。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2023年08月05日 17時00分
巨人・秋広、“中田塾”で飛躍も先行き不安? 勝負の夏場に立ちはだかる課題は
今季ブレイクを果たした読売巨人軍・秋広優人への期待が高まり続けている。 開幕はファームで迎えたものの、4月中旬に1軍昇格すると、同22日のヤクルト戦でプロ入り初のスタメン出場。この試合の第1打席で小川泰弘からプロ入り初安打、初打点となるタイムリーヒットを記録し、その後はスタメンに定着。さらに翌月25日には3番に抜擢されるなど、打線の中軸を担うまでに成長を遂げている。 先月28日の中日戦からは打順が5番へと変わり、主砲・岡本和真の後ろを打つことに。すでに規定打席にも達しており、現在は打率2割8分台をキープ、本塁打数も10本と二桁に乗せるなどクリーンナップとして十分な働きを見せている。 身長2mという、プロ野球選手としても「規格外」であるその体格によりルーキー時から注目され、高卒1年目で公式戦出場も経験している。レギュラー定着となった現在は、広角に打ち分けるバッティングが高く評価されていることに加え、かつて松井秀喜氏が背負っていた「55」の背番号が示すように、スラッガーとしての期待も大きい。 また、開幕前の自主トレではベテランの中田翔と行動を共にしており、プレーヤーとしての技術はもちろん、コンディション管理などの指導も受けるなど、両者の「師弟関係」もクローズアップされ大きな話題に。プロ2年目から続いているこの「中田塾」の効果が、今季の好パフォーマンスに繋がっている。 すでに、巨人打線の核となっている秋広の今後の課題は、左投手に対しての打撃を改善していくことが求められる。現在まで、対左投手の打率は2割に届いておらず、苦手意識があることは明らか。加えて、夏場を迎えた現在、春先より打率そのものも落ちてきていることもあり、シーズンを乗り切るためのスタミナも身に付けていかなければならない。 今後、クライマックスシリーズを争うシチュエーションを迎えると、秋広へのマークもさらに厳しくなることもほぼ確実。キャリア3シーズン目、克服すべきことも多い中、チームを勝利に導くバッティングへの期待も寄せられている。まだまだ大きな未来への成長途上にいるものの、若き大砲は多くのファンの希望を背負う存在であることも間違いない。(佐藤文孝)
-
スポーツ 2023年08月05日 11時00分
左膝故障の巨人・丸、このまま退団もある? 今オフ長期契約終了、二軍落ちで復調も絶望的か
3日試合前時点でセ・リーグ4位(47勝45敗1分)に位置する巨人。6ゲーム差の首位阪神を追う中、プロ16年目・34歳の丸佳浩が故障離脱するアクシデントに見舞われた。 今季の丸は開幕から外野レギュラーとして起用されるも、「.235・11本塁打・25打点」と打撃不振が続いたことから、7月18日に二軍降格に。ただ、再調整を経て同月28日に一軍復帰してからは、8月2日までの5試合で打率「.333」といった数字を残していた。 ところが、3日・ヤクルト戦試合前、左膝違和感を理由に登録を抹消されたことを複数メディアが報道。ファンの間からは昇格後約1週間での再降格を惜しむ声はもちろん、場合によっては今後の立ち位置にも響くのではという見方も少なくない。 >>巨人・亀井コーチ、貧打続きで丸い物が「0点に見える」? 大久保コーチが明かした限界メンタルに心配の声<< 「丸は広島時代(2008-2018)の2013年~2018年にかけ700試合連続出場を記録していた中、2018年4月下旬に右ハムストリング筋挫傷を負ったことでプロ入り後初の故障抹消に。約1か月後の5月下旬に一軍に復帰しましたが、故障の影響もあってか、2010年の一軍入りから2017年までに130個(8シーズン)を記録していた盗塁数が、2018年から2022年にかけては41個(5シーズン)と激減しています。元々右足に古傷を抱える中、さらに左足まで痛めたとなると、攻守に大きな影響が出たとしても不思議ではないのでは」(野球ライター) 丸は昨季まで主に外野・中堅レギュラーとして起用されていたが、今季は守備負担を考慮した原辰徳監督の意向もあり右翼起用が多くなっている。ただ、今回の故障の程度によっては、外野では最も守備負担が少ないとされる左翼をプロ3年目・20歳の秋広優人、来日2年目・31歳のウォーカーといった面々と争わなければいけない状況に陥ることも考えられる。 3日試合前時点では、秋広は「.288・10本・34打点」、ウォーカーも「.275・6本・20打点」と、打率2割4分台の丸をしのぐ数字を残している。年齢面を含めても、丸が両名を差し置いてレギュラーに座ることはハードルが高いといえる。 また、丸は2018年オフに巨人へFA移籍した際に結んだ5年契約が今季をもって終了。巨人では昨季まで4年連続で20本塁打をクリアするなど安定した打撃を見せ、2019、2020年のリーグ優勝にも大きく貢献した。 ただ、仮に不振・故障に苦しんだまま今季を終えると、オフの契約更改では今季年俸4億5000万円(推定)からの大幅減俸は避けられない状況。また、チームの若返りなどを理由に序列を下げられる可能性も少なからずある上、最悪の場合は交渉決裂で退団に至る可能性もゼロではない。 打撃不振脱却の兆しを見せていた中、左膝故障により再び二軍に逆戻りとなった丸。左打者の丸にとって左足は軸足となる重要な箇所のため、勇気をもって治療・ケアの時間を長く確保することも一手となるが、この逆境を乗り越えられるのかどうかは要注目だ。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2023年08月04日 20時00分
