スポーツ
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スポーツ 2022年02月07日 11時00分
巨人・原監督、若手のために新助っ人獲得を決断? いわくつきの先発がもたらすメリットとは
「ビッグネーム獲得」の舞台裏には、V奪還以外の事情も隠されていたようだ。 2014年、16勝を挙げてエンゼルスの新人勝利記録も作った右腕、マット・シューメーカー投手(前サンフランシスコ・ジャイアンツ3A)の巨人入りが“内定”した。年俸額など条件面ではほぼ合意しており、後はメディカルチェックの結果を待つだけだという(2月6日時点)。 >>巨人・中田に「20キロはやり過ぎ」増量が急激すぎる? 球界OBが重大なリスクを指摘、日本ハム時代の実績から反論も<< MLB通算46勝、13年途中にメジャー昇格を果たしたベテランとしてはちょっと寂しい成績だが、「シューメーカーほどの知名度のある大物が日本球界に来るとは思わなかった」との声も多く聞かれた。 「当然、先発ローテーションで使っていくでしょう。16勝を挙げ14年には日米野球で来日しており、ホームベース周辺で揺れる独特の投球に侍ジャパンは苦しんでいました」(プロ野球解説者) 近年は故障が度重なり、苦しんでいた。メジャーリーグは新・労使協定を巡る経営サイドと選手会の話し合いが大幅に遅れており、今季の所属先がまだ決まっていない選手も多い。主力クラスなら獲得交渉の再開と同時にすぐに決まるかもしれないが、シューメーカーのように「再起」をめざす選手の交渉は後回しにされる。だったら、日本球界へ――。そんな選択がされたのかもしれない。 しかし、シューメーカー獲得に関する巨人サイドの情報を聞いてみると、「即決」ではなかったようだ。 「年明け早々、『シューメーカーを獲れるが?』の一報は入っていたようです。でも、そこから話し合いですよ」(球界関係者) 先発投手の補強は最優先事項だった。 当然、シューメーカーの近年の成績不振は原辰徳監督も知っていて、他のコーチスタッフからも「大丈夫か?」の声は出ていたという。 渉外担当者とのやり取りも何度か行われ、最終的なゴーサインを出したのは原監督だった。原監督がゴーサインを出した理由は、主に2つ。前出の関係者がこう説明する。 「シューメーカーが再起のため、必死に努力してきたそうです。一昨年、昨年の成績不振はヒザの故障からの回復をめざしていたからで、昨季後半はマイナーリーグで復活の兆しも見せていた、と。『投球に直接影響のないヒザの怪我だったから問題ない』という渉外担当の報告を受け、その努力に懸けてみようと思ったようです」 2つ目の理由は、他手投手陣にあるようだ。堀田賢慎、山崎伊織など故障明けの若手投手に期待する声も多く聞かれた。 「いや、若手投手に過度な期待はせず、慎重に育てていこうとしています。堀田、山崎らを一軍で使うのは間違いありませんが」(スポーツ紙記者) 期待の若手を登板過多にさせないための緊急補強でもあったようだ。 昨季は新外国人選手に泣かされた。コロナ禍による来日の遅延、調整不足もあったが、「契約を途中で打ち切ってまで帰国するとは思わなかった」と批判的な意見も聞かれた。その批判は新外国人選手ではなく、交渉を担当した渉外担当者に向けられていた。今回、シューメーカーの獲得を推したのも同じ担当者だという。 原監督も優勝、日本一に強い思いを持っている。復活、再起に懸けているのはシューメーカーだけではないようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年02月07日 10時50分
4月に卒業の小橋マリカがプリプリ王者の山下実優と対決に敗戦も「東京女子を引っかき回したい」
