インタビュー
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芸能ニュース 2022年08月20日 12時10分
ゲストにオズワルドも!メンバーは11歳から19歳、少女歌劇団ミモザーヌが夏公演開催 セクシー楽曲にも挑戦
マルチクリエイターの広井王子が総合演出を務める吉本興業の「少女歌劇団ミモザーヌ」が8月23日に東京・大田区民プラザで夏公演「Traveling Summer」を開催する。 >>全ての画像を見る<< 吉本興業の「少女歌劇団プロジェクト」から始まったミモザーヌの劇団名は「友情」「優雅」が花言葉のミモザを由来としており、現在11歳から19歳までのメンバーで構成される。今回の公演は13時30分開演、17時30分開演の2公演が行われ、特別ゲストとして横澤夏子、オズワルドも出演する。同劇団の団長である19歳のいまもりまなか、15歳のちばひなの、14歳のともだりのあに公演の見どころを聞いた。ーーまず今回の公演がどんな内容なのか簡単に教えてください。 いまもり:今回の公演では「Traveling Summer」ということで、舞台の上で世界旅行をするんです。私は二カ国の国の曲で出させてもらうんですけど、一曲はセクシーな感じ、もう一曲はキメキメでかっこいい感じのダンスを披露しています。そこをぜひ注目して観てください。邦楽から洋楽までいろんな曲が登場するので、来てもらえたら、きっとみなさんのお気に入りの曲が見つかると思います。 ちば:私はえくぼがチャームポイントなんですけど、今回の公演では私の笑顔でみなさんを明るい気持ちにしたいと思っています。いまこういうご時世で、海外に遊びに行ったりできないと思うんですけど、そういう方にこそぜひ観に来ていただいて、私たちと一緒に空想の中で世界旅行をして楽しんでいただけたらなと思います。 ともだ:私のチャームポイントはくるくるの天然パーマの髪の毛とコロコロ変わる表情です。今回の公演ではコロコロ変わる私の表情の中でもセクシーな表情だったり、これまでと違った一面を見せられればと思います。いろんな楽曲に挑戦していて、新曲もあったり、昔の曲のカバーもあるので、ご年配の方から小さいお子さんにも楽しんでもらえる内容になっていると思います。家族で来てほしいです。ーー今回の公演で大変だったことはどんなことですか。 いまもり:ある楽曲で激しい動きで歌う曲があるんですけど、いまそこに絶賛苦戦中です。体力をつけないとって思いますし、歌って踊る中でもその国の世界観を大切に歌いたいって思いながら頑張っているんです。自主練習の時から、ダンス、歌を別々で練習するのではなく、一緒に練習するようにしたり、工夫をして頑張っています。 ともだ:私は力強いダンスが苦手で、どうしてもふわふわ踊ってしまっているところがあって、「ここのダンスもっと重くして」って言われてもやり方が分からなかったりするんです。そういう部分に苦戦しました。でも、一期生の先輩たちが優しくて、「聞きに来てくれたら教えてあげるよ」って言ってくれたり、「ここ一瞬力入れたら重く見えるよ」とか、アドバイスをしてくれたりして、少しずつ成長できていると思います。ーー3人はそれぞれ大学生、高校生、中学生と世代も違っているんですね。しかも3人とも関西出身。メンバーも関西出身者が多い印象です。お稽古中はどんな雰囲気なんですか。 いまもり:関西メンバーが多いので、ボケて突っ込んでみたいなやりとりは日常茶飯事です(笑)。仲良いなって思います。 ちば:プライベートな何気ない話から、映画の話とか、いろんなことをみんなで話したりしながらやっています。ーーともださんは中学生だけどすごくしっかり者のイメージです。 ともだ:ありがとうございます! いまもり:私が中学生の時はこんなに話せませんでした。今、小学6年生のメンバーもいるんですけど、その子たちも受け答えがすごくしっかりしていて、最近の子はすごいなって思います。自分の見せ方を分かっていて、りのあにしか出せない表現の仕方も持っていて、いつも感心しながら見ています。 ちば:広井さんのトークのレッスンがあったりするんです。そこでトークも鍛えられていると思います(笑)。ーーいまもりさんは逆に年齢が一番上です。 いまもり:自分が最年長になった時にどんなふうにあればいいかなって思って悩んだりもしたんですけど、今は自分は自分らしくあればいいと思いながらやっています。でもしっかりしたメンバーが多いので、年齢の差をそれほど感じないというのがあります。相談したいことがあったとしても普通に年下のメンバーに相談したりすることもあるんです。両親や広井さんに相談したりすることもあります。広井さんはそういう時もすごく丁寧に指導してくださって優しいなって思います。ーー3人は歌劇団の活動を通じて将来こうなりたいというビジョンのようなものは持っているんですか。 いまもり:私は25歳までに映画の主演を飾りたいという目標を持っています。広井さんから「たくさん映画を見て本を読みなさい」ってアドバイスをもらっているんですけど、映画をたくさん見ると、ますます「演じるって楽しいな」って思うようになりました。小松菜奈さんの演技がすごく好きで、いろんな映画に出られていますけど、演技がナチュラルできれいですてきだなって思います。小松菜奈さんのような女優さんに憧れています。 ちば:一期生がミモザーヌに入って4年がたつんですけど、すごくあっという間だったんです。そこからさらに4年たつと自分が一番上の代になるんですけど、まだ上の代に頼っている自分がいるので、自分がもっともっと周りを引っ張っていける存在にならないといけないなって思っています。自分から率先してみんなを引っ張っていける存在になりたいです。あと、なかなかこれまで演技をする経験がなかったので、いろんな役を演じて、自分に合った演技というのも探してみたいです。 ともだ:今まではずっと年下で全員お姉ちゃんという感じだったんですけど、四期生が入ってきて、年下のメンバーもできたので、教える立場になるんだなっていうのを最近自覚しています。年下とかみんなの面倒を見ることができるようになりたいなって思います。ーーミモザーヌをまだ知らないファンへ改めて公演の見どころをよろしくお願いします。 いまもり:音楽が好きな方も、あまり分からないという方でも楽しんでいただけるショーになっていると思います。私たちのファンクラブがあって、配信をやったりもしているんです。ファンの方と近くで会える場所を作りたいと思っているので、今回の公演を観て興味を持ったら、ファンクラブにも入っていただいて、私たちのことをもっともっと知ってもらえたらうれしいです。 ちば:ミモザーヌの舞台は様々なジャンル、いろんな楽曲があります。みなさんが初めて知るジャンルの音楽や踊りもあると思うので、それをみなさんにお届けしたいです。私たちの楽曲を帰り道で口ずさんで帰ってもらえるようになったらうれしいです。 ともだ:ミモザーヌには美しいメンバー、かわいいメンバー、かっこいいメンバーがたくさんいます。かっこいいメンバーがかわいい曲に挑戦していたりもするので、美しいメンバーが意外なことに挑戦していたり、意外性のある舞台になっていると思います。観ればきっとお気に入りの推しメンが見つかると思います。ぜひ観に来てください!(取材・文:名鹿祥史)少女歌劇団ミモザーヌ 夏公演「Traveling Summere」2022年8月23日(火)大田区民プラザ(東京)12:30開場/13:30開演/15:30終演16:30開場/17:30開演/19:30終演
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芸能ニュース 2022年07月30日 12時30分
「昔の僕ならできなかった」六角精児、成田凌・前田敦子との共演で感心? 60歳を過ぎての俳優業に持論語る「運じゃない。縁」
女優の前田敦子が、成田凌演じる売れない脚本家を翻弄する“妖艶な人妻”を演じる映画『コンビニエンス・ストーリー』が8月5日よりテアトル新宿でほかで全国公開される。 >>全ての画像を見る<< 同作は、スランプ中の脚本家・加藤(成田)が、人妻・惠子(前田)と、不思議なコンビニ「リソーマート」が入り口の“ちょっとした異世界”で出会い、恋に落ちる様を描くファンタステックかつノスタルジックな物語。ドラマ「時効警察」シリーズ(テレビ朝日系)や映画『大怪獣のあとしまつ』(2022年)の三木聡が監督・脚本を担当する。 本作で「リソーマート」のオーナーであり、前田の夫でもある南雲役を演じる六角精児に作品の見どころや、本作で共演した成田凌や前田敦子との撮影秘話などを聞いてきた。 ーー六角さんは映画『大怪獣のあとしまつ』や「時効警察」シリーズに続いての三木監督作品出演となります。オファーをもらった時はどんな気持ちだったのでしょう。 六角:三木さんの世界には独特な空気感がありますからね。三木さんの映像作品に出られるのは嬉しいなって素直に思いました。 ーー演じる南雲は役柄的に前田さんの夫役で、しかも束縛系のちょっと変わった人物です。南雲を演じるに当たって何か役作りのようなことはしました? 六角:いや。そういうことはしていないです。三木さんは、コンテをしっかりお作りになるし、役者に対してこれをやってほしいというのがはっきりしているタイプの監督だと思うんです。だから役者として過剰に役作りをしようとか、何かをしようという気持ちで臨むのではなく、監督の要求に自然に乗っかっていくスタイルでやっていこうという感じでした。南雲は結婚はしていても奥さんにあまり振り向いてもらえていないタイプの人間。そこに寂しさみたいなものがあるんじゃないかなというのを頭に置いて演技していました。 ーー南雲の人物像ですが、私生活の六角さんと共通項のようなものはありましたか。それとも真逆の人間像だったのでしょうか? 六角:結構自分と似ていると思いますよ。南雲は別世界の人だというのもありますけど、人はそばに全く誰もいないと寂しいものだし、身近な家族である奥さんから相手にされないとなおさら。そこへ誰かがきて奥さんともし何かがあれば嫉妬もするだろうし、それが暴力や狂気に変わっていくかどうかは別として、僕も南雲という人も気持ちが動く点では同じだと思います。