スポーツ
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スポーツ 2022年06月28日 11時30分
IWGP世界王座防衛のジェイ・ホワイトがAEW勢との対戦に言及「CMパンクは悪くないんじゃないか?」
新日本プロレスは日本時間27日、アメリカ・イリノイ州シカゴのユナイテッド・センターでアメリカの団体AEWとの合同興行『AEW x NJPW: FORBIDDEN DOOR』を開催した。 セミファイナルでは、IWGP世界ヘビー級選手権4WAYマッチ、チャンピオンのジェイ・ホワイトが、オカダ・カズチカ、ハングマン・ペイジ、アダム・コールの挑戦を受け、ジェイがコールからフォール勝ちを収め、初防衛に成功している。 試合後、ジェイは「Still(未だに)っていい言葉だよな。楽しかったか?なら良かったよ。じゃあ、試合を振り返ろうか。アダム・コール・ベイベイ、う○こカウボーイ野郎の“ハングマン”アダム・ページ、“レインメーカー”カズチカ・オカダ。こいつら全員を、一夜にして退けてやった。誰もが知る男たちだ。コイツ(カーン社長)ですら世界トップレベルと認める男たちだ。その3人をついさっき、同時に全員潰してやった。それなのに、IWGP世界ヘビー級のベルトをここに置く手伝いもしてもらえないのか!俺は闘いを終えたばかりで左腕を痛めているんだ。怪我を負っても防衛に成功した!どうなってるんだ?まあ、いいよ。俺は今日、3人を一夜でまとめて倒した。ずっと言っている事だが、ここでもう一度言うぞ。いや、何度でも言わせてもらう。“The Greats”(偉大な選手たち)の話をする時、今後は俺の名前を一番に出すことだ」と日本と変わらぬ上から目線。 現地メディアから今後もAEWで闘うのか?と質問されると、「もし……ここで言う『もし』は本当に仮の話だが、今回ここでIWGP世界ヘビー級タイトル防衛に成功したわけだが、もし、ここにこのベルトに挑戦できるヤツがいるなら喜んで試合をしよう。君の質問に答えるのならば……俺がどうしたいかって? わからない。戻って来るか?わからない。て言うか、ここで俺から君たちに何か話す必要があるのか?俺みたいにひとりマディソン・スクエア・ガーデンやユナイテッド・センターみたいなアリーナ級の会場を埋められるようなチャンピオンは、気まぐれにやりたい事をやれるんだ。みなさん、お楽しみに。……これは、別にAEWをディスっているわけじゃないぞ?今日は大一番だったからな……」とそれは自分で決めると強調。 AEWで闘いたい選手は?との問いには「俺にはない。アイツらはやりたいんじゃないか?だって俺はIWGP世界ヘビー級チャンピオンなんだから。ブライアン・ダニエルソンと試合をすることは俺のモチベーションにならない。CMパンクは悪くないんじゃないか?彼はベルトを持っているよな?ジョン・モクスリーに取られて、王者が終わるかもしれないけど……。そうなったらモクスリーとやる事になるのかな。そのあたりはちょっと考えないといけないな。何度も言ってるけど……、それを質問されるってことは、お前は聞いていないのかもしれないな。俺は試合する相手を探していないし、「ドリームマッチ」みたいなのにも興味がないんだ。ドリームマッチなんて聞いただけでヘドが出る!俺が何かを求めるのではなく、人が俺を求めるんだ。みんなが俺とリングに上がりたがる。なんでかって? 満員のユナイテッド・センターやマディソン・スクエア・ガーデンで試合ができるからだよ。俺は人から求められる男なんだ」と最後まで強気な発言で、現地メディアも驚きを隠せなかった。 ただ、ジェイの実力が世界規模になって来ているのは間違いない事実だろう。◆AEW×新日本プロレス◆『AEW x NJPW: FORBIDDEN DOOR』2022年6月27日(日本時間)アメリカ・イリノイ州シカゴ・ユナイテッドセンター観衆 16529人(札止め)▼IWGP世界ヘビー級選手権試合 4WAYマッチ(60分1本勝負)<王者>○ジェイ・ホワイト(21分05秒 片エビ固め)アダム・コール●<挑戦者>※第5代王者が初防衛に成功※他の挑戦者はオカダ・カズチカ、ハングマン・ペイジ(どら増田)
