スポーツ
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スポーツ 2022年05月09日 11時30分
東京女子“筋肉アイドル”才木玲佳がラストマッチ「引退撤回しようかなって思ってしまうくらい楽しかった」
東京女子プロレスが3日、東京・後楽園ホールで「YES! WONDERLAND 2022~夢の翼を広げ~」を開催。プロレスラー、筋肉アイドルとして活躍してきた才木玲佳がリングに別れを告げた。 才木は2014年12月、WRESTLE-1公式サポーター「Cheer♡(ハートマーク)1」に加入。芸能活動を行いながら、2016年3月にプロレスデビューを果たした。同6月から東京女子にレギュラー参戦し、プリンセス・オブ・プリンセス王座、プリンセスタッグ王座(パートナーは小橋マリカ)を戴冠。2017年夏には同団体の最強決定トーナメント「第4回東京プリンセスカップ」を制覇するなど、大きな足跡を残している。 その後、同団体のリングから離れ、「Cheer♡1」を卒業。2019年8月に右下顎を骨折し、以後、プロレス活動を休止。今年3月にプロレス、ボディビルからの引退を表明していたが、この日、才木は「Cheer♡1」の後輩・遠藤有栖と3分間のエキシビションマッチに臨んだ。2人は同グループでの在籍期間は重なっていないが、才木にあこがれてプロレスラーになることを志した遠藤は、デビュー前に直接指導を仰ぐなど交流を深めていた。 才木はグラウンドでのレスリングの攻防から、ドロップキック、サッカーボールキックを繰り出すなど、ブランクを感じさせないファイトぶり。得意技のキャメルクラッチに入ろうとするも、体勢を入れ替えられ、その技を継承した遠藤に絞め上げられたが、あっという間にタイムアップ。 試合後、戦友でもあった山下実優から花束、坂崎ユカから色紙を渡された才木は「2年8か月ぶりにプロレスのリングに戻ってきました。人生の中で一番短く感じる3分。やっぱ短い!足りない!プロレスは楽しいし、プロレスは大好きだなって。意外と体も覚えてるもんで、リングから離れてる時間が長かったけど、プロレスラーなんだなって実感した3分間でした。最後に対戦してくれた有栖。私の知ってる有栖じゃなくて、もう立派なプロレスラーの有栖でした。もっと有栖と戦いたいって思ったし、またこれから一緒にやってたら、どんなストーリーが紡げるんだろうって、想像も膨らんだし、ワクワクもした」とマイク。 続けて、「引退するつもりで、このリングに来たわけですけど、引退撤回しようかなって思ってしまうくらい楽しくて。だけど引退を決意したのも、悩みに悩んで決めたことだし、0か100かしかできない私の性格だから。ケジメをつける意味でも、今日私は引退します。実質3年半という短いレスラー人生ではあったんですけど、そのほとんどをこの東京女子でお世話になって、プロレスを好きにならせてくれたのも東京女子でした。離れてる間も仲間だと思ってくれていた選手も多いし、引退するって言った時に快く承諾してくれた、懐の深さと愛情の深さ、こういう東京女子だからこそ、私はこれからも大好きです」とあいさつし、10カウントゴングを聞きレスラー生活に別れを告げた。(どら増田)
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スポーツ 2022年05月09日 11時00分
巨人・大勢の初救援失敗、原因は原監督? 先発・高橋とは真逆、えこひいき起用の意図とは