そこは南雲と同じというところから人物像を作り上げていった方が自然なのかなと思ってやりました。 ーー特殊なキャラクターをどう印象づけるかということも考えての演技だったのでしょうか? 六角:変に印象深くしようとは考えませんでした。若い頃はそういう考えもありましたけど、最近はなくなったてきたんです。でも、結果的に印象深いキャラクターにはなったと思いますし、狙わずそこにいけたのならそれでいいなと。 ーー現場では妻役である前田さんとどんなコミュニケーションを取っていたのでしょうか? 六角:劇中の役の距離感を考えて、撮影が終わったらひゅっと帰ってしまったりする役者さんもいらっしゃるのかもしれませんけど、前田さんとは撮影のカットとカットの間は現場に一緒にいて、普通に話をしていました。成田さんも含めてお二人とは、歳は随分離れていますけど、気さくに話をしてくれて、距離を縮めるために何かをしないといけないとか、そういうまどろっこしいこともなかったです。今の若い人たちはそういう気遣いがきちんとしていていいですよね。昔の僕ならできなかっただろうなって思います。 ーー昔の女優さんはなかなか話しかけにくい雰囲気があったんですか? 六角:どうだろう。僕はあったかな(笑)。若い頃は先輩の女優さんたちにすぐには話しかけられなかったし、向こうから話しかけてもらった記憶もない。 ーー本作では嫌われている旦那さん役でもあるわけで、前田さんとの現場での距離感は影響ありましたか? 六角:好かれている旦那さん役より嫌われている旦那さん役の方がやりやすいという部分はあったかもしれないです。もしも仲のいい夫婦という設定なら、一体どういう夫婦でなぜ仲がいいのかっていうことを演じる上できちんと構築しないといけない。でも、向こうは拒絶していて、嫌われているからこそ成田凌さんの方にいってしまう。そういうストーリーの作品なので、自分としては「おい、どうしてなんだよ」って、寂しさみたいなものを追い求める感じを持ってやればいいわけですから。 ーー不倫されてしまう男の心境をどう考えますか? 六角:そういうことがあったとしたら悔しいし悲しいでしょうね。怒りという感情も生まれるかもしれないけど、少なくとも自分に愛情がある限りは、一番は悲しみや寂しさでしょうね。だからこそ余計相手を傷つけてやろうという気持ちにもなるんでしょう。 ーー南雲は相手を束縛します。そういう行為は理解できますか? 六角:自分はそういう恋愛はしてきていませんが、感じはわかります。何時から何時までどこにいるのかということを電話をして確かめたりする人って確かにいるし、夫婦でもそういう関係の人がいますよね。でも、僕はいい加減だから、そういう風にはならないです。それに反対の立場なら自分が苦しくなりますから。自分が束縛されたくないなら、相手にそれを求めるのはちょっとおかしいと思います。でも、実際はそういう人がいて、人としてそういう感情が生まれる場合もあるということはわかっています。 ーースマホがある時代、ない時代で束縛の仕方も変わります。 六角:スマホは人を束縛しますよ(笑)。束縛する道具があるからそうする人も増えていると思うんです。昔は家を出たらそれで終わりだったけど、今はそういうわけにはいきませんから。GPSも付いていますし。とんでもない時代です。スマホは便利だけど、便利がゆえに人を馬鹿にしてしまう道具ですよ。どこかに行かなくても、買い物であろうと調べ物であろうとなんでもその場でできてしまう。これ一台で楽しめるわけですものね。外に出ることを少なくしてしまうし(笑)。すごい時代になったなと思います。 ーー六角さんは現在60歳。俳優としての今後の展望について教えてください 六角:ひとつひとつの仕事は、真剣に考えてやってはいますけど、その結果や評価は、どういう風に捉えられてもいいな、と思っています。自分がこうしようと一所懸命に考えてやったことに対して、昔だったら何か結果が欲しいと思っていたこともありましたけど、今はないです。やれることをやって、その先のことはいいっていう感情です。でも、やる気が無くなったというわけではないんです。新しいことをやりたいという気持ちはちゃんとあります。何かチャンスがあるんだったら、60過ぎたって挑戦したいし、できると思う。むしろ執着がなくなったぶん、新しいことがやりやすくなったと思っています。 ーー今、役者業以外で興味のあることはなんですか? 六角:鉄道とお酒とギャンブルじゃない。やっぱり。 ーーギャンブルは相変わらず好きなんですか? 六角:好き。まあ、ギャンブルといっても昔のようにお金をたくさん賭けることもないし……。ギャンブルというか、ギャンブルっぽいものだね。それに魅力を今でも感じているということかな。昔から一攫千金を求めて長いことやってきたけど、それは意味がないということもわかってきたからね。大勝ちで大金を得た人間は得た人間で、ろくな目に合わないことも知っているし。ギャンブルで人生を狂わせた人もたくさん見てきたから、一攫千金を狙うようなことはないです。楽しく遊べればいいんだけど、それはもう「ギャンブル」ではなくて、ギャンブルっぽいものなんです。 ーーこれだけ長きに渡って俳優業を続けられるとは若い頃に想像できましたか? 六角:思ってもいなかった。そもそもずっと続けて行こうなんて考えていなかった。いつまでやろうとか、いつまでやれるとか、芝居だけでやっていこうとか、そういうことすら考えていなかったんです。その場その場の感覚でずっとやってきた。これからどうなってしまうんだろうって思ったことはありましたけどね。でも、ここまでやって来れたのは、運じゃない。縁ですよ。そういうものがある人が続けられるんだと思います。自分がどこまでと考えてやれるもんじゃないし、今後もそんな感じで続けていければいいなと思っています。(インタビュー・写真:名鹿祥史)『コンビニエンス・ストーリー』監督・脚本/三木聡 企画/マーク・シリング出演/成田凌、前田敦子、片山友希、岩松了、渋川清彦、ふせえり、松浦祐也、BIGZAM、藤間爽子、小田ゆりえ、影山徹、シャララジマ、六角精児配給/東映ビデオ8月5日(金)より全国公開
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芸能ニュース 2022年06月30日 12時10分
『THE W』優勝オダウエダ、初対面の松本人志に驚き! 女芸人にモテる芸人も暴露、結成9年目の初単独ライブ開催
女芸人No.1決定戦『THE W』で優勝したオダウエダが、7月2日にルミネtheよしもとで、結成9年目にして初の単独ライブとなる「ALC.不可説不可説転」を開催する。 >>全ての画像を見る<< オダウエダは小田結希と植田紫帆によるお笑いコンビで、2014年結成。女芸人No.1決定戦『THE W』では2020年、2021年の2年連続で決勝に進出。昨年初の優勝を果たした。そんなオダウエダの二人に、今回のライブの見所や、『THE W』優勝後の環境の変化などについて話を聞いてきた。ーー結成9年目で初の単独ライブというのは意外な感じがしました。 植田:今まで一回も、自分たちだけで60分というのをやってこなかったんです。ぜひ見に来ていただければ。余すことなくオダウエダの世界を楽しんでもらえると思います。 小田:単独ライブ関係なく、見たことないものをお見せしたいなって思っています。ーーネタ自体は以前から、豊富に用意してあったんですか。 植田:私たちのネタはその時その時、思いついたものを下ろすというスタイルなんです。(ストックに頼るのではなく)逆にここでしかできないネタというのをお見せしたいと思っています。フリートークも考えたんですが、オダウエダの魅力をわかってもらうにはまずネタからと思っているので。 小田:ネタを6本用意しようと思っているんですけど、普段の私たちを知っている人にも知らない人にも楽しんでいただける内容になっていると思います。ーーネタは普段どんな風に作っているんですか。 植田:二人で作っています。小田がこういうことをしたいと言ったことを私が広げるというやり方が多いです。0から1を生み出してくれるのが小田です。ーー二人の趣向というのは全く違ったものなのでしょうか。それとも似ているのでしょうか。 植田:結構近いと思います。めちゃくちゃにしたいという破壊衝動が二人の中に、常にあるんです。ーーちなみにお二人が今一番破壊したいものって何ですか。 植田:私はヤフコメとか、SNSとかですかね(笑)。全人類のためにSNSを一回なくした方がいいと思っているので。堂々と間違ったことを言っていたりして、何でも言っていい場を作るのは問題があるんじゃないかって。まあ、見なければいい話なんですけど(笑)。 小田:私はないです。 植田:なんでなん。あるって言ってたやん(笑)。ーー『THE W』優勝後にお二人の環境が変わったというのはあるんですか。 植田:仕事量が増えまして、それで、バイトを辞めて芸人だけで食べていけるようになったのはむちゃくちゃ嬉しいです。でも、テレビでの露出が増えて、今度は今までやったことのないタイプのお笑いをやる機会が増えたので、毎日が嵐の中にいるような感じにはなっています(笑)。 小田:3時のヒロインのゆめっちと同期なんですけど、我々が優勝した時にゆめっちが連絡をくれて、「自分が今どこにいるかわからなくなるよ」って。ああ、そうなのかって思って、半年くらい過ごしたら本当にその通りになりました。明日のスケジュールを把握するので精一杯。あ、ゆめっちが言っていたのは本当だったんだなって。ーーバラエティ番組での露出が増えて、実績のあるタレントさんとの仕事も増えました。 小田:MCの方がすごいなって思います。私たちが何を言ってもうまく拾ってくれて、スベるってことがないんですよ。体感としてスベったというのがあっても、拾ってもらえてなんとかしてもらって、それがすごいなって。ーーバラエティの司会者でこの人はすごいと思った人はいますか。 小田:私はくりぃむしちゅーさんです。有田(哲平)さんも上田(晋也)さんも私の末っ子っぽさをすぐ見抜いて、私が話しやすいように場を作ってくださるんです。その一瞬の判断力が凄すぎて。MCをやる人は出演者のキャラクターを瞬時に判断して何を言うか決めているんだなって。すごいなって。人間のできる技じゃないと思いますよ。 植田:私はダウンタウンの松本人志さんです。