インタビュー
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芸能ニュース 2021年02月11日 18時00分
“在宅介護”テーマの作品で心境に変化 坂井真紀、ベストセラー映画化『痛くない死に方』に出演「自分にも起こりうることだと思って読みました」
柄本佑主演の映画『痛くない死に方』が2月20日から、シネスイッチ銀座ほか全国で順次公開される。 在宅医療のスペシャリスト・長尾和宏の同名ベストセラーを映画化した本作。在宅医師・河田仁(柄本)は、家庭崩壊寸前の危機にさらされながらも、毎日仕事に追われていた。ある日、肺がん患者・大貫敏夫(下元史朗)と出会う。敏夫の娘で彼を介護している智美(坂井真紀)は、痛みを伴いながらも延命治療を続ける入院ではなく“痛くない”在宅医療を選択。河田にすべてを託すが……。 『痛くない死に方』は、死を目の前にしたとき、どんな選択をすれば“自分らしく”生きていけるのか、深く考えるきっかけを与えてくれる物語である。今回は、映画公開を記念して智美を演じる坂井にインタビューを実施。作品のことはもちろん、共演者のこと、仕事術まで幅広く伺った。ーー脚本を読まれた感想から教えてください。 在宅医療や介護に近づいている年齢ですし、友人たちからもそんな話を聞くようになったので、“ある架空の家族を演じるんだ”という距離感を持って台本を読むというよりは、自分にも起こりうることだと思って読みました。ーー坂井さんが出演している前半のエピソードは、原作・医療監修の長尾和宏さんの実体験ではなく、長尾さんが「痛い在宅医」という著書で対談した方の実話がベースとのこと。坂井さん演じる智美になるために、どんな役づくりをされましたか? 実際に長尾さんが現場についてくださったので、できるだけリアリティが出るように「こういうときはどうなんですか?」「ご家族はどういった感情になるんですか?」と細かくお聞きしました。台本も淡々とドキュメンタリー映像を見ているかのように書かれていましたので、たくさん確認させていただき、お芝居の参考にさせていただきました。ーー献身的に父親を支えつつも、時折、いら立つこともあるなど、介護シーンがとてもリアルでした。どういった気持ちで演じられたんですか? 集中して朝から晩までずっと撮影をしていたので、自分も疲労してくるし、(作品の中で)目の前には具合の悪い父親もいて。現実かどうか錯覚するわけではないですけど、感情は積み重なっていきますよね。だから目の前の状況に本当にイラつきました(笑)。もちろん、お芝居ではありますけど、本当に腹立たしいし、不安だし、泣きたくなっちゃうし……。自分の感情というものが隣り合わせにあった撮影だった気がします。“もし自分の親だったら”って考えられずにもはいられないですしね。ーーこうした重い役は、役から降りた後もプライベートで引きずることはあるんですか? 基本的に引きずることはないんですけど、その役に入っている時は、(心の中に)役の卵みたいなものがあるので、どこか違った自分を連れている感覚はあります。さっき笑っていたのに急に役に入れるお芝居ではないから、そういった意味では気持ちが重い方に近かったのかもしれません。ーー坂井さんは、在宅医療は『痛くない死に方』だと思いますか? 病における痛さは別として、本人が望むのであれば、それは痛くないことになるのかなって思います。ーー撮影に入る前とクランクアップした後で在宅医療に関するイメージは変わりましたか? 想像でしかありませんがとても大変なことだろうと思っていたことが、お芝居の中でですが体験し、寝られない状況や不安な気持ちなど、擬似体験をした感覚になりました。ただ、家族の死は悲しいことだけど、誰にでも訪れること。私も家族に迷惑をかけて死にたくないという思いが一番にきますが、どこかで“家族なのだから迷惑をかけてもいいんだよ”って。 この表現が正しいのかは分からないですけど、死ぬのにもすごく力がいるものだと実感した部分もあるので、“介護大変”というよりは、大変だけど、みんなで頑張らなきゃいけないものなのだと感じました。生まれるときも「めでたい」って言われたのだから、やっぱり家族を送り出す時も、辛いことを乗り越えて、うまく言えませんが、前向きに進めるものであればいいなって。ーー主演の柄本さんとは初共演だそうですね。どんな印象を持たれましたか? いつも楽な感じ。ガチガチに決めてくるわけではなく、楽に現場にいらっしゃって、そこの空気に漂うようにお芝居をされている印象です。“どんなキャラクターでくるんだろうな、この先生”って思っていたんですけど、フラッとくる感じがすごくリアリティがありました。ーー医療関係者の成長や苦悩も描かれている本作ですが、坂井さんの人生で“成長できた”と思ったターニングポイントを教えてください。 子どもが生まれたことは大きいかもしれないです。子どもの姿を見ていると、もうひとつの人生を私も一緒に歩ませてもらっている気がして、子供と一緒にはじめてのようなはじめてでないような体験をして、子供が一つ学ぶたびに私も一緒に学んでいます。なにがなんでも守りたい子供の存在は大きいですし成長せねばと思う毎日です。ーー昨年は節目となる年齢を迎えられましたが、今後、女優さんとしてどんな目標や夢を持たれていますか? 若い時は出たい作品やご一緒したい監督への強い思いに溢れていましたが、今は、1シーンでも私が必要と思ってもらえることがすごくうれしくて。だから、呼ばれたからにはいい仕事をしたい、そしてそれを大事に積み重ねて、素敵なおばあちゃんを演じられる女優になっていきたいですね。ーー長年俳優業をされていますが、仕事の向き合い方が変わることはあるんですか? いつも一生懸命は変わらないです。一つひとつ大切に、大げさかもしれないけど、これが最後の作品だと思うように(笑)。ーーありがとうございます。では、最後に本作の見どころを教えてください。 誰もが迎えるべき瞬間の1ページを描いた作品です。そこに答えはないかもしれませんが、少しのヒントだったり、自分について考えたりするきっかけになる映画だと思います。こんな時期ですが、ぜひ劇場へ足をお運びください。(取材・文:浜瀬将樹)■坂井真紀さんスタイリスト:梅山弘子(KiKi inc.)ヘアメイク:ナライユミ■公開情報『痛くない死に方』出演:柄本佑 坂井真紀 余貴美子 大谷直子 宇崎竜童 奥田瑛二監督・脚本:高橋伴明 原作・医療監修:長尾和宏公式サイト:http://itakunaishinikata.com/(c)「痛くない死に方」製作委員会2021年2月20日(土)よりシネスイッチ銀座ほか全国順次公開
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芸能ニュース 2021年01月29日 17時30分
大食いキャラでベスト・ボディジャパン入賞! 谷あさこ、初写真集で“ギャップのある体”を披露 食べ過ぎた後のメンテナンスも明かす
大食いフリーアナウンサーとして『ウワサのお客さま』(フジテレビ系)など、様々な番組で活躍中の谷あさこが1st写真集『Chérie』を発売する。 >>全ての画像を見る<< 谷はアシスタントMCとしてレギュラー出演する『美BODYサロン』(BSフジ)をきっかけに美BODYメソッドを学び、美しい身体を競う日本最大のコンテスト「ベストボディ・ジャパン2020」日本大会にも参戦。モデルジャパン部門ガールズクラス(18~29歳)で3位に輝くなど実績を残した。本写真集はそのコンテストの予選と全国大会の間に撮影されたものだといい、磨き上げられた谷の美ボディが堪能できる内容となっている。谷に改めて本写真集の見どころや、ボディメイキングの秘けつなどを聞いた。ーー谷さんにとって初めての写真集が発売されます。 谷:写真集を出す自体、わたしにとって初めての試み。普段グラビアの撮影の仕事を頻繁にすることもなかったし、いろんな衣装を着ることもそんなになかったんです。わたしのいろんな一面が見れる内容になっていると思います。ーー初写真集ということで撮影は苦労もあったのでは。 谷:セクシーな衣装を着ながらも、あんまりエロくなり過ぎない、女性目線で見てもこれきれいだなって思えるものを作りたかったので、表情をきちんと作ることを意識しました。最初は慣れないので表情が硬かったんですけど、徐々に(スタッフと)打ち解けて、いろんな表情を作れるようになりました。見ていて飽きない感じも出したかったので、横顔のカットなども、自然な表情を出せるよう努力しました。好きな音楽を聴きながらリラックスしてやったのもよかったと思います。楽しい撮影になりました。ーー衣装も自分で選んだんですか。 谷:事前にたくさん打ち合わせをして、かなりたくさん衣装を用意してくださったので、その中から自分で、「これ着たい!」って思うものをリクエストすることも多かったです。この撮影に挑むに当たって、いろんな方の写真集を見たりして勉強したんです。その上で衣装もこだわりを持って選びました。ーーどんな方の写真集を参考にしたんですか? 谷:話題になった田中みな実さんの写真集はもちろん、白石麻衣さん、深田恭子さんの写真集も見たりしました。