27日の東京・後楽園ホール大会では、23日の埼玉・草加で戦列復帰を果たした59歳の天龍源一郎が大ハッスル。会場の声援をひとり占めにした。
RGとのタッグでモンスターHG、パンチ・ド・Cと対戦。M軍の洗脳でモンスター化している相方の正気を取り戻すため奮闘するRGをアシスト。HGのディープキスを受け止めるフトコロの深さも見せ、相手チームを分断。RGがパンチを丸め込み、3カウントを奪取した勝利に貢献。
この日の天龍は、マグナムTOKYOのダンスにも挑戦。腰をクネらせ、観客から喝采(かっさい)を浴びていた。
“ケツおやじ”としてブレーク中の越中詩郎も元気一杯だ。ハッスル(H)軍の紅一点KGとのタッグでレイ大原、赤鬼蜘蛛と激突した一戦でケツ爆弾を連発。KGにもヒップアタックを伝授した上で試合にも勝利し、「やってやるって!」と気勢を上げた。
これに対してM軍も負けていない。川田利明は、EXILEのモノマネと替え歌でブレーク中の芸人「ダブルネーム」と競演。ボノくんとの一騎討ちでは流血に追い込み、側頭部へのキックで完勝した。
オヤジパワーがハッスルの舞台を支配している。