お笑い界の神として崇められているんですけど、実際お会いすると、めちゃくちゃお優しくて……。もっと怖いイメージ、会うと震え上がるんじゃないかと思っていたら、どんなMCさんよりもあたたかく迎えてくださって、本当に神なんだなって思いました。 小田:『ワイドナショー』の時、東野(幸治)さんも松本さんも何を言っても面白くなる。なんだこの状況はって思いました。ーーいつかバラエティの司会者をやってみたいと思いますか。 小田:どうなの?したいの植田は?私は「Eテレ」には出たいと思っていますけど。 植田:教育番組?私は女芸人さんがあんまりMCにはいないイメージなのでやってみたいです。ーー二人は普段、喧嘩をしたりすることはあるんですか? 植田:しょっちゅうありますね……。9、10年一緒にやっていると兄弟喧嘩みたいな感じで。小田は末っ子タイプで妹感を出すのがうまいんです。妹感出して、みんなから愛されているところはズルイなって思います(笑)。 小田:植田は逆にお姉さんぶりますよ(笑)。4つ上なんですけど、私には実際に4つ上の姉がいるので喋りやすいです。世代ギャップはあんまりないです。ーー三浦マイルドさんと交流があるとお聞きしたのですが。マイルドさんからは何かアドバイスはありましたか? 小田:マイルドさんは一ヶ月くらい前に祝勝会を開いてくださって、「遅くなってごめんな。コロナで会えなかったけど、これからは頻繁に会おうな」って。 植田:なんか、手を出されそうですね(笑)。 小田:マイルド軍団の候補生をマイルドさんが選んでいたことがあるんですけど、それも候補生が女ばっかりでした(笑)。 植田:でも笑いの価値観がすごく近くて、それでずっとマイルドさんと繋がっています。ーー女芸人さんにモテる芸人さんはいるんですか? 植田:よくみんなでそういう話をした時に名前が挙がるのは囲碁将棋さんじゃないですか。 小田:尼神インターの誠子さんたちと下ネタトークをする女性芸人のライブがあったんですけど、その前の楽屋はいっつもそんな話で盛り上がります。 植田:「抱かれたい芸人誰やろな」ってなって、誰かが「囲碁将棋さん」って言うと、「わかります!」ってみんな盛り上がるという感じです。 小田:大自然のロジャーさんとか(笑)。 植田:大御所だと若林(正恭)さんとか……(笑)。 小田:あと、設楽(統)さんじゃないですか。なんかもうそういうオーラがにじみ出ていますよね。ーー最後にライブの見所について改めてPRお願いいたします。 植田:やっとオダウエダの単独をするということで,古参の方から、『THE W』から新規で入った人に来てもらいたいです。酔狂なお笑いユーザーもライトユーザーの方もぜひ来てください。 小田:今までは小道具を使うネタしかやってこなかったんですけど、そういうの以外もやってみようって。新しいネタもやろうと思います。普段のライブで見せれないものを見せられるかなって。オズワルドさんや空気階段さんも単独ライブを経て大きな大会で優勝しているので、そんな先輩の姿を見つつ頑張らないとなって奮起しています。(取材・文:名鹿祥史)『ALC.不可説不可説転』7月2日(土) 開演:20:00(開場:19:40)会場:ルミネtheよしもと出演:オダウエダチケット料金:前売2,800円 当日3,300円チケット取り扱いFANY Ticket https://yoshimoto.funity.jp/劇場窓口
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芸能ニュース 2022年04月15日 12時10分
ジミー大西、運命変えたさんまの言葉とは 画家デビューは岡本太郎からの手紙も影響? 画業30年記念作品展、全国9会場で開催!
ジミー大西画業30年記念作品展『POP OUT』が、4月27日の東京・銀座三越会場を皮切りに、全国9会場で開催される。 >>全ての画像を見る<< 初期作品から海外移住の頃の作品、さらには新作シリーズを網羅した本作品展は、東京、北海道、大阪、愛知、福岡などを1年間かけて巡回。繊細なタッチ、大胆な構図や色使いなど、ジミーにしか描けない作品が100点以上展示されるとあって、多くの期待を寄せられている。 今回、そんな個展開催を記念してジミーにインタビューを行った。彼の人生を変えた明石家さんまの言葉とはー。ーーいよいよ作品展が開催されます。いまの率直な気持ちをお聞かせください。 思い起こせば30年……。よくぞここまで描き続けられているなと思います。ーー絵を描き始めた当初は、ここまで絵を続けられると思っていましたか? どこまで続くか……というのは考えてなかったですね。楽しみながら、文化を学びながら海外を放浪していたので、時間があれよあれよという間に過ぎてしまいました。今回、個展をさせていただくというのはありがたいことですね。ーー海外放浪で一番思い出深い出来事は? アフリカのティンガティンガ(タンザニア発のポップアート)を覚えたのが大きいです。それまでは(独学だったため)技法とかを知らなかったんですけど、“こういう描き方があんのか”って驚きましたね。ティンガティンガ村には1カ月くらいいたんですけど、“俺らより下や”と思ったんでしょうね、よくかわいがってもらいました(笑)。言葉は通じないですけど、一緒に遊んだりしましたよ。ーーそうしたさまざまな経験を経て、作品展が開催されるわけですね。 乳がんの早期発見啓発をするNPO団体が開催したアートイベントで制作した「ブレスト・キャスト」とか、2012年のGUCCI Shinjukuでの個展のために描き下ろした「ファッション」とか、小さな作品、大きな作品、絵、オブジェ……新作もあります。どうしても、(見たままを)まともに描けず、変わった形になってしまうんですよね。それが(ジミーの作品)“っぽく”なってるんやろなって思います。ーー放送作家・高須光聖さんの監修でパフォーマンスアートにもチャレンジするのだとか。 筆以外にも色んなものを使って作品を描くということですけど、どうなるか分からないですね。怖いのもありつつ、つらそうやな、っていうのもあって……未知の世界です。何をされるか分からないので、嫌なものは嫌ってはっきり言おうかと思ってます(笑)。ーー高須さんも作家で入っている『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』(日本テレビ系)“笑ってはいけない”シリーズのジミーさんも印象的です。ダウンタウンさんとの付き合いは長いんですか? ほぼ同期ですね。僕が劇場の進行係をやっていたとき、よく進行部屋に遊びにきてくれてました。ーー松本さん主宰の賞金1,000万円、参加費用100万円の“密室笑わせ合いサバイバル”『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』(Amazonプライム)にも数多く出演されています。期待の表れかと思いますがいかがですか? 僕、5回出て500万円出してるんですよ。これ以上はもういいです(笑)。みんな笑わへんから、狙いにいってもアカンし。でも、全部ネタを出す前に笑ってしまうんでね……。ーージミーさんは、ゲームが始まる前から扮装してメンバーを笑わせていらっしゃいますが、ひとつ笑いが減ってしまうのでは? みんなへの威嚇ですわ(笑)。「お前、それで1個損してるぞ」って言われるんですけど、“俺は最初からやるぞ”って気持ちを見せるためにやっています。ーー(笑)。改めて絵を描き始めたきっかけを教えてください。 売れてない頃、さんまさんのところで、(幼い頃の)IMALUちゃんと遊びながら、一緒に絵を描いていたんですよ。そしたら、さんまさんが「変わった絵を描くなぁ。紳助が番組やっとるから、俺が言うから出してもらえ」って。 その後、『EXテレビ』(読売テレビ)に出させてもらったんですけど(絵画チャリティーオークション企画)、岡本太郎さんが番組を観ていたらしくて、手紙をいただきました。それが大きなきっかけです。ーー1996年に芸能活動を休業し、海外を放浪するなど画家として活躍。その後、芸能活動を再開するも、2015年に一度休筆されています。 ぼく、描くのが遅いんですよ。時間給で計算したら380円やんと思って、しばらく休んでいました。(2020年頃に)さんまさんに「絵を描けへんのか」って聞かれたとき、時給380円だと伝えたら「人を楽しませるのに、時給は関係ないんやけどな」ってマジ顔で言われて、“そうやな”と。ーー芸能活動・画家活動をするうえで、さんまさんの存在は大きいんですね。 「人を楽しませるのが本質やで」「日頃から楽しませておかな、テレビに出たとき急に人を楽しませるのはしんどいんとちゃうか」「キャラクターを大事にせなアカン」って言われたのはよく覚えています。 “お前のキャラクターじゃないから、社員や後輩にも敬語を使いなさい”と言われたこともあったんですけど、だんだんそれが薄れてきて……。正月に、さんまさんとご一緒したとき、社員さんを呼び捨てで呼んでたら「偉そうに言うな。(教えたことを)また忘れてんな~」って注意されました。でも、“言うてまうで~”と思って。だんだん後輩に敬語を使うのが嫌になってきてます(笑)。ーーお笑いの舞台でも共演されますが、そのときのさんまさんは、やはり怖いものですか? 舞台はお客さんを楽しませようとするし、さんまさんがツッコんでくれはるやろ、って思うから緊張はしないんですけど、それよりも、2人で喫茶店におるほうが緊張するんですよ(笑)。1対1やから、(余計に)ピリッとするというか……。さんまさんやダウンタウンさんはもちろん、タモリさんも、木村拓哉さんもそうでしたけど、大スターの人ってみんなオーラがあるでしょ。それにやられてしまうんですよ。ーーいろいろなお話ありがとうございました。最後にPRメッセージをお願いします。 (年々)作風も変わってきていますし、まだ世に出てない作品もあります。そのあたりを見ていただけたら。たくさんの方に来ていただけるのが一番うれしいですね。取材・文:浜瀬将樹ジミー大西 画業30年記念 作品展「POP OUT」開催日程:2022年4月~2023年 全国巡回会期中、開催会場にて本人出演イベントを予定https://jimmy-onishi.art ※詳細・最新情報はホームページ参照
