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ZERO1 大谷 俺は不死鳥

 ZERO1が窮地に立っている。10・24後楽園大会で世界ヘビー級選手権は王者・田中将斗が川田利明に敗れ、至宝が外部に流出。

 12日に両国国技館では大谷晋二郎がIWGP王者の中邑真輔に挑むも結果を残すことはできなかった。2トップが大舞台で苦杯を喫したという事実は重く、いまのZERO1は深刻な非常事態に陥っている。
 だが、大谷は悲壮感を表に出すことはない。2試合とも内容では負けていないという自負を持ち、「結果を見れば危機感がないと言えば嘘になる。でも試合を見てくれた人は、僕たちが窮地だと思わないはず」と言い切る。
 事実、どちらの試合も接戦で、川田は「昔やった以上に、成長していたことを認めてあげないといけない」と田中を称えるコメントを残している。

 田中が敗れた直後、大谷は「必ずベルトを取り返す」と川田に詰め寄ったが、新王者に噛み付いたのは大谷だけではなかった。崔領二、佐藤耕平、KAMIKAZEといった主力選手が宣戦布告。
 彼らが見せた危機感と責任感はZERO1内の競走意識を高めるもので、大谷は「頼もしかった。半面、アイツらに負けてたまるかと思う。挑戦権を譲るつもりはない」とした。
「本当に強い男は勝ち続けるのではなく、負けても立ち上がり続ける人間。それを地で行っているのが僕であり田中。ZERO1は絶対に音を上げない」
 逆境になればなるほど燃えてくるのが大谷であり、同時にそれはZERO1の真骨頂でもある。巻き返しはこれからだ。

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