本書は小学校1、2年生に向けて作られたもので、例文には“ハゲ”に関する記述が満載。たとえば漢字の「千」では、「さいとうさんは毎日千本の毛がぬける。」、「はげのたかしが千円さつをひろって交番にとどけたら、おまわりさんもはげだった。」といったものになっている。
監修は、言語学者の金田一秀穂氏が担当。表紙には斎藤を思わせる人物のポップなイラストが描かれており、楽しく学べる本格的な漢字ドリルとなっている。
斎藤もハッシュタグにて、「耳を疑ったよ」「僕とタカシのハゲストックを」「とことん出したよ」とアピール。「抜け毛をしおりがわりに」というタグも添え、勉強嫌いの子どもに活用してもらいたいと思いを伝えていた。
このユニークなドリルにネット上では、「めっちゃほしい」「全学年出そうよ!」といった期待のコメントが寄せられた。また、子持ちと思われるネットユーザーからも、「早速プレゼントしました」という声もあがっている。
漢字ドリルといえば、昨年小学生向けに作られた『日本一楽しい漢字ドリル うんこ漢字ドリル』(文響社)のヒットが話題を呼んだ。斎藤も「うんこドリルに続き、ハゲドリルでたよ」と綴っており、意識はしているようだ。
「『ハゲ』も『うんこ』同様に、子どもにとっては心をくすぐるワードです。しかし、単に二番煎じという印象もあったり、あまりにもハゲの例文が続くことで、すぐに飽きてしまうのではという懸念もあるようです。」(ネットライター)
また、本書ならではの、別の心配もあると指摘している。
「『ハゲ』は身体的な特徴でもあるため、『素直に笑えない』という声もあります。身近に頭髪の薄い人がいる場合は、購入に躊躇してしまう親もいるかもしれません。」(同・ライター)
果たして、「うんこ漢字ドリル」に続き、二匹目のドジョウを狙うことは出来るのだろうか。
記事内の引用について
トレンディエンジェル・斎藤司の公式Instagramより
https://www.instagram.com/tsukasa_trandy/