東京女子プロレスが5日、神奈川・横浜ラジアントホールで「Tokyo Joshi 2022 Winter~横浜公演~」を開催。4月17日の東京・両国KFCホールで同団体から卒業するギャルレスラーの小橋マリカが最後の地元凱旋試合で、これまで縁が深かったプリンセス・オブ・プリンセス王者の山下実優とのシングル戦で奮闘するも惜しくも敗れた。 小橋は16年1月に弱冠14歳のJCレスラーとしてデビュー。高校受験に備えた休業前の同10月29日、横浜ラジアントホールで山下を相手に“壮行試合”を行った。17年4月にJKレスラーとして戻ったが、大学受験を控え、19年5月25日の東京・北沢タウンホールを最後に再び休業。その際にもタッグマッチで山下と対戦しており、節目節目で山下と縁がある。 その後、大学に進学し、ギャル雑誌「egg」の読者モデルになった小橋は、20年10月にギャルレスラーとして復帰し、独特の個性で同団体マットを彩ってきた。しかし、「大学生のうちにやりたいことがある」との理由で今春での卒業を決めた。 約2か月後に卒業を控えた小橋は、現役の頂点王者・山下と5年ぶりに一騎打ちを行った。秘かに山下との対戦を熱望していた小橋は5分過ぎ、チョップ、エルボーの連打、レッグドロップ、駆け上がり式ブルドッキングヘッドロックを繰り出し猛攻。さらに、プロレス入り前にファンだったアブドーラ・小林(大日本プロレス)のムーブでもあるトップロープからの脳天チョップ、バカチンガー・エルボーを繰り出し、フロントネックロックで絞め上げた。なんとかエスケープした山下は、Skull Kickからアティテュード・アジャストメントをさく裂させて3カウントを奪取。 山下は「マリカ、本当にしっかり成長して。横浜でマリカとシングルができて良かった。私ももっと頑張ろうと思った」と去り行く後輩に向け、涙のマイク。小橋は「痛いとか、苦しいとかじゃない、いろんな感情が襲ってきて、不思議な気持ち。私は東京女子プロレスが大好きです。普段のお茶目な山下さんも、リング上のおっかない山下さんもどっちも大好きです。今日は勝てなかったけど、また機会があって、対角に立ってくれる時は私が山下さんを超えます」と涙で言葉に詰まりながら、思いの丈を吐露した。 バックステージで小橋は「山下さんと試合をするのは何度目でもメチャクチャしんどい。試合をする度にプロレスがさらに好きになります。山下さんを超えることはできなかったけど、心までは折られてないので。また山下さんと試合がしたいなって思ったし、大人になるにつれ、忘れてた小橋マリカが小橋マリカであるためのファイトスタイルみたいな。今日の試合で火が点いたんで、あと2か月時間があるんで、東京女子を引っかき回したい」と意欲。 一方、山下は「今回は卒業ということでメチャクチャさびしい節目になってしまって。だけど、マリカの強い気持ちも確認できたし。卒業して新たな挑戦というのは、いろんなことがあったとしても、マリカなら何度だって立ち上がって、しっかり強く生きて行けるんじゃないかと思った。本当に試合ができて良かった」と感慨深く語った。(どら増田)
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スポーツ 2022年02月06日 11時00分
「俺のこと言ってる?」大相撲、北の富士氏と舞の海氏が一触即発のバトル!? 1月場所を盛り上げたTV解説中の攻防
1月9~23日にかけ行われた大相撲1月場所(東京・両国国技館)。「13勝2敗」で優勝した関脇・御嶽海(現大関)、横綱・照ノ富士(11勝4敗)、平幕・阿炎(12勝3敗)の3名が千秋楽まで優勝争いを展開し土俵を盛り上げた。 一方、土俵外で少なからずファンの注目が集まったのが、共にNHK大相撲専属解説者を務める北の富士勝昭氏(元横綱)、舞の海秀平氏(元小結)のTV解説中の掛け合い。両名は今場所初日、千秋楽の中継でそれぞれ共演しているが、両日ともに“バトル”が勃発した。 >>大相撲、また正代戦でミス「わざとやってんのか」厳しい指摘も 八角理事長も苦言、相次ぐ差し違え・接触に引退待望論も<< 初日でまず話題となったのは、幕内前半の平幕・妙義龍対同・志摩ノ海戦後のやりとり。番組では取組前に、御嶽海が場所前の合同稽古で申し合いを行う様子をVTRで紹介。取組後、舞の海氏は「先ほど御嶽海の話が出てましたけども、北の富士さんどうですか? 9勝、11勝ときて、今場所10勝だったら大関に上げてもいいんじゃないでしょうかね?」と尋ねたが、北の富士氏は「さぁ~、知りません」とそっけない返答だった。 すると、舞の海氏は「過去に3場所で30番に満たなくても大関に昇進して、その後横綱になって大活躍している力士もいるんですよね」と、3場所計28勝で大関に昇進した北の富士氏を揶揄するような内容をコメント。