ーー同じフリーアナウンサーの立場でもありますし、田中みな実さんの写真集にはかなり刺激を受けたのでは。 谷:あれだけ大ヒットしていましたし、女性目線で見ても、本当に自然な表情の写真が多くて、肌感も良いものが多くて、わたしもこんなふうに女性から見てきれいなものを作りたいなって思いました。ーースタイルの良さでは谷さんも田中さんに負けていないのでは。 谷:いえ、それはないです(笑)。ーー「ベストボディ・ジャパン2020」に出る直前の撮影だと聞きました。スタイルをかなりストイックに仕上げた中での撮影だったと思うのですが、自分の顔や体のパーツで長所だと思える部分はありますか。 谷:予選と全国大会のちょうど間のタイミングで撮影できたんです。絞った後の体ではありました。自分の長所は目だと思います。光が入っている時の目はチャームポイントかなって。でも、わたしお尻が小さくて、そこはかなりコンプレックスでした。ーー写真集の見どころはどんなところですか。 谷:わたし、普段は大食いキャラとかで知られているので、こんだけ食べている人がどんなお腹なんだろうとか、スタイルが保てるんだろうかとか興味を持つ人も多いと思うんです。大食いからは想像つかない、ギャップのある体を見たり、楽しんでもらえたらいいなと思います。ーー大食いを仕事にすると、大変な部分もあるのでは。過食が肌に影響したりしませんか。 谷:脂っこいものとか、味の濃いものを食べたりしたら、確かに顔がむくんだり、肌が荒れたりします。でも、そこはかなり普段から注意して取り組んでいます。ーーどんな工夫をされるんですか。 谷:運動をして代謝を良くしたり、添加物の入っていない食事を心がけるようにしています。大会に向けて減量したり、トレーニングをする中でもそういうことを特に意識しました。添加物の入ったものを食べなくなったら、体も自然とそういうものを受け付けなくなるよう変化するんです。食べたいと思わなくなるんです。例えばおにぎりが食べたくなったら、家で自分で作るようになりました。添加物とか、無駄なものを食べなくなると、減量も早くなる。そんなことにも気付くことができました。ーー美にストイックであろうとすると、食費や美容にかかるお金も結構かかるのではないですか。 谷:(所得に対して)食費が6割という感じです(笑)。洋服とかの方が節約しているかもしれないです。洋服は一度買えばなくならないけど、食べるものはなくなってしまう。食べることに我慢したくないので、食費を結構使う方だと思います。ーー一番好きな食べ物は何ですか。 谷:和食です。お米が好きなんです。お米は好きな銘柄もこだわって選ぶようにしています。精米日も意識して買ったり、炊き方にもこだわっています。炊飯器も自分の好きな炊き方ができるものを選んだり。お醤油や卵にもこだわりがあります。ーー自分でもよく料理をするのですか。 谷:します。これは和食ではないんですけど、得意料理はカオマンガイ(海南鶏飯)です。東南アジアの料理なんですけど、蒸した鶏肉にご飯がついたもの。一時ハマって、自分ですごく追求しながら作っていたら、自分のレシピまでできました。シンガポールに行って何店舗も回って食べて研究したりしたんです。ーーグルメですね。料理に絡んだお仕事も今後は増えそうですね。 谷:やってみたいです。普段から自分が食べるものをこだわって作るのが好き。カレーとかもスパイスから作ろうって思うし、もっといろいろな料理を作りたいって思っています。ーー昨年一年を振り返ると、どんな一年でしたか。 谷:転機の年だったと思います。自分の仕事の基盤となるようなものをいろいろ作り上げていけた年になったと思います。これを機に今年は飛躍の年にしたいです。ーー次の写真集はどんなシチュエーションでやりたいですか。 谷:海外で撮ってみたいです。ヨーロッパが好きなんです。ゆっくりするなら南の島もいいですけど。今はこういう(コロナ禍の)状況なので、国内も回ってみたいって思っています。わたし、旅行が好きなので。ーーコロナ禍で昨年からおうち時間が増えたと思います。家ではどんな過ごし方をしていますか。 谷:わたしの場合はネットフリックスが癒やしでした。ドラマが好きなので、韓国ドラマとかをよく見ています。ーードラマや映画はイケメンか、ストーリーならどちらで選びますか。 谷:昔は好きな俳優さんで見ていたけど、最近は内容重視です。ストーリー重視じゃないと最後まで見れないんです。ーーイケメンの話が出ましたけど、谷さんはどんな男性がタイプなんですか。好きなイケメンはいるんですか? 谷:チャ・ウヌ(男性アイドルグループASTROのメンバー)が好きです(笑)。でも、やっぱり中身が大切ですよ。性格のいい人。あと、あまりにも食に無頓着な人は困ります。カップラーメンでいいとか、そういう人はちょっと。尊敬できる部分があって、普段の生活や食のことなど、ちゃんと自分の管理ができている人がいいです。ーー最後に今年の目標を。演技の世界に挑戦したい気持ちはありますか。 谷:お芝居もやってみたいですね。悪役とかやってみたいです。写真集も出せましたし、フリーアナウンサーの仕事もしっかりやっていきたいと思っています。いろんなことに挑戦できる一年になればいいなと思います。みなさん、応援よろしくお願いいたします。(撮影・文:名鹿祥史)谷あさこ1st写真集『Chérie』128P オールカラー2021年1月23日(土)発売本体2,700円(税抜き)
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芸能ニュース 2021年01月18日 17時30分
芸能界で魅力的なバストは「デヴィ夫人」 日本一エロいグラドル・森咲智美が“詐欺バスト術”を伝授!
“日本一エロすぎる”グラビアアイドルの森咲智美が、自身初となる書籍『人気グラビアアイドル直伝! 詐欺バスト術』(サンマーク出版)を12月14日に発売した。同書は森咲が公式YouTubeチャンネル「森咲智美チャンネル」に投稿したバストアップ関連の動画をきっかけに書籍化が実現。胸を美しく見せるための様々なプロのテクニックが書かれている。同書について森咲に改めて読みどころなどを聞いてきた。 >>全ての画像を見る<<ーー今回の書籍はどんな内容になっているのでしょう。 森咲:簡単に言えばヌーブラや、胸へのメイク、ブラジャー選びなどでいかに胸を美しく見せるか、詐欺れるかを書いています。わたし、バストは盛ってなんぼだと思っているんです。胸を美しく大きく見せる術を、グラビアアイドルの視点から書いています。胸に自信を持っていない方とか、左右胸の大きさが違って悩んでいる方とか、そういう方が自信を持てるような内容になればいいなって思っています。ーー森咲さんにとって理想の胸はどんな胸ですか。 森咲:この本の中にも書いてあるんですけど、胸は上を向いている方が若々しくて張りを感じるし、きれいな三角形の胸がいいと思うんです。上向きバストに見せるための術もこの本の中にたくさん書いています。ーー胸を美しく見せるノウハウはどんなタイミングで習得していったのですか。 森咲:明確にこのタイミングというのはないんですけど、グラビアをやる中で自然と寄せて上げた方がいいなというのは身に付いていたんです。それを改めて今回言葉にした感じです。グラビアアイドルは常に胸を見られるので、見え方はそもそもいつも意識していたんです。わたしは特に手島優さんや森下悠里さんを見てこの世界に入った一人。「女性が見てきれいだなって思える胸って素敵だな」っていうところからいろんなノウハウを蓄積していきました。ーーブラ選びなども詳しく説明してあるそうですが。 森咲:1日の中で時間帯によって、寝る前のブラ、仕事用のブラ、盛りたい時のブラとか、わたしの場合はうまく使い分けたりしているんです。おっぱいはブラの中で常に動いちゃうもの。それをうまく直していこうとか。この本の中ではそういったバストのケア方法も詳しく説明しています。グラビアアイドルの人を見ていても、バストの盛り方やケア方法で損をしている人を時々見かけることがあるんです。インスタグラムなんかでも、もっとよく見せられるのにって。そういうテクニックも書いています。ブラだけでなく、胸を魅力的に見せるお洋服についても紹介しています。ーー意中の男性に対して胸を効果的に見せるにはどうすればいいのでしょう。 森咲:常に胸を見せていたら「その人だけのものじゃないよ」ってなっちゃうと思うんです。わたしがデートに行くんだったら、レストランでお料理を取り分ける際にさりげなくちらりと見せるとか、そういうふうにします。ーー女性同士でも胸を気にし合うことはあるんですか。 森咲:わたしはグラビアアイドルなので特にそうかもしれないです。イベントなどで他のグラビアアイドルの子やタレントさんとご一緒する時は自然と目がいっちゃいます。ーー森咲さんがそういったグラビアアイドルやタレントの中で素敵に感じた胸の持ち主は誰ですか。 森咲:そうだな……。デヴィ夫人とか魅力的だなと思います。テレビに出るときに色気やオーラがすごいなって。相当頑張っているんだろうなって思います。胸も頑張っていて、チラ見せとかしていて、美意識が高いんだと思うんです。