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砂町「あいワンタン」砂町銀座のワンタン専門店。

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提供:週刊実話

 砂町銀座に近い靴屋の息子、荒川君と、二十歳ぐらいの頃よく遊んでいた。彼の家でちょくちょく寝泊まりさせてもらっては、近所の居酒屋でご馳走になったもので、その居酒屋で、なぎら健壱さんをたまに目撃したものだった。

 砂町銀座は年に数回訪れる。そんな時は「丸八通り」側に近い「あさり屋さん」で青柳のむき身フライをちょいつまんで、明治通り側に近い「銀座ホール」でカレーうどん、焼きそば、っていうのが定番。そんな散策の時に見つけたが「あいワンタン」。
「あれ、こんな店いつ出来たんだろう?」
てなことで、突入した。店内は右手にカウンター5席、左手に4人席のテーブル1卓と3人席1卓。

「全種類食べたいな…あれ、いいのがあったよ」
肉、エビ、なずなの3種類が食べられる「スープワンタン3点盛り合わせ6個」500円と「焼きワンタン肉」500円を注文した。

 ご夫婦なのか? 奥さんが中国人で、旦那と思しき人は日本人のようだ。
「スープワンタン3点盛り合わ」は、塩味の効いた若干白濁したスープに長ネギ、万能ねぎ、錦糸玉子。その下にプリンとした丸いワンタンが6個。

 スープは限りなく優しい味わい。肉ワンタンはほどよく下味の入った旨味たっぷりの肉餡、ツルんとして旨いね。エビワンタンのエビは形状をとどめてないけど、仄かにエビの風味が香る上品な味わい。なずなワンタンはタップリのなずな、クセがなく、非常に美味だ。

 肉焼きワンタンはパリっとしてどこか大阪の一口餃子の餡に似ていて、これも旨し。また歌舞伎町の「上海小吃」の餃子にも似ている。もっとも「上海小吃」は上海料理屋なので、餃子というよりはワンタンなんだけどね。
テーブルの客が「ワンタン麺」を食べながら、
「これ美味しいね」
としきりに言っていたので、今度はワンタン麺食べに来なきゃね。

〈店舗データ〉
【住所】東京都江東区北砂5-1-31スカイビル1階 電話03-6666-5056
【営業】11時〜20時
【休日】月曜日
【アクセス】都営新宿線「西大島駅」から徒歩16分 地下鉄東西線「南砂町駅」から徒歩16分

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