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芸能ニュース 2022年03月31日 12時10分
『R-1』レジェンド・ヒューマン中村、かまいたちの番組でバズり初のネタ本発売! ピン芸人の先輩・おいでやす小田の名言も明かす
『R-1ぐらんぷり』(現在は『R-1グランプリ』に改題)で6度のファイナリスト、『R-1ぐらんぷりクラシック~集え!歴戦の勇士たち~』初代MVPなど、賞レースで驚異的な成績を残しているピン芸人・ヒューマン中村が、31日に初のネタ本『おもしろ漢字辞典 こんな漢じでどうですか?』(KADOKAWA)を発売する。 >>全ての画像を見る<< 『かまいたちの机上の空論城』(関西テレビ)の企画をきっかけに、SNSで大バズりした漢字ネタが一冊の本に。「婚約」の日の部分が指輪ケースになっていたり、「捨」の口部分が吹き出しになって「捨てゼリフ」に変身したり……本書ではそんな遊び心あふれるオリジナル創作漢字が100個以上掲載されている。 今回、書籍出版を記念して、中村にインタビューを実施。本書のことはもちろん、かまいたちの印象や先輩ピン芸人・おいでやす小田のことなど、ざっくばらんに語ってもらった。――初のネタ本が発売です。今の心境を聞かせてください。 ピン芸人になってから、ずっとネタ本を出したかったので、やっと夢がかなったなって思います。お話がきたときは、芸人になって一番うれしい瞬間でした。――本書発売の経緯を教えてください。 昨年6月末に『かまいたちの机上の空論城』のチャレンジ企画『誰でも1日100ツイートすればどれか1つはバズる!…ハズ!』で、この創作漢字ネタを自分のTwitterに投稿しました。当時、めちゃくちゃバズりましたし、この企画が放送された後は、フォロワーも増えたので、形になるまでやってみよう、と思っていたところ、早い段階でお話をいただいたのでうれしかったです。ーー創作漢字はどのように作られるんですか? 常用漢字一覧をGoogleで検索したらブアーッと出てくるので、それを見ながら“これはこうしたらええんか”と字を見ながら作ったり、普段のネタ帳とは別に創作漢字用のネタ帳も作ったので、何個も書いてみたりして作ることが多いです。2021年は創作漢字と向き合おうと思っていたので、ネタもほとんど作ってないんですよ(笑)。形になってよかったです。ーーネタの作り方と似ている部分がありそうですがいかがですか? この漢字ネタは昔、フリップネタでやったことがあったんですけど、ドンとウケる感じではなく、納得されてしまうというか……。“笑いにならないからやめておこう”と置いといたものをTwitterにあげたらバズったんで、SNS向けやったんやな、って思いましたね。ーー書籍では、創作漢字の下に正しい漢字も記載されているので、お子さんの勉強にもいいかもしれませんね。 老若男女楽しんでいただけるものにしたいなって思っていたので、悪口とか悲しい言葉が入らないようにしていました。学校の図書室にも置いてほしいし、ヴィレッジヴァンガードにも置いてほしいです。ーー(笑)。『空論城』番組MCのかまいたち(濱家隆一、山内健司)さんの印象は? 全国的に知られるようになったのはここ数年かもしれないですけど、関西では結成1、2年目でテレビに出ていましたし、若手の劇場でもトップにいたんですよ。その頃、僕は劇場のオーディション組で、関西のテレビにも出てなかった。1年後輩でしたけど、めちゃくちゃ売れているヤツら、憧れの存在みたいな感じでした(笑)。今回、(かまいたちに)帯も頼んでいるんですけど、創作漢字もすごく面白がってくれたのでよかったです。ーーいい関係性なんですね。 “俺売れてないしバカにされてる?”っていう被害妄想で勝手にビビってはいるんですけど、すごく優しく接してくれます。いつも気さくに喋ってくれますし、昔から面白いと言ってくれていたんで、ありがたいですね。ーー中村さんといえば、『R-1ぐらんぷり』で6度のファイナリストとなりました。芸人人生を大きく変えた大会では? そうですね。当時は“年明けに予選があるから夏までにはネタを作らないといけないな”とか、毎月単独ライブやって年間100本ネタを作って……っていう『R-1』のために年間スケジュールを立てて、すべての力を注ぎ込んでいました。今回、それがなくなったことで(2021年大会より、出場資格が芸歴10年以内に変更)、どうしようかと思っていたんですけど、時間が空いたので、丸々創作漢字に注ぐことができました。ーーそんな大会で思い出に残っている年は? 決勝にいけた2011、2012、2020年ですかね。2011年は初めて決勝にいった年なんですが、正直いけると思ってなかったんですよ。準決勝ではウケたけど、売れてないし、劇場ではオーディション組やし、だからこそいけると思っていなくて……めちゃくちゃ驚きました。 2012年は1回決勝にいったプレッシャーからネタができなかったですし、つらすぎて涙が止まらなくなるくらい追い込まれていました。1カ月半くらいバイトを休んで、ひたすらネタを毎日考えていたのもあって、根性がつきましたね。この年が一番しんどかったかもしれないです。 2020年は、それまでずっと決勝にいけてなくて(2016年以降準決勝止まり)“今年こそは決勝にいくぞ”という執念でネタをブラッシュアップしていました。フリップネタと同時にコントも作っていたんですけど、コントで決勝に出たいと思っていたので、それが披露できてめっちゃうれしかったです。ーー先輩・後輩かかわらず、中村さん以外にも面白いピン芸人さんがたくさんおられます。ライバルだと思う芸人さんはいらっしゃいますか? おいでやす小田さんは、昔からずっと一緒にやってきた先輩で、ライバルというのはおこがましいですけど、気になる存在ではあります。ーー小田さんとのやりとりで印象的だったことを教えてください。 小田さんは昔からブレてなくてやっていることも変わらないんですよ。自分がこうやったら面白いというのを明確に分かっていて、それをやり続けている人でした。 僕が20代のとき「ピン芸人は30歳を超えな面白くならん」って言われたんですけど、“なんでそんなこと言うねん”って思っていました(笑)。ただ、30代になってみて“確かにそやな”と思いましたね。味が出るというか、ネタに人生が見えるというか、“後戻りできひん覚悟”みたいなものが出てくるんでしょうね。ーー今回書籍を出されましたが、今後の野望は? この本を売って、2冊目、3冊目を出したいですね。今までフリップネタをたくさん作ってきたので、それに関連するネタ本、あとは文章系の本も出したいです。 芸人としては、NGK(なんばグランド花月)などの大きな会場を単独ライブで満席にしてみたい。あと、学校に行くのが楽しくなかったとき『ナインティナインのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)とか、ラジオに救われていたので、深夜ラジオのパーソナリティもやってみたいです。――最後に本書のおすすめポイントをお願いします。 いろんな漢字ネタもそうですけど、それぞれの創作漢字に自分なりの一口エッセイ的な解説も入れたので、その解説部分も楽しんでいただけたらなって思います。取材・文:浜瀬将樹『おもしろ漢字辞典 こんな漢じでどうですか?』著者:ヒューマン中村定価:1,320円(本体1,200円+税)発売日:2022年03月31日出版社:KADOKAWA
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芸能ニュース 2022年03月25日 12時10分
“とんねるず生まれダウンタウン育ち”しずる村上、芸人人生を描いた『裸々(らら)』発売 ピース又吉や相方との出会い語る
しずる・村上純の著書『裸々(らら)』(IIV トゥーファイブ)が、3月25日に発売される。 >>全ての画像を見る<< 2003年にKAZMA※(本名・池田一真)とお笑いコンビ・しずるを結成した村上。『キングオブコント』(TBS系)で4度のファイナリスト、『爆笑レッドシアター』(フジテレビ系)のレギュラー出演のほか、個人として4冊の書籍出版や、近年ではドラマの脚本を担当するなど、書き手としても注目を浴びている。 そんな彼が今回挑戦したのが自伝的エッセイ。お笑いを志した学生時代、NSC(吉本興業の養成所)でのKAZMAとの出会い、賞レースや舞台、テレビなど、コンビとしての栄光と挫折……。まさに“赤裸々”に自分の芸人人生を描いている。 今回、書籍発売を前に村上にインタビューを実施。書籍のことはもちろん、彼が師と仰ぐピース・又吉直樹とのエピソードも語ってもらった。ーー発売おめでとうございます。メディアプラットフォーム『note』で書いていたものが、書籍となりました。本にするうえで加筆修正も行ったそうですが、特に意識したことを教えてください。 フィクションではないですが、本当のことを“本当のまま”書いても、つまらなくなってしまうなと思っていて。読んでいてリアリティがありながらも、変わった雰囲気を出したいと思っていました。コントを書くとき、“ウソの話だけどリアリティがある”というのを心がけるんですけど、それに通ずるものがあったのかもしれません。ーーコントは創作ですが、本作は自分の話です。また違った難しさがありそうですね。 そうですね。(担当者と)打ち合わせを重ねる上で、自分に酔ったような文章になると、読者の方が離れてしまうと聞いたんですけど、自分が自己陶酔するタイプだから、それを脱ぎ捨てるのが一番難儀だったかもしれないです(笑)。ーー(笑)。『裸々(らら)』では、コンビとしての活動や、KAZMAさんとのやりとりなどが丁寧に書かれています。改めてKAZMAさんの魅力はどんなところにあると思いますか? 『アメトーーク!』(テレビ朝日系)で放送された『しずる池田大好き芸人』に集約されていると思うんですけど、ほかの人がやらない無茶な方向に信じて球を投げ続けてきた結果、大暴投と言われる球が、とうとう日の目を見たなって思います。ただこれを池田が聞いたら「何が大暴投だテメェ」って言ってくる可能性はありますけど(笑)。 いま、あいつなりのストライクゾーンが、世間の人たちにハマるチャンスが訪れているじゃないですか。それは僕にはできないことなので、そういう意味ではコンビを組んでいてありがたい存在ですね。