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スポーツ 2022年06月28日 11時00分
阪神・藤浪、一軍復帰のチャンスが消滅? 直近登板での背信投球に矢野監督も失望か
トミー・ジョン手術から復帰した若武者も見たいが、藤浪晋太郎はどうなるんだ? 「次の日曜日(7月3日)、先発は才木浩人で間違いないと思う」 6月26日午後、そんな情報が飛び込んできた。 才木は2016年ドラフト会議で3位指名された。プロ2年目の18年に6勝を挙げたが、その後、右ヒジにメスを入れた。今年5月6日に再び「支配下登録」を勝ち取り、二軍での防御率は、1・52。ウエスタン・リーグ1位である。 「後半戦の切り札」とも評価されていたのだが、今回の復帰先発には“ウラ”がありそうだ。 >>阪神ファンがフロントに「2億円がドブ」と激怒! 不遇の二軍暮らしで物議の選手たち、ヤクルト・内川以上に不可解なケースも?<< 7月3日の先発投手が注目されるようになったのは、6月27日の月曜日。阪神は試合がなかったが、前日26日の日曜日に先発登板した西純矢の一軍登録が抹消された。 「5月1日の一軍昇格以降、西は頑張ってきましたが、直近2試合は内容が良くありませんでした。疲れてきたのかな。真っ直ぐの球速も落ちていたし」(在阪メディア) 西の二軍行きで、自動的に7月3日の先発投手がいなくなった。それと同時に予想されたのが、「3日=藤浪の先発」だった。 「西が一軍で先発した26日、ファーム戦で先発登板したのが藤浪でした。藤浪が西の抜けた穴を補えば、スンナリ行きますし」(前出・同) 藤浪は一軍登録を抹消されて以降(6月13日)、ファームで「先発投手」としての再調整を続けていた。 しかし、26日の結果が悪すぎたのだ。5回を投げ、失点5。与四球は4。阪神情報に詳しいプロ野球解説者によれば、「右バッターへの制球に苦しんでいた」という。 「3日の先発? 26日の結果では厳しいんじゃないの?」と首を傾げていた。 才木の抜てきは、正当な評価である。もっとも、才木は登板間隔を広く空けて投げてきた。「中13日」なんて登板もあり、「3日の先発は才木、翌日曜日の10日は藤浪」との予想もできたが、それも叶わないようだ。 「7月7日になれば、西を再登録できます。才木は中6日の通常ローテーションをこなす体力がまだありません。3日に先発させた後に一軍抹消し、再び西を一軍に呼び戻して10日に先発させることも可能です」(前出・プロ野球解説者) 不甲斐ない内容だった藤浪と、約2か月間、一軍ローテーションで奮闘した西。西がリフレッシュ休暇できたことが大前提となるが、どちらを呼び戻すか、矢野燿大監督の選択は明白だ。 「現在、左の先発投手は伊藤将司だけ。才木を投げさせた後、左の桐敷拓馬を昇格させるかもしれませんね」(前出・同) チーム内には「昨季と同じ77勝に到達すれば、序盤戦の大敗も帳消しになる」という、ヘンな雰囲気もあるそうだ。 だとすれば、ペナントレースの残り69試合を「43勝26敗」と、高い勝率で乗り切らなければならない。また、最下位・中日とのゲーム差は3・5。連敗があれば、すぐに入れ替わる“危険性”もある。藤浪は好不調の波が大きい。才木に抜かれたことは悔しいだろうが、今は二軍で結果を積み上げるしかないようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年06月28日 10時50分
天心に敗戦のK-1武尊が休業発表! 病気公表も「また元気な姿をみんなに見せられるように必ず復活したい」と現役は続行の意向
