「女と男の熱帯」は、数々の名作を遺した人気脚本家・野沢尚さんが生前に温めていた企画を映像化した大人のラブサスペンス。スクープを狙う記者を藤原が演じ、取材対象者となる男性を渡部が熱演。現代社会という過酷な“熱帯”で巡りあった女と男が愛を育み、社会の闇へ走り出す。全6話で、1月20日(日)スタート(第1話は無料放送)。
野沢さんの原案を読んだ際に「やりたい」と強く思ったことを語った藤原。「仕事とはいえ、ストーカーのようにずっと男性を張り込む」ような役は初めてといい、プロのジャーナリストとして、そして、女として、心の中で「何かが動きだす」所に魅力を感じたと紹介。見所は「スパークする愛」で、ジャーナリストとして、「何が善と悪なのかがわからなくなって、失敗する」姿に、「まったくありえないことじゃないな」と感情移入していたという。藤原は「バリバリ、きっちりした人に見られる」ことが多いというが、「人間じゃないですか」と、自身の内面を振り返る場面も。
渡部は、「ほんとうに、藤原さん、すてきでしたよ」と撮影を振り返った。共演者として、「撮影カメラよりもいい、特等席にいると思ってやってました」と撮影中に藤原を見つめる心境を語った。渡部とのラブシーンを見た藤原は、「こんなにきれいに描いてくれたんだ」と感動を隠せない様子。「とても誇れるラブシーン」と出来栄えに自信を覗かせた。(竹内みちまろ)