ダウンタウンの浜田雅功から、テーブルクロス芸のきっかけを問われた堺は「アメリカでテレビを見ていたらおじいさんが披露していて、これだと思った」「その人にアメリカから来てもらって指導を仰いだが、最初にすっと引いたらできてしまった」ようで、教えることのないおじいさんは観光旅行をして帰ったようだ。
堺はこの日の放送でもテーブルクロス引きを披露し、見事成功させた。続いて黒羽と、NEWSの増田貴久が挑戦するも失敗。特に煽った末に失敗した増田は松本人志から「一番アカンやつ」と厳しいツッコミを浴びた。
だが、堺はさらに「究極の神業」としてシャンパンタワー5段組みのテーブルクロス引きに挑戦し、見事成功させた。腕は衰えていないといえるだろう。
これを受け、ネット上では「久々に見たけどやっぱり爽快だわ」「昔、家でマネして大失敗したな」といった声が聞かれる。一方で、「これ、初めて見たけどすごいわ」「元ネタの『かくし芸』って何よ?」といった声も聞かれる。
「『新春かくし芸大会』はフジテレビ系で1964年から2010年まで放送されていたお正月の恒例番組です。堺のテーブルクロス引きは1992年に披露されました。以降、本人がことあるごとに各番組で披露したほか、ダチョウ倶楽部の肥後克広も堺のものまねで同じ技を披露するなどして広まりました。それだけテレビの影響力が高かった時代といえるでしょう」(芸能ライター)
それでも元ネタは26年前だけあり、「マチャアキのテーブルクロス引き」を知らない世代がいてもおかしくはない。若い世代にも堺のレジェンド芸はインパクトを与えたようだ。