スポーツ
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スポーツ 2021年09月21日 17時30分
スターダム5★STAR GP彩羽匠がウナギ・サヤカとの異色対決を制す!「変なヤツじゃなかった」
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムが16日、東京・後楽園ホールで『5★STAR GP 2021 後楽園大会』を開催した。 第7試合では、5★STAR GP 2021 ブルー・スターズ公式リーグ戦、ウナギ・サヤカと彩羽匠が対戦。ここまでウナギの2勝3敗1分の5点に対し、マーベラスのエース彩羽は3勝1敗1分の7点と決勝進出有力候補だが、赤いベルトことワールド・オブ・スターダム王者の林下詩美、SWA世界王者の朱里との公式戦を残しており、得点を積み重ねておきたいところ。 彩羽はマーベラスのMariaをセコンドに威風堂々と入場。続いてフューチャー・オブ・スターダム王者のウナギが入場した。両者握手を交わすもウナギが蹴り上げたため、これにキレた彩羽がハイキックを放ったところで試合開始のゴング。彩羽はウナギの腕を捻り上げると、蹴りで場外へ落とす。 「上がって来い!」とリング上から挑発した彩羽は、ウナギがリングに戻るとスリーパーで捕獲。これはウナギがエスケープする。ウナギも反撃を試みるが、彩羽はキックのコンビネーションで圧倒。再びスリーパーへ。ウナギはこれもエスケープ。彩羽は打撃を緩めない。ウナギもカカト落としなどで反撃していくが、彩羽はカウンターで長与千種直伝のニールキックを決める。 コーナーに登った彩羽は、スワントーンボムもカウントは2。両者はエルボーの応酬に。彩羽はカウンターでキックを放つもこれを丸め込むウナギ。しかし、彩羽は右ハイを放つとパワーボムからライガーボムでカウント3が入り、勝ち点を9に伸ばした。試合後、彩羽はウナギの健闘を称えてからバックステージへ。 バックステージで彩羽は「粘ったね。ウナギ」と言うと、「変なヤツというのはTwitterで分かってたので、覚悟はしてたんですけど、まだキャリア何年目ですか?3年弱。最初、見た目だけかなと思ってたんですよ。まだ技が少ない中で攻め所は分かってるなと思いました」とウナギを高評価。続けて、「自分も落ち着いてはいられないんで。2点をしっかり取らなきゃいけない立場だったし、前の試合で、上谷選手が11点になってヤバイなって思ったんで。もっと早く畳みかけようと思ったら、10分も試合しちゃいました(苦笑)。でもファンの人が言うほど、変なヤツじゃなかったです。ちゃんとしたプロレスラーでした」とコメント。ケガから復帰後、久々の連戦となっているが、疲れは「全然ないです。大丈夫です」と笑顔で控室に入っていった。 彩羽匠の終盤戦が楽しみである。◆スターダム◆『5★STAR GP 2021後楽園大会』2021年9月16日東京・後楽園ホール▼5★STAR GP 2021 ブルー・スターズ公式リーグ戦(20分1本勝負)●ウナギ・サヤカ【5点】(10分34秒 エビ固め)彩羽匠【9点】○※ライガーボム(どら増田)
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スポーツ 2021年09月21日 15時30分
日本ハム戦でのOB解説に怒りの声「失礼過ぎる」 井口監督の継投策を小馬鹿に? 試合終盤のコメントに批判相次ぐ
20日に行われた日本ハム対ロッテの一戦。「0-1」で日本ハムが敗れたこの試合で解説を務めた田中幸雄氏(元日本ハム)の発言が、ネット上で物議を醸している。 >>日本ハム・斎藤佑樹の投球に「一軍復帰は絶対無理」呆れ声 致命的な欠陥を露呈? 球界OBも辛らつ指摘「どれも棒球」<< 問題となっているのは、「0-1」と日本ハム1点ビハインドの9回裏に飛び出た発言。この回は試合前時点でリーグトップの33セーブをマークしているロッテ守護神・益田直也の登板が予想されたが、井口資仁監督は益田ではなく国吉佑樹を起用。すると、マウンドに上がった国吉を見た田中氏は「おっ? チャンスじゃないですか?」と、付け入る隙がある投手だという旨をコメントした。 ただ、日本ハムはその後国吉を攻め1死一、二塁のチャンスを作ったものの、ここで打席の佐藤龍世が空振り三振、続く石井一成が左邪飛とそれぞれ凡退。結果的には得点を挙げられず敗北した。 