わたしもデヴィ夫人のように年を取っていけたらいいなと思います。ーー他に挙げるとすればどんな方がいますか。 森咲:夏菜さんもすごいです。細いけど豊満で、超きれい。ドラマで共演したことがあるんですけど、肌もきれいだし、でかいし魅力的でびっくりしました。言うことないという感じです。あと、衝撃的だったのはKカップのももせももちゃん。ブラジャーどこで買っているんだろうって。谷まりあちゃんとかもすごくエロい身体しているなって。わたし、どこか女性の胸を男目線で見ているところがあります(笑)。ーーグラビアアイドルとして活躍し、SNSやこういった出版物に至るまで幅広く活動を行う森咲さんですが、今後、タレントとしてはどんなふうに活動していこうと考えているのですか。 森咲:わたしの根本にあるのはグラビアが大好きということ。それをやりつつ、盛れる下着や水着、自分の見せ方、そういったことに対して女性のお手伝いができる存在になりたいなと思っています。ーーイベントなどに出る時に森咲さんのポージングのうまさにも驚かされた記憶があります。水着を着て、どんなポージングをすればいいかというテクニックなどはどうやって習得したのですか。 森咲:グラビアアイドルをやる前にレースクイーンをやっていたんです。そこで撮られることの楽しさを覚え、その後アイドルをして、実際にカメラマンに撮られるようになってさらに勉強しました。まだまだ自分でも足りないところはあります。自撮りとかも、もっと勉強しないとなと思っています。ーー最後に来年に向けての抱負をお願いします。 森咲:今年は一年、グラビアで成果を出せた年。来年は今回の本を機会に男性向けだけでなく、女性向けに発信していける活動も増やしていきたいです。ぜひ森咲に注目してください!(取材・文:名鹿祥史)
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芸能ニュース 2020年12月23日 17時30分
「すぐに垂れるわよ!」イジられた泉ピン子と仲良しに? 清水あいりがサガミオリジナル宣伝大使に就任、意外な憧れの喜劇俳優も明かす
サガミオリジナル002(ゼロゼロツー)の12代目宣伝大使にグラビアアイドルの清水あいりが就任した。 “ゴムじゃないコンドーム”として2005年の発売以来愛され続けている同商品は、生体適合性の高いポリウレタン素材で作られ、その薄さはなんと0.02ミリ台。臭いのもとであるたんぱく質を含まない素材で、ゴム臭がないこと、ポリウレタンの持つなめらかさを生かすやさしい使用感、また、肌のぬくもりが瞬時に伝わる優れた熱伝導性を持つのが特色だ。ゴムアレルギーの心配もないといい、業界初のブリスターパックで、開封時に製品が傷つくことがないよう配慮されているのも嬉しい。 >>全ての画像を見る<< 清水はこのサガミオリジナル002の宣伝大使として、毎年恒例のクリスマスイベント「サガミオリジナルプレゼンツ さびしんぼナイト2020」にも出演予定だ。同イベントは日本最大級のクリスマスパーティーとして知られ、今年は、12月25日にオンラインで開催。AbemaTV(22:00〜24:00)にてトーク企画&ミュージックライブの2部構成、2時間の生放送で楽しむことができる。MCをスピードワゴン、オーガナイザーを窪塚洋介が務め、清水、橋本梨菜、森咲智美がアシスタントでイベントを盛り上げる。イベントを前に清水にサガミオリジナル002の魅力や、イベントの見所などを聞いて来た。ーークリスマスが近づいていますが、清水さんは今年どんなクリスマスを過ごす予定ですか? 清水:クリスマスはお仕事が詰まっているんです。だから、今回の「サガミオリジナルプレゼンツ さびしんぼナイト2020」に出演し、音楽やトークを楽しめることがわたしにとってのクリスマスプレゼントかもしれません。実はわたし、仕事が今すごく充実していてやりがいを感じているので、クリスマスにお仕事がいただけるのがとても嬉しいんです。仕事がなければ、1人でいるのが好きなので、1人ラーメンや、映画を部屋で楽しんでいたかもしれません!ーー今年1年を振り返ると、清水さんはグラビアだけでなく、バラエティなどでも活躍されました。一緒に共演して思い出に残っている芸能人の方はいますか? 清水:真っ先に浮かんだのは泉ピン子さん!ピン子さんは撮影していない時もあのままの感じ。なかなか出会える機会もない方なので共演できてすごく感動しました。最初は「あんた誰だ」って感じだったんですけど、わたしの胸を見て「すぐに垂れるわよ!」っていじってもらえたり、すぐに仲良くなれました。あとダウンタウンさん。小さい頃から辛いことがあってもダウンタウンさんの番組を見て乗り越えられたりすることがあったんです。去年初めて共演して、またご一緒したいと思っていたら、今年実現して嬉しかったです。ダウンタウンさんはオーラが半端なくて、わたしにとってとても大きな存在です。収録中も「いらんこと言うなよ!」って目で訴えてきたり、面白いです。また共演したいです。ーー清水さんがバラエティやテレビに出るとテレビ局の人に口説かれたりしませんか。 清水:わたしは全くそう言うことがなくて……。もう少し口説かれてもいいのにって思うことがあります。ーー清水さんはさっき1人の時間が好きとおっしゃっていましたが、そういう感じだとなかなか恋のお相手も見つかりにくいのでは。 清水:恋に関しては今は全く考えてないんです。むしろお仕事が恋人みたいな感覚でお仕事を楽しんでいます。ーー理想のタイプの男性はどんな人ですか。 清水:理解力があって男らしい人が好きです。お互いに高め合えるような存在の人がいいです。芸能人でいうと吉本新喜劇の辻本茂雄さんみたいな男くさい感じの人がいいです。ーーちなみにこの一年で清水さんがもっとも愛を感じた瞬間は? 清水:え〜、愛か……。でも、コロナの影響で今年は人とあんまり会えない時期が続いたじゃないですか。春は一ヶ月間一歩も外に出ずだったんですけど、久しぶりにお仕事が再開するってなった時に、マネージャーさんとかお仕事の関係者のみなさんに再会できて、その時に改めてみんなの愛を感じました。愛を再確認できたという意味で、わたしの場合はこういうコロナの時期の自粛期間もいい経験になったんじゃないかなと思っています。ーー今回サガミオリジナル002の宣伝大使。このコンドームはどんな商品ですか。 清水:サガミオリジナルさんのコンドームは一つ一つ個別包装されていて、開けると表側とかちゃんと書いてあって、すごくわかりやすくなっているんです。今までのコンドームと違い、コンドームに傷がついたり破れたりすることもないんです。安心して使えるコンドームだと思います。ーー「サガミオリジナルプレゼンツ さびしんぼナイト2020」のPRもお願いします。 清水:2時間の生放送で、トークに音楽と内容盛りだくさんになっています。寂しいみなさんはぜひ放送を見てクリスマスを感じてください!ーー最後に清水さんといえば“関西弁あいうえお”。リアルライブの「リアル」でアイウエオできますか。 清水:いいですよ!(リ)理性吹っ飛ばしたら(ア)あかんで、(ル)ルールしっかり守って気持ちよくなってな!(取材・文:名鹿祥史)さびしんぼナイト2020http://www.sabishinbonight.com/「童貞を殺す空手」特別Ver.「サガミオリジナルを童貞に伝授する空手」https://youtu.be/PmkciKaVNJo
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芸能ニュース 2020年12月05日 18時00分
温厚な3時のヒロイン福田がピりついた? 真面目なシーンで“ポールダンス”披露、つぼみ大革命の「何度も怒られた」MVに注目
つんく♂が、作詞・作曲、ジャケットデザイン、衣装、振付、MVなど全面プロデュースしたつぼみ大革命の7thシングル『逆襲のYEAH!』が絶賛発売中。オリコンウィークリーチャート5位にランクインした同曲は、つんく♂節がちりばめられたアイドルソングで、コロナ禍の日本を盛り上げる一曲と話題を集めている。 >>全ての画像を見る<< そんなつんく♂のプロデュースを受けたつぼみ大革命は、杉山優華、松下千紘、吉岡久美子、しより、樋口みどりこ、恵梨華、水森依音、糸原沙也加、岡本りんの9名からなるアイドルグループ。彼女たちの特徴は、歌だけでなくコントをする点。『THE W 2019』(日本テレビ系)の決勝にも進出し、その実力は折り紙つき。同大会で優勝を果たした元メンバーで3時のヒロインの福田麻貴が、彼女たちのライブを構成しているのは有名な話である。 今回、シングル発売を記念して3人3組に分かれて話を伺った。こちらでは、松下、しより、岡本のインタビューをお届けする。ーー『逆襲のYEAH!』を初めて聴いたときの印象を教えてください。 岡本「イントロで『つんく♂さんキター!』みたいな。先に『逆襲のYEAH!』っていうタイトルを聞いて、攻撃的な楽曲がくると思っていたんですけど、すごいポップで明るい曲なのに、歌詞がまさに私たちのことを歌ってくれていたので、すごく泣けるなと思って。