立ち技格闘技団体K-1は27日、都内にて、6月19日に東京ドームで行われた『THE MATCH 2022』でRISEの那須川天心と対戦し、判定負けを喫した武尊の緊急会見を開いた。 武尊は天心戦後、バックステージのインタビュースペースに現れたが、関係者や仲間への謝罪をしただけで、涙で言葉にならず、関係者が「落ち着いたらコメントを出しますので」と会見を打ち切っており、その後の去就が注目されていた。 会見で武尊は「先日、那須川天心選手と東京ドームで試合をさせてもらって、試合は敗れてしまったんですけど、本当にたくさんの人に見てもらって、東京ドームで超満員のお客さんの中で最高の相手と最高の試合をさせてもらいました。試合が終わってから1週間になりましたけど、試合後にインタビューもまともに受けられず、僕の口から応援してくれている皆様にお礼を言うことも出来なかったし、今回の試合、たくさんの人に注目してもらって、こうやってたくさんの人の媒体の方にインタビューしてもらえる機会も試合後に作れなかったので、今日改めて会見を開かせていただきました」と会見に至った経緯を説明。 武尊のSNSには武尊の今後を心配したファンからのメッセージが殺到していたが、「全てに目を通した」そうで、「そういう人たちが毎日のように『辞めないでください』、『引退しないでください』、『これからもずっと一生応援します』っていう言葉を本当にたくさんたくさんいただいて、その言葉をもらったことで僕も一つ勇気を振り絞ることが出来ると言うか。正直、本当この10年は怪我とか体調だったり、無理しながらでもやってきた部分があって、今回も負けた後も無理してでも絶対にリベンジしてやるって思ったこともあったんですけど、そういう人たちの言葉をいただいて、1回僕の心と体のコンディションというのを正常に戻して、そこからもう1回新しいチャレンジが出来たらなという気持ちでいるんで、1回ここで僕は戦う舞台からは離れようと、前向きな意味で休養させていただこうと思っています」と前向きな休業宣言。 その理由として、武尊は拳とヒザの怪我が完治しないこと、そして「これは公表するか悩んだんですけど」とした上で、「数年前から精神科に通わせていただいていて、パニック障害とうつ病と診断されていて。その部分っていうのは昔からでもあったんで、自分でもそこと上手く付き合いながら出来てたんですけど、今回の試合の約1年前ぐらいですかね? まあ決まるまでで言ったら数年間ですけど、そこで自分の心が耐えられるのかなっていう不安もあったし、知らず知らずのうちに自分の心が壊れていっているのを感じていて…今回の試合前にちょっと体調が悪くなった時期があって、復活する姿を見せることが次のまず1個目の戦いかなと思っています」とパニック障害とうつ病を患っていることを公表。 続けて、「まずはその戦いにしっかり勝って、また元気な姿をみんなに見せられるように必ず復活したいと思うので、その戦いをみんなで応援してくれたら嬉しいなと思います。休養はさせてもらうんですけど、体は今まで通り動かすし、出来るトレーニングはこれまで通りやっていくし、何もやらないとそれこそ本当に気持ちが落ちちゃうと思うんで、出来る限りのことだったり、少し時間が経ってからですけど仕事とかもちょこちょこやりつつ、SNSも変わらずファンの人に姿を見せられるようにはやっていこうと思っているので、変わらず応援してもらえたら嬉しいなと思います」と復帰を約束した。 また、「今回負けてしまって、K-1の大将としてK-1を背負わせてもらって、ずっと戦わせてもらって、今回の試合もK-1の代表として戦ったつもりだったんで、そのK-1の代表として負けてしまったということは、僕はもうK-1を背負う資格はないなと思っています。ケジメとしてこのベルトは返上させてもらって、次の世代にバトンタッチしたいなと思っています」と保持しているK-1スーパー・フェザー級王座の返上も発表。 「本当に言葉をかけてくれた人たちもそうだし、心の中で思ってくれている人たちの気持ちも僕には届いているんで、そういう人たちに感謝したいと思います。わがままですけど、なんか最後に勝つ姿を見せてから終わりたい」という武尊には早速多数のファンから励ましの言葉がSNSに溢れ返っており、天心はキックを卒業しボクシングに転向してしまうが、武尊が引退を踏みとどまったことに対する安堵の言葉も見られた。 K-1は武尊が欠場している間に新たなスター、そしてK-1を背負うエースを生み出すことが出来るのか?期待しながら注目したい。(どら増田 / 写真・山内猛)