田中氏の発言を受け、ネット上には「今のコメントは国吉を馬鹿にしてるように聞こえて不快だった」、「代役守護神の国吉、起用を決断した井口監督のどちらも舐めてて酷すぎる、正直二度と聞きたくないレベル」、「日本ハムホームの試合だから多少の贔屓は仕方ないとはいえ、あまりにも相手に失礼過ぎると思う」、「選手のことを根拠もなくただ貶すのは解説者としてどうなのか」といった苦言や批判が寄せられている。 一方、「益田と比較してチャンスがあるのは事実だろ、目くじら立てるほどじゃない」、「最近点取られてない益田が出てこなかったから自分もチャンスあるぞって気持ちだった」、「ちょっと言葉足らずな感じはあるけど、別に叩かれるような発言とは思わない」と、田中氏に理解を示すコメントも複数挙がった。 「試合後、井口監督が『体もあれなので、今週はやめておこうと(考えた)』とコンディション面を考慮し登板を回避させたことが伝えられている益田ですが、今季防御率は『1.69』で9月は同『0.00』と絶好調。一方、国吉は今季防御率『1.13』、9月は同『0.00』と数字では益田に匹敵するものの本来の役割はセットアッパーで、守護神としての登板は20日の試合で今季2度目でした。そのため、田中氏は守護神経験が浅い国吉なら益田と比べて攻略の余地があると考え『チャンス』と発言したものと思われます。ただ、チャンスと考える理由については特に言及しなかったこともあり、一部のロッテファンは敬意に欠けていると捉えてしまったようです」(野球ライター) 国吉は益田に比べ制球力に劣る面があり、K/BB(奪三振数÷与四球数で表される投手の制球力を示す指標。一般的に3.50以上なら優秀とされる)でも国吉は「1.17」、益田は「4.08」と数字に大きな開きがある。田中氏はこのあたりも含めてコメントすれば物議を醸すようなことはなかったのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年09月21日 11時30分
新日本G1タイチが同期で同い年の後藤洋央紀に快勝!「何回やっても楽しいよ」
新日本プロレスは19日、大阪・エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)で最強戦士決定戦『G1クライマックス31』Bブロック開幕戦を開催した。 第5試合では、後藤洋央紀とタイチが激突。9.5メットライフドーム大会のIWGPタッグ王座戦の因縁を引きずる両者は、熱がまだ冷めてないかのように意地をぶつけ合う。終盤、タイチは“タイチ式俺が田上”を初公開。後藤はなんとか返すが、最後はタイチが横綱式カチ上げエルボーからのブラックメフィストでカウント3。白星発進に成功している。 バックステージでタイチは「腰やっちゃった。ああ、いて!(ディーバのあべみほが心配そうにタイチの腰にアイスパックを押し当てる)後藤のヤロー、技……いててててて、何だ、あれ?いやあ、効いたぜ、あれ。なんだっけ、あれ?若い頃使ってた技。なんだっけ?(首に腕を引っかける動きをしながら)こんなことするやつあるだろ?おめえら、何にも知らねえのか、コノヤロー!何年やってんだ、この仕事!効いたぜ。なんでお前が、あんな若い頃使ってた技出してくるか知ってるぜ。オレら、同期だもんな。同期で同い年。田口も。だから昔から、後藤、田口、お前らとやるの、実は楽しいんだ。楽しんでやってんだ。意識してやったんだろ?、昔のこと、オレはよく知ってるからな。効いたぜ。明日もう、ダメかもしんないな。休場だ。親方と話し合うことしないとな。後藤、なんだかんだ言ってるけどよ、楽しいぜ、お前とやってて。デビューしたとこは違うけどよ、おんなじ年月、同じ人生の数だけ歩いてんだ、コノヤロー。後藤、田口、もっと言えば中邑真輔。もう1人、同期いたな。でも、あえて名前出さんぞ、調子乗るから。そいつのことは忘れた。来年オレら、20年じゃねえか。おっさんだな、ついに。何回やっても楽しいよ、後藤。どっちかが先にオヤジになって、老いぼれて、田口、中邑、勝負だ。誰が生き残るか。こんな 20 年迎えてオレら。楽しいよ。楽しめたよ。初戦からお前でよかった。だけどよ、やっちまったな。まあ、いい。(ゆっくり立ち上がりながら)一日一番。不惜身命。朝も稽古、夜はケイコ……誰だ、ケイコって?ただ単に(『G1』に)出てるわけじゃねえんだ。タッグ王者の(『G1』)制覇、見たことあるか?やってやるよ。それとな、鷹木ブー。