試合後、巨人・原辰徳監督、桑田真澄投手チーフコーチが記者団の質疑に応えてくれた。そこから分かったのは、5月8日の試合の中に「非情」と「温情」の両方が秘められていたことだ。 「試合前、『今日は負けられない』の声がたくさん聞かれました。キャプテン・坂本勇人が右ヒザを負傷したのが、4月30日。その日から、1勝6敗(8日試合開始前時点)とチームは散々な状態です」(スポーツ紙記者) >>巨人・坂本、右ひざ故障離脱は予言されていた? 守備の師匠が懸念していた深刻な問題点とは<< 「負けられない」の気持ちは、投手起用に表れた。先発・高橋優貴を5回途中で降板させた。先取点を奪われたとは言え、1点である。2アウトまでこぎ着けており、連敗でなければ、“勉強”を兼ねて続投させていたはずだ。 桑田コーチは「もう少し投げさせてあげたかった」と話してした。原監督は降板させた5回を指して、「先頭打者のピッチャーに四球を出すようでは…」と怒っていた。また、救援の今村信貴が3連続四死球と振るわなかったことについても、「フォローできないね」と言い放っている。 坂本、菅野智之、吉川尚輝と投打の主力が欠場しており、原監督は新主将役を探していたのかもしれない。 「坂本、吉川がいなくなり、得点能力がガタ落ちです。味方投手が失点する度にチームの雰囲気も悪くなっていくので、投手が踏ん張れるかどうかが勝敗のカギになっていました」(前出・同) 投手陣の奮闘に期待していた。指揮官から非情のコメントが出た理由はこの辺にもありそうだ。 そんな「負けられない一戦」の中で、原監督が「温情」を見せたのは、ルーキー・大勢(翁田大勢)に対してだった。 逆転に成功し、1点リードで迎えた9回表、原監督は“絶対的守護神”となりつつある大勢をマウンドに送った。その大勢が初となる救援に失敗したのは既報通りだが、「非情」に徹すれば、他の投手に交代させていたはず。だが、原監督、桑田コーチともに「交代の選択肢」はなかったようだ。 「いろんな意味で勉強、次につなげることが…」 原監督がそう言えば、桑田コーチも「(今日の敗戦が)後に何勝にも変えてくれると思いますので、そこに期待したいと思います」と答えていた。 ここまで、大勢は新人とは思えないほどの安定感を見せてきた。 とは言え、大勢には「温情」で、他投手には「非情」では単なるエコ贔屓だ。チーム関係者の一人がこう反論する。 「イニングの途中で、クローザーに救援を送ることは、『クローザー失格』を意味します。その方がチームに与える影響が大きい」 大勢が連打された時点で、原監督は敗戦を覚悟したのかもしれない。しかし、守護神までは喪失したくないとし、ガマンした。守護神という、最後の砦は死守したかったのだろう。 繰り返しになるが、主将・坂本を喪失し、原巨人は全く違うチームになってしまった。中田翔の近々の昇格も伝えられるが、大勢が原監督の温情に応え、中田が坂本の代役を務められなければ、このままズルズルと落ちていくだけだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年05月09日 10時50分
ガンプロに元全日本プロレス野村直矢が参戦表明「俺が入った方がもっと熱くなると思いませんか?」
ガンバレ☆プロレスが3日、東京・後楽園ホールで「LOVE PHANTOM 2022」を開催。元全日本プロレスで世界タッグ王座を戴冠したこともある野村直矢が渡瀬瑞基とリアル・ブラッドを結成し、同14日に開催する千葉・2AWスクエア大会への参戦を熱望した。 この日のセミファイナルで渡瀬は勝村周一朗と組み、石井慧介、岩崎孝樹組との“純血ガンプロ対決”に臨んだ。試合は4人の意地と意地がぶつかり合い、まさに一進一退の熱闘となった。勝村が渡瀬のサポートに回る中、渡瀬は石井に垂直落下式ブレーンバスター、バックドロップを見舞って決めにいくが、石井が返した。20分過ぎ、岩崎が勝村を場外に排除すると、岩崎が渡瀬にタイガースプレックス2連発、ニールキックを叩き込んで3カウントを奪取。食い下がった渡瀬だが、惜しくも涙を飲んでいる。 試合後、全日本プロレスを退団した野村が現れ、「この熱い戦いを見たら、俺もこの熱い戦いに混ざりたくなりました。俺が入った方がもっと熱くなると思いませんか?ガンプロさん、5月14日の千葉で、俺と瑞基のリアル・ブラッドで試合を組んでください」とアピール。 バックステージで野村は「僕もこんな熱い戦いにシンプルに混ざりたいと思いました。