ーーKAZMAさんのことのほかにも、又吉さんとの出会いやエピソードも多く書かれていますが、村上さんにとって又吉さんはどんな存在ですか? まずは先輩であり、師匠であり、同い年なので、いい友達でもある感じです。又吉さんの懐が深いので、こちらがそう思いやすいように接してくださるのが本当にありがたいです。 あと、“自分に自信を持っていいんだ”とか、“僕が面白いと思っていることに、ちゃんと面白いって言ってくださるんだ”とか、等身大よりちょっと大きく映してくれる鏡みたいになってくださる方なんですよ。いろんな人を紹介してくださったり、いろんな機会をくださったり、又吉さんがいなかったら、今の僕はいない。かけがえのない存在です。ーー又吉さんに言われて印象に残っていることは? お客さんの前で「しずるは一生懸命かめはめ波を出そうとしている」って言ってくださったことがありました。又吉さんは、不可能なことを1%でも信じて、がむしゃらにやっている僕らを見てそう言ってくれたと思うんですけど、当時の僕は「いや、思ってないですよ。何言ってんすか」ってスカしちゃって……。これは、お笑いをやっている中で後悔しているやりとりのひとつですね。又吉さんの言語能力の高さに対し、僕の読解力のなさがこうした事態を生み出したんですけど、でも、それはしずるや僕の強みなんだなって思いました。 新人の頃、あるライブで、舞台袖にいた(元カリカ、現在はニューカリカとして不定期に活動中の)林(克治)さんが、僕らのネタを見たとき、相方の(マンボウ)やしろさんに「舞台上に昔の俺たちがいる。ウケないことを全力で信じてやっている」って言ってくれたそうで……。やしろさんも袖まで見に来て「本当だ」っておっしゃってくれたらしいんですよ。そうやって、“ウケないことを全力で信じてやる”っていうのは、又吉さんの言う「かめはめ波を出そうとしている」という言葉に通じるのかなって思います。ーー最近、ひょんなことからとんねるず・木梨憲武さんのラジオ『土曜朝6時 木梨の会。』(TBSラジオ)にご出演されました。本書でもとんねるずさんのことに触れられていますよね。 僕のお笑いに関していうと、“とんねるず生まれダウンタウン育ち”っていう意識があって、勝手にどちらも大事なお笑いの親だと思っているんですよ。ダウンタウンさん、カリカさんに憧れて吉本に入って、お二組はもちろん、ピースさんと出会って背中を追いかけて……。自分にとって大切な人はみなさん吉本なんですけど、あるとき、最初に好きになったのは、ノリさんのコントキャラだなって思い出しました。 僕、吉本には入ったんですけど、オチのある話、漫才、新喜劇、みたいなことをまったくやっていないんですよ。とんねるずさんって、おそらく「フリとボケがあって……」みたいな感覚でコントを作っていらっしゃらない。それを(その共通点を)ノリさんと話して、一緒にロケをさせてもらったときに、“この人のやることが(自分にとって)面白いと思う核だったんだ”って感じられて、すごくうれしかったですね。お会いできてよかったです。ーー本書内にて「しずる」というコンビが、今すごく“イイ状態”だと記されています。違う方向を向いていたはずのKAZMAさんと自粛期間後にやりとりした会話シーンは胸が熱くなりました。 これをたとえば7、8年前に書いていたらクソみたいな本になっていただろうし、後半ムカつく仕上がりになっていたかもしれないです。40歳という節目に書けたこと、今のタイミングで書けたことは、自分の年表においてもよかったことだなって思います。ーー今後、そんなイイ状態のしずるとしてやってみたい仕事は? 毎年、しずるの単独ライブを年に2回やっているほか、しずる、ライス、サルゴリラ、作家の中村元樹の7人でやっているユニット『メトロンズ』の公演があるので、このルーティーンを基盤とした上で、その隙間にコンビとして新しくできることや、自分の自己実現に向けて、いろいろできればいいなって思っています。ーー最後に見どころ含めてPRコメントをお願いします。 『裸々(らら)』って言ってるくらいなんで、すべてをさらけ出しました。ある意味、普段は服を着ている自分を見てもらっていますが、僕の裸に興味があったら、乳首が見たかったら……ぜひご覧ください。ーー(笑)。ありがとうございました!取材・文:浜瀬将樹『裸々(らら)』2022年3月25日(金)発売著者:村上 純定価:1,870円(10% 税込)発行 ドワンゴ/発売 KADOKAWAhttps://www.amazon.co.jp/dp/4048931032※KAZMAのZはストローク付きZ
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芸能ニュース 2022年02月18日 18時05分
「なんで今なんだ」はんにゃ川島、衝撃のがん発覚タイミング明かす 体験記『はんにゃ川島のお笑いがんサバイバー』発売、芸人仲間に強く健康診断を勧める
はんにゃ・川島ofレジェンドの著書『はんにゃ川島のお笑いがんサバイバー』(扶桑社)が2月18日に発売された。 >>全ての画像を見る<< 2014年にのちの妻となる菜月さんが妊娠し、幸せの絶頂が訪れる中、腎臓がんが発覚。本書は、そんな夫婦のやりとりから、病気を隠しての芸人活動、手術後のリハビリ生活、がんを克服した後に感じたこと、さらには相方・金田哲や菜月さんのインタビューなどが収録されている。 ただのがん体験記ではない、川島目線の“がんとの闘い方”が勉強できる本書出版を記念して、インタビューを行った。――まずは著書が発売されることについての想いを聞かせてください。 ご家族、仕事仲間、ご友人が突然がん患者になった場合、どう声をかけたらいいのか分からないという方もいると思うんですよ。本には、“がん患者さんにはこう接したらいいよ”という僕なりの考えを書いていますので、そんなみなさんのハウツー本になればいいなと思っています。――「がん検診をしてみよう」というきっかけにもなりそうです。 僕も何も体に異常がない状態で、今の奥さんにふと「1回くらい健康診断受けた方がいいんじゃない?」って言われてがんが見つかったので、この本もそうしたきっかけになってほしいですよね。2016年、がんになったことを『しくじり先生 俺みたいになるな!!』(テレビ朝日系)で公表したのですが、放送後、芸人30人くらいから“僕が行った病院を教えてほしい”って連絡があったんですよ。だから、いま、その人たちが健康でいられるのは僕のおかげです。――(笑)。どういう方々に紹介したんですか? 最初に連絡がきたのが、NON STYLEの井上裕介さん。そのほかにも、番組に出られていたオードリーの若林正恭さん、平成ノブシコブシ・吉村崇さん、あとピース・又吉直樹さんなど、いろんな方に教えましたね。――腎臓がんが見つかった経緯を教えてください。 今の奥さんに妊娠が分かったとき、サプライズでプロポーズをするために、温泉旅行に行ったんですよ。奥さんは指輪じゃなくて高級バッグがいいと言っていたので、内緒で買って、お風呂から上がったところでプロポーズしようと思っていて。 準備を整えて温泉に入った奥さんを待っていたら、健康診断をしてくれた知り合いのお医者さんから『結果が出ました。今度来るときは、マネージャーさんとご両親を連れてきてください』ってLINEがきたんです。“どういうことだ”と思って電話で確認したら「腎臓がんです」と。 これから大事なプロポーズをするのに、なんで今なんだと。そのとき、神様はいないと思ったし、いたらぶん殴ってやろうって思いましたね(笑)。これから生まれてくる子どもに、もしがん細胞が遺伝したら……だったら“生まれてこない方がいいんじゃないか”、俺が死んで奥さんにバツがつくくらいなら結婚もしない方がいいんじゃないか、って落ち込みました。 そうやって考えていると、彼女が温泉から戻ってきたので、健康診断の結果を伝えたら「お腹にいる子どもが見つけてくれたんじゃない。すごい天使だよね」って前向きな言葉を言ってくれて……。その言葉で“なんで子どもは生まれてこない方がいい”なんて思ったんだ、って反省しました。すごく救われましたね。 その流れでふすまに隠してあったバッグを見せて、中に入っていた『結婚してください』って手紙を読んでもらいました。奥さんは泣き崩れたのですが「……(プロポーズは)今じゃない」って(笑)。情報が多すぎたんだと思います。――(笑)。 がん発覚後に生まれた長女「希天(きあ)」は「“希”望を与えてくれた“天”使」という意味で名付けました。まだ娘が幼いので、その説明をしても「?」の反応なんですよ(笑)。大きくなったらちゃんと伝えたいですね。――病気発覚後から入院、退院まで、さまざまなことがあったと思いますが、奥様のそうしたポジティブな言葉で助かる部分もあったのですか? がん発覚直後、僕がどん底の顔をしていたから、“自分が強くなって救ってあげたい”って思ったらしいですね。当時奥さんは24歳。むちゃくちゃ強いですよ。 ウチの奥さんも相方もすごく普通に接してくれたんですよ。やっぱり闘病中は自分が“がん”だということを忘れたいんです。奥さんと一緒にいても、がんのことを思い出さなかったのは、非常にありがたかったです。――がんを告白した後、金田さんはどんな反応だったんですか? 金田くんには、結婚、子どもが生まれる、がんになった、ってトリプルパンチを食らわせてしまったのですが、ちゃんと「え? え? え?」って3回反応していましたね(笑)。「結婚する、子ども生まれるは分かるけど、最後はなんだ?」って。でも「手術はした方がいい」って言ってくれました。 ただ、検診も時期が大事で。僕は11月の上旬にがんが分かったんですけど、病院って、そのくらいから年末年始にかけてめっちゃ混むんですよ。だから手術どころか、検査も受けられない状態でした。みんな年越し前に体をキレイにしたいっていう思いがあるんでしょうね。そういう豆知識のようなことも本に少し書いてあります。――闘病後、がんだったことをテレビで公表されましたが、事前に周りの方には伝えていたんですか? いやほとんど言っていなかったですね。地元の友人、金田、マネージャー、吉本の役員クラスの方しか知らなかったです。あと仲いい先輩には伝えました。次長課長・河本準一さんと、宮迫博之さん。