巨人・岡本、コーチのいたずらに「なんて顔してるの」と反響 広島戦前に見せた仲良しぶりが話題
巨人の球団公式インスタグラムアカウントが4日に投稿した動画が話題となっている。 球団公式インスタグラムは4日午後5時40分ごろにリールに投稿。画面の上下に「ウィーラーコーチ イタズラ大好き」、「ターゲットは『カズマ』」という一文がついた約40秒の動画を投稿した。 動画では4日・広島戦前練習中に本塁打撃ケージ後方にいた岡本和真の背後に、ペットボトルの水を持ったウィーラー編成本部長付特別補佐兼打撃コーディネーターがこっそり接近。そこから岡本の首元に水をかけたが、体をビクッとさせた岡本は、満面の笑みを浮かべるウィーラー補佐に「グッド」と言いながら右手親指を立てるジェスチャーを見せた。 >>巨人・坂本が岡本の写真投稿、「オチ扱いやめろ」ファン爆笑 インスタ開設1日でフォロワー20万人突破!<< この両名の姿を受け、ネット上には「何だこの微笑ましいやりとりは」、「2人とも仲良さそうでほっこり」、「水かけられた後の岡本なんて顔してるの笑」、「岡本の背中濡れすぎだろ、脇まで水垂れてるぞ(笑)」、「岡本がなぜかまんざらでもなさそうなのも面白い」、「今日の試合屋外だし逆に気持ちよかったのか?」といった面白がる声が寄せられた。 2015年のプロ入りから巨人でプレーする岡本は、入団当初からいじられキャラとして有名。現役時代の2020年から現役を引退した2022年まで共にプレーし、同年オフから現職を務めているウィーラー補佐にとっても可愛い後輩のようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について読売ジャイアンツの公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/yomiuri.giants/
-
スポーツ
阪神・岡田監督、投手陣に問題発生で失速危機? 骨折離脱・近本の代役も固定できず
2023年07月05日 11時40分
-
スポーツ
DeNA・バウアー、野手陣との関係に亀裂?“ブチギレ絶叫”の悪影響を球界OB指摘、既に不穏ムードの選手も
2023年07月04日 18時30分
-
スポーツ
阪神・近本、次カードは強行出場?「あんなに痛がってたのに」巨人戦で死球も一軍帯同継続で心配の声
2023年07月04日 15時18分
-
スポーツ
阪神・近本の死球で巨人・高梨投手が再炎上 猫の写真投稿に「煽ってる」批判、疑問の声も
2023年07月04日 11時30分
-
スポーツ
巨人の石川トレード放出、ロッテ側が持ち掛けた?“ポスト坂本”の人材難はますます深刻化か
2023年07月04日 11時00分
-
社会
45歳阪神ファン男「もっと熱く応援せんかい」友人の顔殴り逮捕
2023年07月03日 22時00分
-
スポーツ
中日・立浪監督、DeNA戦後に涌井批判も「悪いのは野手だろ」不満相次ぐ 東に無抵抗もお咎めナシ?
2023年07月03日 18時40分
-
スポーツ
DeNA・東「アズマオウにすればよかった…」 ポケモンコラボイベで勝ち星ゲットも、パートナー選びで激しく後悔?
2023年07月03日 17時50分
-
スポーツ
巨人・高梨、阪神戦後のSNS投稿に「煽ってんのか」と批判 近本に死球も反省の色ナシ?
2023年07月03日 14時15分
-
スポーツ
阪神、7月はリリーフ積極起用が難しい? 岡田監督は青柳の一軍復帰で対策か
2023年07月03日 11時30分
-
スポーツ
“イシツブテ”ユニフォームであばれる君が「ストライクとポケモン、そして笑いもゲット」と満面の笑み。ベイスターズにも「このまま突っ走って」とエール
2023年07月03日 11時00分
-
スポーツ
阪神の首位陥落危機、原因は岡田監督の“失言”?「岡田辞めろ」激怒するファンも、優勝争いにも悪影響必至か
2023年07月02日 11時00分
-
芸能ニュース
中居に強力なライバル出現? オリ党で注目されるなにわ男子の藤原のガチさ加減
2023年07月01日 14時00分
-
スポーツ
不振の巨人・中田翔、原監督は休ませる気ナシか 右足故障まだ完治せず? 年単位で再発の可能性も
2023年07月01日 11時00分
-
スポーツ
日本ハム・万波、球宴選出会見での“ご指名”に驚きの声 打撃向上だけじゃない? 近本との交流望む狙いは
2023年06月30日 20時30分
-
スポーツ
楽天・岸、石井監督の継投ミスに呆然? 白星消滅後の表情に同情の声、起用投手の人選にも批判
2023年06月30日 18時30分
-
スポーツ
中日・立浪監督、龍空のミス連発にブチギレ?「失望にじみ出てる」ベンチでの表情が話題、即座の交代も物議
2023年06月30日 15時30分
-
スポーツ
巨人・原監督、復調の起爆剤にドラ1浅野を電撃指名? 大勢の早期復帰は望み薄、助っ人補強も難航か
2023年06月30日 11時30分
-
スポーツ
DeNA、“勝負のカギを握る男"牧が導く頂への道「本当に一戦一戦、戦っていけたら」
2023年06月29日 17時50分
特集
-
少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
-
ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
-
-
Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
-
一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
-
株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分