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ダンスや歌が“評価されない日本”で、東方神起・ジュンスのソロが危ない

 東方神起分裂3人組のうちの一人、「ジュンジュワー」でおなじみ日本語のダジャレも得意なジュンス。このほど、もともとの愛称であるシアをくっつけて、「Junsu (Xiah) ジュンス(シア)」として本格的にソロデビューし、先日「ガールズ・アワード」というイベントのトリも飾ったという。ソロデビューPVでも見事すぎるダンスと歌を披露している彼は、間違いなくグループの時にない輝きを見せている。しかし、ジャニーズ一辺倒の日本で、高度な彼のテクニックは受け入れられるのか。

 東方神起のライブに行った人は分かると思うが、ストイックにものすごい練習量を積んだ韓国アイドルならではの彼らのダンスは基礎がしっかりしていて、優雅。安定感もある。規則正しいが我流っぽいEXILEの黒人風ヒップホップともまた違うテイストで、儲け主義といわれた韓国の事務所も、彼らをここまで仕上げるのに相当にお金をかけている事がわかる。韓国のアイドルの成功にダンスは欠かせない要素である。

 5人中でも特に、踊りの切れが良く表現力が豊かなジュンス。ソロデビュー盤XIAH junsu 「Intoxication」のPVのでは、たくましい二の腕をさらし、今までになかった男らしくハードな顔を見せている。しかし、実力主義の韓国と親しみやすいキャラクター重視の日本とでは、アイドルのあり方が違う。だからハードになったジュンスは日本でウケないかもしれないと思う。安室奈美恵しかり、浜崎あゆみしかり、日本では洋楽を意識したカッコよすぎる曲とテクニックを駆使したダンスを盛り込むと、必ずと言っていいほどCDの売り上げが落ちる。ちょっとダサめで“カワイイ”がウケるのだ。それを知っているからジャニーズのアイドルグループはダンスや歌の“本格志向”を避けているし、筋肉隆々にもさせない。一度華々しく日本で売り出した韓国スターのピ(レイン)がハリウッドや日本以外のアジアのプロモーションに力を入れ始めたのは、マッチョで高度なダンスのテクニックが日本ウケしなかったからではないか。

 そんな日本で、マッチョでバリバリ韓国志向のアイドルに変身してしまったジュンス。双子の兄のキム・ジュンホもデビューしていて、今後コラボする企画もあるらしいが、基本的に“かわいい王子様軍団”の東方神起は日本のおばさま達にウケたけど、本来韓国で正統派なハードタイプのアイドルに戻った?ジュンスは、ターゲットを誰に絞るか不明で、この先日本人に受け入れられるのか疑問だ。(コアラみどり)

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