鷹木ブー、お前、去年、『G1』はオレに負けてんだよ。そんなこと、なかったとは言わせねえぞ、鷹木ブー。お前もよく覚えとけ。なかったことにすんじゃねえぞ。わかったな。全勝優勝……」と同期への思いを散々話した上で、全勝優勝を誓った。◆新日本プロレス◆『G1クライマックス31』2021年9月19日大阪・エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)観衆 2188人▼『G1クライマックス31』Bブロック公式戦(30分1本勝負)●後藤洋央紀【0点】(18分30秒 片エビ固め)タイチ【2点】○※ブラックメフィスト(どら増田)
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スポーツ 2021年09月21日 11時00分
楽天・田中、後半戦未勝利は東京五輪のせい? 今シーズン最悪の投球で米球界復帰にも暗雲か
千葉ロッテはマジックナンバー点灯間近。優勝戦線の行方が見えてきたせいだろう。パ・リーグ上位チームから、クライマックスシリーズ(以下=CS)に関する話題も聞かれるようになった。 「CSに進出できる3位までに食い込めば何とかなるんじゃないか。短期決戦は『勢い』が大事。投手力の強いチームはゲームビジョンが組み立てやすいので有利になります」(プロ野球解説者) そんなCSも含めた終盤戦のキーマンになると思われていた投手が、勝てなくなってしまったのだ。東北楽天の田中将大投手だ。 >>楽天・田中、MLB時代のクセが抜けていない? 負け越し原因を経験者・藤川氏が指摘、被打率の低さから疑問も<< 「球種がバレているのか、狙い打ちされた印象です」(前出・同) 9月20日のソフトバンク戦で田中が日本復帰後のワーストとなる5失点で敗戦投手になったのは、既報通り。心配なのは、後半戦5試合に先発しているが、いまだ勝ち星を挙げていないことだ。 「田中は“秋に強いピッチャー”なんです」(米国人ライター) 米メディアの多くがそう評していた。楽天・石井一久監督もシーズン後半に近づくにつれ、調子を上げていく田中に期待していたのではないだろうか。 「田中は2019年までの米ポストシーズンマッチに8試合先発し、防御率1・76。歴代1位の被打率1・56(40イニング強)を誇っていました。『終盤戦に強い、短期決戦になったら、絶対に負けない』と言われてきました。20年ポストシーズンマッチでは炎上してしまいましたが、20-21年オフ、ニューヨークのファンが、ヤンキースが田中を強く引き止めなかったことに怒ったのはそのためです」(前出・同) 楽天の順位は3位。4位ソフトバンクとのゲーム差は「3.0」(9月20日時点)。「逃げ切れる」と予想する声も多いが、田中が勝てないままでは、肝心のCSで勝ち上がるのは難しいだろう。 米ア・リーグ中部地区のスカウトが、現在の田中をこう評していた。 「日本球界に復帰してからはスライダー系の変化球を低めに決め、打ち損じを誘うピッチングをしています。ここ最近は変化球を狙ったところに投げられなくなったようですね」 田中が登板する試合だが、実はいまだ米球界の関係者の姿がチラついている。米球界再挑戦の可能性があるからで、これに対し、NPBは「田中は2度、ポスティングシステムを経験することになるのか? ルール上は問題ないけど」と、頭を抱えていた。いや、一人の選手が同制度を複数回利用することは想定されていなかったのだ。 「そうなった時は、一応考えます」 そんな風に言葉を濁す関係者も少なくなかった。今の調子ではルール改正の必要はないが…。田中が復活すれば、ペナントレース優勝決定後のCSも楽しみがある。 「ボールの違和感が残っているのでは」(球界関係者) NPB公式球が馴染んでいないというのは考えにくい。しかし、田中は侍ジャパンのメンバーであり、東京五輪に招集された際は別メーカー製のボールを使用しなければならなかった。五輪公式球との違和感が不振の原因か? パ・リーグの終盤戦が盛り上がるかどうかは、田中の復活次第だ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年09月21日 10時55分
東京女子・沙希様の勧誘を瑞希が拒否!坂崎ユカとのコンビでプリンセスタッグ挑戦決定
