同誌によると、東京都内の住宅街でここ最近、男女の騒がしい声が響き渡っており、耐えかねた近隣住民が警察に通報。騒音のあった部屋へ行くと部屋の主は井上で、駆け付けた警察から「うるさくしないように」と厳重注意を受けたという。
井上といえば、2016年12月に東京都世田谷区の路上で走っているタクシーに接触する事故を起こし現場から逃走。タクシー運転手は首や腰に2週間のけがを負い、書類送検(後に不起訴)され3カ月半の活動謹慎となった過去がある。今回の通報でまたも「警察沙汰」となってしまった。
井上の近隣トラブルに対し、ネットユーザーからは「耐えかねた住民が通報ということはかなり常習的に騒いでいたということでは?」「あまりに常識がない」「もともと井上自身に性格的な問題があるのではないか」との意見が相次いだ。
また、今回の井上の近隣トラブルは、図らずも雨上がり決死隊・宮迫博之やロンドンブーツ1号2号の田村亮ら、闇営業芸人による謹慎組に向けた再度のバッシングに発展しているようだ。
井上は、前述のタクシー事故から3カ月後の2017年3月、マスコミを集めて謝罪会見を開き「強く反省している」「できることならもう一度、漫才をやりたい」と涙ながらに語る姿が話題を呼んだ。
そんな過去もあり、井上は今年問題となった闇営業問題の芸人たちに関し、とあるイベント会場で質問を受け「(信頼を回復するには)宮迫さん、亮さんが矢面に立つ勇気が必要だと思います。記者会見をするのが一番かな」と先輩たちにアドバイスしていたのである。
しかも、コメントしたのは井上が警察から注意を受ける数時間前、7月7日の夕方ということもあり、当の井上としては非常に「格好の悪い」事態になってしまった。
ネットでは「だから吉本の芸人は甘い」「『吉本の謹慎』が大して厳しくないことを井上が証明してしまった」と厳しい声は多い。本来は不祥事案件から再起した優良モデルケースだったはずの井上が、逆に足を引っ張ってしまった形だ。
もっとも、井上は以前から先輩タレントの多くから「私生活のナルシストぶりがひどい」「天狗になっている」と裏の性格を暴露されることもあるため、もともと問題がある人物なのかもしれない。ただ、今回の説得力のなさには謹慎中の宮迫らも「お前が言うな!」と思わず突っ込みたいところだろう。