両者とも砕けたガラスで血まみれになりながらも、最後は佐々木がネックハンギングボムからの29歳で3カウント奪取。壮絶デスマッチを制した佐々木は早くも今後の防衛プランを口にした。
「まずは今、手を挙げている選手を全てなぎ倒して、周囲を納得させる王者になって真壁に借りを返す」と佐々木貴、関本大介などを一掃してアパッチの“絶対王者”となり、最大の敵である真壁狩りを狙っている。
今年2月に金網デスマッチで真壁に敗れ、至宝流出を許している佐々木は「あれだけアパッチを派手にかき回してくれたからな」といまだ深い恨みを抱いている。血走った目で「アイツを絶対に血の海に沈めてやる」と殺気立つ。佐々木は怨敵へのリベンジに向けて防衛ロードをひた走る。