東京女子プロレスが東京・新宿FACEで「TOKYO JOSHI 2021 秋~花鳥月露~」を開催。坂崎ユカ、瑞希のマジカル・シュガー・ラビッツ(以下、マジラビ)が10月9日の東京・大田区総合体育館で、NEO美威獅鬼軍の沙希様、メイ・サン=ミッシェルが保持するプリンセスタッグ王座に挑むことが決定した。 この日の新宿大会で、瑞希は原宿ぽむと組み、NEO美威獅鬼軍と激突。タッグ王者組を相手に、瑞希組もしぶとく食らいついていったが、最後は原宿が沙希様のベルサイユ式フットチョークで捕獲され、無念のギブアップ。試合後、沙希様は「そこのうさぎちゃん(瑞希)、あなたに久しぶりにお会いしたけど、数年前よりもっと輝いて見えるのは気のせいかしら。そんなそこにいるピーチクパーチク、カンの高いうるさい声の方(坂崎)とおタッグを組んでるんじゃなくて、ワタクシたちと組んでもっとおしとやかで、もっと可憐で、もっとお美しいレディにさしあげてもよろしくってよ」と勧誘。 瑞希は「行かない!」と拒否すると、「どれもこれも魅力的じゃないけど、そのベルトだけはすごく魅力的だと思うけど」と発言。セコンドに就いていた坂崎は「そうだな。いつもオマエがタッグのベルトをジャマしてきたんだ。だからマジラビがそのベルトを持つ! それで世界が平和になるんだ!」と挑戦表明。沙希様は「いいわ。あなたたち、このベルトを懸けて、お試愛してさしあげてもよろしくってよ。ワタクシたちの次のお試愛は、ちょうどお大田区お総合お体育館があるんじゃなくって!ワタクシたちにふさわしいんじゃない?あなたたち今自分たちがやった選択、発言を後悔しても遅くってよ」と受諾。坂崎は「せいぜいそのベルトを洗って待ってろよ!」と宣戦布告。 元タッグ王者のマジラビは18年8月に王座に戴冠し、6度防衛の記録を持つ実力者コンビだが、19年6月に美威獅鬼軍(沙希様、操組)に敗れて王座から陥落しているだけに、沙希様への対抗心は強いはずで、2年4か月ぶりのベルト奪還を期した。バックステージで瑞希は「(NEO美威獅鬼軍には)行かないし。瑞希が前、負けて(ベルトを)獲られてて、ずっとイヤやったんや。だから獲り返しにいきたい」と語ると、坂崎は「なかなか、こんなチャンスないから。ホントに今までの復讐を全部アイツに。マジラビの時も、みらクりあんず(中島翔子、坂崎組)の時も、いつだって(ベルトを)剥がしに来るのはアイツだから。今度はマジラビの逆襲やな」と王座奪取を宣言。 沙希様は「うさぎちゃんの方もピーチクパーチクうるさかったわよね。オカメインコ(坂崎)の方も黙っていれば、それなりに見た目はいいはずなのに、あんなピーピーピーピーうるさいと参っちゃうわ。けれどね、ワタクシたちがお大田区お総合お体育館で、あの2人のお口をチャックしてさしあげるわ」とご立腹だった。(どら増田)
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スポーツ 2021年09月20日 11時00分
大久保氏、楽天コーチ時代に敵チームから引き抜きオファー?「契約金も年俸も言いたいだけ言って」好待遇確実も固辞したワケを明かす
野球解説者の大久保博元氏が13日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。楽天一軍打撃コーチ時代に受けたソフトバンクからの電撃オファーを明かしネット上で話題となっている。 今回の動画で大久保氏は野球解説者の攝津正氏(元ソフトバンク)をゲストに迎え、ソフトバンクの待遇面をテーマにトーク。西武一軍打撃コーチ時代(2008)にソフトバンクの本拠地・福岡 Yahoo! JAPANドーム(現福岡PayPayドーム)の室内練習場の設備に驚いた話や、攝津氏が2013年の契約更改で球団から年俸4億円(推定)の提示を受けた舞台裏などについて語った。 >>ソフトB・工藤監督に楽天行きの可能性が? 大久保氏が激怒「男の気持ちを踏みにじるんですか!」 知られざる現役晩年の裏話とは<< その中で、大久保氏は楽天一軍打撃コーチに就任した2012年シーズン中に、ソフトバンク側から一軍ヘッド就任のオファーを受けたという話を明かす。その年2回目となるソフトバンクとのビジター戦(5月4~6日)のある試合前に、具体的な名前は伏せたがソフトバンクの球団幹部に話しかけられたという大久保氏。そこで「デーブ(大久保氏の愛称)さんの(打撃)理論はどうですか?」という質問をされたため、大久保氏は選手への指導方針や取り組みなどを説明したという。 すると、その幹部が突然「実は(一軍)ヘッドコーチで(来季)呼びたいんですけど…」と言ってきたため、大久保氏は「えっ!?」