5月14日から俺たち2人のリアル・ブラッドを始動させたい。注目してください」と意気込んだ。渡瀬は「ガンプロのリングだけじゃなく、いろんなリングで戦って、その中で見つけた最高の仲間。ガンプロだけじゃなくて、いろんなリングでかき回していきましょう」と呼応。 勝村は「これがガンプロですよ。もっと今の4人で、俺たちの熱さをどんどん盛り上げていきたい。人数が増えてもいいし」と話した。 ガンプロの闘いに野村が加わることにより、プロレス業界内の注目度が上がるのは間違いない。この日のメインイベントでは、今成夢人が難攻不落の“最強王者”高岩竜一を倒して、スピリット・オブ・ガンバレ世界無差別級王座を戴冠。団体の命運を懸けたビッグマッチ「WRESTLE SEKIGAHARA」(7月10日、東京・大田区総合体育館)で大家健の挑戦を受けることが決まっており、話題は尽きない。(どら増田)
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スポーツ 2022年05月06日 11時00分
場内騒然、無防備な相手を突き飛ばした力士に批判相次ぐ 大相撲3月場所、ネット上をにぎわせた土俵内外の驚きの光景
8日の初日が間近に迫る大相撲5月場所(同月8〜22日/東京・両国国技館)。関脇・若隆景が2連覇を果たすのか、それとも他力士が連覇を阻止し賜杯をつかむのかが注目されている。 先場所の3月場所(同月13〜27日/大阪・エディオンアリーナ大阪)は若隆景、平幕・高安が千秋楽まで「12勝3敗」で並び、優勝決定戦を制した若隆景が初優勝。激しい優勝争いに多くのファンが盛り上がった。先場所はそれだけでなく、TV中継映像に土俵内外で驚きの光景が映り、ファンの話題を呼んだ。 >>大関・貴景勝、勝ち越し決めるもフェンスを殴り激怒? 琴ノ若戦直後の一場面が物議、逃げ腰の相撲に失望か<< 平幕・宇良は、土俵外の珍しい場面が映り、話題となった。4日目、宇良は自身の取組に備え、2番前の大関・御嶽海対小結・隆の勝戦から土俵下で待機。すると、この一番で隆の勝をはたき込みで下した御嶽海が、勢い余って土俵下の宇良の目の前に降りてきた。 これを見た宇良は瞬時に両手を差し出すと、御嶽海を迎えるようにキャッチ。支えてもらった御嶽海は宇良の左肩を軽くポンとたたくなど感謝を伝えるようなそぶりを見せた。土俵下で待機中に落下してきた力士をよける力士は少なくないが、自分から迎えるように支える力士はほとんどいない。これを受け、ネット上には「他力士にこういう姿勢でとれるのは素晴らしい」と称賛の声が多数寄せられた。 宇良とは逆に、平幕・輝は土俵内で相手力士を危険な目に遭わせる場面が映り批判を集めている。10日目に平幕・志摩ノ海と対戦した輝は、立ち合いで志摩ノ海に先んじて勢いよく立ち上がる。ただ、行司は両者の呼吸が合ってないと判断しすぐに待ったをかけた。 ところが、行司が待ったをかけた時点ですでに志摩ノ海の目前まで接近していた輝は、そのまま中腰状態の志摩ノ海の肩を両手で思い切り押す。強烈なつっかけを受けた志摩ノ海は、土俵外まで大きく後退しながら尻もちをつき転倒。幸いにもけがなどはなかったが、場内からは大きなどよめきが起こり、ネット上には「無防備の相手を突き飛ばすのは危なすぎる」と批判が相次いだ。 13日目の十両・竜電対十両・王鵬戦では、取組中に行司が王鵬の危機を救う一幕があり称賛が相次いでいた。この一番は立ち合いから両者が組み合い互角の攻防を展開するが、竜電は王鵬のまわしの結び目付近をつかんでおり、途中でその結び目がほどけてしまう。すると行司は「待て! そのまま! そのまま! 動くな!」と叫びながら両者のまわしに手をかけ取組を中断。その後すぐに王鵬のまわしを締め直した。 行司の応急処置により、王鵬は角界では2000年を最後に起こっていない不浄負け(まわしが外れ陰部があらわになることによる反則負け)の危機を回避。取組再開後、竜電に寄り切りで敗れたが、取組後は「モロ出しを阻止した行司はグッジョブ」とたたえる声が続出した。 優勝争いだけでなく、こうした土俵内外の異例な光景もファンを盛り上げた3月場所。来る5月場所では、どんな光景が見られるだろうか、土俵外にも注目したい。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年05月05日 11時00分