これを聞いた北の富士氏は「ふふっ…」と少し笑いを漏らした後、「まさか俺のことを言ってるわけじゃないよな?」と確認。これに対し舞の海氏は「いや、北の富士さんのことです」とあっさり認めていた。 このやりとりはネット上で「完全に北の富士を煽ってて草」などと話題を呼んだが、北の富士氏はその後、幕内前半の取組が終了したタイミングで舞の海氏に“反撃”している。ここでは相撲協会・八角理事長(元横綱・北勝海)の弟子であり、その八角理事長を育てた北の富士氏にとっては孫弟子にあたる新十両・北の若が初日白星を挙げたことが紹介される。これを受け、舞の海氏は「将来は北勝海か北の富士を名乗ってほしいですね」と師匠たちのしこ名を継げるような力士になってほしいと期待を寄せた。 ただ、北の富士氏は「何言ってんの君は」、「八角に怒られるんじゃないの?」と、気が早すぎるとばかりに舞の海氏をバッサリ。ネット上のファンからは「これさっきの発言の仕返しじゃない?」と推測するコメントが寄せられた。 両名はその後千秋楽の放送で再び共演したが、東前頭2枚目・宇良対同13枚目・千代丸戦後の北の富士氏の発言をきっかけにまたしてもバトルを展開している。ここでは今場所後に三役の顔ぶれがどう変わるのかが話題となったが、北の富士氏は両小結(明生・大栄翔)が共に負け越している点に着目。その上で、「三役にいるということは難しいことだね。定着するということはね」とコメントした。 すると、続く同4枚目・隠岐の海対西前頭筆頭・霧馬山戦後、舞の海氏が「先ほど北の富士さんから『三役維持するの大変なんだね』という話が出ましたけれども、その三役から突き抜けて大関になって、さらにまたその上の横綱になったというのは、そう考えるとすごいですね北の富士さん。遊んでるだけではなく、かなり努力したんでしょうね」と北の富士氏を称賛。現役時代“夜の帝王”と称されるほど遊び好きな面もあった北の富士氏は、聞いた直後は苦笑交じりに「誰が遊んだんだ」と反論。ただ、その直後に「何とでも言ってください」とトーンダウンしたこともあり、ネット上には「自分でも遊び人だったって自覚はあるんだな」といった反応が挙がっていた。 土俵上に負けずとも劣らない盛り上がりを見せた北の富士氏と舞の海氏のバトル。一部からは「公共の電波で軽口言いあえるほどの仲なのは微笑ましい」という声も挙がっているが、次場所である3月場所(同月13~27日/大阪・エディオンアリーナ大阪)では果たしてどのような攻防を繰り広げるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年02月05日 17時30分
阪神・矢野監督だけじゃない、プロ野球監督の去就騒動 電撃休養から一転して復帰したケースも
お家騒動の新たな火種となるのだろうか。 阪神タイガースの矢野燿大監督の「退任宣言」が波紋を呼んでいる。キャンプイン前日の1月31日、今シーズン限りでの退任を発表した。異例のタイミングでの意思表明には、球団内はもちろん、ファンや関係者も驚きとして捉えるしかなかった。矢野監督自身によると、退路を断つことでシーズンへの意気込みの強さを表したとのことだが、伝統球団はこれまでにない程のネガティブな空気とともにキャンプへ突入することとなった。 指揮官の去就を巡る「不可解」な騒動は、これまでの日本球界では頻繁に起こっている。 記憶に新しい昨年10月のシーズン終盤、埼玉西武ライオンズの辻発彦監督の昨シーズン限りでの退任がメディアを通して発表されている。2季ぶりの優勝を逃し、Bクラスに低迷した責任を取っての「辞任」という報道が球界を駆け巡り、次期監督候補の名前も伝えられていた。だが、その数日後には一転して「球団側からの続投要請を受諾」と報じられることに。 チームはその後、最終戦で最下位が確定、色んな意味で後味の悪い締め括りとなった。 19年前の2003年、巨人も監督人事で揺れた。この年、故障者が続出したこともあり連覇を逃し、最終的に3位に終わった原ジャイアンツ。シーズン終盤には翌年の続投が内定していたにもかかわらず、球団内での確執などが伝えられるなど、さまざまな憶測が飛び交う泥沼状態に。結局、原監督の「辞任」という結末を迎え、原政権(第一次)はわずか2年で幕を閉じた。 1996年には、ペナント争いの最中の離脱が。