つんく♂さんがバックにいるからこそ、私たちがやりたかったことを自信を持って歌えると思いました」 松下「私『ハロー!プロジェクト』さんが大好きなんですけど、どんな曲になるのか思っていたら、底抜けに明るくて元気いっぱいの楽しい曲になっていたし、つぼみらしさも入れてくださって、すごく素敵な曲で嬉しかったです」 しより「完全プロデュースなので、私たちに合わせてくれたのか、私たちがモットーとしている『楽し方がええんが人生やん!』を歌詞に入れてくださったり、私たちが大人のアイドルというのを知って『加齢の敵は重力』っていう歌詞があったり、“そこまでしっかり見て書き下ろしてくださっているんや”っていう熱量がすごい嬉しくて、“やったー!”って思いました(笑)」 松下「ハロプロファンの方も言っているけど、つんく♂さんの中に女の子住んでいるって思うよな(笑)。(『逆襲のYEAH!』も)“え?メンバーにおった?”っていう歌詞で」 岡本「“関係者?”って思う歌詞で(笑)」 しより「歌詞を提供するっていろんなパターンがあると思うんですけど、歌詞を見たときに、“(プロデュースを)してもらえた意味がすごくあるな”って思いました。本当に“なんで書いていただけたんやろ?いいんですか?”って気持ちです」ーー『逆襲のYEAH!』に収録されている『いつキスすんねん』は、3時のヒロイン福田さんの作詞です。リアルさを感じる内容ですが、今までのつぼみ大革命さんにはない形ですよね。 しより「つぼみって恋愛系を匂わせたことがなくて、どちらかというと元気系ばかり。自分たちでも歌詞は書きますけど、恋愛経験がなさすぎて(恋愛ソングは)書けなくて……。でも、麻貴さんがいろんな想像力を働かせて、世に言うあるあるを入れてくださって、私たちでは表現できない歌詞になりました。『いつキスすんねん』は、アイドルを売りにしていない曲で、麻貴さんが、アイドルを聴いたことない人、好きじゃない人でもスッと入ってこれる曲にしたかったらしいんですよ。歌は、私、依音(水森)、ちーちゃん(松下)って順番なんですけど、声質が似ている人を並べて、なるべく1人の人が歌っているようにしたいって。MVでも、最初私が一人で映るシーンが多いんですけど、それは1人の人が歌っているようにしたいからっていうことで」ーーMV撮影のときも福田さんは裏方で参加されたそうですね。 しより「いろいろ指示をしてくださったんですよ。言われた通り感情を作ってやったら“私たちこんな顔するんや!”、“みんなめっちゃええ顔しているやん!”って。ちゃんと年相応の恋愛してきたように見えました」 松下「アイドルのMVらしくしたくないっていうのが、麻貴ちゃんの一番の目標やったらしくて。今までのつぼみとはガッツリ変えて、サビがくるまでは、ほとんど顔映っていないというか。最初は、夜景とかイメージショットを使っていて、サビで“アイドルの曲やったんや!”って驚くっていう。そのサビで出てくるメンバーが“カワイイ!”ってなるようにしたい、って言ってくださって」ーーコンセプトがしっかりされていたんですね。 松下「ソイヤ(岡本)さんは、MVでポールダンスしていましたよね?」 岡本「していません!デート中に街灯を掴んでくるくる回る女子をやってって言われて、私は真面目にやっているのに(福田から)『ポールダンスしないで!』って何回も怒られて……本当にしていないの!」 松下「あの温厚な麻貴さんがちょっとピリついてた(笑)。YouTube(よしもとミュージックチャンネル)に上がっているから、皆さんに確認してもらおう!」 岡本「じつは、こっちから『ポールダンス』っていうフレーズを出していないのに、(ネットの声で)『ソイヤのポールダンスが良かった』って書かれていました(笑)」ーーつぼみ大革命の皆さんのことを初めて知る方もいらっしゃると思うので、メンバーからみた3人の魅力を教えていただきたいです。まずはしよりさんの魅力からお願いします。 岡本「つぼみのビジュアルを担当してくれているんですよ。メンバーで最初に目を引くのは誰だって言ったらしよりさん。クールアイスキャラなので結構怖がられるんですけど、じつはめちゃくちゃ天然ですし、“ウソやろ?”っていうくらい笑いますし、そのギャップがしよりさんの魅力というか。“モテ術やってんな!”って感じです」 松下「すべてにおいて天才肌というか、何でもできるんですよ。ダンスもそうですけど、つぼみイチの歌姫ですから。ルックスもそうですけど、メンバーが横にいても、その横の子も引き立たせてくれる。羨ましい限りです。ただ、何でもできるイメージがある方がいらっしゃるかもしれないですけど、本当に努力家なんです。一緒に住んでいるから分かるんですけど、歌もダンスも美容も好きで、ほんまに歌声がずっと聞こえてきます」ーーでは、岡本さんの魅力を教えてください。 しより「あの……ビジネスパリピなんですけど(笑)」 岡本「ちょっと!」 しより「(笑)。ソイヤがいることでグループの雰囲気が良くなるし、面白いし、毎日楽しいです。ずっと“後輩”として接してくれていて、私たちが忘れがちなところもフォローしてくれるし、真面目。普段はもっと声小さいんですけど、何がすごいって舞台に立った時に覚醒するタイプなんです。『あの時の口上が良かった』、『泣いたわ』って声をかけるんですけど『何言っていましたっけ?』って(笑)。そういうところが降りてきているというかロックって感じですね」 松下「どこのアイドルさんの舞台に呼んでいただいても『あの子元気?』って声をかけられて、皆さんの印象に残っているというか。大型フェスだとアイドルが50組くらいいるんですけど、1度ステージに出た後に、別のステージに出ることがあって、全然知らない他のアイドルのファンの方が、ソイヤの『乙!』を真似してくれたり……。1回見て忘れられないって芸能界で必要なことだから、いいなって思います。唯一無二やし、(岡本を)真似しようとしても、途中で絶対に心が折れると思うんですよ。やりきっていてすごい!」ーー最後に松下さんの印象をお願いします。 岡本「THEアイドルです。そういう人って『どうせヤッているんでしょ?ぶりっ子なんでしょ?』思われがちなんですけど、マジでずっと“こう”なんですよ。ルームシェアしていますけど、変わらないし、テンション低いところも見たことがない。ずっとアイドルしています(笑)。あと、ファンの方のことをすごく考えています。10年毎日ブログ更新するなんて無理でしょ?」 松下「怖っ(笑)」 岡本「普通どこかでやめるし、ちーちゃんのファンは本当に幸せだと思います」 しより「24時間ファンと生きているよね。本当に真面目でひとつのことをずっと集中してやり続けられる精神力もすごいし、人としても先輩としてもカッコイイ。同じメンバーにこういう先輩がいると、刺激になります。ちーちゃんが、“アイドルはこうあるべき”ってことをやってくれているから、私たちは違うところを伸ばそうと思うし、そのおかげで9人の個性が生まれているんやと思います」 クリスマスイブのワンマンライブも決定したつぼみ大革命、今後も目が離せない。(取材・文:浜瀬将樹)つぼみ大革命7thシングル『逆襲のYEAH!』絶賛発売中!「つぼみ大革命ワンマンライブ〜夢でも見なきゃやってられない〜」【日時】2020年12月24日(木)18:45開場 19:30開演 21:00終演予定【会場】なんばグランド花月(〒542-0075 大阪府大阪市中央区難波千日前11−6) アクセス▶https://www.yoshimoto.co.jp/ngk/access.php【チケット】チケットよしもと(https://yoshimoto.funity.jp/)にて販売先行:全席指定・特典付き¥5,000受付期間:11/21(土)11:00~11/25(水)11:00抽選結果:11/26(木)18:00頃一般:前売全席指定¥3,000/当日全席指定¥3,500一般発売:11/27(金)10:00※チケットはお1人様4枚までとなっております。配信:¥1,500発売日時:11/27(金)10:00※12月25日12:00まで販売※見逃し配信12月28日12:00まで配信つぼみ大革命公式サイト:http://www.tsubomi.club/
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芸能ニュース 2020年12月02日 07時00分
桐山漣、転機は『俺スカ』!『光源氏くん』『おじカワ』話題作出演続き、「もっといろんな役を」日仏合作映画主演で新境地
