最初に結成された美術部の部長は片山陽加。第3期生としてAKB48に加入した彼女は、その古風な顔立ちと古臭い言葉遣いから、メンバーの中では、「昭和キャラ」としていじられることが多く、テレビ番組では、「ババア」といじられるのが定番。ただ、ダンス、歌唱力はAKB48の中でも屈指の実力者と言われていることから、ファンの間でも評価が高い。一方、美術の分野でも、独特な絵を描くことで、「片山画伯」と言われることもある。
演劇部の部長は中村麻里子。AKB48の9期生とまだ経験が浅いメンバー。ただ、本人は、はやい段階から女優の道を目指したいと公言している。AKB48には篠田麻里子もいることから、本人も「コマリコ」というキャッチフレーズを使う。なお、第一回目のじゃんけん大会では、篠田麻里子と対戦したことから、“麻里子対決”と注目された。ちなみにネット上では、「もし、すでにテレビドラマで活躍している前田敦子(1期生)と大島優子(2期生)が演劇部に入りたいと言ってきたら、中村麻里子はストレスで胃に穴が開くんじゃないか」と心配する声も聞こえる。
料理部は中塚智実。AKB48の5期生で同期には指原莉乃など、すでにメディアで活躍しているメンバーが多くいる世代ではあるが、これまではあまり、陽の目を見るメンバーではなかった。そんな彼女、今回の部長就任は、秋元康氏から突然の指名だったようで、「google+」で、「私がリハをしている間に…料理部設立、部長就任…ポカーンなんだなんだなんなんだこれは!」と驚いた様子。ただ、秋元氏が彼女の名前の漢字を間違えていたようで、「でもひとつだけいいですか? 私は中塚智『実』ですやすす先生…」と指摘している。
軽音楽部は横山由依。昨年の第3回総選挙で19位と大躍進を遂げた彼女だが、部長就任への就任理由として、「去年の夏、GM5に向けて楽器の練習を開始した時、すべての楽器のアンダーに入れるように、コツコツ練習していたのを見ていたから。横山なら、先輩も後輩もなく、まとめていけるだろう」と秋元康氏は語っている。
文芸部は北原里英。秋元康氏自らが、「文才があるから」と語っている。選抜常連組の彼女だが、立ち位置には決して恵まれていない北原が、今回の部長就任をきっかけにどんな展開を見せていくのか注目が集まる。ちなみに文芸部の副部長には佐藤亜美菜が決定している。亜美菜といえば、これまでアイドルには禁断の下ネタトークで話題になっていたけに、ぜひアイドル界初の官能小説を発表を期待したい。