スポーツ
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スポーツ 2022年06月15日 22時30分
『NEW BLOOD』で大江戸隊スターライト・キッドとタッグ結成のディアナ梅咲遥「隣りで学ぶこともたくさんある」
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは、若手選手中心の別ブランド『NEW BLOOD 3』7.8東京・品川インターシティホール大会の対戦カードを発表した。 注目のカードとして、白川未奈&ウナギ・サヤカ&櫻井裕子&網倉理奈のコズミックエンジェルス&COLOR'S連合に、スターライト・キッド&琉悪夏&吏南&梅咲遥の大江戸隊とディアナの越境チームの対決が実現。 まず、琉悪夏が「あの~、ちょっと一ついいですか?梅咲、オマエ、なんでこっち側にいるの?そっち(コズエン側)じゃないの? あと、吏南も言ってたんだけど、これなんでホントにこっち側にいるの?ねえ、どうなってんの?キッド、なんか知ってる?どうなってんの、これ?」とキッドとはライバル関係にあり、前回の『NEW BLOOD』では、コズエンとチームを組んだディアナの梅咲に不快感を示す。 キッドは「ごめん。これに関しては私もよくわかんねえんだわ。だけど、こうなってしまってる以上は、もうこれでやるしかないんだよ。梅咲、『NEW BLOOD』出るの3回目なわけだし、ここのリングに上がってる以上は、もっともっと存在感示して来ないとダメなんじゃないの?というかね、大江戸隊と組むなら戦力になってもらわなきゃ意味がねえんだよ。私は協力してあげてもいいけど、琉悪夏、吏南は否定的な感じだし、そこも認めさせないといけない。私たちよりも存在感、もっともっともっともっともっと出すぐらいの勢いで来てくれるかなあ?あと私はね、大江戸隊のメンバーと組む以上、大江戸隊の方が大事なのは当たり前なんだよ。梅咲がどう出て来るかによっては、私も簡単に離れちゃうかもしれないよ」とこれまで梅咲にタッグ結成を呼びかけていただけに、キッドは他の2人とは違うニュアンスだったが、大江戸隊の考えを尊重する気持ちに変わりはない。 これを受けて、梅咲は「え~、キッドさん、アドバイスありがとうございます。ピンクカブキのお2人、先日はどうもありがとうございました。確かにキッドさんとタッグ、隣りで学ぶこともたくさんあると思うので、ぜひやれる機会があるならやりたいという風に自分は会社に言いました。が、8人タッグマッチ、正直、このポジションはすごく戸惑っています。私からは以上です」と梅咲自身が大江戸隊とのタッグを希望したことを明らかにしたから驚きだ。 白川は「お梅さん、お梅さんさあ、こないだの試合のあと、キッドが好きなら組めば。だけどピンクカブキとまたやりたいんだったら組んでもいいよみたいに、選択肢二つ上げましたけど。どうやら会社にキッドと組みたいって言った?偉い人には言った?でもそんなのキッドも知らない。これは、お梅さんが一番腹黒い女だっていうことがわかりましたね。腹黒クイーン。私たち、ホントだよもう、うまく使われちゃったのね、お梅さんに。まあね、そんな遊ばれちゃったチャンミナは、もうこれはお梅さんを叩き潰すこと以外考えてございません。覚悟してね」と既に敵として切り替えている様子。 ウナギは「まあ、腹黒いのはわかってたことですし、大江戸隊、ピッタリじゃないですか。というわけで、そんなことよりも、一つ気になってるんですけど、誰だオマエ?」とCOLOR'Sの網倉に尋ねる。網倉は「気づいてくれてありがとうございます。6月5日、後楽園ホールで共闘することが決まりました、COLOR'Sの、アナタのハートに棚から牡丹餅ち網倉理奈です、よろしくお願いします」と挨拶すると、白川から「おいおい、被ってんぞ」と言われたが、「よろしくお願いします。頑張ります。一緒に頑張ろう」と全く気にしていなかった。 最後は、櫻井が「今回6月5日にコズエンと対戦して改めてCOLOR'Sの色が加わることで、コズエン一番のユニットにするので、今回私たちが勝ちたいと思います。よろしくお願いしまーす」と強引に締めていたが、ユニットだけではなく、団体の枠も取っ払ったカードが揃うのが『NEW BLOOD』の魅力なだけに、このカードは大いに注目したい。 特にキッドと梅咲のタッグは、新たな化学反応を起こす可能性が高いと言えるだろう。(どら増田)