フランス人のロナン・ジル監督がメガホンを取る日仏合作映画『海の底からモナムール』が12月4日から公開される。日本映画に影響を受ける同監督が描く本作は日本を舞台に、日本のキャストを起用して描かれるロマンティック・ホラー。主演を桐山漣(漣はさんずいに連が正式表記)が務め、清水くるみ、三津谷葉子らが脇を固める。すでにゆうばり国際ファンタスティック映画祭ゆうばりチョイス部門や、大阪アジアン映画祭インディ・フォーラム部門で上映されて大きな話題を呼んでいる。主演の桐山に改めて見どころなどを聞いてみた。 >>全ての画像を見る<<ーーフランス人監督がメガホンを取るインターナショナルな作品への出演。最初にお話をもらった時はどんな印象を持ちましたか。 桐山:物語的にはホラーなんだけど、これって幽霊のラブストーリーでもあるなっていう印象を持ちました。ホラーというジャンルだけではひとくくりにできない不思議なテイストの作品だなと思いました。あと、脚本をもらった時はフランス語を直訳しただけの日本語の言葉が並んでいて、そのままだと厳しいなって。僕らが演じながら直していく作業が必要だなって思いました。ーー直訳になっているセリフを自分たちの言葉に置き換える作業があったというのは面白いですね。 桐山:直訳を直す作業は、読み合わせの時とか空いている時間に、控え室が合同だったので、共演者とクラスメイトのような感覚で行いました。そのままやると直訳の不自然な形になるなって。できるだけ、かっこよく、ナチュラルになるようにやろうって。ーーロナン・ジル監督にはどんな印象を持ったんですか。 桐山:監督は奥さんが日本人で、日本語を話すんです。奥さんから日本語をよく聞いているせいか、話す日本語も女性的で、癒やしキャラです。撮影も「よーいスタート!」ってメリハリをつけてやる感じじゃないんです(笑)。ふわっと始まる感じ。役柄に関しても細かいオーダーはない。なかなかないスタイルだなって思いました。ーーヒロインは10年前、イジメに遭い、島の崖から飛び降りた女子高生・ミユキ(清水くるみ)。「愛されたい」という想いを17歳の時のまま、ずっと抱いて今も瀬戸内海の浜にいるという設定。桐山さんは当時、そのミユキが想いを寄せていたタクマ役を演じます。 桐山:なかなか自分の思っていることを言えないような、現代の男の子という感じ。嫌なら嫌、好きなら好きとか、自分の思いを話すのが苦手な現代人の象徴のような存在だと思いました。不器用なタイプだなって。10年前の高校時代のやりとりなんかは共感できる部分がありました。ミユキのことが気になっているけど、いじめられている対象の子を好きになったりしたら、自分もいじめられてしまうんじゃないかっていう気持ちがあって、気になっているのに好きだという気持ちを表現できない。自分もそういう立場にいたら、それでも好きと言えたかなって。自分で自問した時にタクマの気持ちが分かりました。そういうセンシティブな部分に共感できることが多かったです。ーー桐山さんはこれまで『ミュージカル テニスの王子様』はじめ、『仮面ライダーW』など様々な作品に参加してこられました。今回、こういったインターナショナルな作品に出演され、今後は俳優としてどのような活動をしていきたいというビジョンを持っているのでしょうか。 桐山:いろんな役、作品に幅広く挑戦していけたらいいなと思っています。30代のうちにしておきたいのは自分のポジションをもっとしっかりと作っていきたいということ。これまでは二枚目的な役が多く、それはそれでありがたいことだと思っていましたけど、それだけでなく、時としてもっと面白い役柄を求められた時に、それに応えられるような存在でありたいって。見た目にとらわれない役をやっていきたいと思っているんです。最近出演したよるドラの『いいね!光源氏くん』(NHK総合)や、『おじさんはカワイイものがお好き。』(読売テレビ・日本テレビ系)などで演じた役柄を経て、その流れでもっといろんな役をやりたいなって。ーーご自身で最近、これは役者としてターニングポイントになったなという作品はありましたか。 桐山:古田新太さん主演の連続ドラマ『俺のスカート、どこ行った?』(日本テレビ系)がそうだったと思います。古田さんが女装している高校教師役。僕は副担任で彼にいろいろ振り回される役所。コメディなんですけど、そういう役をやらせてもらえるのは初めてで、新太さんとの共演で、コメディについて学ぶことが多かったし、コメディに対する興味がすごく湧いたんです。狙うと面白くなくて、一生懸命やると面白いとか。『光源氏くん』もそうだったんです。そういった役を通じて、もっと違う自分を出せるんじゃないかって思えた作品でした。ーー『いいね!光源氏くん』の反響は特に大きかったのでは。 桐山:大きかったです。ちょうどコロナ禍で、ああいう居候コメディというのも、みなさんの気持ちを和らげる効果があったのかなって。ーーコロナのお話が出ましたが、自粛期間はどんなふうに過ごしていたんですか。 桐山:不安とかは、特になかったんですけど、自分がかかるか、からないかの不安というのはありました。今まで2、3カ月仕事がない時もありましたし、必要とされない時は仕事がない。だから、仕事がなくなるのが不安とかより、自分のせいで仕事上迷惑をかけたらどうしようとか、そういう気持ちの方が大きかったです。ーー自粛期間にハマったことはありますか。 桐山:この作品の影響もありますが、YouTubeなどで公開されていたホラーの動画にハマりました。怖いけど面白いっていう(笑)。ーー最後に本作について改めて見どころをお願いします。 桐山:ホラーだけど、身構えないで見てほしいです。日本の幽霊とはちょっと違った、みんなが想像するホラーとは違った作品。フランス人監督らしい、ゆったりした流れを持った作品でもあり、そういった部分も楽しんでほしいです。5年前に撮った作品で僕自身はやっと公開されるという安心感も正直あります。5年前の自分を見られるのは恥ずかしい気持ちもありますが、そこは温かい気持ちで見てもらえたらうれしいです。(取材・文:名鹿祥史)出演:桐山漣 清水くるみ三津谷葉子 前野朋哉 杉野希妃脚本・監督:ロナン・ジル撮影: ドミニク・コラン 音楽: RONAN GIRRE & ASWEFALL 配給: アルミード 2017 / 日本・フランス/ カラー/ シネマスコープ/ 5.1 / 84分Besoin d’Amour Film Partners公式サイト:uminosoko-movie.com※写真クレジット<桐山漣さん>ヘアメイク:江夏智也(raftel)スタイリスト:吉田ナオキ衣装協力:WYM LIDNM、REV、GARNI、NUG
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芸能ニュース 2020年11月21日 18時00分
PASSPO☆の頃は飛行機が苦手だった? 奥仲麻琴、今後はYouTubeで仮面ライダーの動画も!【話題のYouTubeチャンネル“ここだけの話”】
アイドルグループPASSPO☆の元メンバーでもあるタレントの奥仲麻琴が、公式YouTubeチャンネル『奥仲麻琴ちゃんねる』を開設して一年が経つ。チャンネルでは奥仲の日常がほのぼのとしたトークで紹介されるほか、奥仲のちょっとユニークな趣味や好きなことなどがキュートに、そして自然体な笑顔で紹介されていく。奥仲にYouTubeにかける想いや、今後の展開などについて話を聞いてきた。 >>女性ならではの悩み話やビキニ姿の公開も! 漫画家の倉田真由美と弁護士の三輪記子が異色のタッグ【話題のYouTubeチャンネル“ここだけの話”】<<ーーチャンネルを開設して一年。奥仲さんのYouTubeでの活動について教えてください。 奥仲:始めた頃はテーマを絞った方がいいのかとか、色々考えたりした時期があったんですけど、テーマとか考えずに好きなことをとにかく色々喋って行こうって。そんな感じで始めたチャンネルです。わたしは飛行機が大好きなんですけど、実際に飛行場に行って、飛行機や飛行場にまつわることを紹介したり。とにかく楽しみながら更新しています。ーー奥仲さんは飛行機とかゾンビとか深海魚とか、好きなものがたくさんありますものね。しかもどれも意外性のあるジャンルばかりで、ユニークです。 奥仲:そうなんです(笑)。趣味が変わっていて、人となかなか被らないんです。飛行機に関しては言えば、ゆるーく、誰にでもわかる感じで紹介しているんですけど、飛行機好きの方もたくさん見に来てくれたりして、それがすごく嬉しいです。自分の好きなものを通じて自分に興味を持ってもらえるって。ーー飛行機といえば、PASSPO☆での活動の影響も大きいのでは。 奥仲:PASSPO☆がもともと飛行機をモチーフにしたアイドルだったんですけど(コンセプトが「空」と「旅」、モチーフはキャビンアテンダント)、実はわたし、PASSPO☆にいた頃は飛行機に乗るのとか苦手だったんです(笑)。じっとしているのが苦手なので。でも卒業して海外に色々旅行するようになって飛行機って面白いなって思うようになって、詳しく調べるようになったんです。最近はずっと乗っていたいって思えるほど。ーー好きなことを自由に発信できるという意味で、YouTubeチャンネルでの活動に関してはそれなりに手応えも感じているのでは。 奥仲:正直、今はまだ手応えとか全く感じれていないです。最近は特に停滞気味で……。カメラを見て1人で喋るってことにもなかなか慣れなくて(笑)。でも自粛期間中にいろんなYouTuberさんの動画を見て、すごく自由にやっていらっしゃるのが羨ましいなって。だから、今後は人を介して作るのではなく、わたしがもっと自分で動画編集をして自己プロデュースのような形で発信できたらいいなって思うようになっているんです。パソコンが苦手なので、今までしてこなかったんですけど、編集のこととかもっと勉強しようと思っています。