7月23日にロンドンの自宅にて急死したエイミー、レグからダイヤモンドの指輪を送られ、これまでの荒廃した生活スタイルから決別することを誓い、結婚にも同意していたと関係者がザ・サン紙に語っている。
「レグがプロポーズしました。もちろんエイミーは『イエス』と答えました。彼女は彼を愛していましたから」「レグの妻になって、彼と家庭を築くこと以外、エイミーは何も望んではいませんでした。エイミーは非常に自分の乱れた生活を軌道修正したがっていました」「2人は、残りの人生を一緒に過ごしたいと公然と語っていました。お互いにとって完璧な世界を考えていたようです」
エイミーの葬儀の席で父ミッチは、エイミーが数年前に麻薬中毒を克服してから、「ここ数年で一番幸せそうだった」と亡くなる直前の娘について語っており、一方でエイミーの友人らは、エイミーがレグとの将来を見据えて禁酒することを決断していたと考えている。
ある関係者は、「エイミーは6月にリハビリ施設で1週間過ごし、友人らにその後お酒を飲むことをやめたいと語っていました」「レグとの将来を考えていて、それが決断の大きな要因となっていたようですよ」「エイミーは絶対に落ち着きたいと思っていました。自分の中の悪魔を追い祓いたかったようです。レグのプロポーズがよりそれを一層固く決心させました」「それまでの生活を続けたくはなかったようです」と話す。
また父ミッチは、英国議会のメンバーと会合し、個人的に治療を受ける余裕が無い若者を助ける目的のリハビリ施設として、エイミー・ワインハウス基金設立の計画について話し合い、同様の組織に対するより多くの出資を政府に呼びかけた。
「このことは私だけでなく、国全体においても重要なことです。今日、最悪の状況を避けることの出来る若者が何百、何千といます」「私達が助けることが可能な彼らは、未来の警察官であり、医者であり、弁護士や検察官なのです」
労働党のキース・ヴァズ議員は、「昨年の若者向けリハビリ施設の閉鎖や財源の矛盾が顕著になっており、援助のレベルが達していないのです」と語り、ミッチの計画への援助に賛成の意向を見せている。