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スポーツ 2022年06月15日 18時30分
日本ハム助っ人の故障帰国に批判「無能すぎ」フロントを責める声 ほぼ総崩れの助っ人補強、3人はクビにすべきと指摘も
昨季までニューヨーク・メッツ(2011-2015/傘下マイナー)、アトランタ・ブレーブス(2015-2016/2015は傘下マイナー)、セントルイス・カージナルス(2017-2021)、ミネソタ・ツインズ(2021)でプレーし、今季から日本ハムでプレーしている助っ人投手のガント。14日に球団が発表した帰国情報がネット上で物議を醸している。 球団公式サイトはこの日、「ガント投手が6月14日(火)、右肘の治療のため、成田空港発の航空機で米国へ一時帰国しましたので、お知らせいたします」とガントの一時帰国を発表。ただ、故障の程度や再来日の具体的な日程などは掲載されていない。 >>日本ハム・新庄監督の指示を「気持ち悪い」とバッサリ? チーム改革続く中、問題となった選手たちの態度<< ガントはMLB時代に通算24勝をマークした実績を買われ、昨年12月に「年俸2億4000万円(推定)+出来高」という条件で日本ハムに加入。加入当初の報道では新庄剛志監督が「YouTubeで彼の映像見て、思わず『いいね!』押しちゃいそうになったよ。印象に残ったのは、やっぱりシンカーかな。チェンジアップもすごい、というか面白い動きするね」と変化球を高く評価したことも伝えられていたが、迎えた今季は帰国した14日まで一・二軍共に未登板だった。 ガントの一時帰国を受け、ネット上には「1試合も投げないまま怪我したから帰りますはヤバい、完全な給料泥棒」といった選手本人への批判に加え、「こんな選手に大枚叩いたフロントが一番の戦犯では」、「大量獲得した助っ人で働いてるの1人だけってフロント無能過ぎだろ」と球団フロントへ不満をぶつけるコメントも多数見られた。 「昨オフの日本ハムはガントに加えポンセ(1億円)、ヌニエス(1億8000万円)、アルカンタラ(6000万円)と助っ人を4名獲得。ただ、今季ここまで一軍戦力となっているのはアルカンタラ(50試合・.250・9本・18打点)のみで、ポンセ(2登板・0勝1敗・防御率5.40)、ヌニエス(38試合・.174・1本・7打点)はサッパリ。未登板で帰国したガントも治療が終われば再来日するとは思われますが、治療・再調整期間が数か月にわたる可能性も考えられるため、ここから年俸に見合った活躍を見せるのはかなり厳しいと言わざるを得ません。このこともあり、ファンの間では助っ人陣がほぼ総崩れ状態なのは、フロントが助っ人の実力やコンディションを見極めることができていなかったせいだと不満が高まっています」(野球ライター) 現状ではガント、ポンセ、ヌニエスの年俸合計額、約5億2000万円が無駄金になりつつある日本ハム。一部からは「アルカンタラ以外の3人を今すぐクビにして、その金でもう1回助っ人獲りなおせ」と補強のやり直しを求める意見も寄せられている。文 / 柴田雅人記事内の引用について北海道日本ハムファイターズの公式サイトよりhttps://www.fighters.co.jp/
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スポーツ 2022年06月15日 17時30分
RIZINでメイウェザー戦電撃決定の朝倉未来「見た目の感覚で言うと勝てる感じがしてる」天心の敵討ち誓う!