ヤクルト助っ人の態度に「なんて奴だ」批判相次ぐ ロッテ・ロメロだけじゃない、味方に激怒し問題となった助っ人たち
1日に行われたロッテ対日本ハムの一戦。「3-9」でロッテが敗れたが、試合結果以上に話題となったのがロッテ先発・ロメロが見せた味方への怒りだった。 「0-2」とロッテ2点ビハインドの4回表1死二、三塁。ロメロはヌニエスの三ゴロをファンブルしこの回2個目の失策を犯した三木亮に対し、グラブを着けた右手を自分の右太ももにたたき付け怒りをあらわに。また、この直後にはマウンドに声をかけに来た三木を背中を向けたまま無視する振る舞いも見せた。 ネット上にも「目すら合わせずに無視するって相当だぞ」などと驚く声が多数寄せられたロメロ。だが、球界では過去にも味方のプレーに激怒し物議を醸した助っ人がいる。 >>ロッテ・ロメロ、予想外の大炎上に「三木がやらかしたせい」の指摘 井口監督も激怒? お粗末な守備ミス連発が物議<< ヤクルト・バーネット(現ヤクルト編成部アドバイザー)は2014年8月19日・巨人戦で、同僚助っ人・バレンティン(現メキシカンリーグ)に激怒し物議を醸した。「4-4」と両チーム同点の9回裏。この回先頭のバレンティンは遊ゴロに倒れベンチに戻った直後、凡退したことへの怒りからかヘルメットを投げ捨てそのままベンチ裏に下がろうとした。 すると、ベンチ裏に続く通路付近の席に座っていたバーネットが、何かを口走りながらバレンティンにつかみかかろうとする。周囲にいた同僚やスタッフがすぐに間に入り制止したが、ネット上には「明らかに一触即発の雰囲気だったが何があったんだ?」と困惑するファンの声が相次いだ。なお、当時の報道ではバーネットは9回表に浴びた同点タイムリーを処理したバレンティンの動きが緩慢だったことに強い不満を抱いていたことや、翌日の試合後に「昨日の影響なんてないよ。僕らはプロだからね」と遺恨は残っていないと示唆したことが伝えられている。 巨人・マイコラス(現セントルイス・カージナルス)は2016年8月28日・DeNA戦で、バッテリーを組んだ捕手・小林誠司をマウンドから怒鳴りつけ話題となった。「2-1」と巨人1点リードの6回裏無死一塁。マイコラスは筒香嘉智(現ピッツバーグ・パイレーツ)に投じた6球目の内角スライダーが外れ四球を与えたが、小林はこのスライダーを捕球した際にミットを制止させずに地面につける。すると、マイコラスはこの捕球に納得がいかなかったのか、左手のグラブで捕球するジェスチャーを見せながら小林に向かって何かを叫んだ。 この後、倉本寿彦に同点タイムリーを浴び降板となったが、ネット上では打たれたこと以上に小林を怒鳴ったことに驚く声が挙がったマイコラス。ただ、試合後の報道では「自分が冷静さを見失った。いい捕手だと思っている」と怒鳴ったことを猛省し、小林も「何とも思わない。彼はいいやつですから」と意に介していないと語ったことが報じられた。 2016年6月26日・ヤクルト対中日戦では、ヤクルト・オンドルセク(現台湾・統一)が見せた怒りが大ごとに発展している。オンドルセクは「4-1」と3点リードの9回表に登板するが、1死一、二塁で左翼手・比屋根渉(前琉球)が打球を後逸するミスを犯すなどして3失点を喫し救援に失敗。すると、9回終了後にベンチ内や裏で、比屋根を含む同僚や首脳陣に暴言を吐くなど怒りをぶちまけていたことが試合後に報じられた。 この事態を重くみた球団は同月28日にオンドルセクを無期限の自宅謹慎処分としたが、オンドルセクが29日に謝罪したことから同日付で処分を解除。