自分なりの見せ方をもっと考えていけたりしたらいいなって。ーー普段はどういうチャンネルを見たりしているのですか。 奥仲:ほぼ寝る前に見るのは『きまぐれクックKimagure Cook』。あと、『パパラピーズ』。二人組なんですけど、さすが関西の方で、ツッコミが本当にすごくて。大食い系のチャンネルとかも深夜に見たりします。ーー今後YouTubeを通じてやりたいことはありますか。 奥仲:あります。今は新型コロナウィルスの問題とかもあって、海外にも行けていないんですけど、だいたい年に3回くらい海外に行くんです。だから、本当ならもっと各国の空港とかを紹介したかったんです。今の状況が少し落ち着いたら、国内外問わず旅行関係のことももっと発信してみたいです。ーー飛行機以外で最近ハマっていることはあるんですか。 奥仲:この自粛期間にラーメンにハマりました。つけ麺とか好きだったんですけど、自粛期間にラーメンをUberとかで頼めることを知って、色々食べるようになったんです。「AFURI」っていうラーメン店がすごく好きです。つけ麺ですけどあっさりしているんです。ゆずを使っていたりして。自粛期間にラーメンも自分でも作るようになったりしました。料理も自分で作るようになったんです。そういえば最近、料理中に包丁で指を大怪我してしまって、ダメだなって思ったりもするんですけど、楽しいです。最近はほぼ毎日のように作っています。特に麺類が好きで、素麺、ラーメン、パスタとか。麺類って食べやすいところがすごくいいなって(笑)。ーーPASSPO☆を卒業して5年。この5年間は振り返るとどんな時期でしたか。 奥仲:自分がやりたかったことにたくさん挑戦させてもらえた5年だったなって。SNSの活用に関しても自由にやらせてもらえて。SNSは得意じゃなかったんですけど、一年前からインスタも毎日更新するようになったんです。一年で5万人くらいフォロワーが増えて、頑張れば、見てくれる人はちゃんといるんだって。挑戦したことが形になって返ってくるのは嬉しいです。SNSやYouTubeにもっと前向きに取り組んでいきたいと思えるようになりました。ーー最後に、奥仲さんと言えば、元仮面ライダーのヒロイン(2013年『仮面ライダーウィザード』コヨミ役)でもありました。仮面ライダーへの思い入れのようなものは今でもありますか。 奥仲:ちょうど東映のチャンネルでわたしが出ていた仮面ライダーの特集をやっていて、当時見てくれた人から「また見ているよ」って声をかけられたりするんです。ファンの方もわたしの演じたキャラクターをずっと好きでいてくれて、当時幼稚園児だったのに今は中学生になっていたりして、何年も前のことなのに作品を覚えていてくださるのが嬉しくて。そういう作品に出会えることはそうないのですごく感謝しています。わたしがSNSで仮面ライダーについて呟くとたくさんリツィートしてくれたり。今後は仮面ライダーにつても何か発信できたらいいなって思っています。皆さんもぜひ、わたしのSNSやYouTubeに遊びに来てください!(取材・文:名鹿祥史)奥仲麻琴ちゃんねるhttps://www.youtube.com/channel/UCKypbf5OzFW1w5R7sHm2vrQ【今後の出演予定】2021年初夏公開映画「ある家族」高橋綾役https://motion-gallery.net/projects/familyhome2020
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芸能ニュース 2020年11月14日 18時00分
女性ならではの悩み話やビキニ姿の公開も! 漫画家の倉田真由美と弁護士の三輪記子が異色のタッグ【話題のYouTubeチャンネル“ここだけの話”】
漫画家の倉田真由美と弁護士の三輪記子が運営するYouTubeチャンネル『みわたまチャンネル』は、共に40代でワーキングマザーな2人のぶっちゃけた女子トークが魅力だ。 >>芸能界ピアノ女王なのに“音痴”で近所トラブル!? 山口めろん、動画には映っていない秘密も明かす【話題のYouTubeチャンネル“ここだけの話”】<< 40代でワーキングマザーである以外にも、2人は高学歴、一家の大黒柱など共通点が多く、「エイジズム」などちょっとお堅い話に切り込んだかと思えば、「巨乳」の悩みについて赤裸々にトークをしていたりと、そのトークテーマの幅も広い。チャンネルの魅力やYouTube制作の裏側について、倉田とコンビを組む三輪に話を聞いて来た。ーー『みわたまチャンネル』を始めた経緯を教えてください。 三輪:以前、漫画家の倉田真由美さんとテレビ番組で一緒になって、意気投合してプライベートでも仲良くさせてもらうようになったんですけど、そのくらたまがYouTubeを始めたいっていうことでわたしを誘ってくれたんです。ーー弁護士をやりながらのYouTube動画投稿は大変じゃないですか。 三輪:毎日アップはしているんですけど、撮影は2週間に一回。まとめて撮っているので本業を圧迫するほどではないです。一本一本も短いし、撮って出すという感じ。編集や文字入れはカメラマンがやってくれるんで、そんなに大変ではないです。そもそも本業を圧迫していたらやらないです。本業が第一なので。ーー三輪さんの中でこのチャンネルはどういう位置付けのものになっているんですか。 三輪:日々感じたことを話して残す日記のような感じです。話すブログという感じです。それを2人でやるからこそ、内容にも広がりが出てきて面白くなると思っています。ーー各回のテーマやアイデアはどこからきているんですか。 三輪:最初はとりあえず始めてみようって、やりながら変えていこうっていう感じで始めたんです。ネタは2人でネタ出しをして相談しあって決めています。日々ネタを考えるようにもなって、それがすごく楽しいです。ーー性に関するテーマが多い印象ですが。 三輪:なかなかそういうテーマで話す機会がないし、情報としてもあまり流通していないんじゃないかってことで、そのテーマが多いのかもしれません。ーーオススメの回はどれですか。 三輪:それはビキニ披露の回です(176回から184回にかけて倉田と三輪がビキニになってトークを行う)。男性の方が多く見ていたと思うんですけど、私たちとしては同世代の女性や、20代、30代の女性とか、実は女性に見てもらいたくてやったんです。今のありのままの自分でやろうということでそうしたんです。2人とも痩せていないし美しくないけど、ビキニを着ていて、だからって死ぬわけではないよって、幾つになっても冒険できるというメッセージを込めてそうしたんです。ーー露出は平気だったんですか。 三輪:わたしは30代の時にグラビアに出たりしていたので、露出して恥ずかしいという感覚はくらたまと少し違うかもしれません。(そこは聞いてみないと分からないですけど)当然、恥ずかしいという感情はありますけど、見せたいという気持ちよりも、チャレンジとしてやっているので、平気でした。ーー視聴者は現状男性、女性どちらが多いんですか? 三輪:男性が多いです。女性も増えて欲しいという思いが当初からあるんですけど、今はそうなっています。でも最近は女性も増えてきました。ーー倉田さんは一緒に組んでどんな印象ですか。 三輪:似たところもあるけど違うところもある。変わった人だなって(笑)。やっぱりものを書く人、創作をする人は感性が独特だなって。くらたまみたいな人は周りにはあんまりいません。でもテレビに出る人はみんなどこか変わっていますよね。今のわたしの課題はそのくらたまのへんてこりんな魅力を引き出すことだなって。そこが興味が尽きない部分でもあり、くらたまの人を惹きつける力なんです。ーー逆に倉田さんといることで引き出される自分はありますか。 三輪:自分自身が弁護士であることに改めて気付かされます。仕事によって形成された人格について、くらたまと話すことでクリアになる感じです。わたしが職業的に身につけたものは彼女には絶対ないもの。2人で話す中で自分の個性になっていると思います。ーー男性について話す回もありますけど、2人は男性の趣味も全く違うんですか。 三輪:若干似ています(笑)。最終的には違う人だけど、途中通る道が似ているという感じです。男性のことを学歴や収入では見ないというところが似ていると思います。ーー弁護士さんはエリートが好きなイメージがあるんですけど。 三輪:わたしがそういうタイプならくらたまと仲良くなっていないと思います。今の夫も全然エリートではないですよ。今わたしは44歳ですけど、弁護士は10年目。男の人と付き合うというのは20代から、どんどん変遷していくものなので。昔はエリートじゃないと嫌という時期もありましたけど、今は違います。自分にとってどんな人が大切か、人生の中で何が大切かを、生きていく中で気づいてきたんです。わたしの場合は収入や経歴よりも、面白い人であることが大切。人としてへんてこりんなところもある方が面白いって思うんです。寝て起きて毎日面白い人がいるのと、寝て起きて稼ぎの多い、学歴の高い人がいるのがどちらがいいかは人によっても違うと思います。そういう話もチャンネルの中でしています。ーー将来的にはチャンネルをどんなことをしていきたいんですか。 三輪:最終形はまだ考えていないです。まだ始まったばかり。これからだなって。チャンネルの中で、わたしたちが伝えたいことにフィットするような人にインタビューとかもしてみたいなと考えています。普段これってちょっとおかしいなと考えていることについて話したり、女性が年齢関係なくまだまだチャレンジしようって思えるようなそういう内容のものを発信していきたいです。ーー三輪さん自身はYouTubeはよく見るんですか。 三輪:わたしは健康系とか、ストレッチ系のもの、ヨガを扱ったものとか、そういうのをよく見ます。いずれはそういう内容のものもチャンネルの中で挑戦してみたいです。わたし1人でやる回は大人の勉強法とかも紹介しているんです。それは男女問わず興味を持てる内容だと思います。本音は女性の人にもっと見て欲しいです。今後はもっと工夫をして登録者を増やしていきたいです。(取材・文:名鹿祥史)みわたまチャンネルhttps://www.youtube.com/channel/UCDOgpvXF9YLinMtUvHhdiWw