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スポーツ 2022年06月27日 20時30分
ソフトB、主砲・柳田がスタメン落ちしたワケ 「両足を気にしてた」前日の守備中にアクシデント発生か
26日に行われ、ソフトバンクが「2-3」で敗れた日本ハム戦。「3番・右翼」で先発したソフトバンクのプロ12年目・33歳の柳田悠岐の守備ミスがネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「2-2」と両チーム同点で迎えた延長10回表2死二塁でのこと。マウント上のソフトバンク6番手・嘉弥真新也は日本ハム・谷内亮太を投ゴロに打ち取ったが、捕球後の一塁送球を右翼方向に大きくそれる悪送球としてしまう(記録は内野安打とエラー)。これを見た柳田はすぐにカバーに入り、一塁線際を転がるボールに走りながらグラブを差し出した。 ところが、柳田はこのボールをグラブに収められず後逸してしまい、慌ててそらしたボールを追いかける間に二走・上川畑大悟が悠々と本塁に生還。勝ち越し点を奪われたソフトバンクは、裏の攻撃で無得点に終わり敗れる結果となった。 >>ソフトB、走塁放棄弁明のリチャードに厳重注意「怒る相手が違う」不満の声も、公に叱った理由は<< この柳田の守備ミスを受け、ネット上には「特に勢いがあるわけでもなかった球を逸らしたのは完全な凡ミス」などと批判が寄せられたが、中には「前の回の転倒でどこか足を痛めたんじゃないか」、「これはさっきの転倒プレーのせいでは? 立ち上がった後両足を気にしてたし」、「あんな平凡な球を後逸するのはおかしい、直前に足痛めてイメージ通りの動きができなかったからとしか思えない」と故障が原因ではないかとする憶測のコメントも少なからず見られた。 「柳田は9回表2死の場面で、アルカンタラが打ち上げた平凡な右飛を追っている最中に突然右ひざから崩れ落ちるように転倒し捕球できず。スパイクの刃が人工芝に引っかかったようで、柳田はカバーのため近くにいた中堅手・牧原大成に地面を指差すジェスチャーを見せながら立ち上がるとプレーを続行しました。ただ、柳田は守備位置に戻った後に両足を交互に伸ばすなど下半身を気にするようなそぶりを見せていたため、ファンの間では直後の後逸は転倒の際に何らかのアクシデントが発生したことが原因ではないかという見方も散見されます」(野球ライター) 柳田は左肩故障から復帰した4月26日~6月26日までスタメン起用が続いていたが、同月27日・ロッテ戦で47試合ぶりに先発から外れている。試合前時点ではベンチスタートの理由については特に伝えられていないが、前日の転倒が関係している可能性もゼロではなさそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月27日 19時45分
阪神・ロハスに「クビもあり得る」厳しい声 初歩的な送球ミスを連発、矢野監督の信頼をさらに落としたか
26日に行われ、阪神が「6-5」で勝利した中日戦。「7番・左翼」で先発した阪神助っ人・ロハスのプレーがネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「3-0」と阪神3点リードの4回表でのこと。この回ロハスは1死二塁からマルティネスが放った左安を捕球すると、本塁に突入した二走・岡林勇希を刺そうとバックホーム。しかし、この送球は山なりの上に三塁方向へ大きくそれたため岡林は難なくセーフとなった。 さらに、ロハスはその後1死満塁から高橋周平が放った左安を本塁に返球したが、今度は二、遊間の位置で中継に入った遊撃手・中野拓夢の目の前でバウンドする低すぎる送球に。これを中野が捕りこぼす間に二走・阿部寿樹が本塁に生還し阪神は同点に追いつかれてしまった。 >>阪神・島田、バットを振り下ろし「クソッ!」と絶叫? 