格闘技イベントRIZINは日本時間14日、アメリカで『重大発表』記者会見を開いた。会場には現地メディアが多数詰めかけ、日本のメディアにはオンライン形式で質疑を受け付けた。 発表内容は数日前からアメリカのメディアで報道されていた通り、元プロボクシング5階級制覇で、50戦無敗の記録を持つフロイド・メイウェザーと、RIZINで総合格闘家として活躍している朝倉未来のエキシビションマッチをRIZINのリングで行うというもの。メイウェザーは2018年の大晦日にRIZINのリングで、キックボクサーの那須川天心とボクシングルールによるエキシビションマッチを行っており、結果はエキシビションにつき非公式ながら、1R、TKO勝ちを収めている。 会見には両選手の他、RIZINの榊原信行CEOが出席。会見の冒頭、榊原CEOは「再びフロイド・メイウェザーがRIZINで戦うことを発表できて非常に嬉しく思います。彼の相手は、日本で一番のMMAスター、朝倉未来選手になります。この試合は9月某日日本で行われることとなります。日付、ルール、その他詳細は今月中に発表させていただきます」と発表した上で、「こうしてフロイドと未来と、2人がこの場にいる。RIZINとしては誇りに思いますし、この試合が実現できたことを嬉しく思います。この試合に関しては、当初日本のフロイドの試合はコロナの前に『MEGA』ってイベントで開催するってことで話を進めて、我々もそれに協力するって話だったんですけど、『MEGA』から契約を引き継いで今回はRIZINで今年の9月にこの2人が戦います。日付と詳しい場所に関しては今月中に決めて発表します。いずれにしてもメイウェザーとともに、単に1試合だけ出るっていうのではなく、いろんな形でメイウェザーと協力していきたい」とメイウェザーがRIZINに再び登場することになった経緯について説明した。 その後、未来が「今回、フロイド・メイウェザー選手と戦えるということで。僕はMMAファイターなんで、今後世界に名前を売るために今回ちょっと利用させてもらいます。倒します。以上です」とコメントし、メイウェザーにマイクが渡ると、なかなか通訳が話を切れないほどの独演状態に、榊原CEOは苦笑し、未来もスマホをいじり始める始末だ。メイウェザーは「彼は一生懸命やって私を倒しに来ると言っていますが、私は楽しみに行って、その上で彼を倒す自信があります。キャリアを終えた後もこういう風にエキシビションをして楽しんでいます」と「楽しむ」という言葉を繰り返していたのが印象的。 記念撮影を終えて、現地メディアの囲み取材を終えたメイウェザーが退出すると、榊原CEOは、RIZIN待望のサブスクリプションコンテンツ『RIZIN FIGHT PASS』の詳細を発表するとともに、今カードについてもさらに言及。「メイウェザーの話がここまで長いと思わなかった。日本のマスコミも質問できなかったと思う」と本音を漏らすと、天心と武尊が対戦する『THE MATCH 2022』(19日、東京ドーム)前に発表したことについて、「『THE MATCH』は今週末あって、なんとなく格闘技界がピークアウトするかのごとくですけど、いやいや、格闘技はこれからも続くし、いずれにしても未来とメイウェザーがやるってのはこの数か月ずっと温めてきたカードでようやくこのタイミングで発表できる。それと『RIZIN FIGHT PASS』のローンチのタイミングが重なったので、『THE MATCH』の前にまずファンの皆さんに伝えておくと。『THE MATCH』を見た後もワクワクドキドキは続くよ、ということをしっかりファンに伝えられるといいなと思って弾丸でラスベガスに来たっていう、僕の狙い」と明かした。 会場は「大きなアリーナ」を予定しているそうで、3会場ほど候補が挙がっているとのこと。榊原CEOは「『THE MATCH』に匹敵するイベントにしたい」とも話しており、『THE MATCH』がキックのオールスター戦なら、今回のイベントは格闘技のオールスター戦になるかもしれない。 メイウェザーは終始余裕の表情を崩さなかったが、未来は「メイウェザーは総合寄りのボクサーなんで出入りも早いし、全然ボクシングに寄ることはないです。むしろMMAのキャリアにおいて収穫になると思います。今回はこっちも利用させてもらうくらいの感じで、世界に名前を売って。メイウェザーと戦ったら、世界中色んな人が俺と試合してくれると思うんで、ベラトールの強豪選手とかとやってみたい。5階級チャンピオンなんですごい選手なんだろうなとは思うんですけど、特に対策とかはせずに行こうかなと。なんかもう、見た目の感覚で言うと勝てる感じがしてるんで、この感覚のまま行った方がいいと思う。試合は何個か見ましたけど、やっぱ現役の時は凄まじい強さだなと思いますけど、最近のエキシビションで戦ってる姿を見ると、だいぶ落ちてるなっていう印象です」と勝機を感じている様子。 メイウェザー戦の話は2年前から出ていたようだが、「天心がやってたんで、そんな夢物語ではないという印象でしたね。天心の試合を見た時も、ちょっとなんか、すごい怒りみたいのがあったんで。『ナメてる奴だな』って。ちょっとタダで返すつもりはないというか、いいの入れたいと思います」と天心の敵討ちも誓っていた。 日時、会場の発表が待たれるところだ。(どら増田/写真・(C)RIZIN FF)
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スポーツ 2022年06月15日 15時30分
巨人、直江の投球に「さすがにおかしい」の声 1死も取れず6失点と大炎上、古傷が悪影響?
