業界大手のタミヤは、マンガ雑誌で新作も始まり、ここ数年で人気が再燃しているミニ四駆や、自社が得意とするスケールモデルを数多く展示。中でも注目だったのが、1/32スケールで新たに発売予定の「デ・ハビランド モスキート FB Mk.VI」だ。同商品の元となるのは、第二次大戦時に活躍したイギリス空軍の同名の高速爆撃機だが、リアリティを追求するために、機体が現存するカナダまで行って入念な調査をしたとのこと。
最近艦船模型に力を入れているハセガワでは、自衛隊の最新鋭艦である、ヘリコプター搭載護衛艦「いずも」が1/700スケールで早くも登場。担当者の話によると、最新の艦艇であるため、開発のための取材にはかなり苦労したとのこと。他にも日本海海戦から110周年ということで、東郷平八郎と秋山真之のフィギュアを付属した戦艦三笠の1/350スケールフルハル(喫水線から下の船底まで再現したプラモ)タイプ「日本海軍 戦艦 三笠“日本海海戦1905”w/東郷平八郎&秋山真之フィギュア」を展示していた。
バンダイのブースでは、今年末に新作の公開が予定されている、スター・ウォーズシリーズから、「Y-ウイング」、「スノースピーダー」、「ダースベイダー」など、昔からののファンの心をくすぐるプラモデルが数多く展示されていた。(雅楽次郎)