オリックスブルーウェーブと激しく首位を競うなど、優勝も狙える位置につけていた日本ハムファイターズの上田利治監督(当時)が、9月に入り突然、休養を発表。就任2年目で若手も育ってきており、リーグ制覇へ向けひた走っていた矢先の名将の離脱。優勝はオリックスにさらわれ、日本ハムは2位に終わる。シーズン終了後、上田氏は監督の座に復帰している。 何れも、見守ることしかできないファンが困惑することとなったこれらの例だが、あくまでもシーズン途中からのエピソードであり、今回の阪神タイガース・矢野燿大監督のケースとはシチュエーションは大きく異なる。 騒動の発端である指揮官の一挙手一投足も含め、名門球団の2022年の動向に大いに注目が集まることは間違いなさそうだ。(佐藤文孝)
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スポーツ 2022年02月05日 11時00分
大関・正代に元白鵬が深刻な問題を指摘?「貯金が無くなってきてる」関脇転落は不可避か
1月9~23日にかけて行われた大相撲1月場所(東京・両国国技館)。関脇・御嶽海が「13勝2敗」で優勝し大関昇進を決めた一方で、苦しい戦いを強いられたのが大関・正代だった。 今場所の正代は3日目・大栄翔戦で初黒星を喫すると、8日目終了時点で「4勝4敗」と早々に優勝争いから脱落。さらに、後半7日間は「2勝5敗」と負けが込み、結局「6勝9敗」で負け越し。これにより、次場所の3月場所(大阪・エディオンアリーナ大阪)はカド番で迎えることとなった。 >>大相撲、また正代戦でミス「わざとやってんのか」厳しい指摘も 八角理事長も苦言、相次ぐ差し違え・接触に引退待望論も<< 1月場所でほとんどいいところがなかったこともあり、ネット上では次場所負け越し、関脇転落を危ぶむ声が相次いでいる。中でも、「白鵬の指摘通りなら、来場所も低迷から抜け出す可能性は低そう」、「白鵬が言ってた出稽古の貯金が無くなってるって部分は改善できそうにないしなあ」と、元横綱・白鵬(現間垣親方)の指摘を根拠とする予想は多数みられた。 白鵬は1月場所14日目に、日本相撲協会公式YouTubeチャンネルの生配信に登場。その中で、正代について「(コロナ前は)時津風部屋に皆、出稽古いってましたね。そうすると正代がいろんな関取と稽古ができたと思うんですね。その貯金がちょうど今なくなってきてるのかなって感じがしますね」と、コロナの影響で出稽古が行えなくなったことが低迷につながっているのではと主張している。 ただ、白鵬は直後に「また稽古していけば優勝できると思いますけどね。だって去年の名古屋場所14日目、(対戦前に)一番考えさせられた力士ですから。(前日は)夜眠れなかったですからね」とコメント。同戦の白鵬は二字口前付近まで下がった位置から立った後、張り手を織り交ぜ距離を取りながら追い込む相撲で勝利しているが、ここまで考えさせるほど正代は実力があるため、稽古次第では復調が可能と指摘してもいる。 「角界ではコロナの影響で部屋同士を往来しての出稽古が禁止されて約2年がたちますが、現在でも出稽古を再開するめどは立っていません。そのため、現状では他部屋の力士と稽古を行う機会は、協会が毎場所前に国技館内の相撲教習所で行っている合同稽古に限られています。ただ、この合同稽古は全ての力士が参加するわけではないため、他の横綱・大関、役力士らの参加状況次第では十分な収穫を得られない可能性はあります。また、今年に入り国内のコロナ感染者数が右肩上がりに増加し続けていることから、今後の状況次第では3月場所前の合同稽古が中止となる展開もゼロではないでしょう」(相撲ライター) 2020年9月場所で優勝し大関の座をつかむも、翌11月場所から先場所までは勝ち越し5回(うち2ケタクリアは1回)、負け越し3回と目立った成績は残せていない正代。負け越しが許されない3月場所までの稽古で、失った貯金をどこまで取り戻すことができるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について日本相撲協会の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC6ZZhovRZpUA4VafgBdECZQ