14日に行われた二軍・巨人対ヤクルト戦。「4-12」で巨人が敗れたが、試合結果以上に話題となったのが巨人のプロ4年目・21歳の直江大輔の大炎上だった。 「2-5」と巨人3点ビハインドの5回裏。直江はこの回から3番手としてマウンドに上がったが、先頭・キブレハンの二塁打から無死満塁の大ピンチを招くと、古賀優大に左翼へのタイムリーを打たれ1点を失った。 さらに、直江はその後も並木秀尊(タイムリー左安)、奥村展征(押し出し四球)、太田賢吾(2点タイムリー右安)、宮本丈(右安)、内川聖一(タイムリー左安)と全くヤクルト打線を抑えられず。内川のタイムリー後は併殺、三ゴロで3アウトを奪ったが、1死も取れずに6失点を喫する大炎上で試合の流れを完全にヤクルトに渡してしまった。 >>巨人・廣岡に死球のヤクルト・高橋が激怒?「謝るどころかにらみつけてる」 主審にも猛抗議、不自然なひじの動きを問題視か<< 直江の大炎上を受け、ネット上には「先頭にいきなり長打打たれた時点で不安だったが、まさかアウト奪えないまま6失点もするとは」といった驚きの声と共に、「さすがにおかしい、腰の怪我が再発してるんじゃないか」、「直江は先月末頃から急に調子が落ちてるけど、もしかして古傷を庇ってるからだったりして…」と故障を疑うコメントも多数見られた。 「直江はプロ2年目・20歳だった2020年10月、下半身にしびれが生じるなど悪化した持病の腰椎間板ヘルニアの手術を受けました。復帰時期が翌2021年シーズン前半になる見込みであったことなどから、2020年オフに一時支配下から育成に降格し、2021年6月28日に再び支配下に戻った過去があります。支配下復帰後は特に故障したとは伝えられていないのですが、ヤクルト打線につるべ打ちを食らった今回の投球を受け、腰の古傷が痛んでいるせいではないかと心配しているファンも少なからずいるようです。今季の直江は二軍7登板のうち、最初の3登板(5月4、11、19日)は計『15回2失点・被安打12・四球2』と安定していたものの、その後の4登板(5月26、6月2、9、14日)は『11回18失点・被安打22・四死球8』とガクッと調子を落としているため、5月末頃に患部にアクシデントが発生したという可能性もゼロではないでしょう」(野球ライター) 14日の試合では続投した6回裏も1失点を喫し、「2回7失点・被安打8・四球3」と散々な投球成績となった直江。制球は大きく乱れ、最速150キロを誇る直球もこの日はMAX145キロにとどまっていたが、大炎上の原因は果たしてどこにあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月15日 11時00分
日本ハム・新庄監督、吉田輝星への「ラストチャンス」発言は本気? 凱旋登板演出の裏にある深刻な問題とは
BIGBOSS新庄剛志監督が放った「ラストチャンス」のセリフは、「チーム事情」という意味では? 6月21日、秋田県・秋田こまちスタジアムで行われる東北楽天との一戦に吉田輝星投手が先発登板することが発表された。 >>日本ハム・吉田に「ちょっと生意気」苦言も 藤川氏が明かしたキャンプ指導の裏話が物議、苦労した分効果も絶大?<< 吉田は地元秋田県の出身、武田勝投手コーチは「(先発したいという)プレゼンがすごいんですよ」と笑っていたが、新庄監督から出たコメントは“辛口”だった。 「先発のラストチャンス! あの感じではダメでしょう。で、秋田で5回投げてくれたら、また次あるし。ラストという気持ちでどれだけ本人が投げられるか、っていう気持ちのテストをしたい」 新庄監督の言う「あの感じ」とは、去る6月5日、阪神戦で甲子園球場に先発登板した時のこと。吉田と言えば、2018年夏の甲子園大会の主役となった。しかし、“甲子園凱旋のチャンス”をものにできず、3回4失点と炎上してまった。 投手出身のプロ野球解説者が同日のピッチングをこう評していた。 「左バッターに苦戦している印象も受けました。真っ直ぐとフォーク、このパターンしかできないのなら、先発でやっていくのは厳しいと思う」 左バッターに投げにくそうにしていた。今はそうでも、そこは吉田の伸びしろと捉えたい。また、こんな指摘も聞かれた。 「吉田が秋田で結果を出したら、リリーフ陣が手薄になってしまいます」(球界関係者) 昨季の最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得した堀瑞輝、経験豊富な宮西尚生の両左腕の登録を抹消している。