と驚がく。ソフトバンクとは当時の秋山幸二監督が現役・西武時代(1985-1992)の同僚であること以外に特に接点はなかったというが、幹部側からは「(秋山)監督もそういう気持ちなので…」とその秋山監督も就任を望んでいると説明されたという。 また、幹部側は「契約金も年俸も、言いたいだけ言ってください」と、もし受諾するなら大久保氏の言い値で契約を結ぶことも約束。大久保氏はこうしたソフトバンク側の姿勢に「なんじゃこの球団…」とあっけにとられたという。 ただ、大久保氏は2010年に選手への過度な指導で西武二軍打撃コーチの職を解かれた過去があるにもかかわらず、2011年オフにチームに招き入れてくれた楽天に深い恩義を感じていたという。そのため、「最初に声をかけてくれたのは、あれだけの問題を起こしたのに声をかけてくれたのは楽天さんです。(その楽天を)クビになって(ソフトバンクに)行くならいいけど(自分から)蹴っていく(選択はできない)。それだけはしたくない」と、ソフトバンク側のオファーを固辞したと語った。 大久保氏の発言を受け、ネット上には「デーブにソフトバンク行きの可能性があったなんてビックリ」、「シーズン序盤に敵コーチを引き抜こうとするなんて話は聞いたこと無い」、「楽天への不義理を理由に断るなんて熱い男だな」、「それなりに結果出した大久保の指導力に早くから目をつけてたってことか?」といった驚きの声が寄せられている。 「2011年の楽天はチーム打撃成績が『.245・53本・432得点・1140安打』という数字でしたが、大久保氏が就任した2012年は『.252・52本・491得点・1192安打』と打率、得点、安打数でそれぞれ数字を伸ばしています。相応の結果を出した大久保氏の指導力は、敵チーム側から見ても魅力的に映ったのかもしれません。また、2012年のソフトバンクは前年オフに同年19勝のホールトン(→巨人)、同16勝の和田毅(→ボルチモア・オリオールズ)、同8勝の杉内俊哉(→巨人)と先発3枚が一斉に流出した直後のシーズンだったため、投手力の低下をカバーするために打力を高めたいという思惑があった可能性も考えられます」(野球ライター) 楽天ではその後二軍監督(2013-2014)、一軍監督代行(2014)を経て、最終的には一軍監督(2015)も務めた大久保氏。もしソフトバンクのオファーを受けていれば、果たしてどのようなキャリアを歩んでいたのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について大久保博元氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCKa1VlSq1WwdSQWv4JFdgxg
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スポーツ 2021年09月19日 11時00分
巨人助っ人が同僚をボコボコに!「めちゃくちゃ血出てました」 笠原氏が二軍で震えた暴力エピソードを明かし反響
元プロ野球選手の笠原将生氏(元巨人)が13日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。巨人時代の同僚助っ人の暴力エピソードを明かしネット上で話題となっている。 今回の動画で笠原氏は現役・巨人時代(2009-2015)に共にプレーした助っ人の中で、日本球界をなめていたと自身が感じた選手をテーマにトーク。練習は手を抜く一方で練習後のマッサージはしっかり受けていたという打者や、門限を全く守らずに選手寮の寮長からよく怒られていたという投手について語った。 >>巨人投手とDeNA助っ人が怒りの睨み合い! 原監督も仰天「お前さんよく行ったな」 ビエイラの雄叫びで思い出される大騒動<< その中で、笠原氏は2009~2012年途中まで巨人に在籍した助っ人・ロメロが、二軍でしばしば他選手に暴力を振るっていたという話を暴露。ロメロは2009年2月に入団テストを経て入団し、同年7月に支配下昇格したリリーフ投手だが、笠原氏によるととにかく気性が荒く二軍でよく他選手に暴力を振るっていたという。なお、暴力の詳細や理由などについては触れていない。 中でも特にロメロに暴力を振るわれていたのが、自身と同じく2008年ドラフトを経て巨人入りした宮本武文氏だったという。