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スポーツ 2022年02月04日 20時30分
ソフトB・城島アドバイザーの苦言に疑問の声 現役捕手陣を“打力不足”とバッサリ、「昔が異常だっただけ」反論も
1日から始まったソフトバンク春季キャンプに初日から帯同している城島健司球団会長付特別アドバイザー(元ソフトバンク他)。3日に伝えられた、現球界の捕手事情についてのコメントがネット上で物議を醸している。 今キャンプでは昨季打率「.227」に終わった正捕手・甲斐拓也に精力的にアドバイスを送っている城島アドバイザー。3日に応じた取材では「プロに入ってきた選手は2割7分誰でも打てると思います。拓也が打てないなら、そんな役は引き受けませんよ」と甲斐の奮起に期待したというが、その話の流れで「捕手が打たなさすぎるんですよ。セ・リーグは(投手も含め)2人打たないのがいるようなものじゃないですか。パ・リーグだって捕手が打たなかったら8人攻撃みたいになっているでしょ?」と現役捕手陣の打力に苦言を呈したという。 >>ソフトB・甲斐の守備にファン驚愕「悪夢が蘇った」 フェンスを破壊した“深追い”が問題視されたワケは<< 今季の球界では支配下として捕手登録されている選手が全81名いるが、このうち過去に打率3割をクリアした経験を持つのはヤクルト・嶋基宏(2010/楽天時代)、西武・森友哉(2019,2021)、広島・坂倉将吾(2021)の3名のみ。この現状に城島アドバイザーは強く不満を抱いているようだ。 この城島アドバイザーの発言を受け、ネット上には「捕手が打ててないっていうのは分かる、3割とはいかなくても.260~.280ぐらいは安定して打ってほしい」、「セ・リーグだと下位でチャンス作っても、8番捕手、9番投手が凡退で無得点という光景はよくあるな」と同調の声が寄せられた。一方、「城島が活躍してた昔の時代が異常だっただけでは?」、「当時のレベルを現役捕手に求めるのは酷ではないか」との反論も多数見られた。 城島氏は現役時代にダイエー・ソフトバンク(1995-2005)、シアトル・マリナーズ(2006-2009)、阪神(2010-2012)でプレーし、打率3割を通算6回クリア。全盛期はダイエーで正捕手を張った2000年前後だが、当時は他にもヤクルト・古田敦也(3割クリア8回)、巨人・阿部慎之助(同3回)など打力に優れた捕手が複数いたことから“捕手黄金期”とも称されている。 「城島アドバイザーは捕手全盛時代の中心としてチームを攻守両面で牽引した経験から、『捕手は打って当たり前』という考えを持っているものと思われます。ただ、現在は当時とは違い“反発係数の低い、飛びにくいボールが使われている”、“投手の平均球速が上がりキャッチング面の負担が増加”、“正捕手の負担減、故障リスクを考えた捕手併用制の浸透”といった事情があるため、当時と同じレベルの打撃力を現役捕手陣に求めるのはハードルが高いのではと考えているファンも少なからずいるようです。城島氏は捕手黄金期が終わり、阿部以外に打てる捕手があまり見当たらなくなってきた2000年代後半の時代も知ってはいるはずなのですが…」(野球ライター) 3日の報道では、甲斐に対し「捕手が率残すことは特別じゃないというのを証明してほしい」とハッパをかけたことも伝えられている城島アドバイザー。一部からは「3割を求めるからには、キャンプだけじゃなくてその後もちゃんと指導してくれよ」といった声も挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年02月04日 19時35分
日本ハム・稲葉GMに「トレード探りに来たのか」の声 新庄監督の差し金説も? 突然の楽天キャンプ来訪が憶測を呼ぶ