宮迫さんはセカンドオピニオンを勧めていただき、公表しない方がいいとアドバイスしてくださいました。河本さんはめっちゃ号泣してくださいましたね。――闘病していたとき、印象的だった出来事は? 入院していた時期、奥さんが朝から晩まで世話をしてくれたので、長い時間一緒にいられたんですよ。それまでは、仕事で家を空けることが多かったのに、一緒にいられる時間が長かったので、奥さんの中では「よかった」って思ってくれたらしくて。今だったら「一緒にいたくねーわ!」って言われるかもしれないですけど(笑)。 あと、今までの人生で、入院していたときが一番笑っていましたね。腹を12センチくらい切ったので、微妙に動いても痛いんですよ。「安静にしていてください」って言われているのに、ちょっとしたことが面白くて……。ウチの両親が見舞いに来たんですけど、そのとき熱が39度出てしんどい時期だったのに、眼鏡を探している父親の頭の上に、眼鏡がかかっているだけで面白くて。「そこにあんじゃねーかよ。イテテ」みたいな。そうした積み重ねもあって、(菜月さんと)2人でよく笑っていました。――2人の関係を見つめ直す時期でもあったのですね。がん公表後、生活や仕事に変化はありましたか? 180度変わりましたね。それまでは、すごく健康体で病院に行く機会がない中、急にがんになったので、“明日何が起きるのか分からない”と思うようになりました。それから悔いが残らないように、資格をいっぱい取ったり、出汁の勉強をしたり……。いろいろやりすぎて、たまに「死に急いでない?」って言われることがあります(笑)。――がんになったことで、保険や病気のことなどたくさん勉強されたと思います。特に驚いたことは? がんになる前、友達から「保険に入った方がいい」って言われていたんですけど、当時32歳というのもあったし、お金ももったいなくて入らなかったんですよ。でも、いざがんになると、思った以上に入院費がかかったり、5年保険に入れなかったり。ほかにも、入れたとしても等級が高く、5年過ぎたとしても普通の人より高い、と保険関係のことはいろいろ驚きましたね。――そうした細かい情報や川島さんが体験して感じたことが、本書に書かれているんですね。 そうですね。僕なりの意見をまとめたので、参考になったらうれしいです。今、がんは2人に1人がなってしまうと言われている病気ですが、がん=死ではないし、周りの方ががんになってしまう場合もある。この本が、そうした方々の助け舟になればなと。 “めちゃくちゃ笑えます”とは言えないですが、ちょっと面白おかしく書いているつもりなので、読みやすいとは思います(笑)。まずは、みなさん、健康診断に行ってください!(取材・文:浜瀬将樹)『はんにゃ川島のお笑いがんサバイバー』定価:1,400円+税発売日:2022年2月18日発行:扶桑社刊
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芸能ニュース 2022年02月03日 12時10分
東京03飯塚も注目、さらば森田が推す“漫才で一番面白い芸人”! シシガシラがトークライブを開催、ゲストはカナメストーン
ヨシモト∞ホールに所属する漫才師・シシガシラ(浜中英昌、脇田浩幸)の初のトークライブ『トルコキキョウ』が2月21日、ヨシモト∞ホールで開催される。 >>全ての画像を見る<< 2018年に結成したシシガシラ。いわゆる「ハゲネタ」を軸にした漫才を武器に『M-1グランプリ』に挑戦中で、2021年まで4年連続で準々決勝まで進出している。YouTubeにアップされる彼らの『M-1』予選動画は、毎年業界内で話題に。人気芸人たちが、ネクストブレイクとして期待を寄せている実力派だ。 今回、トークライブ開催を記念してインタビューを実施。漫才師・シシガシラの魅力に迫るべく話をうかがった。――今回、初のトークライブが開催されます。トーク力を磨きたいなど、何かきっかけがあったんですか? 浜中:昨年12月にヨシモト∞ホールのピラミッド(所属芸人による劇場のランキングシステム)で一番上のレギュラー組に入れたとき、スタッフさんから「何かライブをやりませんか?」と声をかけていただけたので、ずっとやりたかったトークライブをやりたいです、とお願いしました。――ゲストのカナメストーン(マセキ芸能社)さんは、もともとNSC(吉本興業の養成所)の後輩。もともと仲良かったんですか? 脇田:仲良くなったのは3年前くらいなんですよ。僕が後輩付き合いをしていないと知った浜中から「誰か、かわいがれよ!」って指示があって(笑)。ちょうど、カナメストーンのPodcastラジオ『カナメストーンのカナメちゃん村』が“めちゃくちゃ面白いな”って思っていたので、後輩づたいに声をかけさせてもらいました。食事の席を設けて「これからかわいがりたいと思っているんだけど……どうかな?」って聞いたら「もちろんいいですよ!」って。 浜中:そんなストレートに聞いたの(笑)? トークライブでは、僕からカナメストーンに聞きたいこともあるので楽しみですね。――もともとは先輩(脇田)・後輩(浜中)で、お互い6、7年ほど別コンビで活動していました。コンビ結成の経緯を教えてください。 脇田:同じタイミングで前のコンビを解散した後、浜中はピンで活動していたんですけど、僕はライブにすら出ていない状態だったんですよ。そのとき、心配してくださった先輩芸人・シマッシュレコードの嶋田(修平)さんから「理想の相手はいるんか?」って聞かれたので「僕がかわいそうに見えず、相手も悪く見えない“イジワルが似合う人”がいい」と答えたら「浜中だろ」って。そのあと、中野のおいしいステーキ屋さんに(浜中を)呼び出して「俺とどう?」って聞いたら(コンビ結成を打診したら)……断られちゃいました。おごったのに! 浜中:(笑)。 脇田:(浜中は)ポップな芸人と組みたかったらしく、僕がそれに該当しなくて(笑)。でも、1週間後、浜中から「お試しコンビという形でやってみますか」という話があったので、5カ月間、新ネタライブに出させてもらいました。そのときに、いいネタができたので、浜中から「脇田さん。お待たせしました。コンビを組みましょうか」って。僕も「いいの~? おじさんだよ~?」って返しましたね(笑)。――断ったのはポップでいきたかったから? 浜中:そうですねー。当時は一発で世に出るのがベストだと思っていたので、そういった気持ちも残しつつ、仮でコンビを組ませていただきました。 脇田:EXITみたいになりたかったらしいんですよ。――そもそもネタはどうやって作っていらっしゃるんですか? 脇田:2人で雑談をしながら作っています。僕がハゲているからこその違和感を話してみたり、浜中が「ハゲている人にこういう偏見あるんですけど、どうですか?」って聞いてきたり、お互いの視点の話をしてみて、面白い題材だと思ったら作ります。――ネタを拝見したことがあるのですが、ただの容姿イジリ漫才じゃなく、かなり緻密に作られていると感じました。ネタへのこだわりはありますか? 脇田:ほかの人がやるようなネタはやらないようにしようとは言っています。――いわゆるハゲネタに限定している状態で、生みの苦しみはあるんですか? 浜中:めちゃくちゃあります。だんだん、しんどくなってきたので、今年からハゲネタも考えつつ、それ以外の漫才も考えようか、という話をしました。――ハゲネタ以外の手ごたえはいかがでしたか? 浜中:最初、マジで脳が動かなくて、何を考えても全部ハゲにつながるんですよ(笑)。(ハゲネタで苦しんでいたはずが)こっちはこっちでまたネタを生みにくくなっていました。 脇田:プレッシャーもありましたね。どんなハゲネタをやるのか待っている人の前で違う題材のネタをやるので、めちゃくちゃウケないと成立しないというか……。「なんでハゲネタやらないの?」って言われないようにいいネタを作らないとなって。――浜中さんは、脇田さんに対して、敬語で話をされています。これは、先輩・後輩の間柄が抜けないのか、それともあえてですか? 浜中:“ハゲに敬語”が一番面白いのかなって思って(笑)。 脇田:敬語を使っているヤツが、イジリにくるんで、それが笑いのプラスアルファになるんですかね。――確かに、ため口でイジるのと敬語でイジるのとは見え方がまったく違いますね。 浜中:究極のイジリは敬語だなって(笑)。要は、めちゃくちゃナメているってことですよ。敬語なんで、“倍”ナメています。 脇田:敬語だから“イジられている”って気づくのがワンテンポ遅れるんですよ。――(笑)。では、芸人としてのお互いの魅力を教えてください。 浜中:やっぱりハゲ……。 脇田:そんなのはもちろんの上でよ? 浜中:間が独特なんで、そこはすごいなって思います。オレは“早くツッコんで!”って思うんですけど、(脇田のように)待ってツッコんだ方がウケるんで、“この人の間ってすごいんだ”って思いますね。 脇田:ネタを生んで、それを育てるんですけど、この育ての部分がめちゃくちゃウマいです。案を出すのが早いし、ウマい。――コンビとしてのターニングポイントはありましたか? 脇田:名前を出してくださるのは大きいですかね。『ゴッドタン』(テレビ東京系)で、東京03の飯塚(悟志)さんが、注目の若手芸人として僕らの名前を出してくださったり、さらば青春の光の森田(哲矢)さんが『The NIGHT』(ABEMA)で『漫才で一番面白い芸人』の1位にしてくださったり……。お二人とも面識がなかったので、“知ってくださっているんだ”って驚きました。 浜中:ほかにも、しずるの村上(純)さんは一番最初に目をつけてくださいましたし、とろサーモンの村田(秀亮)さんは「オレ、シシガシラのファンやねん。『M-1』の予選動画最高やったな」って声をかけてくださったのがきっかけで仲良くさせていただいていますし。そうやって大好きな方々が名前を出してくださるおかげで、“また1年頑張れる”っていう力になりますね。――最後にライブのPRメッセージをお願いします。 浜中:トークメインではあるのですが、1組ずつネタもやります。(ライブを通して)シシガシラの漫才はもちろん、僕らの“人”の部分や、カナメストーンとの関係性を知っていただけるのではないかと思います。 脇田:カナメストーンは平場最強なので、絶対面白くなるライブです。ぜひ来ていただきたいです。(取材・文:浜瀬将樹)シシガシラトークライブ『トルコキキョウ』ゲスト:カナメストーン(マセキ芸能社)日時:2022年2月21日(月) 20時10分開場 20時30分開演場所:ヨシモト∞ホール(配信あり)料金:前売1,800円 当日2,300円 配信1,200円チケット:FANY公式HP(https://fany.lol/)
