同作は長編劇場版のシリーズ13作目で原作者の尾田栄一郎氏が総合プロデューサーを務めた。全国739スクリーンで公開され、オープニング2日間で82万0830人を動員、興行収入11億5577万1000円をあげた。
公開初日には47万8528人を動員、興収6億7517万6000円をあげ、4月に公開された「名探偵コナン 純黒の悪夢」の初日を抜き、初日の成績では今年No.1となった。
2位は「ファインディング・ドリー」。スマホ向けゲーム「ポケモンGO」が話題となっている中、「ポケモン・ザ・ムービーXY&Z 『ボルケニオンと機巧(からくり)のマギアナ』」は先週と変わらず3位。
4位は「インデペンデンス・デイ リサージェンス」。5位はEXILE TRIBEの一大エンターテインメントプロジェクト「HiGH&LOW THE MOVIE」で、公開9日間で76万人を動員、興収10億円を突破した。
「『ONE PIECE』の公開スクリーンの数は邦画史上最多とあって、かなりの興収が見込める。『HiGH&LOW』はいよいよ、チケットに映画の鑑賞券が無料で付いたコンサートがスタートしただけに、今後、ツアーの日程を重ねるにつれて集客を伸ばしそうだ」(映画ライター)
29日は「ヱヴァンゲリヲン」シリーズの庵野秀明が総監督・脚本を務め、長谷川博己、竹野内豊、石原さとみら豪華キャストの出演で話題になっている、日本版で12年ぶりのゴジラシリーズ「シン・ゴジラ」がいよいよ公開。「ONE PIECE」の強力なライバルになりそうだ。
*『ONE PIECE FILM GOLD』(C)尾田栄一郎/2016 「ワンピース」製作委員会