三振後の態度に驚きの声、敵選手への悪影響も指摘<< ロハスの悪送球連発を受け、ネット上には「おおよそプロとは思えない、見るに堪えない酷すぎる送球」といった批判と共に、「久しぶりにチャンスもらってこの拙守…もう矢野(燿大)監督から見限られてもおかしくないのでは」、「今のチーム事情を考えると近日中に二軍落ち、最悪ならそのまま再昇格できずにクビもあり得る」と今後の処遇にも悪影響を及ぼすのではと推測するコメントも少なからず見られた。 「守備難が物議を醸しているロハスですが、今季は打撃でも26日終了時点で『40試合・.179・3本・9打点』と絶不調で、これもあり約半月(8~25日)左翼スタメンでは起用されず。久しぶりに左翼で先発した26日の試合も守備ミス連発、打撃でも『4打数1安打』とほとんど結果を残せませんでしたが、ファンの間では先発起用が裏目に出た形の矢野監督がロハスを構想外とする可能性もあるのではという見方も挙がり始めています。現在の阪神は外野レギュラー3枠のうち、2枠は近本光司、佐藤輝明が占め、残る1枠も6月に入ってからは島田海吏が収まりつつある状況。また、助っ人野手も5月26日から故障離脱中のマルテが6月26日の二軍・広島戦で実戦復帰した上、7月からは新助っ人・ロドリゲスの合流も予定されています。外野枠、助っ人枠ともに代わりはいることを考えると、ロハスはいつ二軍に落とされても不思議ではない上、ライバルの成績次第ではそのまま二軍幽閉、オフに退団となる可能性も決してゼロではないでしょう」(野球ライター) 韓国・KBO時代(2017-2020)に「511試合・.321・132本・409打点」といった数字をマークした実績を買われ、2020年オフに2年総額約5億2000万円(推定)の条件で阪神入りしたロハス。昨季は「60試合・.217・8本・21打点」と振るわず、今季も打率1割台とサッパリだが、期待通りの打棒を発揮できないまま居場所を失うことになってしまうのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月27日 18時30分
DeNA・京山、プロ6年目でついに本格化? 希少な高卒右腕にかかる期待
若手のホープ・京山将弥が、6年目にして本格化の兆しを見せている。 26日に行われた本拠地・横浜スタジアムでのカープ戦に先発した京山は、強風と灼熱のコンディションの中で奮闘。決して絶好調ではなかったものの、時折150キロを超える球威十分のあるストレートを軸に、カーブで緩急をつけながら、スプリット、カットボールで打たせて取るピッチングを披露した。6回には3連打で2点を奪われ逆転を許したが、そこから内野安打、四球で迎えた1死満塁の大ピンチでは相性の悪い小園海斗、中村奨成をしっかりと内野ゴロに切って取り、6回2失点のクオリティスタートを達成した。 本人は「味方のプレーに助けられ良い形で抑えられていましたが、6回は相手打者の流れを止めることができませんでした。次回登板までに勝負どころでの制球力を上げられるようにしたいです」と反省の言葉を残したが、三浦大輔監督は「しっかりと攻めていった中で、カーブも使いながら緩急をつけ、攻めの投球ができていたと思います」と高評価。一打出れば試合が決まってしまう可能性のあった、6回のピンチの場面でも続投させて切り抜けたケースに「よく2点で踏ん張ったと思います。調子が悪くなかったこともありますけど(6回を)投げ切ったということは本人にとっても、チームにとっても非常に大きなことだと思います」と、指揮官の期待に応えた右腕をたたえた。 今年はシーズン途中の5月29日からローテーションを守り、ここまで5試合全てに先発として登板。直近4試合はすべて5回まで投げ切り、防御率は2.08と安定した数字を残している。高卒2年目の2018年は6勝をマークし一気に若手の有望株として名を上げたが、その後は3年間で4勝14敗と足踏み状態が続いていた京山将弥。今年こそブレイクスルーを果たし、横須賀から巣立った希少な高卒としてのローテーション定着で、長年大卒ピッチャーに頼り切っている先発陣に一石を投じる存在となる。 写真・取材・文 / 萩原孝弘
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スポーツ 2022年06月27日 17時30分