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芸能ニュース 2021年12月24日 12時00分
高橋一生もファン「あんなできた人この世にいるんだ」嵐・松潤の裏話も YouTuberガーリィレコード、100万人目前で史上最高の挑戦を発表!
吉本興業の芸人でYouTuberとして活動中の『ガーリィレコードチャンネル』がチャンネル登録者数100万人目前(12月13日時点で93.4万人)にして『ハンバーガー1000個食べるまで終われま1000』に挑戦する。12月25日から、48時間かけてハンバーガー1000個を食べながら100万人登録をめざすというものだ。 >>全ての画像を見る<< メンバーは、コンビで活動する高井佳佑とフェニックスのガーリィレコードに、ピンで活動中の雨野宮将明と太郎が加わった4人編成。藤原竜也やアニメキャラに扮した高井が登場したり、全員でオリジナルゲームに挑戦したりするなど、さまざまな動画が話題に。編集もほぼ加えられず、ホームビデオ感満載のチャンネルとして人気を集めている。 今回、前代未聞の挑戦をする4人にインタビューを実施。業界内にもファンが多い彼らの魅力に迫った。ーーとんでもない企画ですが、誕生した経緯を教えてください。 フェニックス(以下、フェニ):一番最初は「もうちょいで(登録者数)100万人だな」って話をしていたところから始まりました。これまで『登録者数◯◯人いくまで何かをやる』みたいな企画をやったことがなかったので、マネージャーと「やってみようか」って話をしていたら、いつのまにかハンバーガー1000個食べる企画になっていましたね。ーーみなさんが大容量のカップ麺を食べたり、餃子を100個食べたりする爆食企画は人気ですよね。 高井:100から1000個って急に桁が変わっていますけどね(笑)。 太郎:なんなら僕はたこ焼きを100個食べる企画で苦戦していたのに、いきなり1000個ってゾクゾクします。 高井:最近の食べもの系の動画で、太郎が一番食えていないんで不安ですね。 太郎:苦手分野ではあるんですけど、食トレもしてますから! ガンガン食べます。 雨野宮:僕は培ってきたものでやろうかと。トレーニングは甘えだと思っているんで(笑)。 フェニ:量でいったら、食べられていないんですけど、僕、ハンバーガーがめちゃめちゃ好きなんですよ。これが決まってからも週4日くらいでハンバーガーを食べています。 太郎:好きかもしれないけど、量を食っているの見たことないからなぁ。今回それが見られると思うと、めっちゃ楽しみです。 雨野宮:(100個で苦戦しているのに)“誰が言ってんだ”って話だけど(笑)。ーーチャンネルがスタートしたのは2017年。約4年かけて100万人目前となりました。急激に伸びたきっかけなどはありますか? フェニ:『ミット持ちする米津玄師』(2018年12月31日公開)っていう動画ですかね。それが(現在)1000万回以上再生されているんですけど、アップしたタイミングも良くて。 雨野宮:ちょうど同じときに『NHK紅白歌合戦』に米津さんが出ていたり、メイウェザーと那須川天心さんが『RIZIN』で対決したり。(結果的に)それを混ぜたような動画になりました。でも、僕ら撮ったときは「なんだこれは?」って感じだったんですけどね。ーー改めて、みなさんのチャンネルの魅力って何だと思いますか? フェニ:よく言われるのは「無編集のホームビデオ感がいい」とか「学生のときの友だちと遊んでいる感じ」とは言ってくれます。 雨野宮:僕個人としては、ずっと10万人規模でやらせてもらっている感じです。100万人って一軍じゃないですか。僕らはやっぱりクラスの三軍なので……。この(自分たちの)華のなさは一軍ではないし(笑)、コソコソやっているのがいいんだと思います。 高井:“自分たちが楽しかったらいいや”って気持ちでやっていますからね。感覚としては「頑張って100万人いこう」という気持ちはなくやっていたんで。ーー俳優の高橋一生さんがみなさんのファンだそうですね。2019年に放送された『しゃべくり007』(日本テレビ系)でガーリィさんを紹介していましたが、どんな印象をお持ちですか? フェニ:『しゃべくり』の収録が終わった後、楽屋へごあいさつに行った時「この動画が好きで、これも好きで……」ってどんどん出してくれたんで、本当に好きでいてくださったんだなって思いました。 太郎:いまだに観てくださっているみたいで。僕ら『GEVODASA』っていうアパレルを出しているんですけど、動画上で販売していることを告知したら、ある日マネージャーさんが「高橋一生さんから『まだ売ってますか?』って連絡が来ました」って(笑)。高橋さんは「買いたい」とおっしゃっていたんですけど、僕らは(チャンスやプレゼントを)もらってばかりなので、その時にあった商品を全部送りました。その後も、ちゃんとお礼の返事までしてくださって……。“あんなできた人がこの世にいるんだな”って思いましたね。ーー『嵐にしやがれ』(日本テレビ系)では、みなさんが考案したゲーム『気配斬り』が紹介され、大ブームとなりました。 雨野宮:松本潤さんがめちゃめちゃハマってくれましたね。 太郎:めちゃめちゃいい人だったね。 フェニ:僕らがスタジオに行ってほかのゲストの方に説明するときも、“松潤さんこっち側なのかな?”っていうくらいしっかり説明してくれて(笑)。 高井:僕らの中でちゃんとしたルールがあるんですよ。どうしても(番組でやることで)少しルールが変わったりするんですけど、松潤さんはルールを完璧に把握されていて、めちゃくちゃうれしかったですね。ーー初めてみなさんのチャンネルをご覧になる方に向けて、おすすめの動画を教えてください。 雨野宮:(フェニ以外の)3人が運動をやっている動画(シリーズもの)ですかね。高井は運動神経がすごくよくて、太郎は鈍臭くて、僕は中間。サッカーのボレーシュートとか、デブがスーパープレイをやっている様子をスロー動画で流したりしているんですけど、高井が(想像を)超えてくるんですよ。“すごいな”ってなると思います。 フェニ:僕が個人的に観てほしいのは『火消しおならデブ』(2020年12月28日公開)ですね。屁の出そうな雨野宮にライターとろうそくを用意して、どうなるかっていう内容なんですけど、いろいろ想像できるじゃないですか。 雨野宮:一応、吉本所属の芸人よ? 大喜利がすごかったり、漫才コントを頑張ったりしている中、おならで火を消すってなに? あの動画を観た人には吉本ってバレたくない(笑)。 フェニ:まさに雨野宮が言っていた10万人規模に向けた動画だなって思います。 太郎:僕がおすすめする動画は『ブルブルマシーン炭酸早飲みデブ』(2021年11月9日公開)ですかね。ブルブルマシーンに乗って強炭酸を飲む企画なんですけど、自分の動画で久々に大笑いしました。勢いがすごいんだけど、雨野宮がなんとかやってのけるんですよ。それを(現場で)見て、涙出るほど笑ってました。 高井:僕、漫画『鬼滅の刃』の竈門炭治郎と同じ場所にアザがあって(マネを)やり始めたんですけど、それで使っていたカツラが、漫画『グラップラー刃牙』の範馬勇次郎に流用できるんじゃないかって話になったんですよ。それで防弾ガラスを破る漫画のシーンを再現した『突破する勇次郎』(2021年5月10日公開、ラップで代用)をやったら、すごく観てくださって(220万回再生突破)。ありがたいんですけど、ただ僕、その漫画を読んでないんですよ(笑)。ーーそうだったんですか! 太郎:僕たちが『刃牙』好きで勧めた感じです。 雨野宮:似てるとかじゃなくて「これ多分いけるよ」とかで(高井に)やってもらうことが多いですね。高井が、そのキャラを知らないこともあるから、ちょっとしたゆがみが生まれて面白くなっているのかなって思います。漫画『東京卍リベンジャーズ』のマイキー(佐野万次郎)をやってもらったときも、(高井が)全く読んでなくて、台詞だけ教えて「とりあえずポケットに手を突っ込んでナメた感じで喋ってくれ」って指示を出しました。 高井:僕が自発的にやっている藤原竜也さんとかMr.Childrenの桜井和寿さんとかは“モノマネ”だと思ってやっているんですけど、マイキーとか勇次郎とか、YouTubeでやり始めたものに関しては、モノマネと思ってやってないんですよ。コスプレをして僕がフザけているだけというか。ーー(笑)。最後に1000個企画の意気込みをお願いします。 雨野宮:(4等分して)きっちり250個食べ切った時点で終わりにします。絶対に無理したくない(笑)! フェニ:僕はハンバーガーが好きなので、ハンバーガーだったら勝負できるというところを見せたいです。 太郎:48時間でまるまる2日あるんですけど、食べきれなかったら僕が延長して食べます! 高井:僕は、唯一の既婚者なのにクリスマスをここにささげているわけですよ。これで1000個食べきれなかったら、奥さんと喋れなくなってしまいます。(妻からも)「絶対に食べきってきて」って言われているので、食えなきゃウソっすね。 フェニ:でも、これ25日の19時スタートだから3時間くらいで食べ切ったらクリスマス中に帰れるよ。 高井:分かりました。3時間で250個食って帰ります(笑)!(取材・文:浜瀬将樹)~100万人目前企画~ハンバーガー1000個食べるまで終われま1000開始日時:12月25日(土)19時~出演者:ガーリィレコードチャンネル(高井佳佑、フェニックス、雨野宮将明、太郎)YouTube『ガーリィレコードチャンネル』https://www.youtube.com/channel/UC6VjNLslXbb6Stl0I2MkQWA
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芸能ニュース 2021年12月23日 18時10分
「清純派なのに…」ちとせよしの、“男気”でイメージ変える!? 人気グラドルの登竜門、サガミゴム宣伝大使に最年少で就任!