ところが、オンドルセクは7月17日に球団から休暇をもらい母国アメリカに帰国すると、21日に代理人を通じて「首脳陣との対立から精神的に立ち直ることが困難」との理由で突如退団を申し出。これを受けた球団は同日付で契約を解除したが、ネット上には「勝手にキレて勝手に退団って何て奴だ」と批判が噴出した。 今回のロメロは試合後に「今は言葉がない。チームに貢献できず申し訳ない」と反省の弁が報じられた一方、足を引っ張った三木に対するコメントは伝えられていない。もし当人同士でわだかまりが生じているようなら、同僚や首脳陣がフォローに入る必要もありそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年05月04日 11時00分
大不振にあえぐ阪神、矢野監督の発言も問題に?「打てない感じには見えなかった」敵選手への嫌味が相次ぐ背景は
今季開幕戦の3月25日・ヤクルト戦から4月3日・巨人戦にかけ、セ・リーグワースト記録を更新する開幕9連敗を喫した阪神。連敗ストップ後も思うように借金は減らせておらず、チームを率いる矢野燿大監督への風当たりも弱まる気配がない。 負け試合が多いということもあり、試合後の報道ではその日の戦いについて厳しい感想を口にしたと伝えられることも少なくない矢野監督。その中には相手選手をけなしているとして、ファンの間で物議を醸した発言もある。 >>阪神・佐藤に「また手抜いたのか」批判の声 矢野監督も試合後に激怒? 敗戦招いた守備が物議<< 「0-1」で敗れた4月10日・広島戦では、広島先発・遠藤淳志へのコメントが物議を醸した。同戦の遠藤は「7.2回無失点・被安打5・四球0」と、阪神打線を散発5安打に抑えるなど好投。2回表にもらった1点の援護を降板まで守りそのまま勝利投手となった。 ただ、矢野監督は試合後「全然打てないというような感じには見えなかったんで。そこで仕留められなかったということの方がチームとしては課題かなと思う」と、遠藤を攻略するチャンスは十分にあったという見解を示す。これを受けたネット上には「抑えられたくせに馬鹿にしてんのか」といった批判が相次いだ。 1週間後の4月17日・巨人戦後には、巨人先発・赤星優志の投球への感想が問題視された。赤星はこの日2回裏に糸井嘉男に3号ソロを浴び先制を許すも、これ以外に得点は許さず。「6.2回92球1失点・被安打4・四球2」でクオリティ・スタート(QS/6回以上を投げ自責点3以下)をクリアし今季2勝目をマークした。 しかし、矢野監督は「1-3」で敗れた試合後、この日の赤星について「めちゃくちゃいいコースに決まっているかというと、そんな感じには見えなかった」と、制球がそれほど安定しているようには見えなかったとコメント。多くのファンが「負け惜しみにしか聞こえない」などと苦言を呈した。なお、この日の赤星はストライク率約60%(ストライク55球、ボール37球)と、一般的に理想とされる65%には届かずも大きく制球を乱していたわけではなかった。 矢野監督は4月20日・DeNA戦でも、DeNA・ソトへのコメントがファンの不興を買っている。9回裏終了まで両チーム得点を挙げられないまま延長戦に突入したこの試合で、延長10回裏に先頭のソトが阪神4番手・浜地真澄が投じた4球目の高めストレートを強振。打球は右翼ポール際に飛び込む劇的なサヨナラ弾となった。 見逃せばボールのような球を見事に打ち返し試合を決めたソト。ただ、矢野監督は「普通のライトフライだと思ったけどね」とスタンドまで届く当たりには見えなかったと言い放ち、ネット上には「大した打球じゃないって言い草は見苦しすぎる」とブーイングが渦巻いた。 最近では他球団の監督が相手をほめる試合後コメントを残すたびに、「この姿勢を矢野も見習え」といった苦言を浴びせられてもいる矢野監督。敵選手を軽んじるような発言には、昨季はヤクルトと最終盤まで優勝を争ったチームに対し「お前たちの実力はこんなものじゃない」と活を入れる意味合いもあるものと思われるが、このような姿勢が今後変わることは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年05月03日 11時00分