スターダムSTARSがQQとのケージマッチ勝利にコグマ「この3人でアーティストのベルトを狙ってみませんか?」
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは26日、『STARDOM Fight in the Top 2022~名古屋でら頂上決戦~』愛知・名古屋国際会議場イベントホール大会を開催した。 メインイベントでは、STARS vs クイーンズクエスト ケージマッチ、時間無制限エスケープルール、岩谷麻優&葉月&コグマのSTARSと、林下詩美&上谷沙弥&AZMのクイーンズクエスト(QQ)によるケージマッチ(金網マッチ)が実現。コグマの「もっと高くから飛びたい」という要望にAZMが「面白そう」と応じて、両ユニットが巻き込まれてしまい6人タッグとなった。 試合はいきなり全員がエスケープを試みるも、案の定失敗。コグマとAZM以外は高いところが苦手なため、ケージの上に登るはいいが、岩谷はなかなか降りられず、強引に落とされてしまう。岩谷はドラゴンスープレックスホールドを決めるも、この試合はエスケープのみで決着するため、ノーフォール。6人ともケージマッチは初めてなので、なかなかケージの登り方もぎこちないが、まず最初に岩谷がコグマのアシストもあり、スタスタとエスケープに成功。上谷がこれに続いた。リング上はゴッデス・オブ・スターダムチャンピオンチームのFWC、コグマ&葉月と、林下&AZMに。 葉月とAZMがケージ最上段を跨いで打撃戦を展開。AZMを落とすと、そのままケージ最上段からダイビングクロスボディアタックを決めて、そのままエスケープに成功。AZMがコグマを捕らえている間に林下もエスケープに成功する。 最後は言い出しっぺのコグマと、それに応えたAZMの一騎討ちに。ある程度の距離を保ちながら、2人はケージに跨り、ジャンケンをしたり挑発合戦を繰り広げつつ、距離を縮めていくと、あっち向いてホイで張り手合戦。いきなりリングに降りると、ハイスピーダーな2人ならではのスピーディーな展開へ。これを制したAZMがケージの最上段に登るとダイビングフットスタンプが炸裂。しかし、AZMも足にダメージが残ってエスケープ出来ない。すると逆にコグマが最上段に登り、なんと場外へダイビングクロスボディプレスでエスケープ。STARSが勝利した。 試合後、コグマは「AZMちゃん楽しかったね!また遊ぼうね!」とAZMに呼びかけると、AZMは悔しそうな表情でバックステージへ。コグマは「STARSの信頼あってこその勝ち!ありがとうございました!また新たな挑戦してみませんか?私たちの新しい挑戦、この3人でアーティストのベルトを狙ってみませんか?」と岩谷と葉月に提案すると、アーティスト・オブ・スターダム王者のスターライト・キッドが現れ、「6.28後楽園大会でのキャプテンフォールマッチにSTARSが勝ったら考えてあげてもいいよ」と条件付きながら、挑戦を受諾した。 6.28後楽園大会の結果も気になるところだ。◆スターダム◆『STARDOM Fight in the Top 2022~名古屋でら頂上決戦~』2022年6月26日愛知・名古屋国際会議場イベントホール観衆 1213人(満員)▼STARS vs クイーンズクエスト ケージマッチ(時間無制限エスケープルール)岩谷麻優&葉月&○コグマ(24分36秒 エスケープ)林下詩美&上谷沙弥&AZM●【退場順】1.岩谷麻優2.上谷沙弥3.葉月4.林下詩美(どら増田 / 写真・Rinco)
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スポーツ 2022年06月27日 15時30分
楽天対西武戦、観客の妨害行為に「また起こったのか」呆れ声 昨年もロッテ選手が激怒、球団側は対策すべきと指摘も