1日からスタートした日本ハムの春季キャンプに初日から帯同している稲葉篤紀GM。4日に伝えられた動向がネット上で話題となっている。 報道によると、稲葉GMはチームのキャンプが休日だった4日、同一リーグの敵球団である楽天キャンプ地を来訪。グラウンドでのフリー打撃やブルペンでの投球練習を視察したというが、それ以外の行動や理由などを含めた本人のコメントは伝えられていない。 今キャンプの稲葉GMは、自らスイングを実演して見せるなどグラウンド上で精力的に選手を指導。一方、グラウンド外ではこれまでに特に目立った動きは伝えられていなかった。 >>元阪神・赤星氏、日本ハムの臨時コーチ受けたワケ TVで新庄監督が直オファー? 今後の阪神復帰にも影響か<< 稲葉監督の楽天キャンプ視察を受け、ネット上には「暇だから来たわけじゃないんだろうけど、一体何が目的なんだ」、「この2球団は1年前の2月にトレードやってるけど、今年も誰かトレードで獲れないか可能性探りに来たのか?」と驚きの声が相次いだ。一方、「新庄のパフォーマンスに付き合ってくれないかお願いしに来たって説はない?」、「楽天相手に何かやりたい新庄が、稲葉を使者として差し向けたのでは」と、日本ハム・新庄剛志監督の差し金ではないかと推測するコメントも多数みられた。 「新庄監督は今オフ、2月8日の練習試合で対戦する阪神・矢野燿大監督にチームを入れ替えての指揮を提案したり、同月15日に対戦予定の巨人・元木大介一軍ヘッド兼オフェンスチーフコーチに試合前の本塁打競争を持ちかけたりと、他球団相手に試合を盛り上げるプランを提案。ただ、両案はどちらも難色を示されているため実現は難しい状況です。こうした背景もあってか、新庄監督は次の提案先に楽天を選び、稲葉GMを通じて楽天・石井一久監督に何らかのプランを持ちかけたのではとみているファンも少なからずいるようです。なお、稲葉GMは石井監督とは現役時代、1995~2001年にかけヤクルトで共にプレーした間柄です」(野球ライター) 日本ハムと楽天は2月13、20日に練習試合予定が組まれているため、仮に何らかのパフォーマンスが行われるならこの2試合が有力候補といえる。ただ、一部からは「編成考えるGMが敵情視察ってそんなに珍しい話でもないだろ」、「『稲葉を他のキャンプに行かせたら休日でも話題呼べるな』ってだけの話では?」と深い意味はないのではとする声も挙がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年02月04日 17時30分
タイガー・クイーンがジャガー横田とQUEEN50周年展に登場「間違いなく世界のクイーンになる」
東京・渋谷で開催中の「QUEEN50周年展―Don’t stop me now―」に、初代タイガーマスクが生んだ女性版タイガーマスクとしてプロレス界の話題を席巻する“風林火山”タイガー・クイーンと師匠ジャガー横田が“電撃参戦”。結成50周年を迎えた伝説の世界的ロックバンド、クイーンの足跡をたどる展示会に登場した。 天才・佐山サトルが変身し英国から凱旋、日本中に大ブームを巻き起こした初代タイガーマスクは、昨年がデビュー40周年。1971年に英国で結成されたクイーンは50周年。この節目の年から開催されている展示会に初代タイガーマスクが生んだ女性版タイガーマスクが現れたのは、同じ名前を持ち、かつ入場テーマ曲にクイーンの名曲『Don’t stop me now』を使用という縁から実現したものである。※曲内には「僕は重力をものともしない虎のように空を突き抜けて飛んでいく流星」という歌詞有り。 QUEEN50周年展を見て、ジャガー横田は「曲は数多く知っていたのですが、なかなかアーティストを追いかけるというということはなかったので。でも時代を共に生きた感じがして非常に親近感が湧いています。本日この展示を見た時に思いついたことがあります。(タイガー・)クイーン、彼女のテーマ曲、『Don’t stop me now(ドント・ストップ・ミー・ナウ)』、そして『We are the champions(伝説のチャンピオン/ウィー・アー・ザ・チャンピオンズ)』の曲を聞いた時に、タイガー・クイーンの勝利の曲にしたらどうかなと考えました。次回の勝利試合からかけてもらいます。世界的な音楽アーティストのクイーン、そして彼女は(タイガー・)クイーンですから、本日両者がリンクして、思いもひとしおでした」とコメント。 また、タイガー・クイーンは今年デビュー2年目を迎えるが、「そうですね。今年は寅年ですから。佐山(サトル)先生もそうですけど、タイガー・クイーンも今年本当に(プロレス界の頂点に向かって)踏ん張ると思いますので、これからの活躍を是非楽しみにしていただきたいと思います。私は(クイーンが)どこに出ても海外に行っても恥ずかしくない選手だと思いますし、彼女ほどの能力がある選手はいないと思っています。