巨人有利の死球宣告にヤクルト投手が激怒! 思わず“土下座”した選手も? プロ野球序盤戦、物議を醸した審判への抗議
3月25日に開幕し約1カ月が経過したプロ野球。リーグ優勝、Aクラス入りといった目標達成をかけ、セ・パ両リーグで各チームが連日熱戦を繰り広げている。 日々行われる試合ではチームに勝利をもたらすため、闘志や感情をむき出しにした全力プレーを見せファンの支持を集めている選手は少なくない。ただ、こうした気持ちが行き過ぎたのか、ここまでの試合では審判の判定に盾つくような態度を見せたとしてネット上をざわつかせた選手もいる。 >>阪神のサヨナラ勝利が誤審で取り消しに!「責任を取って辞めます」審判は覚悟、監督も激怒した史上最長試合<< DeNA・大和は、審判のストライク判定に対して露骨に不満を示し物議を醸した。3月29日・DeNA対中日戦4回表1死。打席に立った大和はフルカウントから変化球を見送ったが、審判はこの球をストライクと判定。すると、見逃し三振となった大和は「ボールだろ」と言わんばかりに首をかしげた後、左手に持ったバットで地面に線を引くような動作を見せた。 球界ではバットを用いてボールの軌道をアピールする行為は、審判に対する侮辱で即退場となる。大和も即座に審判から退場を宣告され、ネット上には「あきらかに審判に喧嘩売っててヤバすぎる」などと驚く声が相次いだ。なお、大和は試合翌日にNPBから厳重注意と制裁金10万円の処分を科されたことが発表されている。 4月10日・ヤクルト対巨人戦では、ヤクルト・高橋奎二が審判の死球宣告に強い憤りを見せ注目を集めている。9回裏1死三塁で高橋は打席の巨人・廣岡大志に対しカウント「0-1」から内角高めにストレートを投じたが、廣岡は胸元付近に来たボールに対し体を背けつつも、左肘を下げボールの軌道上に差し出すような動きを見せる。そのまま左肘にボールを受けた廣岡に審判は死球を宣告した。 この直後、高橋は左肘を前に差し出すジェスチャーを交え、廣岡が故意にボールに当たりにいったのではと審判に猛アピール。また、アピールが認められなかった後も廣岡に対し謝罪は一切せず、逆ににらみ付けるような表情を見せるなどかなり憤っていた。これを受けたネット上には荒ぶる高橋の姿への驚きと共に、姑息なプレーだと廣岡を批判するコメントも多数寄せられた。 4月16日・日本ハム対ロッテ戦では、日本ハム・伊藤大海が審判のボール判定に対して見せたリアクションが話題となった。5回裏2死一塁の場面でロッテ・レアードを打席に迎えた伊藤は、カウント「1-2」からストレートを外角低めに投じる。伊藤はストライクと確信したのか、ボールが捕手のミットに収まった瞬間にガッツボーズを見せたが、審判はこの球をボールと判定した。 すると伊藤は苦笑いを浮かべながらその場に両膝から崩れ落ちると、そのまま頭まで地面につけ土下座のような体勢に。ネット上では「顔は笑ってるけど静かな怒りを感じる」と驚きの声が相次いだ。なお、報道によると伊藤は試合後に「『あ、ボールかー』と思って。僕、もうガッツポーズしちゃってたので、顔を表に向けられない状態だった。審判さんに怒られちゃいましたけど、全然審判に(何かを思う)とかじゃなくて、恥ずかしさが勝ったってだけです」、「フィールドでも謝って、帰ってからも謝り倒しました」と、“土下座ポーズ”の真相や審判に注意され謝罪した旨を語ったという。 内容次第では試合の勝敗はもちろん、選手のキャリアや年俸にも影響を及ぼす要素となり得る審判の判定。それだけに、判定内容に異を唱えた大和ら3選手の行動はある意味では当然といえるだろう。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年05月02日 20時30分
