三浦春馬と戸田恵梨香がW主演する月9ドラマ「大切なことはすべて君が教えてくれた」の視聴率が回を重ねる事に下がり続けている。
1月17日に放送された初回は12.1%と早くも“危険水域”で、24日の第2話は11.6%とダウン。そして31日放送の第3話は10.5%でこのままだと1ケタに突入しそうな気配だ。
「これまで高校生の役ばかりやってきたハタチの三浦が高校教師役はかなり違和感がある。ストーリーの展開も早すぎて、少し見逃すとついていけない」(芸能記者)
三浦と戸田のほか、同ドラマには今年事務所がイチオシの武井咲、今や飛ぶ鳥を落とす勢いのAKB48の篠田麻里子らを起用。三浦と戸田以外のキャストにもそれなりの量のセリフが与えられ、芸能界のいろんな力関係がなんとく伺えるドラマ。なんといっても、主題歌は三浦と同じ事務所のポルノグラフィティが歌っているのだが、そんなドラマだけに“視聴者離れ”が一気に加速してしまったようだ。
「かつては20%超えが当たり前だった月9だが、視聴者層の中心だった若者の“テレビ離れ”とともに年々視聴率が下がっていった。これまでの月9でのワースト視聴率はSMAPの中居正広が主演し、上戸彩がヒロインをつとめた09年の『婚カツ!』の第10話で8.8%。このままだとこのワースト視聴率更新は遠くないだろう。視聴率アップのためにはたとえば篠田のつながりでAKB48のメンバーを出すとか…それでもかなり苦しいが」(同)
もはや“崖っぷち”に追い込まれただけに、どうやって視聴率をアップさせるのか制作陣の手腕に注目だ。