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金欠酒井被告 500万の壁

 覚せい剤取締法違反で逮捕・起訴された女優の酒井法子被告(38)が14日に保釈を申請し、認められたものの保釈保証金500万円が未払いのため、15日以降の保釈となった。このことで分かったのは、酒井被告の意外な金欠ぶり。もはや頼れるところもなく、解雇された前所属事務所の「サンミュージック」が手を差し伸べるかどうかが注目されそうだ。

 「保釈保証金は逃亡を“手助け”した建設会社の会長が払うと思われていたが、その会長が出し渋ったため当てが外れ、保釈金が用意できなかったようだ。酒井被告のこれまでの稼ぎならば、500万円ぐらいは簡単に用意できると思われていたのだが…」(警視庁担当記者)
 酒井被告の弁護人は14日朝に東京地裁に保釈を申請。酒井被告が拘置されている警視庁東京湾岸署前には多くの報道陣が集まり、夕方、地裁は保釈を認めたが、酒井被告は保釈されなかった。
 「保釈後、正面玄関で酒井被告が報道陣に謝罪するという段取りになっていたが、まさか保釈金が支払われないとは湾岸署員も驚いたのでは」(同)
 保釈金の支払いのみならず、身元引受人もくだんの会長が受けると思われていたが、「会長はマスコミに追い掛け回されたせいで、もううんざりの様子。酒井被告の件から手を引いた」(週刊誌記者)というから、ほかに頼れるのは酒井被告自身のこれまでの蓄えのはずだった。

 「酒井被告はデビュー10年目の1995年に3600万円(推定)で高額納税者に初公示されて以来、97年から最後の公示の05年まで高額納税者の常連。03年、04年には年収1億を突破。億単位の蓄えがあってもおかしくない」(同)
 ところが、今回露呈したのは思わぬ金欠ぶりだった。その原因はやはり、同じ容疑で逮捕・起訴された夫で自称プロサーファーの高相祐一被告(41)だという。
 「高相被告は98年に酒井被告とデキ婚後、まともに働いたことがない。商才がないので、自分でサーフショップを始めたかと思ったらすぐにつぶし、その負債は酒井被告が肩代わり。家族で海外旅行するのも、家計もすべて酒井被告の稼ぎに頼りっきり。そのうち、酒井被告にクスリを教え、その購入代金すらも酒井被告が払っているうちに、いくら金があっても足りなくなってしまった。酒井被告の稼ぎも04年以降は減る一方だったから、500万円の支払いにも困ったのでは。高相被告も14日に保釈を申請したが、保釈金は相変わらず酒井被告頼みとの情報もある」(レコード会社関係者)
 となると酒井被告が頼れるのは、すでに解雇されはしたものの、デビュー以来所属してきた「サンミュージック」しかない。酒井被告に“救いの手”は差し伸べられるだろうか?

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