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100期連続、聴取率No.1! TBSラジオの立役者は伊集院光?

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伊集院光

 TBSラジオが、2001年以来100期連続で聴取率トップとなった。聴取率はテレビの視聴率にあたるもので、首都圏では2か月に1度、調査されている。これに合わせて、各番組はゲストをまねくなど趣向をこらす。そもそもTBSラジオはなぜ強いのか。

 「かつて聴取率トップであったのはニッポン放送でした。この局が強かったのは、時間帯ごとにリスナーのターゲットを絞った番組を作っていたためです。午前中は通勤途中の会社員に向けた情報番組、昼間は自営業者に向けたゆるりとしたトーク番組、夜は若者層向けのワイド番組といったものですね。ただ、内容が極端すぎて、昼間の番組は若者にはあわず、逆に夜の中高生向けの番組を大人が聴くにはつらい。TBSラジオはその狭間をうまくついてきたといえるでしょう」(放送作家)

 TBSラジオは人選の妙もある。誰もが知る有名人ではなく、荻上チキ、ライムスター宇多丸、ジェーン・スーなど、知る人ぞ知る人間に焦点を当てコアな番組作りを行ってきた。

 さらに、TBSラジオ躍進の立役者といえるものが伊集院光である。20年以上続く『月曜JUNK深夜の馬鹿力』のほか、月曜から木曜の午前中には『伊集院光とらじおと』の帯番組に出演している。

 「伊集院光は、もともとニッポン放送でラジオパーソナリティーとしてデビューしています。『オールナイトニッポン』を経て、夜のワイド番組『伊集院光のOh!デカナイト』に出演していましたが、スタッフとの関係悪化により1995年4月いっぱいで打ち切られてしまいます。その半年後の10月から、TBSの月曜深夜でラジオ番組をはじめ現在に至ります。かなり過激な番組作りで知られ、局の廊下を原付バイクで走る、東京のどこかの橋の下にゲーム機を埋めてリスナーに探させるといった企画が行われました。さらに、ニッポン放送の周波数である1242メガヘルツにあわせて体重を124.2キロにしたエピソードをふまえて、TBSの周波数である954メガヘルツの95.4キロにする企画も行われ、見えないラジオで、半年間で約50キロのダイエットに挑みました」(前出・同)

コアな人選に加え、ラジオ界のスターである伊集院光を擁するTBSラジオは盤石の体制にあるといえるだろう。

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