目の敵にされるようになった経緯は触れなかったが、ロメロは二軍のウエートトレーニング施設でよく宮本氏に暴力を振るっていたとのこと。また、「(ロメロは身長が)2メートル(公称は1メートル96センチ)もあって、力も強くて拳もデカくて(手に負えなかった)。宮本は(臆せずに)よく立ち向かっ(てい)たと思うんですけど、めちゃくちゃ血出てました」と、抵抗した宮本氏が流血することもあったという。 「僕の中では『あんまり関わらないでおこう』って思った選手の一人」と、暴力への恐怖からロメロを敬遠していたという笠原氏。「今だったら(巨人・)中田翔的な感じで謹慎処分、外国人だから退団まであったでしょうね」と、明らかに許されない振る舞いだったと振り返った。 笠原氏の発言を受け、ネット上には「ロメロって一瞬だけ抑えやってた奴か、あいつ裏でそんなことやってたのか」、「ストレス発散のつもりかは知らないけど、同じチームの仲間をフルボッコにしてたなんて人間性を疑う」、「単に結果残せない奴よりよっぽどタチが悪いな、笠原の話も含めたら近年最悪の助っ人じゃないか?」といった驚きの声が寄せられている。 同時に、「経歴気になって調べたら、結果的には中田と同じような末路を辿ってるんだな」、「じゃあ巨人放出は暴力絡みだったって可能性もあるのか?」、「当時は『使えないから出されたのか』ぐらいにしか思わなかったが…」と、後の放出との関連を推測するコメントも複数挙がった。 「巨人時代のロメロは2011年に一時抑えを任された経験はあるものの、同年までの通算成績は『47登板・2勝3敗8ホールド11セーブ・防御率2.77』と今ひとつ。翌2012年も開幕から1登板と鳴かず飛ばずの状況の中、同年6月にソフトバンクに交換トレードされました。戦力としてほとんど機能していなかったこともあり、当時このトレード放出を不審に思うようなファンはほとんどいませんでしたが、笠原氏の話を受けてロメロも中田と同じように、同僚への暴力行為が響いて放出に至ったのではと考えているファンは少なくないようです。なお、ロメロは移籍先のソフトバンクでも『3登板・0勝0敗・防御率10.13』とサッパリのまま同年オフにクビになっています」(野球ライター) 成績的にはそれほど目立つような選手ではなかったロメロ。ただ、裏ではやりたい放題だったという笠原氏の話に驚いたファンは多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について笠原将生氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGOKBW_5opgTMC1mJR_fERQ
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スポーツ 2021年09月18日 17時30分
楽天・早川、3か月ぶり白星も手放しでは喜べない? 新人王候補が抱え続ける深刻な課題とは
昨年のドラフトや今シーズンの開幕後も話題をさらっていたルーキーが3か月ぶりに白星を手にした。東北楽天ゴールデンイーグルスの左腕、早川隆久は9月14日、4対1で勝利したオリックスバファローズ戦で7回2/3を1失点に抑え、今シーズンの8勝目を挙げた。実に6月6日の広島カープ戦以来となる勝利だった。 開幕3戦目でプロ初登板・初先発を果たし、初白星を手にすると、4月から6月にかけて破竹の6連勝を記録するなど、「黄金ルーキー」と呼ぶにふさわしい数字を残す。 だが、夏場を前に勝ち星が遠ざかる。課題は明確だった。対左打者の被打率.328(9月15日まで)という数字が表すように、左バッターに打ち込まれる場面が目立った。内角へのボールが甘く、サウスポーでありながら「対左」が大きな課題として突き付けられる。対戦相手もラインナップに左バッターを並べるなど、ウイークポイントを容赦なく攻め続けた。 そして6月下旬には登録抹消、華やかな活躍が続いたルーキーは急速に勢いを失う。 それでも、五輪での中断時には練習試合で日本代表を相手に先発マウンドに立ち、シーズン再開後もローテーションを任されるなど、首脳陣の早川への期待は決して小さくは無いことは明らかだった。シーズン再開後も結果は残せずも、背番号21はその腕を振り続けた。 そして14日のオリックス戦、首位を争うライバルとの「カード頭」での登板となったこの日、見違えるようなパフォーマンスを見せている。初回からテンポも良く、7回まで無失点に抑え、しっかりとゲームを作った。