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芸能ニュース 2020年11月11日 07時00分
元エビ中メンバー宇野愛海、“暗い役”が多い中で新境地! 女優としてのスタイル、新作映画での挑戦明かす
回復期リハビリテーション病院を舞台に、新人理学療法士の宮下遥と、彼女を取り巻く人々との物語を描く短編映画『歩けない僕らは』(11月18日DVDリリース)が、メガホンを取った佐藤快磨監督の最新作『泣く子はいねぇが』(11月20日公開)の公開に合わせ11月18日DVDリリースされ、12月4日より長野の千石劇場、12月19日より名古屋のシアターカフェで上映される。ヒロイン遥を演じた宇野愛海に同作の見所や撮影の裏話を聞いて来た。 >>全ての画像を見る<<ーー今回の作品は回復期リハビリテーション病院を舞台にした、医療の現場の物語ですが、実際に施設に行って取材をされたと聞きました。 宇野:台本ができる前にまず監督と施設に行って、実際に一年目の理学療法士さんにお会いして、いろんな情報を教えていただいたりしました。仕事をする上でのやりがいから、大変なこと、葛藤まで、いろんな話を聞かせてもらいました。わたしは理学療法士という言葉すら知らなかったんです。全てが初めて知ることでした。難しい専門用語や、理学療法士さんの動きなどもベテランの理学療法士さんに撮影中付きっ切りで教えていただいたりして、施設の方々や関係者の方には本当にお世話になりました。ーー施設で働く人に接して、率直にどんな印象を持ちましたか。 宇野:明るい人が多いなって印象を持ちました。施設全体が温かい雰囲気で、患者さんと理学療法士さんの間にも信頼関係があるんです。すごく刺激をもらえました。わたしは人見知りなタイプ。遥と近いタイプなので、実際に働く自分を想像して大変だろうなと思ったりもしました。皆さんのコミュニケーション能力がすごく高い印象でした。ーー今回の作品は宇野さんにとっても、役者として成長する機会を与えてくれたいい映画になったのでは。 宇野:これまでは学生の役が多かったんです。初めてこうしてきっちりと職業のある役をやらせていただきました。自分が演じる役の幅が広がったなって思います。撮影の時は19歳。今21歳ですけど、これからは求められる役も変わっていくだろうなって。そういう意味でもいい経験になったと思っています。ーー宇野さんは女優として、どんなこだわりや将来像を抱いて仕事をしているのですか。 宇野:わたし、嘘をつくのが嫌なんです。例えば台本に泣くと書いてあって、泣けなくて泣くふりをするのが嫌で。こなすのではなく、気持ちでぶつかっていけるような女優さんになりたいなって思っています。泣くなら本当に泣く、笑いたい時は本当に笑う、そんな風にしたいなって。そこで本当に泣くために気持ちを作る。そういう役作りをしようと思っています。今回の撮影中も共演する落合モトキさんとは控室でも全く話をしなかったんです。落合さんは今回、左半身が不随になった患者さんの役。自分が演じる遥と、落合さんの演じる柘植の関係性を考えてそうしたんです。落合さんも自然と距離をとってくださいました。ーー宇野さんは元私立恵比寿中学のメンバー。アイドル時代からのファンも含め、宇野さんを応援してくれる人に、この作品を通じてどんな自分を見てもらいたいと思っていますか。 宇野:私は暗い役を頂くことが多く、泣いたりするシーンも多いんですけど、この作品は女の子が仕事に向き合う姿勢であったり、人間として成長する姿が描かれているんです。そういうところは今までの自分が演じて来た役とは少し違っていると思います。そういう部分に注目して見てもらいたいです。ーープライベートはどんな感じなんですか。 宇野:明るいです(笑)。意見もはっきり言うし。ーーこれまでの役者としてのキャリアの中で手応えを感じた作品はありますか。 宇野:『罪の余白』(2015年)だと思います。監督が厳しくて、撮影に入る前のリハーサルでだいぶしごかれて、そこで演技に対する向き合い方が変わりました。初めて気持ち先行で演じるようになって、女優としての意識も変わったんです。内野聖陽さんをはじめ、実力派の俳優さんもたくさんいた現場で、内野さんには特に刺激をもらいました。本当に役になりきられていて、それが怖い役だったので、わたし、「顔も見たくない」って思っていたくらいなんです(笑)。ーー同世代の役者さんから刺激をもらうことはありますか。 宇野:今回の作品だと堀春菜さんは同年代の女優さんで、会う前から、実力派で「堀春菜は(演技がうますぎて)怪物だから」って聞かされていたんです。一緒にやってみて、演技がナチュラルで、やっぱりうまいなって思わされました。わたし自身も今20代になって、ここからが勝負だなって思っているんです。コンスタントにいろんな現場に入って、共演者の人にいろんな刺激をもらいながら頑張っていきたいと思っています。ーー憧れの俳優さんはいますか。 宇野:憧れているのは草なぎ剛さんと仲野太賀さん。いつ見てもすごいなって。最近見た映画だと草彅剛さん主演の『ミッドナイトスワン』がすごく好きで、携帯の待受もそれにしているくらいなんです。ーープライベートのことを聞きたいのですが、普段はどんな趣味を持っていたりするのですか。 宇野:映画を見るのが趣味です。あと、カラオケで歌を歌うことも好きです。うまいというわけではないんですが(笑)。ーーどんな歌を歌うのですか。 宇野:昭和の歌とかが多いかもしれません。中森明菜さんとか。ーー中森明菜さん? 宇野:はい。今のアイドルにいないタイプという感じで、すごく好きなんです。陰な感じがあって、そこにも惹かれます。「少女A」とかよく歌います。山口百恵さんも好きです。かっこいいなって。エビ中も歌いますよ。あとラップも。Creepy Nutsさんとか、好きでよく聴くんです。ーー今回の作品を経て、来年は女優さんとしてさらに充実した一年になりそうですね。 宇野:「アイカツ!」シリーズの新プロジェクト『アイカツプラネット!』にも参加しているんです。いい年になればいいなと思っています。みなさん、ぜひ、注目してください。映画『歩けない僕らは』出演:宇野愛海 落合モトキ 板橋駿谷 堀春菜 細川岳 門田宗大 山中聡 佐々木すみ江監督・脚本・編集:佐藤快磨配給・宣伝:SPEAK OF THE DEVIL PICTURES11月18日DVDリリース公式サイト:aruboku.net(取材・文:名鹿祥史)
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芸能ニュース 2020年11月08日 07時00分
芸能界ピアノ女王なのに“音痴”で近所トラブル!? 山口めろん、動画には映っていない秘密も明かす【話題のYouTubeチャンネル“ここだけの話”】
