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函館記念 藤川京子 北の大地でアドマイヤフジが完全復活よ

 北の大地でフジが完全復活よ。あす22日(日)、函館競馬場で行われる「第43回函館記念」(JpnIII 函館芝2000m)は近年、人気通りで決着しているが、女馬券師・藤川京子が下した決断は「今年も堅い」。自信を持って◎に推したアドマイヤフジは57.5kgのハンデ頭ながらも、そこは最強メンバーが集った宝塚記念の4着馬。ローカル重賞での敗戦は許されない。
 毎年、比較的荒れる函館記念ですが、昨年は人気通りの決着。今年はトップハンデ57.5kgの◎アドマイヤフジが器の違いを見せつけます。
 3歳時には3冠レースで皐月賞5着、ダービー4着、菊花賞6着と掲示板を一度しか外していない実力馬で、その後は準オープン→日経新春杯(GII)を連勝。体に実が入り、本格化の兆しが見えてきた矢先のことでした。
 胸椎を骨折してしまい4歳時は11カ月もの休養を余儀なくされてしまいました。首の付け根部分の骨折はあまり聞き慣れませんが、もう大丈夫みたいですね。
 復調の兆しが見え始めたのは前々走の目黒記念。スタートがバッチリ決まり、すんなり好位につけての追走。残り1Fで先頭に立ったところを実績馬ポップロック、軽ハンデ51kgのココナッツパンチに差され、3着に終わりましたが、見応えたっぷりのレースでした。勝ちにいっての競馬でしたし。評価は大です。やっぱり力がありますよね。 そして、それをさらに強く思わせたのが前走の宝塚記念。現役トップ馬たちが一堂に集結したレースでしたが、王者アドマイヤムーンから0秒5差4着。13番人気と評価は低かったですけど、意地を見せてくれました。流れが速かったので後方から競馬を進めたのもよかったですが、展開が味方しただけでははっきりいって勝負できる相手ではありません。直線、馬場の真ん中から力強く伸びてきたフジの脚は、もう本物です。
 あと、この馬のすごいところは自在に動けるところ。目黒記念のように前々でも、そして前走のように後方一気もできます。反応が良くてすぐに動けるし、大型馬だけど以外に器用なんですよ。
好位も取れるので、小回りコースは克服してくれると思います。重い芝も、ただ切れるだけのタイプではなく、パワーがあるので問題ないでしょう。
 最終追いは時計自体は早くありませんが、それまで栗東で十分に乗り込んできたので馬のやる気は十分。雰囲気はとてもいいですね。そして、母アドマイヤラピスが函館2000mを勝っているのも心強いデータです。完全復活したフジが、夏の戦いに挑みます!

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