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AJC杯 “関東馬”ドリームパスポートが久々の勝利へ意欲

 1回中山競馬を締めくくるのは、天皇賞・春のステップレース「第49回AJC杯」(JpnII 芝2200m 27日)。最終追い切りが今朝23日、美浦、栗東の東西のトレセンでいっせいに行われ、移籍初戦になるドリームパスポートが絶好の気配を見せた。実績から勝って当然。負けることは許されない無冠の帝王が、新天地で順風満帆のスタートを切ることができるか、注目だ。
 平成の無冠の帝王ドリームパスポートが新天地で悲願のGI奪取を目指す。
 2006年の皐月賞→ダービー→菊花賞の3冠は(2)(3)(2)着。そして、この年のジャパンCはディープインパクトの2着と常にGIで上位争いを演じてきた。その実力は自他ともに認めるところ。
 昨年の阪神大賞典(2着)の後、右第3中手骨骨折が判明。約7カ月半の闘病生活の後、ジャパンCで戦列復帰を果たした。結果は14着に終わったが、本来、叩き良化型。続く有馬記念で復活が期待されたが、4角でつまずき落馬寸前の不利を受け6着と不完全燃焼に終わっている。
 有馬記念を最後に、松田博厩舎から稲葉厩舎に移籍が決まり、今月10日、放牧先のビッグレッドファーム鉾田から美浦トレセンに入厩した。

 さすがに厩舎サイドは「まったくの手探り状態」というが、ケイコ役の伊藤助手は印象について「前とは比較のしようがないけど、使って間もないので体は緩んでいないし、しっかりしている」と戦闘態勢にあることを強調した。
 さらに「気持ちが前向きで乗り役の意のままに動ける。でも、まじめすぎる気性が有馬記念は裏目に出たのではないか」と推測する。つまり、鞍上のゴーサインに過剰に反応して、前の馬に乗りかかってしまった、というのだ。この気性はまさに諸刃の剣で、テン乗りの松岡騎手がどう乗りこなすか、注目が集まる。

 【最終追いVTR】角馬場で入念にウオーミングアップしてからコース入り。リラックスして落ち着きのある動きが、デキの良さを物語る。直線も抜群の手応えで糸を引くように伸びてきた。

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