イギリス、ウェールズ出身のキャサリンは、女優としてのキャリアを積むために渡米後、友人の大きな家が怖くなり、おびえて戸棚にいたという。
「初めてLAに到着した時、しばらくマリブにある友人の豪邸で暮らしていたわ。毎晩、家がきしむような変な音で目が覚めたの。そしたら、ある晩、門が理由もなくいきなり揺れ始めたわ。戸を閉めれば勝手にロックがかかるんだけど、その夜は違ったわ。本当に薄気味悪かったのよ。特に私みたいに一人だとすごく怖いわ。それで戸棚に隠れて寝ていたのよ!」
また若いころのキャサリンは、「金ピカタウン」のハリウッドで、有名になろうとしても思い留まらせた「鉄壁の重層」を批難した。
「ハリウッドには信じられないようなピラミッド階層があるの。正規の階段を上っていかなければ、台本も読ませてもらえないのよ」「美しさには頼らないようにしている。だから私のパフォーマンスには正規の魅力を取り入れようとしているし、それにコミカルさやフィジカル面でもね。長くここにいたいのよ」