ロッテ・佐々木、今週末の一軍復帰は早すぎる?「もう1カードずらすべき」ソフトB戦投入に心配相次ぐワケ
疲労回復・故障予防を理由に4月25日から登録を抹消されているロッテのプロ3年目・20歳の佐々木朗希。5月6〜8日の対ソフトバンク3連戦で復帰する見通しとなったと2日、複数メディアが報じた。 報道によると、佐々木は本拠地・ZOZOマリンスタジアムで行われた一軍投手練習に参加し、キャッチボールや体幹トレーニングといった練習メニューを消化。疲労の色などは全く見えなかったことから、井口資仁監督が4月29日に明かした「(来)週末になると思う」という起用方針通りに、6〜8日の本拠地3連戦で復帰する公算が極めて高くなったという。 佐々木は抹消前日に登板した24日・オリックス戦2回裏2死一塁で、ボール判定に苦笑いを浮かべたことを問題視した白井一行球審に詰め寄られたことが球界内外で話題に。一部ファンからはメンタル面へのダメージを心配する声も挙がっていたが、詰め寄り騒動の影響もほとんどないようだ。 >>ロッテ・佐々木に詰め寄った審判、物議を醸したトラブルは過去にも 「なんやその態度は!」阪神監督を激怒させた不可解判定<< 佐々木の今週末復帰報道を受け、ネット上には「監督の方針通りに復帰できるようで安心した」、「再登録可能なのが5日からだから、ほぼ最短で復帰できそうってことだな」、「リフレッシュを経てどんな投球を見せてくれるのか楽しみ」と喜びの声が寄せられた。 一方、「ソフトバンク相手に復帰は怖い、もう1カードずらすべきでは」、「打線かなり調子よさげだし打ち込まれそうな気しかしない」、「井口監督はソフトバンクよりも、相性いい次カード楽天戦に佐々木を投入する方がいいんじゃないか」とソフトバンク相手の復帰に心配を寄せるコメントも多数見られた。 「佐々木はこれまでソフトバンクとは2021年6月24日の1度だけ対戦経験がありますが、同戦では『5.1回3失点・被安打5・四球1』と攻略されプロ初黒星をつけられています。これに加えて、現在のソフトバンクは1日・楽天戦までの直近10試合で計106安打と打線好調であることから、苦しい復帰登板になってしまうのではと懸念しているファンも少なからずいるようです。また、こうしたファンの間ではソフトバンク3連戦後に対戦が予定される楽天(8~10日)に対し、佐々木が通算で『4登板・1勝0敗・防御率2.42』と好相性であることから、復帰カードを1つ後ろにずらすべきではという意見も挙がっています」(野球ライター) 週末のソフトB3連戦はゴールデンウィーク期間中に本拠地で行われるカードであることを踏まえると、集客面も考えて佐々木を同カードで復帰させる方針をとったものと思われる井口監督。好調ソフトバンク打線相手への投入は果たして吉と出るのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年05月02日 18時30分
DeNA、宮崎離脱で“5番・サード”問題が勃発 穴埋めが期待されるバックアップメンバーは
横浜スタジアムで行われた4月19日のタイガース戦、8回にこの日4安打目を放った絶好調の宮崎敏郎。2アウト後、嶺井博希の打席でキャッチャーがピッチャー石井大智の投球を弾き、積極的にセカンドを狙った宮崎は見事にセーフを奪ってみせた。しかしその際に左足太ももに違和感を覚え、そのままベンチへ下がり心配されたが、翌日もスタメンは外れたがベンチ入り。20日にはチャンスの場面でネクストバッターズサークルで素振りをするなど、この時点では軽症かと思われた。次の広島遠征にも同行したが、23日に登録抹消となり少なくとも10日間は一軍を離れることが決定してしまった。 開幕から不動のサード、クリーンアップの一角として機能していた宮崎は開幕から絶好勝で、打率.351と規定打席に達していればリーグ2位の数字。ホームラン3、打点9、フォアボールも10を数え、出塁率は.449と高く、OPSは1.063とチームに多大な貢献を続けていた。 