佐山先生が生んで育て推薦する選手ですので、私も十分にバックアップしていきたいと思います」とさらなるバックアップを約束した。 さらに、音楽アーティストのクイーンのように世界に通じる選手になるか?という問いには「通じると思います。彼女の才能、そしてみなさんが宣伝していただければ、間違いなく世界のクイーンになると思います」と確信しているようで、たくさんある曲の中で『Don’t stop me now』が入場テーマ曲に選ばれた経緯は「スタッフとの話し合いで『Don’t stop me now』、この曲が最もタイガー・クイーンに合っているという直感ですね。そして、クイーン(女王)であり、チャンピオン(王者)であり、曲調、インスピレーションがバッチリ合った曲です。『Don’t stop me now』とは、「私を止めるな、(私が勝ち続ける事を)誰にも止められない」という意味なので、タイガー・クイーンの勢いは止まりません」と断言。まだまだクイーン旋風は吹き荒れるようだ。(どら増田)
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スポーツ 2022年02月04日 15時30分
ソフトB・和田「絶対無理だな」進退発言に驚きの声 引退後の指導者転身を否定? 工藤前監督らへのバッシングが影響か
野球解説者・池田親興氏(元阪神他)の公式YouTubeチャンネルに、ソフトバンクのプロ20年目・40歳の和田毅が登場。3日に投稿された動画内での発言がネット上で話題となっている。 今回の動画で和田は、現時点における自身の引き際についての考えや、今季中に達成をめざす数字などを話した。その中で、将来的な指導者転身に否定的であることを明かした。 >>ソフトB・和田の更改後コメントに驚きの声「相当なビッグマウス」 史上5人目の快挙達成を宣言、不甲斐ない先発陣への怒りも?<< 和田はこれまでダイエー・ソフトバンク(2003-2011,2016-)、ボルティモア・オリオールズ(2012-2013/マイナー)、シカゴ・カブス(2014-2015)でプレーし、昨季まで通算で「309登板・148勝82敗・防御率3.20」をマーク。実績・経験共に豊富なことから将来的な指導者転身が期待されており、本動画でも池田氏から「まだ現役だけども、(今後)勉強もするでしょうが、絶対やりたくないっていうわけではないでしょ?」と転身の意向について質問を受けた。 ただ、これに和田は「引退したらどういう気持ちなのか分からないですけど」と前置きした上で、「現段階での気持ちは、監督・コーチというのはめっちゃ大変だな、監督が一番大変ですけどコーチもすごい大変だなというのを見ていて、『いや、これもう絶対無理だな』って(思っている)」と現時点では全く考えていないことを明かした。 和田は続けて、「(やるなら)平石(洋介/西武一軍打撃コーチ)が監督で、僕が監督付(マネージャー)」とコメント。自身と同学年である平石コーチをマネージャーとしてサポートする形なら考えるという旨を口にし、池田氏を「いやそれは…やめてください」と苦笑いさせた。 この和田の発言を受け、ネット上には「実績的には申し分ないのに監督・コーチはやらないつもりなのか」、「タイトル複数(最多勝2回、最高勝率1回)持っててメジャー経験もあるから、池田さんも指導者としてその実績を活かさないのはもったいなさすぎると思ってそうだな」と驚きの声が挙がった。一方、「これ工藤監督が叩かれまくったせいじゃない?」、「あれだけ実績残した工藤監督がバッシングされてたのを見て、監督やりたいと思える選手の方が少ないんじゃないか」と、工藤公康前監督の影響を指摘するコメントも多数みられた。 「工藤前監督は昨年まで7年間ソフトバンクを率い、チームをリーグ優勝3回・日本一5回に導くなど素晴らしい結果をマーク。ただ、リーグ4位に沈んだ昨季はそれまでのように勝てなくなったことに強い不満を抱いたファンも多かったのか、ネット上では『いつまで不振の選手をスタメンで使うんだ』、『勝つ采配が出来ないならさっさと辞めろ』などとバッシングを受けていました。こうした背景もあり、和田が指導者転身に後ろ向きなのは工藤前監督が猛批判を浴びていたことも影響しているのではとみているファンも少なからずいるようです。