search
とじる
トップ > 芸能ニュース > 市川染五郎、六本木の人工富士を前に「石橋」 新しい歌舞伎のスタイルに意欲

市川染五郎、六本木の人工富士を前に「石橋」 新しい歌舞伎のスタイルに意欲

 歌舞伎俳優の市川染五郎が16日、東京・六本木のミッドタウンで行われた東京ミッドタウン「江戸富士」オープニングセレモニーに出席。東京ミッドタウン内の芝生広場に設置された高さ約6メートルの人工の「江戸富士」の前で歌舞伎「石橋」を披露して会場をわかせた。

 「江戸富士」には四季をイメージするプロジェクションマッピングが投影され、市川は「本当に大きいし、高さ、このスケール感、素晴らしいですね。ミッドタウンに負けじと、そびえ立っている感じです」と人工富士を絶賛。

 六本木には思い入れもあるといい、「学生の頃はここが通学路。毎日ここを通って学校に行っておりました。この近所に住んでいましたし、ミッドタウンがない頃からここを知っていました」と市川。「ミッドタウンができた時はまた新しい町ができたと思い嬉しかった。とても素敵だなと」としみじみ。

 近年は海外での公演にも積極的に取り組んでいるが、「これからの海外公演の意義をずっと考えております、歌舞伎の伝統を世界の方に知ってもらいたいという想いがあるんです。でも完璧な歌舞伎を見せるにはやっぱり日本に来てもらうしかない。海外公演には海外でしかできないことをやりたい」とコメント。「これからも(歌舞伎の世界に)大きな化学反応を起こせるような新しい作品を作り続けていきたい」と話していた。

(取材・文:名鹿祥史)

関連記事

関連画像

もっと見る


芸能ニュース→

 

特集

関連ニュース

ピックアップ

新着ニュース→

もっと見る→

芸能ニュース→

もっと見る→

注目タグ