1980年代から絵を描き始め、たびたびその絵が話題になる工藤だが、「気持ちのいいブルーの絵が欲しくて描いた物です」というコメントとともに、海の中の様子を描いた自作の絵の写真を投稿。「ブルーを見ると少し涼しくなれるかな?」と問いかけ、その後、ファンからの「素敵な絵」というコメントに対し、「喜んでもらえて良かった」「私は夏にブルーを見るのが大好きなので、シェアーしました」と明かしていた。
しかし、そんな工藤の絵に対し、ネット上では「立体感や遠近感が未熟で、違和感がある」「色彩で誤魔化してるけど奥行きがない」「海の青を押すのなら青の種類を増やしてその先を感じさせる方がいい」という指摘が殺到。しかし一方で、「何かにつけて文句をつける評論家気取りはやめてもらいたい」「素人がごちゃごちゃ上から言ってもしょうがない」「評価付けたり批判だけなら簡単。自分自身で描けと言われても大多数の人が描けないと思う」と指摘に対する批判の声も寄せられていた。
「工藤さんは絵を趣味でやっていると思っている人も多いようですが、有名画家の元で長年、本格的に学んでいます。二科展では1990年から入選を果たし、2016年には会友推挙に選ばれていますよ。会友推挙は連続入選をすることでやっと手にできるもの。最近はモデルの押切もえさんや欅坂46の佐藤詩織さんが入選しているので、二科展は簡単に入選ができる展覧会だと思われがちですが、入選ができるのは約3分の1ほどなので、入選し続けることは決して簡単ではありません」(芸能記者)
だが、専門家の意見は真っ二つに分かれるようだ。
「専門家の中には『隠れた色と生きている色との色彩が素晴らしい』と工藤さんの作品を評価している人もいますが、『人物画は中身が空っぽ。見る側に想像させない絵』『感受性を表現する技術がまだ足りない』と厳しい声を上げる人もいます。とはいえ、工藤さんの絵の価格は1枚10万円ほどで売られていて決して安い値段ではないです。それでも購入する人がいるあたり、工藤さんの絵を認めている人も多いのでしょう」(前出・同)
ファンを含め、工藤の絵を楽しみにしている人は一定数いるようだ。
記事内の引用について
工藤静香の公式Instagramよりhttps://www.instagram.com/kudo_shizuka/