なお、昨季のソフトバンクは工藤前監督だけでなくコーチ陣もしばしばやり玉に挙げられており、特に昨季一軍ヘッドとして入閣した小久保裕紀コーチ(現二軍監督)は『お前が来たからチームが弱くなった』などかなりたたかれていました」(野球ライター) 工藤前監督とは2016~2021年にかけ共にソフトバンクで戦った和田。チームを勝たせなければいけない重圧・ストレスと闘いながら指揮・指導する自身の姿は今のところ全くイメージできていないようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について池田親興氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC89DdDdfD-wuREdrIjnO8DA
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スポーツ 2022年02月04日 11時00分
巨人・原監督、キャンプ来訪の松坂大輔氏を利用? ブルペン視察中常に隣に居たワケは
このまま“巨人のスタッフ”になっちゃう? 2月3日、巨人キャンプ地・宮崎(宮崎県総合運動公園)に、昨季現役を引退した松坂大輔氏が現れた。テレビ朝日系の報道番組のスポーツキャスターに就任したのは既報通りであり、“解説者”としての取材は同日が3日目となる。 しかし、3日目にして、ようやく解説者になった実感を持ったのではないだろうか。 >>元西武・G.G.佐藤氏、松坂のせいでキャリアが狂った?「お前いい加減にしろ!」監督も激怒、プロ入り直後の大誤算を明かす<< 「初日は古巣・埼玉西武、2日目は福岡ソフトバンクと宮崎県内のキャンプを回っています」(スポーツ紙記者) 2日目、ソフトバンクのキャンプ地を訪れた時のことだ。 松坂氏は同級生の和田毅投手と話をしていたが、それはフェンスネット越し。新型コロナウイルスの感染防止策でグラウンドに降りて、同じ目線で語り合うことができなかったのだ。 「南郷の西武キャンプ地を訪れた時は、もっと大変でした。球団スタッフも申し訳なさそうにしていましたが、感染防止のため、選手に接近できる機会は数える程度しかありませんでした。渡辺久信GMには挨拶できたようですが」(前出・同) 巨人では歓迎されたようである。 ブルペンでは原辰徳監督が隣に座るよう招き入れ、途中、スカウト部長の水野雄仁氏もやってきて旧交を温めた。 期待の若手、堀田賢慎が3人の目線の先にあったのは既報通りだが、こんな場面も見られた。 「3人はキャッチャーの後方から見ていました。途中、原監督が堀田のいる側に移動したんですが、松坂氏を連れて行きました」(現地記者) ブルペン投球を続ける堀田の後方には、桑田真澄投手チーフコーチもいた。先に声を掛けたのは桑田コーチの方だった。 「原監督と松坂氏は第2回WBC大会で『監督・選手の関係』でした」(ベテラン記者) もちろん、巨人も感染防止対策は徹底している。松坂氏もソーシャル・ディスタンスを保っており、会話といっても二言三言しかできなかったが…。 「堀田、平内、戸郷などが松坂の視察した巨人投手です。彼らは『強い直球』を投げるので、かつては速球派で鳴らした松坂氏の目にどんな風に映ったのか、巨人首脳陣も聞いてみたいと思ったのでは」(球界関係者) この時期、選手は「筋肉痛」になるという。自主トレで体を仕上げているが、2月1日にユニフォームを着て初めて感じる独特の緊張感によるからだ。 「現役時代にお世話になった先輩、他球団の有名選手が解説者としてやって来ると、若手は緊張します。それがプラスに出ることもあれば、その反対もあります」(前出・同) 松坂に見られ、緊張していたのだろう。原監督は堀田に「7、8割の力でいいんだ」と言ってブレーキを掛けていた。 20代前半の巨人選手は松坂氏への憧れも強い。原監督は、筋肉痛でだらけそうになっていた若手に「松坂氏が見に来る」という緊張感を与え、チームの引き締めを図っていたのかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
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