26日、楽天生命パークで行われた楽天対西武戦。「0-2」で楽天が敗れたが、試合結果以上に話題となったのが楽天のプロ7年目・28歳の茂木栄五郎の打球を巡るハプニングだった。 「0-2」と楽天2点ビハインドの6回裏。この回先頭の茂木は西武先発・與座海人がカウント「1-1」から投じたカーブを強振するも、打球は左翼側ファールゾーンにフラフラと上がる打ち損じに。これを追った西武左翼手・オグレディはフェンス際で捕球体勢に入った。 ところが、フェンス際の座席に座っていた観客が身を乗り出してこの打球を先に捕球してしまい、守備妨害を受けた形のオグレディは両手で頭を抱えるジェスチャーを見せる。ただ、一連の様子を見ていた三塁塁審はアウト判定を下し、直後に「観客の妨害があったのでアウトとして、1死走者なしで再開します」と場内アナウンスで説明した。 >>田中将大に「初めて見た」「物に当たるなんて」驚きの声 ベンチで怒り爆発? 試合後には意味深発言も<< 野球規則では「打球または送球に対して観衆の妨害があったときは、妨害と同時にボールデッドとなり、審判員は、もし妨害がなかったら競技はどのような状態になったかを判断して、ボールデッド後の処置をとる」と定められている。三塁塁審はこのルールを元に、妨害がなければオグレディは打球を捕球できていたと判断したようだ。 西武側が不利を被る結果とはならなかったこのハプニングだが、ネット上には「ボールが欲しい気持ちは分かるが、グラウンド内に手を伸ばして捕りに行くのはダメ」、「下手に取りこぼして、それでオグレディが怪我したら責任取れるのか」といった批判が多数寄せられた。 また、ファンの中には同球場では2021年5月1日・楽天対ロッテ戦でも同様のトラブルが起こっていることから、球団側に対策を求める声も少なからず挙がっている。4回裏1死一塁で楽天・小深田大翔が左翼ファールゾーンフェンス際に打ち上げた打球をロッテ左翼手・角中勝也が追うも、身を乗り出してグラブを出してきた観客に遮られ捕球できず。このプレーはビデオ判定の結果アウトとなったが、角中は打球を取りこぼした直後に観客を数秒ほどにらみつけるなどかなり憤った様子を見せた。この件を引き合いに、ネット上には「また観客の妨害行為が起こったのか 、もう防球ネットをつけるとかしないといけないのでは」との球団への指摘も散見されている。 昨季、今回の件はどちらも、球団としての見解は特に発表していない楽天。球界では今回のような予期せぬトラブルやファールボールが観客に直撃するリスクを回避するため、ファールゾーン際の座席一帯にかかる防球ネットが設置されている球場(横浜スタジアム、ベルーナドームなど)もいくつかあるが、楽天が今後何らかの対策を打ち出すことは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月27日 11時30分
SKE48荒井優希タイトル挑戦に暗雲?「赤井さんに組んでいけるって思ってもらえるように頑張ります」
東京女子プロレスは25日、兵庫・神戸芸術センターで『TJPW CITY CIRCUIT~神戸公演~』を開催した。 次回ビッグマッチ『SUMMER SUN PRINCESS '22』7.9東京・大田区総合体育館大会で、プリンセスタッグ選手権試合、チャンピオンチームのマジラビこと坂崎ユカ&瑞希に、赤井沙希とのタッグで挑戦が決定している荒井優希。 この日はその前哨戦として、愛野ユキ、上福ゆきとの“ゆき”トリオを結成し、坂崎&らく&遠藤有栖組と対戦。荒井と坂崎にとってはタイトルマッチの前哨戦だ。 試合は荒井が坂崎にビッグブーツからエルボーを放ち、成長の爪痕を残そうとするも、坂崎は実力差を見せつけるかのような鋭いエルボーを放つなど、誰が見てもその差は歴然としていた。試合は愛野が遠藤をヴィーナスDDTで下し、ゆきトリオが勝利を収めたが、荒井の表情は晴れやかなものではなく、坂崎との力の差を痛感した様子。 「あと2週間で力も、他のところでも対抗できるように頑張りたい」と話すのが精いっぱいだった。26日の福岡・西鉄ホール大会では坂崎&瑞希を相手に最後の前哨戦に臨むだけに、「不安ですけど、赤井さんが見た時に、組んでいけるって思ってもらえるように頑張ります」とパートナーの赤井が不在の間に自力で何とかしたい思いを口にした。 また、同じ7.9大田区大会で組まれたプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合に向けて王者の中島翔子、挑戦者の辰巳リカがタッグマッチで火花を散らした。 最初で最後の前哨戦で勢いを見せつけたのは辰巳だ。徹底した足殺しと攻撃力抜群のヒップアタックで中島の機動力を削ぎ落とすこと成功。パートナー渡辺未詩との連係も冴え、分断した鈴芽をドラゴンスリーパーで料理した。辰巳は「前哨戦は全て勝つで“全勝戦”。中島翔子を虜にさせた上で狂い咲く」と必勝を誓った。(どら増田)