キングコング・梶原裕太扮するカジサックの成功や、コロナ禍での自粛期間突入なども相まって、“芸能人YouTuber”が急増している。持ち前のキャラクターや企画力などを駆使して、YouTube界に飛び込んでいるタレントやモデルは、いま何を思うのか? ネットの世界に挑戦する彼ら・彼女らにスポットを当てる連載企画。 今回は、2018年、芸能人が自らの趣味や特技を披露し、その分野のNo.1を決める『芸能界特技王決定戦 TEPPEN』(フジテレビ系)の人気企画『ピアノ部門』で優勝を果たしたタレント・山口めろんをフィーチャーする。 >>まさかの先輩ゲスト登場あるか!? キンタロー。、YouTubeチャンネルを本格始動!【話題のYouTubeチャンネル“ここだけの話”】<< ピアノ歴25年以上で、音大(日本大学芸術学部音楽学科ピアノコース卒業)にも通い、絶対音感を持つ彼女。しかし、音楽家として“音痴”という致命的な弱点を持っている。主にピアノの弾き語りをしているYouTubeでは、その弱点を魅力に転換。美しい音色に乗せた彼女の独特な歌声が「クセになる」とネットで話題となっているのだ。紆余曲折を経て人気を獲得し続ける彼女に話を伺った。――『TEPPEN』優勝は、タレント活動するうえで大きな分岐点になりましたか? そうですね。初めてゴールデン帯に出させていただいた番組で、それから「ピアノ弾く子だ!」とか「番組観たよ」とか、声をかけていただくことも増えました。あと、初心者の方に向けてピアノの教則本『めろんと一緒にピアノをはじめろん』(シンコーミュージック)を出させていただいたのは嬉しかったです。 音大生の頃はそんなにピアノが上手な方じゃなくて、自信がなかったんですけど、番組に出させていただいたおかげで自信がつきました。芸能活動するうえで、引き出しのひとつくらいとしか思っていなかったピアノが、思いのほか反響があって驚いています。――そんな活動をする中で、YouTubeチャンネルを立ち上げた経緯を教えてください。 もともとSNSではピアノ動画を上げていたんですけど、YouTubeを始めるきっかけが自分のなかでなくて……。まとめて観られる場所があればいいなと思っていたら、ちょうどコロナ時期になり、おうち時間も増えたので始めました。――弾き語りの選曲はどうされているんですか? 基本、年齢を問わず、若い人にも年配の人にも分かるようなメジャーな曲や、最近流行っている話題の曲を選ぶようにしています。――自分の好きな曲を披露しようとは思わないんですか? まずは、いろんな人に観てもらうために誰でも知っている曲をやらせてもらって、将来的には、自分の好きな曲もやってみたいとは思っています。――どういう楽曲がお好きなんですか? じつはやってみたい曲などがあれば教えてください。 今はポップスが多いですけど、3歳からクラシックを聴いていたので、マイナーなクラシックの曲を弾けたらいいなと思います。――独特な歌声の弾き語りが話題ですが、歌おうと思ったきっかけは何だったんですか? 私、歌が下手だなんて最近まで気づいていなかったんですよ。自分が弾き語りをしているときは、世界一歌がうまいアーティストだと思っていたので、それをYouTubeに上げて、みんなに聴いてもらおうって。でも、いざ上げると『面白いですね』『笑いました』『元気が出ました』というコメントばかりで……。全然笑わせるつもりはないのに、自分の意図しないものばかりだったので、“私おかしいのかな?”って思うようになりました(笑)。でも、皆さんあたたかいコメントばかりなので続けたいと思っています。――最近の動画を観ていると、カメラのアングルにもこだわっているように思います。 最初の頃、定点カメラ1個で全然こだわりはなかったんですけど、私のYouTubeを観て、協力してくれるマネージャーさんやスタッフさんが増えて、今はカメラを5台くらい使って、私の技術ではできないカメラワークとか、いろんなやり方でフォローしてくださっています。最近では「音をよくしたい」ってスタッフさんが専用マイクを持ってきてくれました。――撮影中に起こった中で、印象的な出来事はございますか? 基本お家で撮るんですけど、カメラが映るところは絶対に綺麗にしなきゃいけないじゃないですか。家にモノが多くて隠してはいるんですけど、詰めが甘くて、脱ぎっぱなしの服が見えたり、ホコリが見えたりしています。スタッフさんがわざわざ消してくれるので、本当に申し訳ないです(笑)。――大きな反響のあった動画を教えてください。 以前、あいみょんさんの『裸の心』を上げたんですけど、それは自宅ではなくてスタジオを借りて『THE FIRST TAKE』(アーティストがリハーサルなしの一発本番で歌を披露するYouTubeチャンネル)風にパクッ……オマージュしたんですけど(笑)、スタッフさんがこだわってくれて、コメントもたくさんきました。――では、ご自身でお気に入りの動画は? 一番最初に上げた『Let It Go~ありのままで~』は全部自分でやったので、思い出深いです。今観ると、画角もあっていないし、画面も暗いんですけど、消さずに置いています。たまに見返すと、今より歌が上手で驚くんですよ(笑)。どうやら、弾き語りをすればするほど、自信だけついているようで……。前より声が大きくなって、音程がめちゃくちゃになっています。“このまま続けていいんだろうか”って思いますね(笑)。――絶対音感をお持ちだそうですが、“歌”は関係ないんですか? そう思うじゃないですか。以前、大学の先生に「耳がいいのと歌うのは別なんですか?」って聞いたら「基本、耳がいい人は音程も取れて歌えるんだけど、君みたいな人は初めてだよ」って言われて(笑)。でも、それが自信になりました。普通のピアノ動画だとプロには勝てないのは分かっていたので、こういうものは“私にしかできないこと”と信じています。――過去にはアイドルもされていたそうですが、その時は影響なかったんですか? ユニットアイドルを組んでいたことがあって「めろんちゃんは歌わなくていいよ」って私だけダミーマイクだったんですよ。でも当時は気づかなくて“私だけマイク軽いな”って思いながら歌っていました(笑)。――今後YouTubeでやってみたいことはありますか? コロナになる前は、ストリートピアノが流行っていたじゃないですか。東京都庁に行って弾き語りをしてみたかったんですけど、今はできないので、世の中が平和になったらやってみたいです。――めろんさんのチャンネルの魅力は、どんなところにあると思いますか? ピアノ動画をアップしている人はたくさんいるし、“弾いてみた”や“歌ってみた”動画もめちゃくちゃ多いじゃないですか。ただ、私にしかできない弾き語りがあるので、1回ハマってくれると、ずっと観てくれるんじゃないかなって思います。最初は不快になる人もたくさんいると思うんですけど(笑)、聴いていくうちに謎の中毒性があるとは言われます。――現在、YouTubeにアップされているのは一人暮らしのご自宅。ピアノは実家から持ってこられたんですか? 東京に来て中古で買いました。ローンを5年くらいかけて小刻みに払いましたね(笑)。――引っ越しが大変なのでは? ピアノって運ぶのが大変なので、引っ越すハードルがめちゃくちゃ上がるんですよ。今3階に住んでいるんですけど、階段で持っていけなかったので、クレーンで運んでもらいました。ピアノって運ぶのにお金がかかりますし、階によって値段も上がっていくので、私が引っ越しをしたときは10万円くらいかかっちゃいました。――隣人さんとトラブル中だとお聞きしました。 そうなんですよ(笑)。私が住んでいるところは楽器OKなんですけど、防音ではなくて……。YouTubeを始めるようになってから、特にお家で弾くことも増えたので、私が音痴すぎてトラブルを起こしちゃっていますね(笑)。――(笑)。最後に読者へPRをお願いします。 最初は騙されたと思って、私の動画を観てほしいです。よろしくお願いマスクメロン!(取材・文:浜瀬将樹)YouTube 山口めろんちゃんねるhttps://www.youtube.com/channel/UCbjgleVuLMXqVCkb_xg_icA
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『恋つづ』最終回、ミキ亜生に「邪魔せんといて」と苦情! 昴生は共演者の親密さに驚き 新作DVDにはミキの“演技の原点”企画あり?
2020年04月04日 07時00分
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タイタン所属後「推してもらっている」と実感? 爆笑問題にも“優しく”されるキュウ、新作DVDリリース!
2020年03月25日 06時30分
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『アメトーーク』出演が一番緊張したワケは? 初のDVD「新妻、お貸しします。」には“紺野ぶるまの悪い所”が満載!
2020年03月22日 06時30分
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
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2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
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2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
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2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
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2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
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2023年09月10日 17時00分