キャサリンはジョーからの「昨年6月のマイケルの死は、マイケルの処方薬中毒を治療する際に、誰かに助けを求めるよういわれたが、彼女がそれを拒否した」「つまりマイケルの死は、彼女に責任がある」という非難に対するコメントは避けているが、彼女の弁護団はジョーのこの行為を批判している。
キャサリン側の弁護士アダム・ストレイサンドは、ゴシップサイトTMZに「世界中の人々は、ミセス・ジャクソンはいつも愛に溢れた母であり、また祖母である事を知っていますし、彼女とマイケルの間には格別な関係がありました」とキャサリンを援護。そしてマイケル・ジャクソンの遺産を管理する弁護士ハワード・ウェイツマンは「ジョー・ジャクソンによるミセス・ジャクソンにマイケルの死の責任があるという推測は馬鹿げています。ミセス・キャサリン・ジャクソンは献身的で、マイケルの生涯を通して、愛に溢れた母親でした。マイケルの母親への愛と尊敬は彼の財産分与にも反映されています」と同じくジョーを非難している。
双方の弁護団によると、ジョーはマイケルの財産からは何も受け取れず、キャサリンからの小遣いに頼っている状態だが、マイケルの財産から金銭を分与されるように裁判所に訴えるつもりはないようだという。代わりにジョーはマイケルの名前を使ってひと儲けしようと考えているが、殆どの計画がマイケル・ジャクソン財団によってブロックされている。
マイケルを虐待していた事でも非難されていたジョーは昨日13日、マイケルが急性プロポフォール中毒で死亡してから、僅か数時間後にはキャサリンを非難していたという事実を認めている。
霊安室で妻と衝突した事についてジョーは「キャサリンは手に負えない程泣いていて、凄く動転していた。しかし、彼女の泣いている姿を見てイライラさせられたから、ハグはしなかった」「『もし俺の言う事を聞いていれば、マイケルは今も生きていた』と言ったんだ。彼女の目の前で彼女の間違っているって事をずっと言ってやろうと思っていたから」「自分の感情を押し殺す事が出来なかったんだ。キャサリンは何も言わなかった。俺は彼女の側から離れないといけなかった。もし俺の言う通りにやっていれば、マイケルは今でも生きていたと思うよ。俺は彼女に対して激怒したよ。(マイケルの死は)どうにか食い止めることは可能だったんだからね」