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スポーツ 2022年06月27日 11時00分
米マイナー退団・秋山、広島移籍の決め手は2000本安打? 最も縁遠い球団が争奪戦を制した背景は
グラウンド外でも広島の発言力が強くなりそうだ。 6月26日日曜日のプロ野球は、6試合全てデーゲームで行われた。神宮、横浜、ZOZOの関東3試合は全て気温30度を越す“真夏日での開催”となった。 そんな“暑さ勝負”の試合も終盤に差し掛かったころ、衝撃的な一報が飛び込んできた。秋山翔吾外野手が「広島入り」を決断した、と――。 >>広島、米マイナー退団・秋山獲得はマエケン復帰の布石か 球団首脳の発言が憶測を呼ぶ、“友達以上”の関係性に期待?<< 「条件面ではソフトバンクが一番良かったようです。最終的には古巣・西武を選ぶと予想されていましたが」(ベテラン記者) 一報が飛び込んできた時、広島は横浜スタジアムで延長戦を戦っていた。佐々岡真司監督などチームスタッフたちはノーコメントだった。 しかし、夜間になって、秋山、広島双方の関係者が「正式発表は明日以降(27日)だから」と暗に認め始めたのだ。 「秋山が最初に会ったのは、西武でした。『22日に会った』と渡辺久信GMが認めています。広島が秋山と会えたのは最後でした」(球界関係者) 広島が秋山と会談したのは、6月24日。 もっとも縁遠いと思われていた状況を逆転させたのは、「2019年1月22日の出来事」だった。当時、秋山はプロ野球選手会の代表者として、NPBスタッフや12球団出席者と直接協議の場にも駆り出されていた。 「今季中の実施をめざしている現役ドラフトの案が浮上してきた2019年でした。秋山はチャンスに恵まれない若手たちの状況を説明しました。一方的に選手側の意見を言うだけではなく、球団側の反論にも耳を傾けていました。今後の話し合いのポイントも明確にしていました」(前出・同) その事務折衝の場にいたのが、広島・鈴木清明球団本部長だった。同本部長は秋山のクレバーさ、人柄に一目を置いていたという。 「西武時代に指導した河田雄祐ヘッド兼外野守備走塁コーチにも、若手時代の様子を聞いてから今回の交渉に臨んでいます」(前出・同) 秋山がこだわったのは、契約年数。通算安打は1476本。2000本安打達成を目標としており、そのためには契約年数は1年でも多い方が良い。「3年」を提示したのは、広島とソフトバンク。これに加えて、秋山の側からすれば、“数時間”しか会ったことのない鈴木本部長から「人柄も…」と言われ、グラッと来たのだろう。 「現在の選手会の会長は、広島の會澤翼です。會澤が現役ドラフトの事務折衝を引き継いでいますが、制度導入において尽力したのは阪神でした。阪神の発言力が強くなると思っていたら、大逆転です。秋山加入で広島がイニシアティブを握ることになりそう」(ベテラン記者) 来春開催の方向で進められているワールド・ベースボール・クラシック(WBC)においても、秋山の代表復帰に期待する声が出ていた。 広島は首位ヤクルトからまだ1勝しか挙げていない(1勝7敗1分)。ヤクルトを独走させた責任は大きいが、俊足好打の1番バッターを得たことで、一気に巻き返してくるかもしれない。秋山の選択がセ・リーグの戦況も変えてくれそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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