この日吉永は、10日に公開される映画『北の桜守』で共演した女優の篠原涼子と対談出演。今作で映画の出演本数が120本になることを受け、その秘訣を聞かれると、「健康で元気な姿で画面に出ることが大切」だと言い、「ジム通い」に励んでいると告白した。
吉永によると、25kgほどのバーベルを持ち上げることもあるそうで、隣にいた篠原も、思わず「えっ!?」と声を漏らすなど驚きを隠せない様子。しかし、吉永は「それはまだ初級」とあっさり答え、さらに篠原を驚かせた。
今後は「もっとスポーツの数を増やしたい」そうで、今は「テレビで見たらカッコよかった空手」に興味があると言う。「それ以上増やしちゃうんですか」と篠原はツッコミながらも、前向きな吉永を尊敬していた。
芸能人は有名になればなるほど、批判的な意見も受けやすいものだが、吉永だけはその数が少ない。
「タモリさんなど大物たちから一目置かれていることからも分かるように、吉永さんは中高年のファンが多い。週刊誌にしても吉永さんのことを悪く言えば、こちらがバッシングされてしまいます。以前、とあるイベントで作家の中村うさぎさんが、吉永さんが整形しているのではといったような発言したときには、記事にするどころか、うさぎさんが報道陣から反感を買ったほどです」(週刊誌記者)
実際、そんな吉永の傍にいれば、自身のイメージアップに繋がるからか、共演者らは映画の制作会見などで、吉永とどれだけ仲良くなったかアピールしているようにも見える。吉永ももう72歳。だが、演技力もさることながら、“女優”ということにプライドを持ち続ける姿は多くの人を惹きつけていることも確かだ。
先日、マツコ・デラックスと共演を果たした時には、マツコに「人類で一番離れた立場にいる人」「忘れかけていた男の部分が…」と言わせるほどだった。
芸能人から見てもオーラがあるというのは有名な話だが、マツコの声を聞くとそれも納得だ。