そんな主軸打者を欠いてからは、9試合で3勝6敗、登録抹消されてからはわずか1勝と苦しい戦いを強いられている。 その間は4人のサブメンバーがスタメンでサードを任されているが、ブレイクダウンして見ていくと、倉本寿彦12打数1安打、田中俊太4打数1安打、田部隼人3打数ヒットなし、柴田竜拓11打数ヒットなしの上に、全員トータルで打点は0。出塁も柴田の1フォアボールを加算しても4回だけで、出塁率は.129とかなり厳しい数字が並んでしまっている。 しかし倉本も柴田もコロナ感染で離脱しており、体調や試合勘が戻っていない状況とも考えられそうで、今後上向きとなる可能性はもちろんある。ファームで奮闘中の伊藤裕季也や知野直人、成長著しい小深田大地らにチャンスを与える手もあるだろう。 2019年に宮崎が離脱した際は、それまでレフトが定位置だった筒香嘉智がサードに回り急場をしのいだが、今回のこのピンチはどう回避するのか。チームの底力が試されている。 写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年05月02日 15時35分
ロッテ・ロメロ、予想外の大炎上に「三木がやらかしたせい」の指摘 井口監督も激怒? お粗末な守備ミス連発が物議
1日に行われたロッテ対日本ハム戦。「3-9」でロッテが敗れたが、試合結果以上に話題となったのがロッテの助っ人・ロメロの大炎上だった。 同戦前時点では「4登板・2勝0敗・防御率0.34(リーグ1位)」と抜群の安定感を誇っていたロメロ。この日も3回表までは1人も走者を許さない完璧な投球を見せていた。 ところが、試合が中盤に入った4回表、ロメロは日本ハム・アルカンタラの6号3ランを含め7失点と突如大炎上し、2死一塁と走者を1人残したところで降板。後を受けた小沼健太が今川優馬に6号2ランを浴び、ロメロが残した走者をかえしてしまったため、この日のロメロの投球成績は「3.2回8失点・被安打5・四球1」と悲惨な数字となった。 >>ロッテ・高部の致命的守備ミスで、井口監督に批判? 敗戦を決定づけた後逸が物議、不可解な起用法にも苦言相次ぐ<< 敗戦を決定づけてしまったロメロの大炎上を受け、ネット上には「今日も試合作ってくれるだろうと思ってたら8失点とは…」、「過去4試合で1点しか取られてなかったのに予想外過ぎる」、「計算立つ投手にこんな燃え方されたら首脳陣も相当苦しいだろうな」と驚く声が相次いだ。 同時に、「これ絶対三木がやらかしたせいだろ」、「三木の拙守2連発で気持ちが切れてしまったとか思えない」、「怒りでめちゃくちゃ殺気立ってるようにも見えたな、声かけにきた三木をガン無視してたし」と、同僚・三木亮のプレーが影響したのではと推測するコメントも多数見られた。 「『8番・三塁』で先発した三木ですが、4回表は先頭・近藤健介の三ゴロを一塁に悪送球し出塁を許すと、ロメロが2点を失った直後の1死二、三塁の場面ではヌニエスが放った三ゴロをファンブルし3失点目を誘発しています。この失策2連発はロメロにとって想定外だったようで、ファンブル直後にグラブを着けた右手を自分の右太ももにたたき付け怒りをあらわに。また三塁走者が生還した後、マウンドに声をかけに来た三木を、背中を向けたまま無視するという振る舞いも見せていました。この後ロメロはアルカンタラに3ランを被弾し、さらに近藤にもタイムリーを浴びたところでKOとなったわけですが、三木が2失策でロメロのメンタルを乱したことがこの大炎上の元凶ではないかとみているファンは少なくないようです」(野球ライター) この日は守備だけでなく、打撃でも「3打数無安打・1三振」と全くいいところがなかった三木。試合後の報道では、井口資仁監督が「味方が足を引っ張ってるから、そのへんをしっかりと締めていきます」とカミナリを落とすことを示唆したとも伝えられている。文 / 柴田雅人
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