左打者の胸元へ強気に投げ込む場面も見られるなど、終始、「攻め」の投球を繰り広げていた。 「長いトンネルだったけど、皆さんの支えがあって(不振を)打開できた」 ゲーム後のお立ち台で、周囲への感謝の思いを語っている。 ライバルを相手に勝利という結果は、新人王タイトルにも希望を繋いだ。とは言え、打たれた5本の安打のうち、3本を左打者に許したことや、一人で試合を投げ切れなかった点など、まだまだ課題を残したとも言える。 熾烈なプロの世界では、開幕当初のようなセンセーショナルな活躍が続くことは難しいだろう。 だが、始まったばかりのプロキャリアにおいて、一つずつ階段を上るように成長していく先に、大きな未来に繋がることも、この日の投球で証明したのではないだろうか。若き左腕、早川隆久はその歩幅で、自身の立ち位置を固め続けていく。(佐藤文孝)
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スポーツ 2021年09月18日 11時00分
中日・与田監督が審判に激怒「ファンも納得しない」 ずさんな仕事に加え嘘も? 3日間に及んだミスジャッジ騒動
13日に行われた中日対ヤクルトの一戦。「1-0」で中日が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが二塁塁審・嶋田哲也審判の“確認不足”だった。 >>阪神のサヨナラ勝利が誤審で取り消しに!「責任を取って辞めます」審判は覚悟、監督も激怒した史上最長試合<< 問題となったのは、「1-0」と中日1点リードで迎えた9回表1死一、二塁の場面。ヤクルト・川端慎吾が放った二ゴロを捕球した中日二塁・堂上直倫はヤクルト一走・西浦直亨へのタッチを狙い、西浦が後退したため一塁へ送球したが打者走者の川端はセーフに。これにより二塁ベースを踏めば西浦は封殺という状況になり、挟殺プレーに参加した遊撃手・京田陽太は二塁ベースを踏み嶋田審判にアウトをアピールした。 ところが、嶋田審判がアウトのジャッジをしなかったため中日側は挟殺プレーを継続し、この間に三走・古賀優大が本塁にスタート。すぐに捕手・木下拓哉に送球し古賀はアウトになったが、直後に中日・与田剛監督は西浦もアウトなのではとリクエストを要求。その結果審判団は与田監督の主張を認め、西浦の二塁封殺で2アウト、古賀の本塁憤死で3アウト目が取られたと判断し試合終了とした。 ただ、これを受けたヤクルト・高津臣吾監督は、京田がベースを踏んだ時点でアウトのジャッジがされていれば、その後挟殺プレーの間に古賀が本塁に突入することはなかったとして審判団に抗議。抗議は約15分間続いたが判定は変わらなかった。 試合後、嶋田審判が「(京田が二塁)ベースを踏んだことは確認していない」と語ったことが伝えられたことから、ネット上には「目の前で京田がアピールしたのに見てないってことは無いだろ」、「選手のプレーを確認してないって、じゃあ何のための二塁塁審なんだ」と批判が噴出。一方、「また中日ヤクルト戦で審判がめちゃくちゃなことやったのか」、「2年前の騒動を思い出して嫌な気持ちになる」といったコメントも見られた。 「中日対ヤクルトのカードでは2019年4月21日の試合でも、二塁塁審の確認不足が物議を醸しています。同戦5回表1死二塁、ヤクルト・上田剛史の二飛を捕球した二塁手・堂上は、二走・雄平が飛び出しているのを見てすぐに遊撃手・京田へ送球。タイミングは完全にアウトでしたが、二塁塁審・今岡諒平審判はなぜか一塁方向を向いており京田が捕球した瞬間を見逃した上、京田のアピールを受け二塁を振り向いた後にセーフと判定。これを見た中日・与田監督は即座にベンチを飛び出し、今岡審判に詰め寄りながら抗議。その後リクエスト検証の結果アウトが認められましたが、リプレー映像が場内に流れるたびにスタンドからはどよめきが起こっていました」(野球ライター) 確認不足で試合を混乱させてしまった今岡審判だが、試合後に「(京田の捕球は)見ていました」とよそ見を否定したことから、ネット上には明らかに嘘をついているとして批判が噴出。また、中日側も今岡審判がプレーを見ていないにもかかわらず判定を下したとして、翌22日にNPB側へ意見書を提出。NPB側は同日中に意見書に回答し、「塁審(今岡審判)が打球判定の確認で他塁審とアイコンタクトしているうちに、当該プレーへの確認が遅れた」と今岡審判がプレーを見ずに判定したことを認めた。 