香取は昨年9月にフランス・パリのルーヴル美術館で個展を開いているが、その時に展示した作品に加え、いくつかの新規で制作された“体感・体験型のインスタレーション作品群”が展示されるとのこと。開催期間は3月中旬から約3か月間に渡るが、定員が制限されているため、ネット上ではすでに「チケット抽選になりそうで、ため息が出る」「絶対取れないだろうなぁ。舞台も全然取れなかったし」といった諦めの声が挙がっている。
しかしながら、今でもテレビ番組への露出は少ない香取だが、一方で自分のやりたい道を見つけ、さらに仕事も順調のようだ。実際、CMに起用する企業も増えてきており、少しずつ“本格復帰”が見えてきたといっても過言ではない。
「ジャニーズ事務所退所後、香取さんは単独でファミリーマートのCMに出演しているほか、稲垣さんや草なぎさんと一緒にロト&ナンバーズのCMや、スカルプDのCMにも出演しています。新年1〜3日の間でCM露出回数が多かったランキングでも、香取さんは5位にランクイン(鈴木亮平と同本数)していて、バラエティやドラマには出られなくとも、安定した仕事が得られていることが分かりますね。特にCMの仕事は、多くの芸能人が喉から手が出るほど欲しいもの。やはり企業としても使う価値があると判断しているのでしょう」(芸能記者)
だが、なぜここまでの飛躍を遂げることができたのだろうか。
「一番大きな理由は大手を味方につけたことだと思います。今回の個展のスポンサーは、サントリーですが、香取さんは稲垣さんとともにサントリーのCMにも起用されていますね。企業に対しては、ジャニーズが圧力をかけることもできないようで、最近は特に使いやすくなったと広告業界では言われています」(前出・同)
独立当初は「全く仕事がない」状態も想像していたという香取。しかし、アートという新たな武器を手に入れ、さらなる支持を得そうである。