二軍降格の理由はともに不振であり、北山亘基、石川直也、玉井大翔だけでは夏場の連戦は乗り切れないだろう。 新庄監督の「ラストチャンス」発言だが、 「先発で結果を出せなかった。ローテーション入りは来季以降の課題とし、今季はリリーフで」という立ち位置を自覚させるための“凱旋先発”なのかもしれない。 しかし、「18年夏」、「秋田こまちスタジアム」と聞いて、こんなことも思い出した。 同年7月24日、秋田県大会の決勝戦が行われた。金足農高時代の吉田は完封で「夏の甲子園行き」を勝ち取っている。自信がなければ、「先発させてくれ!」とは言わないはずだ。 もっと言えば、同年夏の金足農フィーバーは、同球場で始まったようなものなのだ。「吉田という好投手がいる」との情報は東京圏のメディアにも伝わっていたが、「地方大会の投手成績だから…」と、疑心暗鬼だった。 「決勝戦の相手校が明桜(現・ノースアジア大明桜)と決まり、甲子園出場経験もある同校の強力打線を抑えればホンモノという流れになったんです。吉田は知らないと思いますが、明桜打線を完封したことで、『金足農は要注意』となったんです」(アマチュア野球担当記者) 吉田にとっては“縁起の良い球場”とも言えそうだ。 その吉田を郷里で先発させるのは粋な計らいだが、新庄監督は中継ぎ投手陣の再編に頭を悩ませることになるかもしれない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年06月15日 10時50分
ノア中嶋勝彦にKOされたDDT遠藤哲哉がKO-D無差別級王座返上に秋山準「ベルトを巻いて、彼の前に立たないといけない」
サイバーファイト傘下4団体(DDTプロレスリング、プロレスリング・ノア、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレス)による合同興行『CyberFight Festival 2022』6.12埼玉・さいたまスーパーアリーナ大会で組まれたDDT VSノアの対抗戦で、秋山準、樋口和貞と組み、中嶋勝彦、小峠篤司、稲村愛輝のノア勢と激突したKO-D無差別級王者の遠藤哲哉。遠藤は激しくやり合っていた中嶋の張り手がヒットすると動けなくなり、レフェリーストップ負けを喫した。 その後も大事をとって、欠場が発表されていた遠藤だが、14日に都内で行われたDDTの『KING OF DDT 2022』に関する会見で、遠藤がKO-D無差別級王座を返上し、今トーナメントの優勝者が新王者に認定されることになった。さいたまアリーナ大会で遠藤とDDTの代表として同じコーナーに立ち、中嶋に詰め寄る場面も見られた秋山は、試合後に「遠藤がかなり深い脳しんとうで、試合が止まりました。これは受ける受けないの問題じゃない。テンプル入れられたら、誰だって、こっちが受ける気でもダメだよ。オレは(ジャイアント)馬場さんに何をやっても、最終的には同じプロレスをやってる仲間だと思えと教わった。アイツらにはそういうことがない。こうやって、大きなケガにつながって…ダメだろ!ちゃんと、プロレスやろうぜ!」と警鐘を鳴らしていた。 同じバーニングの仲間でもある遠藤の決断を受けて、秋山は「昨日までは坂口(征夫)とは勝っても負けても、いい試合をしたいと思ってましたけど…遠藤がベルトを返上したというのを聞いて、これはトーナメントに勝ってベルトを巻いて、彼の前に立たないといけない。この対戦はリーグ戦でもトーナメントでもどちらでもいいので、ぜひやりたいと思ってた待ち望んでいた闘いです。いい試合しましょう」と遠藤の気持ちも背負って、トーナメント優勝を力強く宣言。 遠藤は「CyberFight Festivalという大舞台で不覚を取ってしまい、ファンの皆さんの期待を裏切る結果となってしまいました。自分自身に対してふがいなさを感じています。ただ結果は結果として受け止めて、前に進んでいかなければならないのだと思っています。復帰時期に関しては、医師や会社と相談して慎重に決めたいと思ってますので、現時点では未定です。DDTの最強を決める『KING OF DDT』トーナメントを欠場する自分が、KO-D無差別級を保持し続けることに違和感を覚えますのでベルトを返上させていただきます。申し訳ありません。もう少しだけ時間を下さい。またゼロから頂点に這い上がる遠藤哲哉の姿を、皆さまに必ずお見せします」と団体を通じてコメントを寄せている。(どら増田)