しかし、これを受けた与田監督が「見ていましたと言っていた方が見てなかったのであれば、それに対してちゃんと答えを出さないと最終的な結論にはならない。我々だけではなくファンも納得しない」と疑念を抱いたこともあり、中日側は23日にNPB側に回答内容の再確認を要求。NPB側から翌24日に返答を受け取ると同日に会見を開いたが、中日・加藤宏幸球団代表が詳細は伏せながらも「私も監督も納得できる回答が来た」と語ったことから騒動は沈静化。なお、今岡審判に具体的な処分が下ったのかは不明となっている。 今回の一件は14日にセ・リーグの杵渕和秀統括、友寄正人審判長がヤクルト側を訪問し、高津監督に「嶋田(審判)の“バッターランナーが一塁でアウトになった”という思い込みが要因」と説明した上で謝罪。高津監督もこれを受け入れたと伝えられている。嶋田審判にも友寄審判長が「あってはいけない」と口頭で厳重注意を行ったというが、果たして騒動はこれで終結となるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年09月17日 19時30分
日本ハム・斎藤佑樹の投球に「一軍復帰は絶対無理」呆れ声 致命的な欠陥を露呈? 球界OBも辛らつ指摘「どれも棒球」
16日に行われた二軍・日本ハム対ロッテ戦。「6-2」で日本ハムが勝利したこの試合に先発した、日本ハムのプロ11年目・33歳の斎藤佑樹の投球がネット上で物議を醸している。 この日の斎藤は初回にヒット、暴投でいきなり無死二塁のピンチを招くも、二走・西巻賢二の走塁死にも助けられ辛くも無失点でしのぐ。続く2回は先頭の西川僚祐に左翼場外への特大ホームランを被弾したが、その後は失点を重ねることはなく「2回1失点・被安打2・死球1」という投球内容で降板した。 問題となっているのは斎藤が投げた球の球速。この日の斎藤はストレート(最速122キロ)、ツーシーム(同127キロ)、カットボール(同123キロ)、チェンジアップ(同123キロ)、カーブ(同112キロ)の5球種を投じたがいずれも最速は120キロ台以下。西川から被弾した場外弾も、内角121キロのツーシームを完璧に捉えられた結果だった。 >>日本ハム・斎藤、コーチの意見を完全に無視?「だからダメになった」「清宮と同じ」呆れ声 西崎氏が衝撃の光景を明かす<< 斎藤の投球を受け、ネット上には「速球も変化球も120キロ台なんてプロレベルの球速じゃないし、球速差で緩急つけられないのは致命的すぎる」、「全部の球があまりにも遅すぎる、こんな調子じゃ一軍復帰は絶対無理」、「ロッテ打者陣の打ち損じが多かっただけで、一軍では到底通用するような投球じゃない」、「OBもほぼ棒球だみたいなこと言ってたし、何かを変えないと上がり目は無さそう」といった反応が寄せられている。 「プロ野球の投手は速球が武器の本格派、変化球を主体とする軟投派など選手によって投球スタイルはそれぞれですが、どのスタイルでも持ち球の球速差、いわゆる“緩急”は打者を抑えるために必要な基本的な要素の一つとされています。今回の斎藤は各球種の球速差を見るにほとんど緩急がない投球だったと言えますが、このような投球では二軍で結果を出し、一軍に昇格するのは到底無理だと考えているファンは少なくないようです。実際、野球解説者の田村藤夫氏(元日本ハム他)も17日の『日刊スポーツ』(日刊スポーツ新聞社/電子版)の記事内で、今回の斎藤の投球について『私にはどのボールもチェンジアップに見えた』、『これでどうやってピッチングを組み立てるのだろうと感じた。表現は悪くなるが、どれも棒球に近い』と苦言を呈しています。なお、今季は開幕から二軍暮らしが続く斎藤がここからどうすれば結果を残せるのかはファンの間で様々な声が挙がっていますが、年齢的に球速アップは厳しいとして、スローカーブの習得など120キロ台の球を速く見せる工夫をするべきではという意見も見られます」(野球ライター) 16日の試合を含めた二軍成績は「10登板・3勝1敗・防御率5.40」と失点がかさんでいる斎藤。一部では「このままシーズン終了ならさすがにクビは避けられないのでは」との声も挙がっているが、残りの試合で光明を見いだすことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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