安村は「R-1ぐらんぷり2015」の決勝戦に進出。Aブロックで、ゆりやんレトリィバァに敗れ、惜しくもファイナルステージ進出を逃したものの、7ポイントを獲得し、2位という好成績だった。審査員だけでなく、お茶の間票も2ポイント獲得し、まずまずの評価を受けた。
「去年も優勝したやまもとまさみさんよりも、結果的に決勝予選で敗れたじゅんいちダビッドソンさんの方が印象的で、テレビでも活躍していました。今年も同様に、とにかく明るい安村さんの方がじわりじわりと活躍する可能性が高いと思います。2番手、3番手ぐらいの芸人さんの方が、何気に人気が出ることがありますからね」(お笑い事務所関係者)
とにかく明るい安村は、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属で、芸歴は今年で15年目。2014年まではアームストロングというコンビを組んでおり、実力派コンビとして有名だった。コンビ時代は、「THE MANZAI」などのお笑い賞レースでは結果が出なかったが、ピン芸人転身後にいきなり「R-1ぐらんぷり2015」決勝に進出。さらに日本テレビ「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!」の「絶対に笑ってはいけない大脱獄24時 未公開SP」にも出演するなど、仕事が増えている。
安村は、16日深夜に放送されたTBS「有吉AKB共和国」にも出演。2週に渡って放送された「小嶋陽菜大好き祭」のコーナーでは、マシンガンズ、風藤松原、やさしい雨、アルコ&ピースといった太田プロ芸人が芸を披露し、番組を盛り上げた。そんな太田プロだらけの完全アウェーの中、ハーフタイムショーで安村が登場。出だしから噛んでしまったものの、「小嶋陽菜の全裸ポーズ」を披露。総選挙、じゃんけん大会、「ヘビーローテーション」を踊っている時のダンス、握手会など、変幻自在のシチュエーションで全裸ポーズを見せつけ、出演者一同を大爆笑させた。結果、安村は「最優秀小嶋陽菜賞」に選ばれ、小嶋からは「衝撃を受けた」と絶賛された。また、番組内では、即興での全裸ポーズも披露し、アドリブ力の高さを証明した。
「全裸ポーズも見所ですが、ポーズを決める際の『ヘイ!』という音ハメ、そして『安心してください。はいてますよ』というセリフこそ、全裸芸をより面白く引き立てている。『安心してください』というセリフは応用が利くので、安村さんには、そこを掘り下げて欲しいです。フリートークでも使えそうです」(テレビ関係者)
2015年は結果的にとにかく明るい安村がブレイクする!?