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トップ10が不動だった今週の映画ランキング

 8月22日、23日の映画興行収入ランキング(興行通信社発表)が発表され、スティーヴン・スピルバーグ製作によるヒットシリーズの第4弾「ジュラシック・ワールド」が初登場から3週連続となる首位を獲得した。

 「ジュラシック・ワールド」は2位に興収2億円以上の差をつけ、週末2日間で37万8941人を動員し、興収5億9749万8800円をあげた。累計動員は400万人を突破し、興収は間もなく60億円に到達。今年公開作品の興収第1位の座に躍り出た。

 「最終的に興収80億円を超えるのは確実。今月の中旬ぐらいまでは、単価の高い3Dや4Dのチケットがなかなか買えない人気ぶりだった」(映画ライター)

 2位の「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」は、週末2日間で26万4938人を動員し、興収3億6137万4700円をあげた。累計動員は260万人、興収は34億円に達した。3位はハリウッドアニメの「ミニオンズ」で、週末2日間の興収は2億円台をキープしている。

 4位の「バケモノの子」は、公開44日目で399万人を動員し、累計興収50億円を突破。5位「BORUTO NARUTO THE MOVIE」は動員150万人に達し興収20億円目前。ネット上で賛否両論が巻き起こっている、人気コミックの実写版二部作の前編「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」は6位。

 1位から6位までは先週とまったく同じ順位。今週の7位以下のトップ10は先週と多少順位の上下があったものの、「インサイド・ヘッド」、「HERO」、「日本のいちばん長い日」、「ポケモン・ザ・ムービーXY 光輪(リング)の超魔神 フーパ」で同じ作品が並んだ。

 28日はヒット作の続編「テッド2」、29日は人気ドラマの映画版「S 最後の警官 奪還 RECOVERY OF OUR FUTURE」などが公開。トップ10の牙城を崩せるかが注目される。

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