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錦織圭選手がファンにテニスの秘けつを伝授「最終的にトップに行きたい」

 来場者参加型イベント「カップヌードルバースデーフェスティバル」が9月15日から17日まで、神奈川県横浜市のJR桜木町駅前広場で開催。最終日となる17日、プロテニスプレーヤーの錦織圭選手、陸上競技の佐藤悠基選手、サッカーJリーグ横浜・Fマリノスの斎藤学選手が特別ステージに出演し、トークショーを行った。

 1971年に発売された日清食品「カップヌードル」。世界初のカップ麺で、今年9月18日に発売41周年を迎える。この日は、先に行われたロンドンオリンピックのテニス男子シングルス、男子1万メートルと5千メートル、男子サッカーで大活躍した3選手の登場となり、連休最終日の会場は大勢のファンでにぎわった。

 ステージにあがった錦織選手は、「バースデーフェスティバル」にちなみ、誕生日の思い出を「5歳くらいの時に親からもらったちっちゃい子ども用のテニスラケット。それがきっかけでテニスを始めたので、一番、思い出に残っています」と紹介。

 ロンドンオリンピックについては、佐藤選手は、結果には満足できていないとしながらも「世界のトップレベルと走ることができたので、自分の成長のために大きな刺激を受けた」と、斎藤選手は「チームとして4位になれたのはすごくうれしかったのですけど、メダルまであと少しというところだったので、世界との差というものを感じました」と、錦織選手は「メダルには届かなかったもののすごくいい経験ができたので、これからの自分のテニス人生にとっても大きな意味があったと思います」とファンに報告した。

 ほか、フェスティバル会場では、テニスラケットでボールを的に入れる「ターゲットテニス」らをファンが楽しみ、なんと、「ターゲットテニス」のコートに錦織選手が姿を現し、ラケットを持ったファンにテニスの秘けつを伝授するサプライズも。「強くなりたいという思いがあるので、それが一番のモチべショーン」と語る錦織選手は、「最終的にトップに行きたいという思いがあるので、常にその気持ちをもってプレーしています」と語った。(竹内みちまろ)

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