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M-1王者 銀シャリがダウンタウン浜田にもひるまなかった過去

 4日に放送された漫才師日本一を決定する「M-1グランプリ2016」(テレビ朝日系)の決勝で、お笑いコンビ、銀シャリが第12代王者に輝いた。

 銀シャリは、大阪NSC25期生の鰻和弘と橋本直が2005年に結成。そのスタイルは、正統派しゃべくり漫才コンビと称されている。関東ではあまりなじみのないコンビであるが、実は彼ら、あのダウンタウンの浜田雅功にもひるまなかったエピソードを持っている。

 ダウンタウン浜田雅功とロンドンブーツ1号2号の田村淳のロケ番組「ごぶごぶ」(毎日放送、レギュラー放送は終了)で、銀シャリが登場したことがある。銀シャリが初登場した回では、田村淳が交通事情で収録に間に合わず、月亭方正とほんこんが急遽出演。3人でNGK(なんばグランド花月)の楽屋を訪れると、銀シャリの2人がいた。

 何も説明せずに、蹴りを入れて銀シャリを引き連れようとする浜田たち。そんな中、銀シャリの橋本は、「後輩にいきなり蹴りを入れるのおかしいでしょ」「僕ら何もわからない。情報が入っていない」と口で反撃。そのたびに、ほんこんが浜田に叩かれる。そんなほんこんは、銀シャリに、「ほんまお前ら口答え多いな」と一言。それでも銀シャリはひるまなかった。果敢に挑んでいく銀シャリに最後には浜田も、「うるさいなあ、お前はうるさい」と言いながらも、しっかりと「銀シャリの橋本」を認識するようになった。

 お笑い界のドン、ダウンタウンの浜田雅功にもひるまなかった度胸が、今回、M-1という大舞台でもいかされたことは間違いない。

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