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スポーツ 2022年06月14日 22時30分
AEW暫定王座決定戦は新日本の棚橋弘至がジョン・モクスリーと対戦「何度でも何度でも立ち上がれます」
アメリカ・AEWのA世界王者のCEWMパンクが、負傷により欠場を余儀なくされた。AEWと新日本プロレスによる合同興行『AEW x NJPW: Forbidden Door』(現地時間26日、日本時間27日)で棚橋弘至の挑戦の機運が上がり、日米ドリームマッチ実現の流れに傾いていたものの流れてしまった。 結果、日米の代表選手を決めて『AEW x NJPW: Forbidden Door』で、AEW暫定世界王座決定戦を行うことになった。 まずアメリカ代表だが、『AEW DYNAMITE』(現地時間8日)番組内のメインイベントで、バトルロイヤルの勝者とジョン・モクスリーが対戦し、モクスリーが勝利。アメリカ代表はモクスリーに決定した。 日本代表は12日に大阪・大阪城ホールで新日本が開催した『DOMINION in OSAKAJO HALL』で棚橋と後藤洋央紀が対戦。棚橋が後藤を撃破し、日本代表の権利を手にしている。 日本代表としてAEWとの対抗戦に出陣する棚橋は「やるべきことがある。人に頼りにされる。団体に代表を、『行ってこい』と任される。こういったことがどれだけうれしいことか、今回のAEWの挑戦で身にしみました。USヘビーを失って、もう一回もう一回って思うけど、『G1』も今日発表されてあるけど、『棚橋がいいんだ』と、『お前に来てほしい』と。何度でも何度でも立ち上がれます」と語る。 「これは少しずつ状況が良くなってますけども、今のプロレス界、日本、世界、エンターテインメント全般に言えることだから。プロレスも絶対に諦めず、今まで以上の新しい形を作っていきますよ。その第一歩、日本でもアメリカでもこうして行き来して、試合ができて、今まで通りじゃないかと。棚橋、しょっちゅう外国に行っているけど大丈夫なんだと。まあ、気をつけることは前提にして、このコロナで固まって固まって、小さくなって苦しくなった心を、少しずつでも少しずつでもいいから俺は解きほぐしてやりたい」と抱負を語った。 「そして、心からプロレスを楽しめるその日まで、俺は諦めないから。信じてついてきてください」と、必要とされていることに感謝の意を述べていた。 AEW大会のエントランスに登場し、CMパンクと対峙した時のファンの歓迎ぶりは尋常でなかった。負傷の完治を待つことにはなるが、モクスリーとの対戦を制するようなことがあれば、今度こそCMパンクとの日米ドリームマッチが実現するはずだ。(どら増田)
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スポーツ 2022年06月14日 21時30分
ロッテ・井口監督、新助っ人の起用方針に「ケラーみたいになる」と批判 “見切り発車”示唆に不満相次ぐも、大成功あるか
9日にロッテが獲得した元MLBセーブ王の新助っ人・オスナ。14日に伝えられた井口資仁監督の起用方針がネット上で物議を醸している。 報道によると、オスナは14日に本拠地・ZOZOマリンスタジアムで行われた一軍練習に初参加し、キャッチボールやランニングなどを精力的にこなした。その様子を見守っていた井口監督は、練習後に応じた取材の中で「もう1回(二軍で)投げて、来週のマリンあたりぐらいからを考えたいと思います」と、本拠地で行われる21~22日の西武戦からの一軍昇格を示唆したという。 今季はロッテ入り前までメキシカンリーグで「12登板・2勝0敗6セーブ・防御率1.35」といった数字を残していたオスナは、獲得から3日後の12日・二軍DeNA戦で早くも来日初登板。「1回2失点・被安打3」と精彩を欠いたが、井口監督はあと1試合調整登板させれば状態は十分仕上がると考えているようだ。 >>ロッテVS阪神戦、 ゲストのトミーズ雅「点取らんでええのに」発言でファン激怒 「マジで黙れ」の声も<< 井口監督の起用方針を受け、ネット上には「二軍戦2登板だけで一軍に上げるのは早すぎるのでは」、「調整不足で炎上しまくったケラーみたいになるんじゃないか」と不安視する声が挙がったが、「ケラーが見切り発車失敗したからといってオスナもそうなるとは限らんだろ」、「かつてのマーティンみたいに逆に大成功する可能性もある」といった異論も少なくなかった。 