Hカップグラドルのちとせよしのがコンドーム「サガミオリジナル002」の13代目宣伝大使に就任した。 >>全ての画像を見る<< ちとせは佐賀県出身。2019年に上京して本格的に芸能活動を行うが、上京以前から鉄工所勤務のかたわらグラビア活動を行うなど、ガテン系のキャリアも持つ。近年はテレビ東京系列で放送の『デカ盛りハンター』に出演し、大食いの特技を披露するなど、バラエティでの活躍も期待される。 12月9日にMEGAドン・キホーテ渋谷本店を訪問し、売り場担当者や店長にサガミゴムの売れ行き状況や購買層などについて、直接インタビューを行うなど、宣伝大使としてもすでに精力的に活動。25日には「サガミオリジナルプレゼンツ さびしんぼナイト2021」(新木場・ageHa、17時開場)にも出演予定だ。ちとせに宣伝大使就任の意気込みや、今後の芸能活動などについて話を聞いてきた。ーー今回サガミゴムオリジナルの応援大使就任。現在の心境をお聞かせください。 ちとせ:名だたる先輩グラドルの方たちが継がれてきたこの宣伝大使に今年はわたしが就任ということで、とても光栄に思います。ーー就任の話をもらった時はどういう心境だったのでしょう。 ちとせ:わたしでいいのかなという気持ちがありました。でも、サガミゴムオリジナルの宣伝大使をさせてもらえるということで、商品についていろいろと勉強もさせてもらい、今、若者の望まない妊娠件数が増えている問題など、わたしが就任することによって、もっと多くの人にそれらの問題を知ってもらえるよう頑張ろうという気になりました。ーー現在21歳。歴代で最年少の就任とのことです。 ちとせ:そうですね。わたしがやることでSNSなどで、若い人たちに向けての発信ができればいいなと思います。SNSで早速就任したことをファンにも報告したんですけど、中には「清純派なのにコンドームの宣伝ですか」という声もあったりしたんです。コンドームというといやらしいものだったり、恥ずかしいことだという、プラスでない認識を世の中がまだまだ持っているんだなということを感じたので、そういうイメージを変えていきたいです。大切なこととしてもっと見てもらえるよう努力します。ーー応援大使として、サガミゴムオリジナルのいいところを早速PRお願いいたします。 ちとせ:わたしがいいなと思った点はたくさんあるんですけど、特にいいなと思ったのが、個別包装です。業界初のブリスターパックと言うんですけど、従来の四角い包装だと開ける時にゴムに傷がついたり、取り出した後に裏表がわかりにくい点があったりしたんですけど、これは開封時にゴムを傷つけることなく開封できて、部屋が暗くても裏表がすぐわかるようになっているんです。スムーズに装着できる点がいいなと思いました。男性がコンドームをつけることはすごく女性にとっても大切な問題なんです。性感染症や妊娠の問題もあるし、わたしが宣伝大使をすることをきっかけにもっと男性の方にコンドームの知識を持って欲しいなと思います。ーーちとせさんは佐賀県出身。上京前は鉄工所勤務という経歴も持っていて、すごく面白いなと思いました。 ちとせ:わたしは男気があるってよく言われるんですけど、その佐賀県出身が影響していると思います。九州男児的なメンタルを持っているんじゃないかなと分析しているんです。九州の女性はいい意味で気が強いと感じるので、わたしもそのいい意味での気の強さを持っているんだと思います。鉄工所勤務に関しては、高校は進学校だったんですけど、大学に行ってまで学びたいことがなかったので、お金と時間がもったいないって就職の道を選んだんです。鉄工所ということで女性の社員はわたし一人だったんですけど、物怖じすることなく、普通に男性社員の中で一人頑張っていました。ーー男性の中にちとせさんのような綺麗な人が一人だとモテモテだったのでは。 ちとせ:実はそういうことはなかったんです(笑)。一番若い方で35歳とか、結婚されている方ばかりで。どちらかというと親戚の娘のような可愛がり方をされていました。ーーちとせさんはどんな男性がタイプなんですか? ちとせ:向上心と、思いやりと礼儀と男気がある男性が好きです。芸能人でかっこいいと思っている人だと吉川晃司さんとか、役所広司さんとか。吉川晃司さんはやってらっしゃる音楽も好きでよく聴きます。「KISSに撃たれて眠りたい」とかが大好きです。ーーキックボクシングや夢占いが趣味だとも聞きました。 ちとせ:夢は毎日のように見るんです。それで夢占いをして金運が上昇しているってなったら、宝くじを買いに行ったり。当たらずでしたけど(笑)。キックボクシングはまだキャリアが浅いんですけど、筋トレはずっとやっていて、50キロ背負ってスクワットができたりもします。筋トレとか、キックボクシングもやる影響で、自分より強い男性がいいなって、より強く思うようになりました。筋トレを通じて、もっと締まるところのしまった“ボンキュッボン”になりたいです。ーー大食いの特技も注目されています。 ちとせ:はい。大食いバラエティの「デカ盛りハンター」(テレビ東京系)に出演したりしていて、お寿司屋さんでサイドメニューも含めて39品食べたりしました。お寿司だけなら70貫くらい食べれるんじゃないかなって思っています。コンビにのおにぎりなら30個はいけると思います。ーー今年一年を振り返って、ちとせさんの2021年はどんな年でしたか。 ちとせ:去年よりはメディアに出る機会が増えたと思います。毎年年を越すたびに去年より頑張ろうって。そんな目標も年々クリアできていて、今年は漫画誌の表紙グラビアを飾ることもできました。グラビアのお仕事以外でも活躍できて充実した一年になったと思います。ーーグラビアを撮られる時に意識していることはありますか。 ちとせ:わたしは大食いの仕事もあって、ボディメイクが大変。大食いの前後はあんまり食べないようにしたり工夫をしています。ーーグラビア以外に今後やりたいことはありますか。 ちとせ:芸能界に入ったからには、いろんな仕事に挑戦したいです。演技のお仕事や広告の仕事ももっとやっていきたいです。来年は演技のお仕事を増やしたいです。自分とは真逆の性格の役とかをやってみたいなって。自分の人生では体験できないような人生を役を通じて演じてみたいです。プライベートだと、スキーに行きたいです。コロナ前からやっていないので、来年こそはと思っています。(取材・文:名鹿祥史)「サガミオリジナルプレゼンツ さびしんぼナイト2021」2021年12月25日(土) 18:00〜22:00http://www.sabishinbonight.com/2022年1月末に閉館決定の「新木場ageHa@STUDIO COAST」からYOUTUBE、LINE生配信出演者:NITRO MICROPHONE UNDERGROUND、ゆるふわギャンク、FNCY、Jin Dogg、CREAM、NORIKIYO、J-REXXX、Tokyo Young Vision
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