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宝塚記念(GI 阪神芝2200m 29日) 関西本紙・谷口はメイショウサムソン◎

 いよいよ、2008年度、上半期の中央競馬もこの宝塚記念でクライマックスを迎える。未勝利の予想もGIの予想も“読者のために当てる”という記者の基本スタンスに、いささかのブレもないが、やっぱり、区切りの春のGIグランプリ決戦。必然的に◎印を打つ手にも力が入る。

 ましてや、今回はあの馬がいる。1週前追い切りの時点で、天才・武豊をも「申し分なし。完ぺき。今週に競馬があってもいいくらい」と唸らせ、記者に何のためらいもなく「この馬で大丈夫」と勝利を確信させてくれた頼もしきメイショウサムソンを眼前にすれば、なおさら胸の鼓動は高鳴るばかりだ。
 「残りわずかな調教師人生だが、縁深き松本好雄オーナーのためにも、もう一丁、フンドシを締め直して仕事をやりたい」とは、瀬戸口師の定年引退に伴い、ダービー馬の移籍の大役を仰せつかった高橋成師。にこやかなその表情からも、デキの良さが伝わってくる。
 「カイバを食ったり、食わなかったりしてイライラする冬場と違って、夏場は本当に安定している。去年は天皇賞の後、ガタガタの状態になり、とても宝塚なんかには使えないと思っていたのに持ち直した。普通の馬では考えられない驚異の回復力。そして、この追い切りを見せられれば夏場がいいという話になってくるわな」とシゲちゃん節にもこぶしが効いて、「非常にいい状態できているから、いいことしか喋られへんわ。去年の天皇賞・春の前もすごく良かったが、あれから1年ちょっと、久しぶりにいい状態になったなあと思う」。
 昨年2着のリベンジと5つ目のGI制覇がかかる宝塚記念。そして、何より昨年は馬インフルエンザで苦渋の決断を下さざるを得なかった凱旋門賞挑戦へのターニングポイントを握る大一番を前にしても、「まあ、ホント、この仕上がりなら気楽にいけるよ」と終始、リラックスムードだ。
 「敵はあの馬かな」と名指ししたアサクサキングスを堂々とねじ伏せ、2年越しの夢に再チャレンジだ!!

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