「今季の球界では新型コロナの影響で来日が3月にずれ込んだ阪神の新助っ人・ケラーを首脳陣がオープン戦で2登板しただけで開幕守護神に据えたところ、3月25日・ヤクルト戦(1回3失点)、同月29日・広島戦(0.1回2失点)と2登板連続で炎上したため、ろくに調整させずに使うからだと多くの阪神ファンに批判されています。このケースの印象が強く残っているのか、オスナも調整登板が乏しいまま見切り発車で一軍に上げればケラーと同じ末路をたどるのではと不安視する意見は見受けられます。ただ、ロッテに関しては2019年7月26日に入団会見後にすぐ一軍デビューしたマーティンが、翌日の試合でいきなり決勝の1号2ランを放つと、シーズン全体でも14本塁打をマークしまたたく間に中心戦力となるなど見切り発車が大成功したケースがありますので、オスナもマーティン級の活躍を見せてくれるだろうと逆に大きな期待を寄せるファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 12日終了時点で救援防御率がリーグ5位(3.77)とブルペンが振るわないロッテ。その救世主として実績十分のオスナを獲得した形だが、井口監督が構想するスピード昇格は果たしてどのような結果となるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月14日 19時30分
中日・根尾に「活躍投手は体脂肪多い」球団OBが“太れ”とアドバイス! 投手転向成功へのカギを指摘も、ハードル高い?
野球解説者・吉見一起氏(元中日)が14日、自身の公式YouTubeチャンネルに動画を投稿。中日のプロ4年目・22歳の根尾昂にまつわる発言がネット上で話題となっている。 今回の動画で吉見氏は、13日夜~14日早朝にかけ複数メディアが伝えた根尾の投手本格転向をテーマにトーク。率直な感想や、今後投手としてプレーしていく上での根尾の課題などを話した。 >>中日・立浪監督、根尾の投手転向方針に球界OBが「甘くねえぞ!」と苦言 致命的な問題点も指摘<< その中で、吉見氏は「一番気になるのはやっぱり、投手の体格にならなくちゃいけないということ」と根尾の体格面を問題視。球団公式サイトによると根尾は身長177センチ、体重82キロと野球選手としては小柄な体格だが、吉見氏は「多分根尾選手はすごい筋肉質じゃないかなと思います」と余分な脂肪はほとんどついていないのではと推測した。 ただ、吉見氏は「僕が見てきた投手、活躍してきた投手は多少ボテっとしています。体脂肪がちょっと多いというか。多いといっても14~15%ぐらいなんですけど、多分今、根尾選手の体脂肪は10%あるかないかくらいだと思います」と、第一線で活躍してきた投手の多くはわずかながら余分な脂肪をつけていたと指摘した。 「体脂肪がないとスタミナ、1年間投げ抜く体力がないんですね」と、投手にとって体脂肪はスタミナや馬力を支える重要な要素だという吉見氏。「ですから(根尾も)多少投手の体格にしていかなくちゃいけない。もっといえばお尻周りがガチっとごつくなるというか、分厚くなる体格に変えていかなきゃいけないんじゃないかなと僕は思う」と、下半身に肉をつける方向で増量を図るべきだと根尾にアドバイスした。 この吉見氏の助言を受け、ネット上には「変化球磨けとかはよく聞くけど太れは初めて聞いた」、「言われてみたら菅野(智之/巨人)とかマー君(田中将大/楽天)はちょっとぽっちゃりした体型だけど、逆に大谷(翔平/ロサンゼルス・エンゼルス)とかはめちゃくちゃマッチョだよなあ…」など驚きの声が寄せられたが、「立浪の起用方針だと体作りの時間が確保できなさそう」、「一軍帯同じゃなければじっくり時間かけて増量することも可能なんだろうが…」と実践は難しいのではと予想するコメントも多数見られた。 「球界では筋肉も脂肪もつけたぽっちゃり体型で結果を残す投手もいれば、余分な脂肪はつけず筋肉質な体型をキープして活躍を続ける投手もおり、ベスト体型は選手によって大きく異なっています。根尾に合っているのはぽっちゃり系統なのか、それともマッチョ系統なのかは分かりませんが、いずれにせよ現状では投手としてはあまりにも体重が軽すぎるため増量して体作りをするべきだと吉見氏は考えているようです。ただ、報道によるとチームを率いる立浪和義監督は今後の根尾の起用方針について『投げる日、投げない日はあるが、基本は投手が主。ベンチに5回くらいまで入っているので、代打で出ることもある』、『中継ぎでも投げない日は野手待機』と一軍に帯同させたまま基本は投手、たまに野手で使うとコメント。また、普段の練習では投手練習・野手練習のどちらにも参加させるという旨も語ったそうです。そのため、ファンの中には現状の起用方針だと、根尾は投手用に体を作る時間がほとんど確保できないのでは不安視する声も少なからず見受けられます」(野球ライター) 根尾を二軍で一から育成ではなく、一軍で使いながら育てるという方針の立浪監督。一軍の舞台での経験に勝るものはないと考えているものと思われるが、果たして吉凶どちらに転ぶのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について吉見一起氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCiVUihx8LTS7YyTA2Tsas_A中日ドラゴンズの公式サイトよりhttps://dragons.jp/
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スポーツ 2022年06月14日 17時30分
オリックス交流戦9位も中嶋監督、公式戦再開まで「立て直す期間として有効に使わなきゃいけない」
オリックスが交流戦を6連勝からの5連敗で終えた。一時は連覇も見えた交流戦も、終わってみれば8勝10敗の9位。パ・リーグの順位も4位に落ち、首位とは7.5ゲームも離されてしまった。【オリックス・バファローズ戦績 6.7-6.12】対 東京ヤクルトスワローズ大阪・京セラドーム大阪6月7日○オリックス(山岡)6-1(サイスニード)東京ヤクルト●6月8日●オリックス(ワゲスパック)3-6(原)東京ヤクルト○6月9日●オリックス(増井)1-2(石川)東京ヤクルト○対 阪神タイガース大阪・京セラドーム大阪6月10日●オリックス(山崎福)1-6(青柳)阪神○6月11日●オリックス(山本)2-3(伊藤将)阪神○6月12日●オリックス(宮城)1-9(ガンケル)阪神○※カッコ内は先発投手。※64試合、30勝34敗0分の4位。首位の東北楽天ゴールデンイーグルスとは7.5ゲーム差。 今年の交流戦最終週は、本拠地である京セラドーム大阪6連戦。圧倒的にオリックスが優位なはずだった。結果は1勝5敗に終わったが、少なくとも3試合は勝ってもおかしくなかった。しかし、守備のミスが好投を続ける投手陣の足を引っ張った形だ。 中嶋聡監督は拙守について「ミスが全て点に絡んだというか…ですかね。まあいろんな状況を整理してたら、そこを後ろにやるのももちろんダメでしょうしね。ワンヒットで止めてるべきなのか…とかそういうのがいろいろ重なったら打点になるんですよね。それが野球だと思うし。何とか捕ろう押さえようとしたんでしょうけど、そこは練習して押さえられるようにしなきゃいけない」と語った。 打線に関しても「作戦上のことなんで、あまり言いたくないですけど、それはやったら…というところがいろいろ出るんですかね。それも全て、ね。こっちの責任なんで。じゃあ一球一球、説明するのかといったら、なかなか難しいですけど。このベースではこうとか、一球一球ね。このケースではこういうのとか、一球一球、あそこに行って指示するわけにはいかないんで。どうしようかなと思うんですけどね。またこっちでやっていきます。言っていって、なんとかうまくいくようにやらなきゃいけない」と苦悩を明かしている。 17日の埼玉西武ライオンズ戦(埼玉・ベルーナドーム)から公式戦が再開するまで、チームは休日と練習を繰り返す。「交流戦、貯金できなかったし、その分ね、悔しいですけども、全然終わったわけじゃないですし、立て直す期間ちょっとありますんで。ピッチャー陣も、もっともっと攻めていけるようにならなきゃいけないですし、そういう立て直す期間として有効に使わなきゃいけないですよね」と言い聞かせていた。 交流戦の最後は代打出場にとどまっていた主砲の吉田正尚が、公式戦再開からスタメン復帰するのかにも注目したい。(どら増田 / 写真・Rinco)
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